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僕達が出会った日
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「もしも私たちがあの人あの場所で出会ってなかったら、青井くんはもっとずっと幸せだったのかもしれないね…」
そんなことを君はいつも言っていたね。
ある夏の日だった。
僕、青井春は親が転勤続きで何度も高校を変えてきた…もうこれで6度目の転入だ。
「あっついなぁ。ていうか家早く出すぎたなぁ。まだ1時間もあるじゃん」
学校への道をのんびり歩いていると、僕の目に神社が映った。
「へー、こんな所に神社とかあるんだ…時間もあるし、ちょっと寄ってみようかな」
僕は神社の長い階段を一段一段登っていった。すると強い風が下から吹き上げ、それと同時に僕の目には1人の女の子が映った。
その子はなにかを熱心に祈っていた。その横顔は真剣で、惹かれるものがあった。僕と目が合うと驚いたように何かを呟いたあと、僕の頭を見て
「髪の毛、葉っぱ付いてますよ?」
と、一言言って微笑んだ。
僕は一瞬何のことだか分からなかったが、すぐに理解し慌てて髪の毛の葉っぱをはらおうとしたが、どこに付いてるのかわからないため、すぐには取れなかった
すると彼女は慌ててる姿が面白かったのか、今度は声を出して笑った。
僕はなんだか恥ずかしくなって、とりあえず一緒に笑った。10分程2人で笑いあったあと、僕は1つ疑問に思ったことを聞いてみた
「あの、ここで何…されてたんですか?」
「お祈りだよ。……叶えてほしいお願いがあるの」
彼女は少し寂しそうにそう答えると、僕の横を降りていき、
「じゃあ私もう行くね。またね!」
そう言って歩いていってしまった。
僕は呆然として、
ーー綺麗な人だったな……何をあんなに一生懸命祈っていたんだろう。叶えてほしいお願い…か。
どんなお願いなんだろうな
そんなことを考え、時間を見ようと携帯を開くともう7時30分だった。
「もうこんな時間だ!8時までに行かないとダメなのに、ゆっくりしすぎたかなぁー、あと30分で着くかな…転校初日から遅刻とか……流石にそれはダメだろ!」
僕は急いで学校まで向かった。
学校へ着くと、まだ7時45分だった。
「あれ…そんなに急がなくてよかったかも。
まぁいっか、えっと職員室ってどこだろ」
ーーー事前に貰っていた校内地図を見てやっとの事で職員室にたどり着き、ノックをして
「失礼します。今日転入予定の青井です。」
そう言って入ると、何やら忙しそうに動き回っていて誰も僕に気づかない。少したって、爽やかな先生が僕に気づいたのか
「ああ、君が青井くんだね。君の担任の稙田です。よろしくね」
と、バタバタしながら話しかけ、
「もう少しそこで待ってて貰えるかな!?
新学期は忙しくてね、、!」
そう言ってまたどこかへ行ってしまったので
僕は言われた通り待つことにした。
待っている間、優しそうな先生で良かったなと
少しほっとした。5分ぐらいたった後先生がやって来て、
「待たせてごめんね!それじゃあクラスに案内するよ。」
そう言われてクラスへ向かった。その途中僕は(最初の挨拶どうしよう)とか、(馴染めるかな)
とか色々なことを考えていた
「ここが今日から君が一緒に過ごしていくクラスだよ。じゃあ僕が呼んだら入ってきて自己紹介やってね!」と言って先生は教室の中に入っていってしまい
「はい!みんな静かに。今日は転入生を紹介するぞ。青井くん!入ってきて!
今日からこのクラスに転入する
青井春くんです。
青井くんは転校ばかりでここの高校で6回目だそうだから、みんな仲良くするように!」
ーーおいおい、、自己紹介で言おうとしてたやつ全部言っちゃってるし。まぁいっか
「初めまして、青井春です。
今日から宜しくお願いします。」
そう言うと先生は教室の一番右のうしろを指さして
「じゃあ青井くんは渡瀬の隣に座ってもらおうかな」
と言ったので、指で指した方向を見てみると、
今朝神社で会った彼女がいた。
そんなことを君はいつも言っていたね。
ある夏の日だった。
僕、青井春は親が転勤続きで何度も高校を変えてきた…もうこれで6度目の転入だ。
「あっついなぁ。ていうか家早く出すぎたなぁ。まだ1時間もあるじゃん」
学校への道をのんびり歩いていると、僕の目に神社が映った。
「へー、こんな所に神社とかあるんだ…時間もあるし、ちょっと寄ってみようかな」
僕は神社の長い階段を一段一段登っていった。すると強い風が下から吹き上げ、それと同時に僕の目には1人の女の子が映った。
その子はなにかを熱心に祈っていた。その横顔は真剣で、惹かれるものがあった。僕と目が合うと驚いたように何かを呟いたあと、僕の頭を見て
「髪の毛、葉っぱ付いてますよ?」
と、一言言って微笑んだ。
僕は一瞬何のことだか分からなかったが、すぐに理解し慌てて髪の毛の葉っぱをはらおうとしたが、どこに付いてるのかわからないため、すぐには取れなかった
すると彼女は慌ててる姿が面白かったのか、今度は声を出して笑った。
僕はなんだか恥ずかしくなって、とりあえず一緒に笑った。10分程2人で笑いあったあと、僕は1つ疑問に思ったことを聞いてみた
「あの、ここで何…されてたんですか?」
「お祈りだよ。……叶えてほしいお願いがあるの」
彼女は少し寂しそうにそう答えると、僕の横を降りていき、
「じゃあ私もう行くね。またね!」
そう言って歩いていってしまった。
僕は呆然として、
ーー綺麗な人だったな……何をあんなに一生懸命祈っていたんだろう。叶えてほしいお願い…か。
どんなお願いなんだろうな
そんなことを考え、時間を見ようと携帯を開くともう7時30分だった。
「もうこんな時間だ!8時までに行かないとダメなのに、ゆっくりしすぎたかなぁー、あと30分で着くかな…転校初日から遅刻とか……流石にそれはダメだろ!」
僕は急いで学校まで向かった。
学校へ着くと、まだ7時45分だった。
「あれ…そんなに急がなくてよかったかも。
まぁいっか、えっと職員室ってどこだろ」
ーーー事前に貰っていた校内地図を見てやっとの事で職員室にたどり着き、ノックをして
「失礼します。今日転入予定の青井です。」
そう言って入ると、何やら忙しそうに動き回っていて誰も僕に気づかない。少したって、爽やかな先生が僕に気づいたのか
「ああ、君が青井くんだね。君の担任の稙田です。よろしくね」
と、バタバタしながら話しかけ、
「もう少しそこで待ってて貰えるかな!?
新学期は忙しくてね、、!」
そう言ってまたどこかへ行ってしまったので
僕は言われた通り待つことにした。
待っている間、優しそうな先生で良かったなと
少しほっとした。5分ぐらいたった後先生がやって来て、
「待たせてごめんね!それじゃあクラスに案内するよ。」
そう言われてクラスへ向かった。その途中僕は(最初の挨拶どうしよう)とか、(馴染めるかな)
とか色々なことを考えていた
「ここが今日から君が一緒に過ごしていくクラスだよ。じゃあ僕が呼んだら入ってきて自己紹介やってね!」と言って先生は教室の中に入っていってしまい
「はい!みんな静かに。今日は転入生を紹介するぞ。青井くん!入ってきて!
今日からこのクラスに転入する
青井春くんです。
青井くんは転校ばかりでここの高校で6回目だそうだから、みんな仲良くするように!」
ーーおいおい、、自己紹介で言おうとしてたやつ全部言っちゃってるし。まぁいっか
「初めまして、青井春です。
今日から宜しくお願いします。」
そう言うと先生は教室の一番右のうしろを指さして
「じゃあ青井くんは渡瀬の隣に座ってもらおうかな」
と言ったので、指で指した方向を見てみると、
今朝神社で会った彼女がいた。
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