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朝の衝撃 ***

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 黒龍は身体の違和感に目を覚ました。
 何かゴソゴソとして、誰かが触っている。
「…んっ?…ぁあ」
 黒龍はぼんやりと目を開け、身体を起こした。
 目の前では、聖がズボンの中に手入れ、自分のモノを擦っているみたいで、その反対側の手が黒龍の剥き出しになっているモノを掴んでいた。
「…聖…」
 黒龍は呆然とその光景を眺め、次第に状況が呑み込めてきて、聖を凝視した。
 聖が俺のを掴んで自慰をしている…。 
 聖は涙目になって、すがってきた。
「クロ…止められないよ…」
 やり始めたが、イケないでいるのだ。
「…まず、ゆっくりで良いから、俺のを離すんだ」
 聖は黒龍のモノから手をゆっくりと離した。
 黒龍は後部座席にクッションを置き、下にタオルを敷くと、ズボンを太ももまで下ろし、そこに寄りかかった。
 その姿を聖がじっと見ている。
「聖、おいで」
 黒龍が優しくそう言うと、聖は手を離せないまま立ち上がって、近付いてきた。
 黒龍は聖の下着ごとズボンを下ろすと、聖は足にまとわりつくズボンを脱ぎ捨て、黒龍にまたがり太ももの上に座ってきた。
 黒龍は聖の腰を引き寄せ、黒龍のモノとピタリとくっつくと、聖は夢中になって二つを擦り始めた。
「んっ…あぁ…」
 黒龍は手を出さず、聖の好きにさせ、ずっと見ていた。
 欲情した、いやらしい姿をこの上なく堪能する。
 こんな姿、俺しか知らないだろう…。
「…クロ…触って…」
 我慢出来なくなった聖が、そう言って来たので、服を捲り上げ、胸の突起を摘まんで擦り始めた。
「はぁんっ…」
 聖が甘い声を上げて身悶えしている。
「あっあっ…んっ…はぁんっ…あっ…」
 身体中を赤く染めて、聖がすがり付いてくる。
「…クロ…」
 黒龍は聖の身体を引き寄せ、胸の突起をペロリと舐めた。
 きっと、刺激が足りないのだ。
「んっ…あああああっ!!」
 黒龍が聖の突起を甘噛みすると、聖は白濁を放っていた。
 聖は手を離し、黒龍にもたれ掛かるように、休憩していた。
 まだ、俺はイケて無いからどうしよう…と思っていると、聖が濡れた手で、自分の後孔に指を入れ始めた。
「おい、聖」
 黒龍は慌てて聖の腕を掴む。
「…ここにはシャワー無いんだぞ」
 ここは野外の車の中だし、もうすぐ日が昇る。
 散歩に人が来るかもしれない。
「…クロ…欲しいよ…」
 物欲しそうに、聖は指でくちゅくちゅと音を立てて、中をかき回す。
「うっ…」
 黒龍のモノがピクンと跳ね上がる。
 聖に求められたら、断れない…。
 こうなったら…。
「…宿に着いたら、先に風呂に入ってから、観光して回るぞ」
 黒龍はそう言って、聖の腰を持ち上げた。
 聖は膝立ちになり、黒龍のモノを後孔に当てがう。
「んっ…」
 聖の入口に嵌まる。
 聖が、ゆっくりと腰を下ろしていった。
「あっ…あぁ…んっ…あっ…んんっ…」
 じわじわと埋め込まれていく。
 黒龍は聖の太ももを撫でると、中で締め付けられ、聖が動けなくなり、黒龍は下から突き上げた。
 こっちも我慢の限界だ!!
「はあああっ!!」
 聖は弓なりになって蜜を溢した。
「はぁ…はぁ…」
 聖は黒龍に掴まり、腰を揺らす。
「ああんっ…んっ…あっあっ…」
 聖は夢中になって黒龍をむさぼっていた。
 聖にあおられ、どんどんと固く大きくなり、聖の中を圧迫する。
「ああっ…ああっ…」
 黒龍は聖の両足を抱え上げ、再び下から突き上げ始めた。 
「ああんっ…ああんっ!!ひっ…ああんっ!!」
 奥に当たるたび、黒龍を締め付けてきて、それを押し退けるように奥に挿入する。
「もう…イッちゃう!!」
 聖が黒龍にしがみつき、黒龍はズンと奥に挿入して、中に放っていた。
「あああああっ!!」
 聖は白濁を再び放ち、ぐったりと黒龍に寄りかかっていた。
 …揺れているな…。
 車のタイヤが振動で、バウンドして揺れているのだ。
 …外に誰もいなければ良いが、居れば中で何をしているのかバレバレだな…。
 聖が黒龍のしがみついてきた。
「んっ?落ち着いたか?」
「…うん」
 聖は頬を染め、しばらくうつ向いていた。

 
 黒龍は聖の身体を離すと、後部座席に寄りかからせ、身体を簡単に拭い、車の扉を開けて、外にでた。
 外はすっかり明るくなり、犬の散歩に歩いている人が、ちらほら見える。
 今の時間の方が涼しいからな…。
 黒龍はトランクを開け、タンクからバケツに水を入れ、後部座席に持ってきて、タオルを濡らし、聖の身体を拭き出した。
「気持ち悪くないか」
「…うん」
 まだ、少し気だるげな聖に見つめられ、下半身が反応しそうになる。
 待て待て、今から宿に行って、風呂に入ってから観光するんだろ!
 黒龍は必死に押さえた。
 今日の夜まで、我慢しろ!
 黒龍は必死に欲望を押さえこんでいた。
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