2人の幸せとは?今世も双子の姉妹で生まれちゃいました!

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聖アサド学園中等部に入学②(アリシア)

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ここはアサドニアの公爵家のひとつ、〈ラオフー〉家。
アサドニアでは由緒正しく、アサドニアの中でも清廉潔白を貫き続ける家であり、国の要職を務めてきた家である。

今日は〈ラオフー〉家のお嬢様が、同じく聖アサド学園中等部入学する学友の方々を招いて、お茶会を開いている。
公爵家令嬢として、中等部入学前最後の情報収集といったところか...。

「アリシア様はご存知ですか?どうやらベスティニアから留学生が来られるようなんですが...。」

「えぇ、お父様から聞いてますわ。」

「やっぱり、本当なんですね。留学してくるのは、ベスティニアの噂の方なんですよね?」

「噂の方?」

「あの、留学してくるのはベスティニアの《白毛》の子らしくて、《白毛》の子は我が国でも色々と噂されていますし。」

「あら、皆さんはその噂を鵜呑みにしているのかしら?噂は噂ですわよ。」

「でも、お城にお住みになるようですし、噂どおりの方だと中等部は荒れてしまいますわ。」

「ふふっ、噂は事実とは違いますわよ。私は先日、ソフィア様とお会いしましたが、噂とは当てにならないものだと実感しましたわ。」

「まぁ、アリシア様はもうお会いになっているんですね。お名前はソフィア様とおっしゃるんですね。」

「えぇ、ソフィア様は大変素晴らしい方でしたわ。私、一緒の時間を過ごさせていただいて、大好きになりましたもの。」

「アリシア様がそこまで言われるのでしたら、噂とは当てにならないものなのですね。」

「えぇ、きっと皆様もソフィア様お会いになれば、ぜひお友達になりたいと思いになると思いますわ。」








ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

先日、お父様に連れられてお城に行ったわ。ベスティニアから留学生としてやってくる子の学友として、私が選ばれたみたい。

まぁ、私の家は王族からの信頼も厚いし、その娘なら学友候補として紹介しても心配いらないと思われたのでしょうけど。

元から、留学生がやってくることは学園内でも噂になっていましたが、その噂の子の評判は良くないものもあって...。
でも、その良くない噂の方は、きっと双子の姉のことなのよね。噂の子には双子の姉がいるらしいですけど、姉妹で全然違うらしいですし。

噂の子=ソフィア様に初対面した時は衝撃でしたわ。
あれが《白毛》の威力なのかしら?
なんですの、あの小ちゃくて、白くて、フワフワで...、あ~、可愛がりたくてたまりませんわ。

ルーカス様に言われなくても、自ら進んでソフィア様のことはお守りしますわよ。




それにしても、今日のお茶会。
ソフィア様のことを良く思っていない方が少なからずいましたわね。

まぁ、私がソフィア様のことを認めましたし、表立っておバカなことをする方はあの中にはいないでしょう。

ただ問題は、自分の手を汚さないで、悪知恵が働く方ですわ。いくらでもけしかけられて動いてしまうおバカさん達がいますものね。



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