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人魚の泉~海の魔法石~
ルークの兄
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翌日、集会所で、ダレスから受け取った、水中都市から届いた書面を見て、人魚の湖が、どれだけ広範囲になるのかを驚いて見ていた。
水上集落が、ここを入れて、十ヶ所。
ソレ以外の家が、分かっているだけて、二十件ほど有る。
「これは大変だな…」
ルークは正直、そう思った。
全部回るだけでも、かなりの日数がかかる。
兄上に相談しないと、とっても手に終えない…。
そんな事を思いながら、書面に目を通していると、集会所の外からざわめきが聞こえてきて、何事かと外に出ると、馬に乗った金髪の青年が、六人の馬に乗った従者を連れて、近付いてきていた。
馬上の姿を見てルークは叫んだ。
「ローレンス兄上!」
馬上の兄はルークを見つけると、微笑んだ。
側には使者として送ったガーディもいて、早い到着に驚いた。
ガーディは駆け寄ってきて、経緯を簡単に話してくれた。
「北の街道まで戻ったときに、ローレンス様にお会いして、お屋敷まで戻ったんです。そこから、ローレンス様が王都に、『風の便り』を出してくださって、王からの返事が来たので、今朝早く、カザナのお屋敷を出発して来たんです」
「それでか…」
王都までは片道、一日はかかる。
だが、魔法で王に直接、話を伝えれるローレンスがいれば、時間が短縮できる。
早いに越したことはない。
そこへアオも駆け寄ってきて、馬から降りたローレンスに挨拶をしていた。
「と、言うことは、兄上が王の名代として、立ち会ってくれるのか」
ルークはすぐに、ローレンスに竜人族と、魚人のダレスとの話し合いの事を簡単に説明し、海の魔法石の話もした。
ルークとアオは、集落のダレスにその旨を伝え、竜人族のフールシアにも伝えて貰うよう話した。
そして昼から、集会所で、ローレンスの立ち会いのもと、水中都市とカザンナ王国の協定が、結ばれる事になった。
リーンは朝、海の魔法石をもって、水上集落のフールシアと、いた部屋に入ったきり、出てこない…。
フールシアに協定の事を伝えに行ったのは、ダレスなので、直接会っておらず、中の状況がわからない…。
モヤモヤとしたまま、集会所に主だった面々が集まったが、リーンは姿を現さなかった。
「『リーンを水中都市の名代とする』その、リーンとは、どの人の事だい」
ローレンスが尋ねてきた。
絶対言われるだろうとは覚悟していたが、この場にいないリーンの事を、どう伝えたら良いのか分からなかった。
「森の管理者、聖域のリーン。…いろんな呼び方をされる者。そして俺の…竜人族の加護を受けた、契約者だ。今は、『構築』をしてるので、ここには来れない」
フールシアはそう言って、ローレンスを見る。
「…森の管理者…」
その言葉に首をかしげ、何か思い出したみたいだった。
「…彼に会って…話をしてみたい」
突然、ローレンスはそう言った。
…知っているのか?
リーンの存在を…。
「…。」
ルークはその事に呆然とした。
…森の視察や災害救出、対策を主に担当するから、もしかして、何処かで会っているのか?
…リーンはそれに気付いて、姿を見せないのか?!
それに『構築』とは、一体何を作っているんだ?
ルークの困惑をよそに、ローレンスは言った。
「水中都市と、カザンナ王国の協定は了解した。随所の状況報告は、この集落フールシアに届けてよう」
そして、水中都市と、カザンナ王国の協定は結ばれた。
水上集落が、ここを入れて、十ヶ所。
ソレ以外の家が、分かっているだけて、二十件ほど有る。
「これは大変だな…」
ルークは正直、そう思った。
全部回るだけでも、かなりの日数がかかる。
兄上に相談しないと、とっても手に終えない…。
そんな事を思いながら、書面に目を通していると、集会所の外からざわめきが聞こえてきて、何事かと外に出ると、馬に乗った金髪の青年が、六人の馬に乗った従者を連れて、近付いてきていた。
馬上の姿を見てルークは叫んだ。
「ローレンス兄上!」
馬上の兄はルークを見つけると、微笑んだ。
側には使者として送ったガーディもいて、早い到着に驚いた。
ガーディは駆け寄ってきて、経緯を簡単に話してくれた。
「北の街道まで戻ったときに、ローレンス様にお会いして、お屋敷まで戻ったんです。そこから、ローレンス様が王都に、『風の便り』を出してくださって、王からの返事が来たので、今朝早く、カザナのお屋敷を出発して来たんです」
「それでか…」
王都までは片道、一日はかかる。
だが、魔法で王に直接、話を伝えれるローレンスがいれば、時間が短縮できる。
早いに越したことはない。
そこへアオも駆け寄ってきて、馬から降りたローレンスに挨拶をしていた。
「と、言うことは、兄上が王の名代として、立ち会ってくれるのか」
ルークはすぐに、ローレンスに竜人族と、魚人のダレスとの話し合いの事を簡単に説明し、海の魔法石の話もした。
ルークとアオは、集落のダレスにその旨を伝え、竜人族のフールシアにも伝えて貰うよう話した。
そして昼から、集会所で、ローレンスの立ち会いのもと、水中都市とカザンナ王国の協定が、結ばれる事になった。
リーンは朝、海の魔法石をもって、水上集落のフールシアと、いた部屋に入ったきり、出てこない…。
フールシアに協定の事を伝えに行ったのは、ダレスなので、直接会っておらず、中の状況がわからない…。
モヤモヤとしたまま、集会所に主だった面々が集まったが、リーンは姿を現さなかった。
「『リーンを水中都市の名代とする』その、リーンとは、どの人の事だい」
ローレンスが尋ねてきた。
絶対言われるだろうとは覚悟していたが、この場にいないリーンの事を、どう伝えたら良いのか分からなかった。
「森の管理者、聖域のリーン。…いろんな呼び方をされる者。そして俺の…竜人族の加護を受けた、契約者だ。今は、『構築』をしてるので、ここには来れない」
フールシアはそう言って、ローレンスを見る。
「…森の管理者…」
その言葉に首をかしげ、何か思い出したみたいだった。
「…彼に会って…話をしてみたい」
突然、ローレンスはそう言った。
…知っているのか?
リーンの存在を…。
「…。」
ルークはその事に呆然とした。
…森の視察や災害救出、対策を主に担当するから、もしかして、何処かで会っているのか?
…リーンはそれに気付いて、姿を見せないのか?!
それに『構築』とは、一体何を作っているんだ?
ルークの困惑をよそに、ローレンスは言った。
「水中都市と、カザンナ王国の協定は了解した。随所の状況報告は、この集落フールシアに届けてよう」
そして、水中都市と、カザンナ王国の協定は結ばれた。
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