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無垢の魔女
いずれどこかで
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魔王軍幹部ここに眠ると書かれた墓に敬礼する騎士達。
やり口はひどかったが(主に私の)敵に敬意を払うのも騎士の務めらしく、いかなる相手も死んでしまえば人と同じ無に帰す、つまり、等しく平等なのだ。
「私、こんなやり方でよかったのかな」
「何言ってるんですか、お母さんはとてもすごいことをなされましたよ?」
「でも……」
「魔王軍を足止めすることはおろか、討伐にも加勢し、あの幹部のベルゼブブを討ち取ったのですから!」
あぁ、そんな名前だったのね……。
倒した的の名前も知らない私って一体……。
「そうじゃ、気持ちを整理するために王城へ来るといい、リラックスできるようもてなそうではないか!」
「いいんですか?」
「ああ!この際じゃ!食べたいものを言ってみよ」
「マカロン、ドリア、カルボナーラ、煮込み魚、チキン、アップルパイ……」
「多いね?もしかして本当は元気なんじゃない?君こんなに図太い人じゃなかったじゃろ?」
私はご好意に甘えて、王城に1ヶ月滞在することにした。
「いや、1ヶ月も居座るの!?まぁいいけどね!?」
とりあえず疲れを取るために私はリルと一緒にお風呂へと向かうことにした。
王城のお風呂はとても広く、よく洋画で見る金のライオンの口から水が出る、例のアレもあった。
「お母さん私が背中を洗って差し上げますね?」
「うん、お願い」
「ごっしごしー、ごっしごしー!」
「もうちょっと強くていいかなー」
「そうですか?ごしごしと……これでどうです?」
「うん、丁度いいよー」
こういう親子水入らずと言った雰囲気はとても和むものがある。
ベルゼブブにも家族とかいたのだろうか?
いたとしたら悪いことをしてしまった……。
「……」
「お母さん!」
「え……あっ!ちょっ、前は自分で洗えるから!んっ!」
「元気ないですよ?どうしたんですか?」
「い、今なったから!元気になった……からっ、んっ!その手を止め……ぁん!」
「その手……?」
あれ?もしかしてリルじゃない?
そう言えばリルの手の感触は背中から離れてないし……ってことは?
「誰!」
『ふっふっふー』
「その声は……天使ちゃん!?」
『その通り!いやぁ、まさか君が幹部を倒せるなんて思ってもみなかったよ』
「茶化しに来たの?っていうか、セクハラしてたの天使ちゃん?」
『茶化してるわけじゃないよ?あ、おっぱいご馳走様でした』
「ーっ!」
『お、怒んなって!今日は君に少し教えておこうと思ってね?』
「何を……」
その次の一言が私を釘付けにさせる言葉とはこの時誰も思わなかっただろう。
『死者蘇生……魔王軍なら味方につけて復活させることが出来るよ』
やり口はひどかったが(主に私の)敵に敬意を払うのも騎士の務めらしく、いかなる相手も死んでしまえば人と同じ無に帰す、つまり、等しく平等なのだ。
「私、こんなやり方でよかったのかな」
「何言ってるんですか、お母さんはとてもすごいことをなされましたよ?」
「でも……」
「魔王軍を足止めすることはおろか、討伐にも加勢し、あの幹部のベルゼブブを討ち取ったのですから!」
あぁ、そんな名前だったのね……。
倒した的の名前も知らない私って一体……。
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「いいんですか?」
「ああ!この際じゃ!食べたいものを言ってみよ」
「マカロン、ドリア、カルボナーラ、煮込み魚、チキン、アップルパイ……」
「多いね?もしかして本当は元気なんじゃない?君こんなに図太い人じゃなかったじゃろ?」
私はご好意に甘えて、王城に1ヶ月滞在することにした。
「いや、1ヶ月も居座るの!?まぁいいけどね!?」
とりあえず疲れを取るために私はリルと一緒にお風呂へと向かうことにした。
王城のお風呂はとても広く、よく洋画で見る金のライオンの口から水が出る、例のアレもあった。
「お母さん私が背中を洗って差し上げますね?」
「うん、お願い」
「ごっしごしー、ごっしごしー!」
「もうちょっと強くていいかなー」
「そうですか?ごしごしと……これでどうです?」
「うん、丁度いいよー」
こういう親子水入らずと言った雰囲気はとても和むものがある。
ベルゼブブにも家族とかいたのだろうか?
いたとしたら悪いことをしてしまった……。
「……」
「お母さん!」
「え……あっ!ちょっ、前は自分で洗えるから!んっ!」
「元気ないですよ?どうしたんですか?」
「い、今なったから!元気になった……からっ、んっ!その手を止め……ぁん!」
「その手……?」
あれ?もしかしてリルじゃない?
そう言えばリルの手の感触は背中から離れてないし……ってことは?
「誰!」
『ふっふっふー』
「その声は……天使ちゃん!?」
『その通り!いやぁ、まさか君が幹部を倒せるなんて思ってもみなかったよ』
「茶化しに来たの?っていうか、セクハラしてたの天使ちゃん?」
『茶化してるわけじゃないよ?あ、おっぱいご馳走様でした』
「ーっ!」
『お、怒んなって!今日は君に少し教えておこうと思ってね?』
「何を……」
その次の一言が私を釘付けにさせる言葉とはこの時誰も思わなかっただろう。
『死者蘇生……魔王軍なら味方につけて復活させることが出来るよ』
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