2人の幸せとは?今世も双子の姉妹で生まれちゃいました!

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入学式①

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今日は〈聖ベスティ学園〉の入学式。

ソフィアは〈ルーヴ〉の帯同を許可されたので、ルーヴと一緒に学園に通うこととなった。

ルーヴには、〈ヴォルツ〉家の証としての首輪が付けられている。
ルーヴに付けられた首輪も魔道具の一つ。首輪には‘録音・録画’機能が付与されていて、ルーヴが必要だと察知した場合のみ発動することになっている。

学園に入学するにあたって、ソフィアにはルーヴと意思疎通ができることが教えられた。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(なんで私だけお父様達に呼ばれたんだろう?ルー、なんでだと思う?)

ルーを連れて、お父様達にの私室に向かいます。

部屋に着くと、お父様とお母様の向かいのソファーに座りました。

「ソフィア、明日は入学式だな。学園にルーヴと一緒に通うのにあたって、ソフィアにはルーヴについて、話しておかなければいけないことがあるんだ。」

「お父様、ルーについてって、なんですか?」

「ルーヴなんだがな、ルーヴ様は我が〈ヴォルツ〉家の‘神獣’なんだ。‘神獣’については、ソフィアも習っているだろう?」

(ルーがルーヴ様!?我が家の神獣って...。)

「ルーヴ様は、ソフィアの為に姿を現してくださったんだ。それでだな、ルーヴ様は我々と‘会話’をすることができる。」

お父様がそう言うと、私の膝の上にいたルーが、クルッと向きを変えて私の方に顔を向けた。

『ソフィア、やっとあなたと‘会話’できるわ。』

(これがルーの声?頭の中にルーの声が響いてくるというか、これって‘念話’かな?)

「ルーヴ様の声は聞こえたか?」

「聞こえました。」

「ルーヴ様の声は、ルーヴ様が認めた者にしか聞こえないからな。だから、無闇にルーヴ様と意思疎通ができることを話してはダメだぞ。あと、ルーヴ様との‘会話’は実際に口に出して話してるわけじゃないからな、周りが不信がらないように気をつけてほしい。」

「はい、気をつけます。」

『ソフィアとならいつでも‘会話’できるわ。だから、これからはいつでも私に話しかけて。』

(どうやら、これからは‘念話’でルーと会話ができるらしい...。嬉しいな。動物と会話できるってスゴくない?夢みたいだよー。ルーは‘神獣’様で、軽々しく動物だなんて言っていい存在じゃないけどね。)

『これからずーっと私がソフィアのそばにいるわ。だから、一人で悩んだり考えたりしないで、ちゃんと私に話してね。』
(『まぁ、ソフィアが話してくれなくても、ソフィアが考えていることぐらいわかっちゃうけどね。でも、ちゃんとソフィアから話してほしいわ。』)

「あと、ルーヴ様と‘会話’できることは、ジュリアにも話してはダメだからな。」




ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

明日はいよいよ入学式だわ。

さっき、ソフィアだけお父様達に呼ばれたみたいだけど、なにか秘密の話でもあるのかしら?
なんか除け者にされたみたいで、嫌な感じ...。

それにソフィアったら、学園にルーを連れて通うんですって。

ルーってソフィアのペットでしょ?なんで連れて歩けるのかしら?

もしかしてルーって精霊か何かなの?

もし、ルーが精霊なら問題ね。
あの年齢で精霊を使役してるなんて、明日の入学式はソフィアが注目の的になっちゃうじゃない。

あ~、ほんと、イライラするわ。



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