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入学式③
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お父様とお母様と分かれてから、トボトボ歩くソフィアをおいて、先に一組の教室に向かったわ。
だってソフィアより先に教室に行って、みんなの目を私に向けさせとかなきゃでしょ。
双子だからって同じクラスだなんて...。
ルーを連れたソフィアとなんかといたら、みんながソフィアに注目しちゃうもの。
私はソフィアと違って、‘できた子’だってアピールしなきゃ。
ルーはソフィアの使役獣ってことになってるから、精霊を連れたソフィアが‘すごい子’ってことで、ただでさえ私より目立つんだから。
でも、ルーってホントに精霊なのかしら?ただのソフィアのペットくせに、使役獣じゃないと学園に連れてこれないから嘘ついてるんじゃないの?
お父様もお母様もソフィアには甘いから、ソフィアがルーと一緒じゃないと嫌だって、きっとわがままを言ったんだわ。
ホント、あんなのと双子だなんて...。
でも私は‘いい子’だから、ちゃんとソフィアの‘優しいお姉様’を演じてあげるわ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
教室に生徒が揃った頃、担任の先生が教室に入ってきました。
一組の担任は、〈クロエ〉先生。
クロエ先生は‘狐’の獣人。‘狐族’は教育関係に多く携わっている種族。
クロエ先生は出席簿を見ながら、クラスメイトの名前を呼んで、全員揃っているか確認します。
みんなの名前を呼び終わったら、入学式の会場に移動です。
〈聖ベスティ学園〉は敷地が広大で、ちゃんと式を行う為なホールがあります。
入学生は二列に並んで、隣の子と手を繋いでホールへと向かいます。
(どうしよう、ルーを抱っこしながらは手を繋げないよ~。)
「ソフィアちゃん、ぼく、ルー、片手で抱っこできる。だから、手、つなご。」
オスカー君が助けてくれました。
実はオスカー君と席が隣だったんです。
オスカー君は‘熊族’なだけあって、クラスで一番体が大きいように思います。
「いいの?」
「うん。ぼく、力持ち。ルー、小さいから、大丈夫。」
「じゃあ、お願いします。」
オスカー君がルーを片手で抱えてくれました。
音楽が演奏される中、ホールに入場します。
両親は、公爵家で集まって座っているようです。
貴族は爵位ごとに座っている感じですね。
そうそうたる面々が揃っているので、警備の方も万全です。
それに今日は、この国の王様も挨拶する為に学園に来ています。
〈聖ベスティ学園〉はこの国のトップに位置する学園なので、式では、王様が挨拶するんです。
王様の挨拶の時、チラッと王様と目が合った気がしました。
(この国の王様、私のお爺様だしね。)
だってソフィアより先に教室に行って、みんなの目を私に向けさせとかなきゃでしょ。
双子だからって同じクラスだなんて...。
ルーを連れたソフィアとなんかといたら、みんながソフィアに注目しちゃうもの。
私はソフィアと違って、‘できた子’だってアピールしなきゃ。
ルーはソフィアの使役獣ってことになってるから、精霊を連れたソフィアが‘すごい子’ってことで、ただでさえ私より目立つんだから。
でも、ルーってホントに精霊なのかしら?ただのソフィアのペットくせに、使役獣じゃないと学園に連れてこれないから嘘ついてるんじゃないの?
お父様もお母様もソフィアには甘いから、ソフィアがルーと一緒じゃないと嫌だって、きっとわがままを言ったんだわ。
ホント、あんなのと双子だなんて...。
でも私は‘いい子’だから、ちゃんとソフィアの‘優しいお姉様’を演じてあげるわ。
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教室に生徒が揃った頃、担任の先生が教室に入ってきました。
一組の担任は、〈クロエ〉先生。
クロエ先生は‘狐’の獣人。‘狐族’は教育関係に多く携わっている種族。
クロエ先生は出席簿を見ながら、クラスメイトの名前を呼んで、全員揃っているか確認します。
みんなの名前を呼び終わったら、入学式の会場に移動です。
〈聖ベスティ学園〉は敷地が広大で、ちゃんと式を行う為なホールがあります。
入学生は二列に並んで、隣の子と手を繋いでホールへと向かいます。
(どうしよう、ルーを抱っこしながらは手を繋げないよ~。)
「ソフィアちゃん、ぼく、ルー、片手で抱っこできる。だから、手、つなご。」
オスカー君が助けてくれました。
実はオスカー君と席が隣だったんです。
オスカー君は‘熊族’なだけあって、クラスで一番体が大きいように思います。
「いいの?」
「うん。ぼく、力持ち。ルー、小さいから、大丈夫。」
「じゃあ、お願いします。」
オスカー君がルーを片手で抱えてくれました。
音楽が演奏される中、ホールに入場します。
両親は、公爵家で集まって座っているようです。
貴族は爵位ごとに座っている感じですね。
そうそうたる面々が揃っているので、警備の方も万全です。
それに今日は、この国の王様も挨拶する為に学園に来ています。
〈聖ベスティ学園〉はこの国のトップに位置する学園なので、式では、王様が挨拶するんです。
王様の挨拶の時、チラッと王様と目が合った気がしました。
(この国の王様、私のお爺様だしね。)
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