2人の幸せとは?今世も双子の姉妹で生まれちゃいました!

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ベスティニアからの手紙

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中等部二日目。

朝からレイモンド君に声をかけられ、レイモンド君とは仲良くなれそうって感じられた今日。

学園から帰ってきたら、“伝鳥”のルーカスがベスティニアからの手紙を届けに来ていました。

ルーカスが来たことに気づいた、同じく“伝鳥”のエリーがライリーに知らせたみたいです。

私が学園から帰ってきて、部屋に戻った時には、二羽は鳥籠の中で仲良く寄り添っていました。

二羽は‘つがい’。

ルーカスはエリーを一羽で飛ばすことをよしとしなかったようで、自分一人で私達の手紙のやりとりを運ぶつもりのようです。

そんなルーカスにエリーは自分もちゃんとお勤め(手紙を運ぶ)をしたいと訴えている状況。

全部、ルーヴによる解説ですが、二羽は久々の逢瀬でイチャイチャしているだけなのでほっときなさいと言われました。




ベスティニアから届いた手紙は、オスカー君とアメリアからの物でした。

二人からの手紙は、無事に聖ベスティ学園中等部の入学式が終わったこと、新しく入ってきた外部生のこと、新一年生のクラスのことなどが書かれていました。

さらに私と仲良くしていた人達とジュリアが誰も同じクラスにならなかったことも書かれていました。

ジュリアは、私がアサドニアに来てから、なんとかオスカー君やアメリアのグループに入ろうと頑張っていたようですが、誰もジュリアと仲良くしようとは思わなかったみたいです。

二人の手紙には、"ソフィアのお姉様なのに申し訳ないけど"と前置きして、自分達はソフィアがいないのに、その双子の姉と仲良くしようとは思えないと書かれていました。

そのことに少しホッとした自分がいました。

こんなことを思う自分を"醜い"と思う自分もいて、でも、アメリア達がジュリアではなく私を選んでくれているという安心感を覚える自分もいて、複雑な気持ちになりました。

アサドニアへの留学の話がでた時は、戻った時に私の居場所がなかったらどうしようと不安で不安で仕方なかったのに、留学する時にはその不安も解消されて、この手紙でさらに安心する私。

私の存在がジュリアの交流の機会を奪っているかもしれないのに、私とだけ仲良くしてくれるアメリア達に"ジュリアと距離を置いてくれて良かった"と思うのです。




前世までは双子の片割れに全てを奪われてきた私。
今世は、今までの分を取り戻すかのように恵まれている。

前世までの双子の妹のように、今世の私がジュリアから奪っているわけではない。私が生まれ持ったものであり、私が努力した部分でもある。

確かに、ジュリアからしたら'"ズルい"と感じるだろう。
双子なのに...と思うのは当然だと思う。

それでも、私の姉でいてくれるジュリアは、前世までの双子の片割れとは違うのかもしれない。






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