2人の幸せとは?今世も双子の姉妹で生まれちゃいました!

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聖ベスティ学園に入学④

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お城で開かれたお茶会をきっかけに、どうやら公爵家・辺境伯家の子供達は、〈聖ベスティ学園〉に入学が決まったようだ。
元々、兄姉が通っている家もあったが、今年の入学組は全員、〈聖ベスティ学園〉に入学することになった。

〈聖ベスティ学園〉は元々、王族の為に作られた学園。

近年は、優秀な平民も受け入れられるようになったが、貴族と平民では入学する為の難易度が違う。
王族の為の学園とあって、他国の王族が交換留学などで来ることもあり、貴族でも素行の怪しい家の者は排除される。なので、平民も余程優秀でなければ入学できないのだ。平民が入学した場合は、特待生となり、学園内でかかる費用はすべて免除となる為、特待生の枠を目指す者は多い。

平民の試験が高難度になったのは、過去に平民の女が王子や有力家の子息を手玉に取り、国を揺るがす大問題になったことがあるからだ。その時は【魅了】という能力を持っていたからだとされているが、もう二度と同じことが起こらないようにと、より厳しくなったのだ。

もちろん貴族の方も誰もが入学できるわけではない。こちらもしっかり家の素行調査をされ、少しでも問題を起こせば、何代も入学できないようになっている。








ジュリアとソフィアは、〈聖ベスティ学園〉の入学試験に臨み、無事に合格した。

ソフィアが‘準王族’であるから、〈聖ベスティ学園〉に通うのは確定していたことだが、双子の学園生活をより快適に過ごせるようにと、他の貴族同様に入学試験を受けたのだ。

入学試験は、公爵家の人間なら合格して当然なもの。貴族の一員としてきちんと育てられていれば受かるものだった。

あとは、面接や集団行動の様子がクラス分けの参考にされた。




学園側としては、‘準王族’で《愛し子》で《白毛》のソフィアをどうするか?で悩むことになる。

どれか一つのことなら、過去にも該当する者が学園に在籍したことがある。
だが、《愛し子》で《白毛》の者が学園に在籍したことはない。

学園では、王族であろうと特別扱いはしないと明記されているが、二つ揃った者となると、この国どころかこの世界において特別な存在なのだから。

まして、神獣〈ルーヴ〉までいるとなると、特別な配慮は必要となるだろう。

親御さんからはソフィアを特別扱いしないようにと言われているが、どうやら‘人’に対しての警戒心が強いようで、人間関係でストレスになるようなことは避けた方がいいだろう。

家庭調査表によると、すでに親交のある公爵家の子がいるようなので、その子達と同じクラスにすることにした。



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