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赤ん坊side
ここは、ベットの上?って事は…………あぁぁぁぁぁl!昨日はあのまま寝ちゃったの!?うぅ、おかえりって言いたかったのにぃ!…、仕方ない。代わりにおはようって言おう。いつ起きるんだろ?うーーん。でもぐっすり眠れるっていい事だよね~。よし、もうちょっとだけ私も寝よう。
40分後
んぅ、あれ、まだ寝てる。そんなに疲れてたのかな?私に何かできる事ないかなぁ?うーーん。あ!ご飯でも作ろうかな?火とかは使えないけど、サンドウィッチくらいなら作れるかも。そう考えてベットを降りようとした時だった。私の体を黒い布みたいな何かが覆っていた。何これ?
「……落ちたら、あぶないでしょ」
落ちないよ!流石に着地くらいできるよ!ってゆーか、いつの間に起きたのね。全然気づかなかった。私の体を覆った黒い何かは男の人の中に入っていって、私は腕の中に収まった。
「……勝手にどこか行く…の、ダメ」
私はコクンと頷いた。
「ん。いいこ」優しく頬ずりをしてきた。
あ、そういえば、この人って結構無口だよね。無気力、って言う言い方が合ってるかも。うーーん。その分が行動に現れるんだろうなぁ。頭を撫でたり、頬ずりするのはしょっちゅうだ。嫌じゃないからいいけど。
!!!!そうだ!おはようって言うんだった!よし、本番だ。間違えないように…
「おはぁよ、おなみゃえ、おちえて、くだしゃい」いみは、伝わったはず!伝わって!私が言い終わると、男の人は目を見開いて固まっていた。でも、少し経つと頰を緩めながら
「…、もう言えるようになったの。えらいね、いい子。僕、シャドウ…闇の…精霊王…」
頬ずりと、頰にキスをしてくれた、ほうほう、シャドウかぁ、影って意味だった気がする。それで、精霊王だっけ?精霊王……精霊王ねぇ………、ん?精霊王!?
「おうしゃまなの!?」
「……ん」
えぇー!?そんなに凄い人だったんだ…そりゃあお家が大きいわけだよ…
「君、の名前…ミア。ミアだよ。ずっと……考えてた。きに、いった?」
「うん!わたし、の、にゃまえ、みあ!みあだよ!あにゃたは、しゃどう!」
やった!やっと名前を呼べる!呼んでもらえる!ふふ、わ~~い!…………、あ、王様なら、《様》をつけるのかな?
「しゃどう、しゃま?」
わたしが呼ぶと途端にムッとした顔になって
「……ダメ、シャドウ、がいい。そう呼んで」
そう言ってぎゅーって抱きしめてきた。うーーん。ほんとはダメなのかもしれないけど、2人の時はそれでもいっか。
「わかっちゃ!」
そしたら今度は、わたしを見て愛おしそうに微笑んだ。
赤ん坊side 終
ここは、ベットの上?って事は…………あぁぁぁぁぁl!昨日はあのまま寝ちゃったの!?うぅ、おかえりって言いたかったのにぃ!…、仕方ない。代わりにおはようって言おう。いつ起きるんだろ?うーーん。でもぐっすり眠れるっていい事だよね~。よし、もうちょっとだけ私も寝よう。
40分後
んぅ、あれ、まだ寝てる。そんなに疲れてたのかな?私に何かできる事ないかなぁ?うーーん。あ!ご飯でも作ろうかな?火とかは使えないけど、サンドウィッチくらいなら作れるかも。そう考えてベットを降りようとした時だった。私の体を黒い布みたいな何かが覆っていた。何これ?
「……落ちたら、あぶないでしょ」
落ちないよ!流石に着地くらいできるよ!ってゆーか、いつの間に起きたのね。全然気づかなかった。私の体を覆った黒い何かは男の人の中に入っていって、私は腕の中に収まった。
「……勝手にどこか行く…の、ダメ」
私はコクンと頷いた。
「ん。いいこ」優しく頬ずりをしてきた。
あ、そういえば、この人って結構無口だよね。無気力、って言う言い方が合ってるかも。うーーん。その分が行動に現れるんだろうなぁ。頭を撫でたり、頬ずりするのはしょっちゅうだ。嫌じゃないからいいけど。
!!!!そうだ!おはようって言うんだった!よし、本番だ。間違えないように…
「おはぁよ、おなみゃえ、おちえて、くだしゃい」いみは、伝わったはず!伝わって!私が言い終わると、男の人は目を見開いて固まっていた。でも、少し経つと頰を緩めながら
「…、もう言えるようになったの。えらいね、いい子。僕、シャドウ…闇の…精霊王…」
頬ずりと、頰にキスをしてくれた、ほうほう、シャドウかぁ、影って意味だった気がする。それで、精霊王だっけ?精霊王……精霊王ねぇ………、ん?精霊王!?
「おうしゃまなの!?」
「……ん」
えぇー!?そんなに凄い人だったんだ…そりゃあお家が大きいわけだよ…
「君、の名前…ミア。ミアだよ。ずっと……考えてた。きに、いった?」
「うん!わたし、の、にゃまえ、みあ!みあだよ!あにゃたは、しゃどう!」
やった!やっと名前を呼べる!呼んでもらえる!ふふ、わ~~い!…………、あ、王様なら、《様》をつけるのかな?
「しゃどう、しゃま?」
わたしが呼ぶと途端にムッとした顔になって
「……ダメ、シャドウ、がいい。そう呼んで」
そう言ってぎゅーって抱きしめてきた。うーーん。ほんとはダメなのかもしれないけど、2人の時はそれでもいっか。
「わかっちゃ!」
そしたら今度は、わたしを見て愛おしそうに微笑んだ。
赤ん坊side 終
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