神の宿り木~旅の途中~ルーク~ …旅の終わりの始まり…⦅完結⦆

ゆう

文字の大きさ
428 / 462
二人の約束 ~ジーンの初恋~(番外編)

初めて…。***

しおりを挟む
 ジーンはロキに口付けられて、息が出来なくなり、少し唇が離れる度に、必死に息を吸っていた。
「…ふうっっ…んっ…」
 ジーンが涙目になってくると、ロキが唇を離してくれた。
「…はぁ…はぁ…」
 何もかも初めてのジーンはもう、口付けだけで、いっぱいいっぱいだ。
 自分が今、どんな表情をして、ロキを見上げているのか、ジーンは知らない…。
 そんなジーンをロキは見下ろし、嬉しそうに微笑む。
「…色っぽい顔で、俺を煽るな。…手加減してやれなくなるぞ」
 ロキはそう言って、半分はだけたジーンの服の中に手を入れ、ジーンの身体をなぞっていく。
「…ああああああっ…」
 他人に優しく撫でられたことの無いジーンは、ゾクゾクして腰を揺らしながら見悶える。
 ジーンの身体の中を、甘い痺れがじんわりと襲っていく…。
「…ああっ…ダメ…なんか…ゾワゾワして…ああっ…」
「…可愛い…」
 ロキはジーンの胸の突起をクニクニと指先で押し、つまみ上げる。
「…んっ…ああっ…」
 ジーンの下半身がビクビクと反応し始める。
 身体の奥から知らない熱の塊が、ジーンの身体全体に浸透していって、ジーンの体温を上げる。
「…身体…変…」
 得たいのしれない熱におかされて、ジーンは見悶える。
 ロキは楽しそうにジーンの身体から快楽の灯火を照らしていく。
 ほんのりとジーンの身体は色付き、ロキの手によって服は次々と脱ぎ落とされていった。


「…んっ…」
 ジーンの両足がロキに抱えられ、ジーンの中にロキの熱い肉棒が突き刺さり、ジーンの腹部はジーンが放ったモノでドロドロに濡れていた。
 ジーンが快楽に身を捩り、ロキがゆっくりと動く度にジーンの口から甘い声が響いた。
「…んっ…あつい…ああっ…」
 ロキは慎重に、ジーンの身体を開いていった。
 初めて身体を開かれるジーンの負担にならないように、身体の奥にある快楽を教えるために。
「…ひっんっ…!!」
 ジーンの身体がビクリと跳ねる。
 ロキはニヤニヤと笑い、同じ場所に熱い切っ先を押し付ける。
「…ひっああっ…やぁっ!!…ああああっ!!」
 ロキは逃げようとするジーンの腰をつかみ、グリグリと押し付ける。
「あああっ!!あんあんっ…ひあんっ…!!」
 ジーンは快楽から逃れようと腰を振り回し、茎の先端からトロトロと蜜を溢す。
「んっ…もう…ああんっ…出したい…」
 懇願するジーンにロキはジーンの両足を抱え直し、少し引き抜いて打ち付け、徐々にスピードを上げていった。
「ああんっ!!あっあっあっ…ああっ…!!」
「クッ…!!」
 ロキはジーンの中に放ち、ジーンも顔や胸に飛ぶほど放っていた。
 ジーンは一瞬意識が飛び、ぼんやりと放心状態で小屋の天井を眺めていると、お腹に熱を感じた。
 …ロキさんの…が、中に…。
 ジーンは嬉しいのと恥ずかしいので、頬を染めていると、身体が持ち上げられ、繋がったままロキの腰に座らされた。
「くうっ…」
 身体の重みで、ジーンの奥に突き刺さり、身体が弓なりになる。
 ロキに身体を支えられ、ジーンの中に有るものが少し大きくなった気がした。
「…ジーン、腹を見てみろ」
 ロキに言われて自分のお腹を見ると、うっすらと小さな魔法陣が浮き上がっていた。
「…何…これ…」
「…獣人が身籠らせるために施す魔法陣だ」
 ジーンは「えっ?!」と思ってロキを見る。
「…俺じゃない。…多分、リーンが持っていた魔法陣を、ジーンが引き継いだのかもしれない」
 ロキにそう言われて、混乱した。
 確かにリーンは、子供が出来る身体では無かったが、いくつもの魔法陣が施されて、とある魔法が引き金になって身体が変化し、子供を身籠れる身体になってしまったと聞いた。
 ロキが嬉しそうにジーンに口付けてくる。
「いつか、俺の子供を身籠れる身体になるかもしれないな」
 その言葉にゾクリとしたジーンは、中のロキを締め付ける。
 嬉しいのと恥ずかしいのと…。
 ロキはニヤニヤと笑ってジーンの腰をつかみ、下から突き上げた。
「あああっ…!!んっ…はぁっ…ああっ…」
 ジーンはロキの肩に掴まり、腰の上で自ら動き、擦り付けて初めての快楽を身体に染み込ませるように覚えていった。

 
 
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

男子高校に入学したらハーレムでした!

はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。 ゆっくり書いていきます。 毎日19時更新です。 よろしくお願い致します。 2022.04.28 お気に入り、栞ありがとうございます。 とても励みになります。 引き続き宜しくお願いします。 2022.05.01 近々番外編SSをあげます。 よければ覗いてみてください。 2022.05.10 お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。 精一杯書いていきます。 2022.05.15 閲覧、お気に入り、ありがとうございます。 読んでいただけてとても嬉しいです。 近々番外編をあげます。 良ければ覗いてみてください。 2022.05.28 今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。 次作も頑張って書きます。 よろしくおねがいします。

不幸体質っすけど、大好きなボス達とずっと一緒にいられるよう頑張るっす!

タッター
BL
 ボスは悲しく一人閉じ込められていた俺を助け、たくさんの仲間達に出会わせてくれた俺の大切な人だ。 自分だけでなく、他者にまでその不幸を撒き散らすような体質を持つ厄病神な俺を、みんな側に置いてくれて仲間だと笑顔を向けてくれる。とても毎日が楽しい。ずっとずっとみんなと一緒にいたい。 ――だから俺はそれ以上を求めない。不幸は幸せが好きだから。この幸せが崩れてしまわないためにも。  そうやって俺は今日も仲間達――家族達の、そして大好きなボスの役に立てるように―― 「頑張るっす!! ……から置いてかないで下さいっす!! 寂しいっすよ!!」 「無理。邪魔」 「ガーン!」  とした日常の中で俺達は美少年君を助けた。 「……その子、生きてるっすか?」 「……ああ」 ◆◆◆ 溺愛攻め  × 明るいが不幸体質を持つが故に想いを受け入れることが怖く、役に立てなければ捨てられるかもと内心怯えている受け

【完結】気が付いたらマッチョなblゲーの主人公になっていた件

白井のわ
BL
雄っぱいが大好きな俺は、気が付いたら大好きなblゲーの主人公になっていた。 最初から好感度MAXのマッチョな攻略対象達に迫られて正直心臓がもちそうもない。 いつも俺を第一に考えてくれる幼なじみ、優しいイケオジの先生、憧れの先輩、皆とのイチャイチャハーレムエンドを目指す俺の学園生活が今始まる。

【本編完結】転生したら、チートな僕が世界の男たちに溺愛される件

表示されませんでした
BL
ごく普通のサラリーマンだった織田悠真は、不慮の事故で命を落とし、ファンタジー世界の男爵家の三男ユウマとして生まれ変わる。 病弱だった前世のユウマとは違い、転生した彼は「創造魔法」というチート能力を手にしていた。 この魔法は、ありとあらゆるものを生み出す究極の力。 しかし、その力を使うたび、ユウマの体からは、男たちを狂おしいほどに惹きつける特殊なフェロモンが放出されるようになる。 ユウマの前に現れるのは、冷酷な魔王、忠実な騎士団長、天才魔法使い、ミステリアスな獣人族の王子、そして実の兄と弟。 強大な力と魅惑のフェロモンに翻弄されるユウマは、彼らの熱い視線と独占欲に囲まれ、愛と欲望が渦巻くハーレムの中心に立つことになる。 これは、転生した少年が、最強のチート能力と最強の愛を手に入れるまでの物語。 甘く、激しく、そして少しだけ危険な、ユウマのハーレム生活が今、始まる――。 本編完結しました。 続いて閑話などを書いているので良かったら引き続きお読みください

僕に双子の義兄が出来まして

サク
BL
この度、この僕に双子の義兄が出来ました。もう、嬉し過ぎて自慢しちゃうよ。でも、自慢しちゃうと、僕の日常が壊れてしまう気がするほど、その二人は人気者なんだよ。だから黙って置くのが、吉と見た。 そんなある日、僕は二人の秘密を知ってしまった。ん?知っているのを知られてしまった?が正しいかも。 ごめんよ。あの時、僕は焦っていたんだ。でもね。僕の秘密もね、共有して、だんだん仲良くなったんだよ。 …仲良くなったと、そう信じている。それから、僕の日常は楽しく、幸せな日々へと変わったんだ。そんな僕の話だよ。 え?内容紹介が内容紹介になってないって?気にしない、気にしない。

転生したら魔王の息子だった。しかも出来損ないの方の…

月乃
BL
あぁ、やっとあの地獄から抜け出せた… 転生したと気づいてそう思った。 今世は周りの人も優しく友達もできた。 それもこれも弟があの日動いてくれたからだ。 前世と違ってとても優しく、俺のことを大切にしてくれる弟。 前世と違って…?いいや、前世はひとりぼっちだった。仲良くなれたと思ったらいつの間にかいなくなってしまった。俺に近づいたら消える、そんな噂がたって近づいてくる人は誰もいなかった。 しかも、両親は高校生の頃に亡くなっていた。 俺はこの幸せをなくならせたくない。 そう思っていた…

【8話完結】強制力に負けて死に戻ったら、幼馴染の様子がおかしいのですが、バグですか?

キノア9g
BL
目が覚めたら、大好きだったRPGの世界に転生していた。 知識チートでなんとか死亡フラグを回避した……はずだったのに、あっさり死んで、気づけば一年前に逆戻り。 今度こそ生き残ってみせる。そう思っていたんだけど—— 「お前、ちょっと俺に執着しすぎじゃない……?」 幼馴染が、なんかおかしい。妙に優しいし、距離が近いし、俺の行動にやたら詳しい。 しかも、その笑顔の奥に見える“何か”が、最近ちょっと怖い。 これは、運命を変えようと足掻く俺と、俺だけを見つめ続ける幼馴染の、ちょっと(だいぶ?)危険な異世界BL。 全8話。

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

処理中です...