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暗血盗賊団で愛されています。

暗血盗賊団アジト

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ヤロイの嫁宣言が行われたあとの話だ。

ヤロイには、今から仕事があるから寂しいが、ライズにこのアジトを案内してもらえと言われて、今ちょうど案内してもらっているところだ。
というかなぜ俺がここに住む前提になっているのだろう……

ライズ 「ここが食堂です。お腹がすいたらここに寄って、料理人に食べたいものを仰ってください。」

「あ、ありがとうございます!」

ちょうどお腹がすいていたのでライズさんと色々話をしながら、昼飯を食べた。
ライズさんはヤロイがいない時のリーダー代理を務めたりと、なかなか上の階級(?)らしい。
しかしそれよりも気になるのが……なんと言ってもライズは猫の獣人だという事……

エルガみたいにいっぱい触っちゃダメかな??うぅ…触りたい…我慢しろ…?我慢するんだ!!ケイスケ!!

ライズ 「えっと…後で触りますか…?」

「えっ…?」

ライズ 「い、いや…ずっと触りたそうにしていたので……」

「い、いいんですか!?」

ライズ 「はい…案内し終わったら大丈夫ですよ…?」

この人は神かなにかか?
嫁とか行ってくるやつとは違ぇなやっぱ!
ライズさん最高!万歳!

そのあとも案内は続き、このアジトはなかなかに広いとわかった。
団員は500人くらい居て、各自の部屋がある。
風呂もトイレもついていて、思ったほど汚くもない。
だが、困ったことに道はかなり入り組んでいて逃げ出すことになったら…まず無理だろう。

まぁ…俺の体力とか足の速さで勝てそうにもないけど……

ライズ 「最後にここがヤロイさんとケイスケさんの部屋です。」

「……え?ヤロイと俺の部屋??」

ライズ 「はい…絶対に離れたくないということで………」

「はぁ…あいつ……」

ライズ 「大変…ですね……」

「ですね……」

ライズさんは最初見た時は物静かでちょっと怖かったけど、案外話してみたら優しくて安心した。

「あの…早速なんですけど触らせてもらって……いいですか?」

ライズ 「は…はい」

ライズさんと俺は部屋に入り、猫耳としっぽをしっかりと堪能した。
やっぱりしっぽは敏感なようで、あのライズさんでも喘ぎ声みたいな声が出ていたので、少し興奮した。




ヤロイ 「よう!帰ってきたぜ俺様のお姫様♡」

「お姫様じゃねーよ!!っていうかギルドに帰らせてくれよ!!」

ヤロイ 「何言ってんだ?お前はこれからここに住むんだぞ??」

「はぁ…やっぱりか……」

ヤロイ 「そんなに嫌か?俺様と住むのが」

「別に…いやって訳じゃねぇーけどよ………」

小声で言ったつもりがしっかりと聞こえていたらしく、ヤロイはニマニマこっちを見てきた。

ヤロイ 「さぁっ、飯にすっか!」

「もうそんな時間か…」

クエストから遭難し、誘拐されてからかなり時間が立っていた。

エルガは心配してそうだなぁ…
どうにかして1回ギルドに戻らないとエルガに怒られそうだなぁ……

とりあえず食堂で夜飯を済ませた。
お風呂に入ろうとして、一緒についてこようとしたが速攻掘られそうだったので、必死に拒否した。
ヤロイは拗ねていたが、さすがにア〇ル経験人数2人となる訳には行かないので、無視した。
そして貸切状態だった風呂を上がり、部屋に戻った。

ヤロイ 「なぁお前って処女か?」

「えぇっ……な、なんで?」

ヤロイ 「そんなに焦るってことは処女じゃないんだな??」

「そ、そそそそんなことないって!!」

ヤロイ 「お前…嘘下手だな……?」

「うぅっ……」

それから俺はヤロイに事情聴取をされ、いつ、誰とヤったかを白状させられた。
話している時、めちゃくちゃ恥ずかしかったのは言うまでもないだろう。

ヤロイ 「くそっ…白狼のエルガか……あいつ俺様のケイスケの処女を取りやがって……」

「そ、そんな怖い顔しないで…ね?」

ヤロイ 「そうだ…!俺様の精子で上書きしてやるってのはどうだ??」

「はあっ!?何言ってんの!?」

ヤロイ 「そうしたら俺様のものになってくれよ!な?いいだろ??」

「いいだろ??じゃねぇーよ!!そ、それに…あれは流れでやっちゃったって言うか…やらかしたというか……」

ヤロイ 「じゃあ俺様の時もやらかせ!」

「はあっ!?」

ヤロイ 「あいつのときは受け入れて、俺様の時は受け入れねぇって言うのか??」

「いや…でも……」

ヤロイ 「ケイスケが拒絶しても無駄だぜ?俺様は暗血ブラッド盗賊団のリーダーだからな!」

「む、無理やりにでも犯すって訳か……」

ヤロイ 「よく分かったな!偉いぞ?ケイスケ!」

偉いぞ?じゃねぇーーよ!!
どっちにしろ俺は掘られるの確定ルートじゃねぇーか!!
うぅ…こんな立て続けに筋肉マッチョに犯される日が来るなんて………

「わ、分かったから……でも今日は疲れたから明日じゃダメか…??」

ヤロイ 「明日に長引くんなら何発出すかわかんねぇーなぁーー」

「うぅっ…わかったわかった…明日何発でも出していいから…」

ヤロイ 「まぁ…今日お預けにした分明日覚悟しとけよ?お姫様♡」

ヤロイ 「じゃあ、おやすみケイスケ…」

「あ、あぁおやすみ…」

チュッ

ヤロイは軽くキスをしてきた。
とてもやさしいキスだった。
そして、ここで少しでもヤロイの相手をしなかったことを、俺はすごく後悔している……
あそこまでヤロイの性欲が強いとは……
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