2人の幸せとは?今世も双子の姉妹で生まれちゃいました!

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聖アサド学園中等部に入学③

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ルーカス君にエスコートされ、入学式が行われるホールまで歩いていると、突然、声がかかりました。

「ルーカス様、そちらの方はどなたですの?」

声がする方に顔を向けると、縦ロールの髪型をした華やかな顔立ちの女の子が立っていました。後ろには同じ色のバッチをつけた女の子達を従えているようです。

ルーカス君もその華やかな顔立ちの女の子に視線を向けましたが、問いに答えるわけでもなく黙っています。

少しの沈黙の時間があった後、小走りのアリシア様がこちらに向かってきました。
「ルーカス様、ソフィア様、申し訳ありません。メリッサ様、突然話しかけるなど失礼ですわよ。」

「アリシアが謝ることではない、気にするな。」

「いえ、私の統率不足ですわ。では、ルーカス様・ソフィア様、お席にご案内します。こちらにどうぞ。」
アリシア様はご自身も中等部の入学生なのですが、すでに生徒会の本部に在籍することが決まっているので、入学式のお手伝いをしているようです。

「あの...。」

「お黙りなさい。まだ私に恥をかかせるつもりですか?」

「いえ、そのようなつもりは...。・・・・申し訳ありませんでした。」
''キッ''
私の方をひと睨みしてメリッサ様と呼ばれた方はホールへと入っていきました。

「あれは変わらぬな。何を勘違いしているのやら。」

「ご自分がルーカス様の婚約者に選ばれると思い込んでいるようですから、ソフィア様の存在は目の敵になるでしょうね。」

「迷惑な話だな。ソフィア、あいつには気をつけろ。あのグループとは関わるなよ。」

「はい。」
(はぁ~、なんか前途多難ぽいな...。)

「メリッサ様とソフィア様はクラスが別ですから、あちらから行動してこない限りは接点はほぼありませんから大丈夫ですわ。」




アメリア様に誘導されて、席に着きます。

ルーカス君・アメリアちゃん(←他の子がいない時はそう呼んでいます)・私はSクラスのようで、三人とも同じクラスです。

聖アサド学園は中等部から実力主義になるようで、能力別のクラス分けとなっています。

神獣ルーヴと契約している私は、文句なしのSクラスのようです。もちろんちゃんと学力テストもパスしていますよ。

問題のメリッサ様はCクラスのようで、どの授業でもSクラスとCクラスが一緒になることはないようなので、メリッサ様が何か行動を起こさない限りは関わることはなさそうです。

Sクラスに在籍できるのは学力トップ三十位以内、なおかつ三属性以上持ちか一つの属性がSランクの者。
今年度の中等部一年生で条件を満たすのは十人だけのようです。

一つの属性がSランクは、努力次第でなれる可能性もあるので、二年生になる時にクラスメイトが増える可能性があるとのこと。



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