sky of Quiet

ローロ

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第二章 静寂の天空

2.2 くたばりゃ最期。死人に口なし。

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「…待て、ローザン。お前の機体の近くに何かある。」

「え…?」

ローザンの飛んでいる近くは、「未開の森」という、この世界でも珍しくマナが採れる第二の場所だ。
しかし、ここはアビィヤ王国の占領地域であり、今はほとんど使われていないという。
いったいそこから何が…?

「ローザン、一応もう少し急いで逃げた方がいい。もしアンタの作戦が向こうにバレてた時のことを考えると…」

いや、それに限ってはないはずだ。
なにせ今回はかなり慎重に行動した。

極秘ミッションだから、帝国のレーダーに残ることもない…
アランは何をそんなに急いでいるんだ…?

「…アラン、何かあるのか?」

「アンタが飛んでいる未開の森は、名の通り未開なんだよ。特にアンタが飛んでいるところは。そんなところまで王国は目をつけてないしな…」

つまり…もしかしたらここに帝国軍の機体があるかもしれない…?

なぜ…バレてないはず…なぜそんなことをアランが?

「…とにかく急いで逃げる。」

「分かった。気をつけるんだ。」

と、すぐ後ろから炸裂音が

「バババババババッッ!!」

「なっ!?」

その炸裂音の招待は帝国軍の攻撃。

ローザンはなんとか回避したが、体制を崩してしまった。

「ローザン!しっかりしろ!もうすぐレイたちが着く!」

「分かってるよ!」

しかし帝国軍の機体は3機。しかもこの動き、かなり熟練された動きをしている。

(まさか…本当のエリート隊はこっちに…!?)

「ローザン!もうすぐ着くからもう少し堪えてくれ!」

「くっ…!!」

レイたちの部隊が遥か遠くに見える。もうあと僅か…

ババババッッ!!

「うわぁ!!」

ローザンの機体に数発、弾が被弾する。
ローザンは完全にコントロールを失い、「未開の森」へと落ちてゆく。

「ローザン!体制を立て直せ!早く!」

「うわぁぁぁぁあ!!!!」

レイの耳には爆破音が聞こえ、ローザンとの連絡が途絶えた。
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