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神の宿り木~再生 2~
ジンの話を…。***
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「あああっ…!」
リーンは浴衣の帯をほどかず裾を捲りあげられ、両足をルークの肩に引っ掻けながらルークを深く受け入れて、胸元の掛け合わせも胸の突起の下まで引き下ろされ、肩を剥き出しにして腰を揺らしていた。
「んんっ…」
上気したリーンはルークの首筋を撫で、頭を引き寄せて口付けをねだる。
「…んんっ…ルーク…」
「いつもと場所が違うからか、壮絶色っぽいぜ」
ルークはニヤリと笑い、リーンに口付ける。
「…あっ…んっ…ふんんっ…んっ…」
溢れ出る唾液がリーンの口元を伝い滑り落ちていく。
リーンは欲情した潤んだ瞳でルークを見上げて、中のルークを締め付ける。
「…つっ…早く奥まで欲しい、ってか」
ルークはリーンの両足を抱えて、突き上げた。
「あああっ…!!」
リーンは快感に身をよじる。
「…んっ…もっと…」
「こう言う時だけ素直だな…」
ルークは微笑んでリーンの中を擦り上げ、打ち付けた。
リーンは気だるげな身体をルークの上に乗り上げて、乱れた浴衣をそのままに、懐かしく微睡んでいた。
初めて人族と『魔力の交合』をした時の事を…ジンの事を思い出していた。
『魔力の交合』は治療だと割り切ること。
楽しく戯れながら交わることも有るのだと教えてくれた人。
…ルーク以外で人族と『魔力の交合』をした、唯一の人。
ルークが手もづらにリーンの髪の毛を撫でてくる。
浴衣を着たからか、あの人の事を思い出して少し悲しくなる。
そんな気配に気が付いたのか、ルークが身体を起こしリーンはルークの腰に跨がるように、身体を起こされた。
「どうした」
「…昔の事を…思い出して…」
リーンは苦笑いした。
…今なら、あの人の事を思いでとして話せるだろうか…。
誰にも話したことの無い、ジンの話し…。
「…以前に…『魔力の交合』は治療だって、教えてくれた人がいると言っただろ…あの人もいつも浴衣を着ていたんだ…」
ルークは驚いた表情をして、そして真剣にリーンを見る。
「…これを着たから思い出したのか…」
「うん…」
リーンはルークに寄りかかり、温もりを感じながらポソポソと話し始めた。
「…初めて海辺の町に来て、塩の香りと湿度と暑さに慣れなくて、弱っていたところを助けてくれたんだ…」
ルークは黙ってリーンの髪を撫でてくれる。
…ジンもこうやって撫でてくれた…。
助けてくれたジンのもとで、宿代替わりに店の手伝いをしながら、町や海辺を案内してもらって…楽しかったから、海辺の町に行く度に会いに行ったこと…。
何年も後に、ジンが病気になって弱ってしまって、約束していた彼の故郷に一緒に旅したこと。
そして、ジンの生まれ育った村の『宿り木』の寿命が尽きかけていて、どうせもうすぐ尽きる命だからと、ジンが『宿り木』の柱になったこと…。
今は、その村と近くの獣人族達が見守って管理してくれていること…。
そんな話をした。
ルークは黙って最後まで聞いてくれた。
「…全てが終わったら、今度はその『宿り木』に会いに行こう」
ルークがそう言って微笑み、リーンを驚かせた。
「リーンの大切な人が眠っているんだろ。…報告にだな…子供も産まれて、元気に暮らしていると…今度はジーンとユーリも連れてが、良いかな…」
前向きにそう言ってくれるルークがやっぱり好きだ…。
「…ジーンの名前は…もしかして、その人から来てるのか?」
「そうだよ…」
リーンはそう言って微笑んだ。
「だったらいつか、子供達にもその話をしてあげたいな」
ルークはそう言って口付けて、微笑んでくれた。
こちらの思いを受け取って、未来への…少し先への話をしてくれるルークに嬉しく思いながらも、心苦しく思う…。
…その時…私は、『リーン』は存在してるだろうか…。
リーンは沈んだ思いを打ち消すようにルーク肩に捕まり、ルークのモノに腰を押し付けた。
ルークはニヤリと笑って口付け、リーンの脇からなぞり上げ、胸の突起を摘まむ。
「…んっ…」
リーンの甘い息が漏れると、ルークはリーンの腰を抱え上げ、己の勃ち上がったモノの上に誘導する。
リーンはゆっくりと腰を下ろしてルークを貪った。
リーンは浴衣の帯をほどかず裾を捲りあげられ、両足をルークの肩に引っ掻けながらルークを深く受け入れて、胸元の掛け合わせも胸の突起の下まで引き下ろされ、肩を剥き出しにして腰を揺らしていた。
「んんっ…」
上気したリーンはルークの首筋を撫で、頭を引き寄せて口付けをねだる。
「…んんっ…ルーク…」
「いつもと場所が違うからか、壮絶色っぽいぜ」
ルークはニヤリと笑い、リーンに口付ける。
「…あっ…んっ…ふんんっ…んっ…」
溢れ出る唾液がリーンの口元を伝い滑り落ちていく。
リーンは欲情した潤んだ瞳でルークを見上げて、中のルークを締め付ける。
「…つっ…早く奥まで欲しい、ってか」
ルークはリーンの両足を抱えて、突き上げた。
「あああっ…!!」
リーンは快感に身をよじる。
「…んっ…もっと…」
「こう言う時だけ素直だな…」
ルークは微笑んでリーンの中を擦り上げ、打ち付けた。
リーンは気だるげな身体をルークの上に乗り上げて、乱れた浴衣をそのままに、懐かしく微睡んでいた。
初めて人族と『魔力の交合』をした時の事を…ジンの事を思い出していた。
『魔力の交合』は治療だと割り切ること。
楽しく戯れながら交わることも有るのだと教えてくれた人。
…ルーク以外で人族と『魔力の交合』をした、唯一の人。
ルークが手もづらにリーンの髪の毛を撫でてくる。
浴衣を着たからか、あの人の事を思い出して少し悲しくなる。
そんな気配に気が付いたのか、ルークが身体を起こしリーンはルークの腰に跨がるように、身体を起こされた。
「どうした」
「…昔の事を…思い出して…」
リーンは苦笑いした。
…今なら、あの人の事を思いでとして話せるだろうか…。
誰にも話したことの無い、ジンの話し…。
「…以前に…『魔力の交合』は治療だって、教えてくれた人がいると言っただろ…あの人もいつも浴衣を着ていたんだ…」
ルークは驚いた表情をして、そして真剣にリーンを見る。
「…これを着たから思い出したのか…」
「うん…」
リーンはルークに寄りかかり、温もりを感じながらポソポソと話し始めた。
「…初めて海辺の町に来て、塩の香りと湿度と暑さに慣れなくて、弱っていたところを助けてくれたんだ…」
ルークは黙ってリーンの髪を撫でてくれる。
…ジンもこうやって撫でてくれた…。
助けてくれたジンのもとで、宿代替わりに店の手伝いをしながら、町や海辺を案内してもらって…楽しかったから、海辺の町に行く度に会いに行ったこと…。
何年も後に、ジンが病気になって弱ってしまって、約束していた彼の故郷に一緒に旅したこと。
そして、ジンの生まれ育った村の『宿り木』の寿命が尽きかけていて、どうせもうすぐ尽きる命だからと、ジンが『宿り木』の柱になったこと…。
今は、その村と近くの獣人族達が見守って管理してくれていること…。
そんな話をした。
ルークは黙って最後まで聞いてくれた。
「…全てが終わったら、今度はその『宿り木』に会いに行こう」
ルークがそう言って微笑み、リーンを驚かせた。
「リーンの大切な人が眠っているんだろ。…報告にだな…子供も産まれて、元気に暮らしていると…今度はジーンとユーリも連れてが、良いかな…」
前向きにそう言ってくれるルークがやっぱり好きだ…。
「…ジーンの名前は…もしかして、その人から来てるのか?」
「そうだよ…」
リーンはそう言って微笑んだ。
「だったらいつか、子供達にもその話をしてあげたいな」
ルークはそう言って口付けて、微笑んでくれた。
こちらの思いを受け取って、未来への…少し先への話をしてくれるルークに嬉しく思いながらも、心苦しく思う…。
…その時…私は、『リーン』は存在してるだろうか…。
リーンは沈んだ思いを打ち消すようにルーク肩に捕まり、ルークのモノに腰を押し付けた。
ルークはニヤリと笑って口付け、リーンの脇からなぞり上げ、胸の突起を摘まむ。
「…んっ…」
リーンの甘い息が漏れると、ルークはリーンの腰を抱え上げ、己の勃ち上がったモノの上に誘導する。
リーンはゆっくりと腰を下ろしてルークを貪った。
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