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入学式後
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入学式が終わり、それぞれの教室に戻った後は、配布物を受け取って解散です。
帰る時は両親が迎えにきてくれて、引き取られた順に帰ります。
この時に、担任の先生が、生徒の両親をしっかりと把握するらしいですよ。
「ソフィアちゃん、ぼく、来たみたい。明日から、よろしくね。」
「オスカー君、今日はルーのことありがとう。また、明日ね。」
お互いに手を振りあって、バイバイしました。
「ヴォルツさーん。」
うちの両親が来たみたいですね。
席から立って、教室の入口に向かいます。
「お父様~、お母様~。」
ジュリアが小走りでお父様達のところに向かいます。
珍しくジュリアがお父様に抱きつきました。
私もジュリアの後ろから、お父様達のところに行きます。
「二人ともおかえり。さっ、帰ろうか。」
お父様がジュリアに抱きつかれながら、私に手を差し出します。
ジュリアとは反対の方に行き、お父様の手を握ろうとしたら、お父様にルーごと抱き上げられちゃいました。
「ソフィア、今日は大丈夫だったか?具合が悪いところはないか?」
私のおでこにコツンとお父様のおでこを当てられながら聞かれました。
(熱が出てないか、確認されてますね...。)
「だいじょーぶ。」
そのまま私を片腕で抱いて、ジュリアとも手を繋ぎながら歩き出します。
お母様もお父様に抱かれた私のおでこに手を当てて、熱がないか、確認。
そのまま私の隣を歩きます。
“キッ”
ジュリアの方を見たら、一瞬、睨みつけられたような気がしました。
(気のせいだよね...。ジュリアがこっちを睨んでた気がしたんだけど、ジュリアはそんな子じゃないし。)
(『ソフィアは気のせいだと思ったみたいね。今世のあれも真っ黒なのね。もう前世までを思い出しているようだし、あれは、すでに内心でソフィアを罵倒しまくりね...。』)
そのまま、待っていた馬車に乗りこみ、帰宅しました。
馬車はそれぞれ駐車場が決まっているので、帰宅時間さえ伝えとけば、馬車待ちをしなくても大丈夫なんです。
「今日の二人は可愛かったですわ。心配していたクラスもアメリアちゃん達と同じようでしたし。」
「あぁ。入学式の様子はちゃんと“写景機”で記録に残してある。二人のクラスの担任の先生も、クロエ先生なら安心だ。」
「それに、ソフィアが熱も出さず、入学式を終えることができて良かったですわ。」
「あぁ。帰ってきてからも、大丈夫そうだ。これから少しずつ、順応していくさ。」
「えぇ。でも、‘人’に対しては相変わらずですし、ちゃんと見守りませんと...。」
「そうだな。まっ、ソフィアにはルーヴ様がついてる。ちゃんとルーヴ様の首輪に細工してあるし、ソフィアに何か変わったことがあれば、ちゃんと確認できるから安心なはずだ。」
帰る時は両親が迎えにきてくれて、引き取られた順に帰ります。
この時に、担任の先生が、生徒の両親をしっかりと把握するらしいですよ。
「ソフィアちゃん、ぼく、来たみたい。明日から、よろしくね。」
「オスカー君、今日はルーのことありがとう。また、明日ね。」
お互いに手を振りあって、バイバイしました。
「ヴォルツさーん。」
うちの両親が来たみたいですね。
席から立って、教室の入口に向かいます。
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珍しくジュリアがお父様に抱きつきました。
私もジュリアの後ろから、お父様達のところに行きます。
「二人ともおかえり。さっ、帰ろうか。」
お父様がジュリアに抱きつかれながら、私に手を差し出します。
ジュリアとは反対の方に行き、お父様の手を握ろうとしたら、お父様にルーごと抱き上げられちゃいました。
「ソフィア、今日は大丈夫だったか?具合が悪いところはないか?」
私のおでこにコツンとお父様のおでこを当てられながら聞かれました。
(熱が出てないか、確認されてますね...。)
「だいじょーぶ。」
そのまま私を片腕で抱いて、ジュリアとも手を繋ぎながら歩き出します。
お母様もお父様に抱かれた私のおでこに手を当てて、熱がないか、確認。
そのまま私の隣を歩きます。
“キッ”
ジュリアの方を見たら、一瞬、睨みつけられたような気がしました。
(気のせいだよね...。ジュリアがこっちを睨んでた気がしたんだけど、ジュリアはそんな子じゃないし。)
(『ソフィアは気のせいだと思ったみたいね。今世のあれも真っ黒なのね。もう前世までを思い出しているようだし、あれは、すでに内心でソフィアを罵倒しまくりね...。』)
そのまま、待っていた馬車に乗りこみ、帰宅しました。
馬車はそれぞれ駐車場が決まっているので、帰宅時間さえ伝えとけば、馬車待ちをしなくても大丈夫なんです。
「今日の二人は可愛かったですわ。心配していたクラスもアメリアちゃん達と同じようでしたし。」
「あぁ。入学式の様子はちゃんと“写景機”で記録に残してある。二人のクラスの担任の先生も、クロエ先生なら安心だ。」
「それに、ソフィアが熱も出さず、入学式を終えることができて良かったですわ。」
「あぁ。帰ってきてからも、大丈夫そうだ。これから少しずつ、順応していくさ。」
「えぇ。でも、‘人’に対しては相変わらずですし、ちゃんと見守りませんと...。」
「そうだな。まっ、ソフィアにはルーヴ様がついてる。ちゃんとルーヴ様の首輪に細工してあるし、ソフィアに何か変わったことがあれば、ちゃんと確認できるから安心なはずだ。」
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