神の宿り木~旅の途中~ルーク~ …旅の終わりの始まり…⦅完結⦆

ゆう

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神の宿り木~再生~

ベットルーム *

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 リーンはルークとシャワールームでイチャイチャと触り合い、繋がって、のぼせそうになってしまった。
 さすがにふやけるし、お腹も空いてきた…。
 シャワールームから出てガウンを羽織、寝室に戻ると、ぐしゃぐしゃに乱れていたベッドが綺麗に整えられていた。
「…。」
 …えっ…。
 …もしかして…この部屋も掃除していると言っていた、マークとカムイが、綺麗にしてくれた…?
 …シーツも綺麗に変えられていて、リーンは赤面した。
 …何していたかはバレているだろうけれど、知り合いにシーツを変えてもらうのは恥ずかしかった。
「どうした?」
 ルークは相変わらず裸体をさらしたまま、タオルを肩にかけて寝室に入って来た。
「…綺麗に…」
 リーンが赤面して言うと、ルークはベッドを見て普通に答えた。
「気を効かせて、マークが変えてくれたんだろう」
「…。」
 そんなさらっと言われても…。
 ルークは気にならないのか…?
 …ならないな…王城にいるとき、当たり前のように乱れたベッドをメイドさん達が整えている…。
 て、事は…シャワールームにいる間に…。
 …声、聞こえていたんじゃないのか…。
 リーンはいたたまれなくなってきた。
「食事も運んで来てくれている」
 ルークはベッドサイドに置かれたワゴンに気がつき、引き寄せベッドの上に座った。
 リーンもルークの隣に座った。
 ワゴンには、サンドイッチ、スティックサラダ、ウインナー、リンゴジュース、コーヒー、果物などが乗せられていた。
 どれも手軽に食べれるような物ばかり…。
「えっ…シャイン」
 皮ごと食べれるブドウのシャインが乗っている。
 人族にその存在が知れわたると、高値で取引され、今や高級品となってしまって、なかなか手に入らなくなってしまったブドウだ。
「熊族がリーンのお見舞いに、持ってきてくれたんだ」
 そう言って、ルークが一粒手に取り、リーンの口元に持ってきたので、口を開けていただく。
「美味しい…」
 リーンも久しぶりに、シャインを食べるのだ。
「ここだけの話だが、熊族がシャインを持ってきたときに、形が悪かったり小さくて商品として出荷できない分を、少し譲ってもらう話をしたんだ」
 ルークは楽しそうに話す。
「リオナスの役所に勤めている者達に、特別手当てのご褒美に何が欲しいかと聞いたら、シャインと、殆どの者達が口をそろえて言ったんだ」
「…高級品だからね…」
 ルークがリオナスを作る時、熊族が作るシャインを、王城の重役達に差し出したのが始まりだ。
『獣人族には人族の知らない食文化がある。人族にも分けてもらいたいと、思ったのが、このシャインだ。まだ、未知の食材もある。それを互いに交流し合う場所として、町を作りたいんだ』と。
 恐る恐る食したシャインに絶賛したと言う。
 それから一気に値段が上がった。
 と、言っても人族は産地に赴けないし、獣人族の市場がざわめいた。
 それを仲介したのが、ルークとグオルクのヒイロ。
 その事を知っているリオナスの役所の人達だから、特別手当てにシャインを望んだんだろう。
「どうしようかと思っていたら、熊族の者達がリーンの見舞いシャインを持ってきた。この獣人達だ!そう思ったよ…」
 確か調査隊のダグラスが、シャインの産地出身だから、来てくれたのかもしれない。
「それで交渉して、少しずつだが分けてもらって買い取ることにした。収穫のさいに、どれだけあるか分からないから、一二箇所の部署ごとに、特別手当てとして渡しているんだ」
 それはみんな喜ぶだろう。
 リオナスの町の設立から協力してくれている殆どの者達が、役所に勤めてくれている。
 なかなか報いることが出来ないでいた。
「家に持って帰って、家族で楽しむと、大事そうに抱えていて、喜んでくれて嬉しかった…」
 ルークはそう言って微笑む。
「しばらくの収穫時期だけだが、シャインを楽しめるぞ」
 そう言ってルークもシャインを口に入れる。
 皆の要望を聞いて、それを現実にする…。
 なかなか出来ないが、ルークがソレをする事を出来るのが誇らしかった。
 ルークはリーンが眠っているときに、見舞いに来てくれた獣人達の話をしながら、リーンはその話を聴きながら、食事を取った。
 今までリーンが旅してきた場所から、リオナスに来てくれたのだ。
 また、お礼を言いに行かなくては、いけないな…。


「腹は満たされたし、第二ラウンドといきますか…」
 ルークにそう言われて、リーンは頬を染めた。
 今まで、真面目な話をしていてのに、急にそっちに向く!
 …あっ…忘れてたけど、ルークは肩にかけていたタオルを腰にかけただけで、ほとんど裸で食事をしていたんだ!
 ルークがリーンの顔を引き寄せ、口付けてくる。
「…シャインの味がする…」
 リーンがそう言うと、ルークは微笑んでシャインを手に取り、口に咥える。
「んっ」
 ルークが口を付き出してくる。
 これを食べろと…!!
 リーンは真っ赤になって、ルークが咥えるシャインに口をつけ、唇が触れるか触れないかで、ルークの視線が気になった。
 …見られている…。
 リーンが噛って離れようとすると、ルークに頭を引き寄せられそのまま濃厚な口付けが始まった。
「んっ…はっ…んんっ…」
 口の中で、ルークの舌とシャインが混ざり合い、掻き回される。
「んんっ…」
 息が…苦しい…。
 ルークに押し倒されてベッドに横たわると、唇をやっと離してくれた。
「ああっ…はぁっ…はぁっ…」
 リーンはシャインをごくりと飲み込み、ルークを睨み付ける。 
「…息できなくなるだろ!」
「…リーンが可愛すぎるから仕方ない…」
 よくもそんな事ばかり…。
「んんっ…」
 ルークに再び口付けられて、リーンはガウンを脱がされていった。

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