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恋編
6話 めっちゃ美しい!
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最近の弟の様子がおかしい。
何がおかしいって───なんというか、
やつれている。
「えっと…勇太?大丈夫?」
「…大丈夫だよ…。お兄ちゃん…。」
はぁっと大きなため息をしながら死んだ目でおれを見る弟のどこが大丈夫なのか…。
本当はいろいろ聞きたいのだが…
弟は誤魔化してしまうからな。
「何かあったら相談してくれれば…」
「お兄ちゃんには絶対に相談しないから安心して。」
にこっと笑っておれの言葉を全否定する。
「…そっ…か?」
おれは弟に頼りにされていない。
わかってた、わかってたけど──
そんな、即座に断らなくてもっ…!!
おれだって勇太のことが心配だ。
お兄ちゃんとして支えてあげたいと思っている。
けど────勇太はそれを望まないもんなぁ。
──────もっと、頼ってほしい。
そう、願うが…それはなかなか難しいのだ。
放課後、
おれは、黎が図書委員会で時間がかかるため、学校の中庭で待つことにした。
放課後…中庭に人がいることは少ない。
そのため、この広い中庭を貸切状態で楽しめるのだ。
「───あー、気持ちいいっ。」
すぅー、はぁーと息を吸って吐いてを繰り返すと心が落ち着く。
最近様子がおかしかった黎も今はすっかりいつもの黎に戻っていた。
『手を叩いてしまったり、無視をしたりとした酷いことをした。
─────すまなかった!!』
いきなり黎は土下座しておれに謝ってきて…びっくりした。
手を払われたこと、無視されたことについて怒ってない。
ただ…寂しかったのと嫌われたのではないかっ…という思いがあった。
だから、
『いいよ。怒ってない。
ただ…とても寂しかった。』
そう話すと黎は顔をかぁっと赤くさせたのを覚えている。
「…あー、暇だな。」
今日は携帯を家に忘れてしまったためやることがなくて暇だ。
黎の仕事を手伝いたかったが…
『あとはまとめるだけだっ。手伝わせるなんて、申し訳ない…。少し待っててくれ。すまない』
と黎が言ってたためおれは大人しく待っていることにした。
ふぅっと息を吐いて空を眺めると雲一つない青空が広がっていた。
いい気持ち…と伸びをしていると人が立っていることに気づいた。
この時間に人がいるなんて…めずらしいと思いながらその人をじぃっと見る。
─────────っ。
おれは息を吸うのを忘れてしまった。
その人は─────。
──────めっちゃ美しいっ…!!
遠くから見てもオーラが出ている。
キラキラと周りにまるで星があるようにその人は輝いていた。
かっこいい、いや、美しい?
どっかのアイドルよりも圧勝でかっこいいし、綺麗だ。
ヤバい──こんなきれいな人がいるなんて…!!
おれは胸をきゅんっとならした。
…なんか、気持ち悪いな、おれ。
おれがじぃっと見ているとその人と目があう。
あ…、見過ぎた…。と思い目を逸らそうとする。
けど、その人は近づいてきた。
「…君は…。」
───────え、なんてこと!?
声もいいっ!!
なんて、おれはその人にメロメロになっていた。
…やっぱ気持ち悪いな、おれ。
「…こんにちは…かな?
君は────ここで何をしているの?」
その人はそういっておれに近づいてきた。
おれは…テンパってしまった。
まさか…話しかけてくれるとは思っていなかったからだ。
「おれは…友達を待っててっ…!」
「…そっか。」
そういってそのイケメンの人はにこっと笑う。
うわ─、ちょーかっけぇっ…!!
「──────そっか、黎君を待っているのか。」
「…え?」
「じゃあ──またね、亮君。」
その人はそういってそのまま行ってしまった。
──────なんで、おれの名前を知ってたんだろう?
そんな疑問が残ったがおれは余り気にしなかった。
何がおかしいって───なんというか、
やつれている。
「えっと…勇太?大丈夫?」
「…大丈夫だよ…。お兄ちゃん…。」
はぁっと大きなため息をしながら死んだ目でおれを見る弟のどこが大丈夫なのか…。
本当はいろいろ聞きたいのだが…
弟は誤魔化してしまうからな。
「何かあったら相談してくれれば…」
「お兄ちゃんには絶対に相談しないから安心して。」
にこっと笑っておれの言葉を全否定する。
「…そっ…か?」
おれは弟に頼りにされていない。
わかってた、わかってたけど──
そんな、即座に断らなくてもっ…!!
おれだって勇太のことが心配だ。
お兄ちゃんとして支えてあげたいと思っている。
けど────勇太はそれを望まないもんなぁ。
──────もっと、頼ってほしい。
そう、願うが…それはなかなか難しいのだ。
放課後、
おれは、黎が図書委員会で時間がかかるため、学校の中庭で待つことにした。
放課後…中庭に人がいることは少ない。
そのため、この広い中庭を貸切状態で楽しめるのだ。
「───あー、気持ちいいっ。」
すぅー、はぁーと息を吸って吐いてを繰り返すと心が落ち着く。
最近様子がおかしかった黎も今はすっかりいつもの黎に戻っていた。
『手を叩いてしまったり、無視をしたりとした酷いことをした。
─────すまなかった!!』
いきなり黎は土下座しておれに謝ってきて…びっくりした。
手を払われたこと、無視されたことについて怒ってない。
ただ…寂しかったのと嫌われたのではないかっ…という思いがあった。
だから、
『いいよ。怒ってない。
ただ…とても寂しかった。』
そう話すと黎は顔をかぁっと赤くさせたのを覚えている。
「…あー、暇だな。」
今日は携帯を家に忘れてしまったためやることがなくて暇だ。
黎の仕事を手伝いたかったが…
『あとはまとめるだけだっ。手伝わせるなんて、申し訳ない…。少し待っててくれ。すまない』
と黎が言ってたためおれは大人しく待っていることにした。
ふぅっと息を吐いて空を眺めると雲一つない青空が広がっていた。
いい気持ち…と伸びをしていると人が立っていることに気づいた。
この時間に人がいるなんて…めずらしいと思いながらその人をじぃっと見る。
─────────っ。
おれは息を吸うのを忘れてしまった。
その人は─────。
──────めっちゃ美しいっ…!!
遠くから見てもオーラが出ている。
キラキラと周りにまるで星があるようにその人は輝いていた。
かっこいい、いや、美しい?
どっかのアイドルよりも圧勝でかっこいいし、綺麗だ。
ヤバい──こんなきれいな人がいるなんて…!!
おれは胸をきゅんっとならした。
…なんか、気持ち悪いな、おれ。
おれがじぃっと見ているとその人と目があう。
あ…、見過ぎた…。と思い目を逸らそうとする。
けど、その人は近づいてきた。
「…君は…。」
───────え、なんてこと!?
声もいいっ!!
なんて、おれはその人にメロメロになっていた。
…やっぱ気持ち悪いな、おれ。
「…こんにちは…かな?
君は────ここで何をしているの?」
その人はそういっておれに近づいてきた。
おれは…テンパってしまった。
まさか…話しかけてくれるとは思っていなかったからだ。
「おれは…友達を待っててっ…!」
「…そっか。」
そういってそのイケメンの人はにこっと笑う。
うわ─、ちょーかっけぇっ…!!
「──────そっか、黎君を待っているのか。」
「…え?」
「じゃあ──またね、亮君。」
その人はそういってそのまま行ってしまった。
──────なんで、おれの名前を知ってたんだろう?
そんな疑問が残ったがおれは余り気にしなかった。
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