54 / 89
アサドニアへ②
しおりを挟む
アサドニアの王様は私を抱っこしたまま、お父様達の向かいのソファーに座ります。私はそのまま王様の膝の上に。
アサドニアの王妃様も王様の隣に座ります。
「ごめんなさいね。この人ったら、ソフィアちゃんが来てくれるのを楽しみにしていたから、大人気なくはしゃいじゃっているのよ。だから、この人の膝の上で少し我慢してあげてね。しばらくすれば満足すると思うから。」
(王様が落ち着くのを待ちますか...。さっきからずーっとニコニコしながら私の頭を撫でてるものね。アサドニアの王様はお祖父様と一緒で獅子だけど、王様の方は野獣って感じで豪快な方だわ。)
フゥ~。
「すまんすまん、王妃、隣からそんなに睨まんでくれ。ソフィアちゃん、ごめんな。ジジは暴走してしまったようだ。レオナルド君もすまんな。」
「いえ。この度はソフィアの留学の話を受け入れていただきありがとうございます。また“転移”の使用も認めてくださり、ありがとうございます。」
「いやいや、こちらとしては大歓迎だ。皆、ソフィアちゃんが来るのを楽しみにしていたからな。ソフィアちゃんのことは心配いらん。アサドニアの王の名にかけて、守るからな。」
「ありがとうございます。」
・・・・・・・
・・・・・・・・・・
王様とお父様達は、色々と話があるようです。
「ソフィアちゃん、私とお城の探検でもしましょうか?私が案内するから、行きましょう。」
隣から王妃様に声をかけられ、私と王妃様は退室して、王妃様にお城内を案内してもらうことになりました。
もちろん 、ライリーとアンドレアは私に付き添います。
〈アサドニア〉は、緑豊かな国。
沢山の種類の農作物が豊富に収穫でき、また動物達もすくすく育ち、「緑の国」と言われたりすることもある。
また、絹織物や毛織物が特産品でアサドニアで仕立てられた物を持つことは、ある種のステータスとなっている。
アサドニアの王族はベスティニアと違って、一夫一妻制であるものの、子供は一人しか生まれない。不思議なことに、生まれた子は必ず王となり、立派に統治してきた。
これはアサドニアが‘精霊の加護’、それも《緑の加護》があるからだと囁かれている。
今のアサドニア王族は、王様と王妃様、王太子夫妻とその息子となっている。
その息子はソフィアと同級生なので、留学中はその息子と学園に通ったりと、一緒に過ごす時間が多くなりそうだ。
アサドニアのお城は、王族が少ない分、王族の居住区はベスティニアより小さいものの、お城自体の広さはあまり変わらなかった。
アサドニアの王妃様も王様の隣に座ります。
「ごめんなさいね。この人ったら、ソフィアちゃんが来てくれるのを楽しみにしていたから、大人気なくはしゃいじゃっているのよ。だから、この人の膝の上で少し我慢してあげてね。しばらくすれば満足すると思うから。」
(王様が落ち着くのを待ちますか...。さっきからずーっとニコニコしながら私の頭を撫でてるものね。アサドニアの王様はお祖父様と一緒で獅子だけど、王様の方は野獣って感じで豪快な方だわ。)
フゥ~。
「すまんすまん、王妃、隣からそんなに睨まんでくれ。ソフィアちゃん、ごめんな。ジジは暴走してしまったようだ。レオナルド君もすまんな。」
「いえ。この度はソフィアの留学の話を受け入れていただきありがとうございます。また“転移”の使用も認めてくださり、ありがとうございます。」
「いやいや、こちらとしては大歓迎だ。皆、ソフィアちゃんが来るのを楽しみにしていたからな。ソフィアちゃんのことは心配いらん。アサドニアの王の名にかけて、守るからな。」
「ありがとうございます。」
・・・・・・・
・・・・・・・・・・
王様とお父様達は、色々と話があるようです。
「ソフィアちゃん、私とお城の探検でもしましょうか?私が案内するから、行きましょう。」
隣から王妃様に声をかけられ、私と王妃様は退室して、王妃様にお城内を案内してもらうことになりました。
もちろん 、ライリーとアンドレアは私に付き添います。
〈アサドニア〉は、緑豊かな国。
沢山の種類の農作物が豊富に収穫でき、また動物達もすくすく育ち、「緑の国」と言われたりすることもある。
また、絹織物や毛織物が特産品でアサドニアで仕立てられた物を持つことは、ある種のステータスとなっている。
アサドニアの王族はベスティニアと違って、一夫一妻制であるものの、子供は一人しか生まれない。不思議なことに、生まれた子は必ず王となり、立派に統治してきた。
これはアサドニアが‘精霊の加護’、それも《緑の加護》があるからだと囁かれている。
今のアサドニア王族は、王様と王妃様、王太子夫妻とその息子となっている。
その息子はソフィアと同級生なので、留学中はその息子と学園に通ったりと、一緒に過ごす時間が多くなりそうだ。
アサドニアのお城は、王族が少ない分、王族の居住区はベスティニアより小さいものの、お城自体の広さはあまり変わらなかった。
11
あなたにおすすめの小説
妹に傷物と言いふらされ、父に勘当された伯爵令嬢は男子寮の寮母となる~そしたら上位貴族のイケメンに囲まれた!?~
サイコちゃん
恋愛
伯爵令嬢ヴィオレットは魔女の剣によって下腹部に傷を受けた。すると妹ルージュが“姉は子供を産めない体になった”と嘘を言いふらす。その所為でヴィオレットは婚約者から婚約破棄され、父からは娼館行きを言い渡される。あまりの仕打ちに父と妹の秘密を暴露すると、彼女は勘当されてしまう。そしてヴィオレットは母から託された古い屋敷へ行くのだが、そこで出会った美貌の双子からここを男子寮とするように頼まれる。寮母となったヴィオレットが上位貴族の令息達と暮らしていると、ルージュが現れてこう言った。「私のために家柄の良い美青年を集めて下さいましたのね、お姉様?」しかし令息達が性悪妹を歓迎するはずがなかった――
妹が公爵夫人になりたいようなので、譲ることにします。
夢草 蝶
恋愛
シスターナが帰宅すると、婚約者と妹のキスシーンに遭遇した。
どうやら、妹はシスターナが公爵夫人になることが気に入らないらしい。
すると、シスターナは快く妹に婚約者の座を譲ると言って──
本編とおまけの二話構成の予定です。
侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました
下菊みこと
ファンタジー
前世の記憶を思い出したらなにもかも上手くいったお話。
ご都合主義のSS。
お父様、キャラチェンジが激しくないですか。
小説家になろう様でも投稿しています。
突然ですが長編化します!ごめんなさい!ぜひ見てください!
王妃の仕事なんて知りません、今から逃げます!
gacchi(がっち)
恋愛
側妃を迎えるって、え?聞いてないよ?
王妃の仕事が大変でも頑張ってたのは、レオルドが好きだから。
国への責任感?そんなの無いよ。もういい。私、逃げるから!
12/16加筆修正したものをカクヨムに投稿しました。
【完結】聖女を害した公爵令嬢の私は国外追放をされ宿屋で住み込み女中をしております。え、偽聖女だった? ごめんなさい知りません。
藍生蕗
恋愛
かれこれ五年ほど前、公爵令嬢だった私───オリランダは、王太子の婚約者と実家の娘の立場の両方を聖女であるメイルティン様に奪われた事を許せずに、彼女を害してしまいました。しかしそれが王太子と実家から不興を買い、私は国外追放をされてしまいます。
そうして私は自らの罪と向き合い、平民となり宿屋で住み込み女中として過ごしていたのですが……
偽聖女だった? 更にどうして偽聖女の償いを今更私がしなければならないのでしょうか? とりあえず今幸せなので帰って下さい。
※ 設定は甘めです
※ 他のサイトにも投稿しています
【完結】嫌われ公女が継母になった結果
三矢さくら
恋愛
王国で権勢を誇る大公家の次女アデールは、母である女大公から嫌われて育った。いつか温かい家族を持つことを夢見るアデールに母が命じたのは、悪名高い辺地の子爵家への政略結婚。
わずかな希望を胸に、華やかな王都を後に北の辺境へと向かうアデールを待っていたのは、戦乱と過去の愛憎に囚われ、すれ違いを重ねる冷徹な夫と心を閉ざした継子だった。
拝啓 お顔もお名前も存じ上げない婚約者様
オケラ
恋愛
15歳のユアは上流貴族のお嬢様。自然とたわむれるのが大好きな女の子で、毎日山で植物を愛でている。しかし、こうして自由に過ごせるのもあと半年だけ。16歳になると正式に結婚することが決まっている。彼女には生まれた時から婚約者がいるが、まだ一度も会ったことがない。名前も知らないのは幼き日の彼女のわがままが原因で……。半年後に結婚を控える中、彼女は山の中でとある殿方と出会い……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる