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第141話 そ、そんなあ
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水色の髪の女は何も話すことなく、ただ黙ってディアナ見据える。
「あの女性がイセリアだって!? でも、魂を抜き取られて死んでるはずじゃないのか!?」
「いや、彼女は本物のイセリア君だよ。中身は少々違うがね」
オルビルトは楽しそうにそう語り、話を続ける。
「後でベルナデッド君に紹介しよう思ったんだが、君達が今にでも斬り掛かってきそうだから先に紹介しておくよ。うっかり仲間の身体に傷なんて付けたくないだろう?」
「汚い真似をしやがって! どこまで腐ってやがる!」
「ははっ、せっかく感動の再会をさせてあげようと思ったのに、あまり喜んでもらえなかったようだね」
「黙れ! すぐに消し炭にしてやる!」
俺はポケットから魔法石のペンダントを取り出して、オルビルトに斬り掛かる。
「まだ殺されるわけにはいかないなあ。それに、僕は戦いに来たわけじゃなくてオーブを取りに来ただけだ」
オルビルトそう言いながら、水の泡になってその場から消える。
「気を付けろファクル! そっちに行くぞ!」
この技を知っている俺はオーブの近くにいるファクルに注意をして走り出す。
その直後、オーブがある地面から水が吹き出してその中からオルビルトが現れる。
ファクルは突然目の前に現れたオルビルトに一瞬狼狽えるが、すぐに剣を抜いて攻撃をする。
「ふふっ、精霊の力を手に入れた僕はこんなことも出来るようになったんだよ? 【蛟】」
オルビルトの手のひらから水の蛇が出現し、オーブの近くにいたファクルや他のアークの軍勢に向かって突っ込んでいく。
水の蛇は口から紫色の霧を吐きながら、ファクルとアークの人間を次々と体当たりして吹き飛ばしていく。
霧を吸ったファクル達はその場に倒れて顔がみるみるうちに青ざめていく。
オルビルトは満足そうにその様子を眺め、オーブが入った箱を手に取る。
「どうだい毒霧の味は? 久しぶりに使ってみたけど悪くなさそうだ」
「【斎戒沐浴】!」
プリム杖を振り上げて叫ぶ。
すると、辺り一面に広がった紫の霧が晴れていき、倒れた人達の顔に赤みが差していく。
「【砂上楼】」
キニングが手のひら同士をパンっと叩くと、オルビルトの立っている地面が砂になり、その中に吸い込まれていく。
「でかしたじいさん! 【蒼月】!」
砂に足を取られて動けないオルビルトに蒼い炎の斬撃を放つ。
「やるねえ……【白糸】」
オルビルトがそう呟いた次の瞬間、地面から水が打ちあがり、俺の放った炎の斬撃をかき消す。
オルビルトは膝まで地面に埋まりながらも、そこから抜け出そうとすることはなく、余裕な素振りをして喋り出す。
「先程戦った君にまだそんな余力が残っていたとは少々驚いたよ。しかし人々の精霊に対する信仰心が無くなり、半分以下の力しか出せない君達に以前程の脅威は感じないね」
「くそっ! いくら精霊の力を手に入れたとはいえ俺達と対等に戦えるはずはない! 何者なんだ貴様!」
「精霊の力だけじゃなくて、元々ある僕の力を忘れてもらっては困るよ」
「まだよ!」
空から声が聞こえ、見るとリネットが背中に翼を広げて空中に停滞している。
そして、空から彗星のごとく光を放ちながらオルビルト目掛けて墜ちてくる。
「無駄だよ……リネット君」
オルビルトの手から光の粒子が放たれ、頭上に鉄の壁が出来る。
墜ちてくるリネットはその壁に激突してしまい、その反動で宙に投げ出される。
「リネット!」
俺はすぐさまリネットに駆け寄り安否を確認する。
「ははっ、今のは痛かっただろう。大丈夫かいリネット君?」
リネットはなんとか起き上がってオルビルトを睨み付ける。
「うるさい! そんなことより父さんと義兄さんの敵を取らせてもらうわ!」
「そんなに怖い顔をしないでくれたまえ。まっ、流石の僕もこれだけの人数を相手にするのはまだ難しいから、逃げさせてもらうがね」
「ボヤージュ・ドゥ・ラ・モール!」
サーシャの声が聞こえたのと同時に、辺りが暗闇と静寂に包まれる。そしてオルビルトが立っていた場所に二つの光が点滅する。
その直後、空間を切り裂くように暗闇が半分に割れていって本来の景色を取り戻す。
「やったか……?」
戻った視界で地面に埋まったオルビルトの方を見る。
しかし……オルビルトは卵の殻のような形をした透明な防御膜を張っていて、目立った外傷などは無いように見える。
オルビルトは張っていたバリアを光の粒子に戻し、不気味な笑みを浮かべながらサーシャに語りかける。
「危ない危ない! 精霊の力とバレンティス君の話がなかったら死んでいたかもしれないよサーシャ君」
「そ、そんな……無傷なの……?」
大鎌を持ったサーシャがその場に佇むオルビルトを見て驚愕する。
「いやいや、予想通りの力だったさ。しかし今の僕には通用しない……」
オルビルトが砂の中から浮き上がってきて、四つの箱に入ったオーブを回収する。
「おや? どうやらこの箱に厳重な封印を施してあるようだ」
「そう簡単には開けられると思うな!」
「構わないよ。プレゼントというのはリボンを開けるときがもっとも楽しからね」
箱を開けようとするオルビルトにディアナが襲い掛かっていく。
すると、ディアナが動き出すのを待ってたかのようにイセリアも動きだす。
イセリアは一瞬でディアナの後ろを取り、背後から剣で突き刺そうとする。
「お前が私に背を向けるのを待っていたぞ。お前の魂……貰っていく!」
「いつの間に!」
気付くのが遅れたディアナはすぐに振り向くが、剣を避けることが間に合わない。
そのとき、ウィルが二人の間に割って入りディアナを庇う。
イセリアの剣はウィルの腹部を貫通し、服の上から大量の血が滲みだす。
「身を挺して庇ったか……。まあいい、お前が持つ精霊の力と魂を貰い受けるとしよう」
ウィルはその言葉を鼻で笑いイセリアの腕を掴む。
「フッ、貴様達にくれてやるくらいなら、あいつにくれてやった方がマシだ!」
ウィルの全身が光輝き、それと同時に俺の体も輝き始める。
「受け取れロイ! そしてお前に一度だけ頼み事をする! こいつ等を……みんなの敵を打ってくれ」
「待てウィル! お前とはまだ話すことがあるんだ!」
「……すまない……ディアナ……私はお前を……」
虚ろな目で最後にそう呟いた後、首から力が抜ける。
ウィルの体から光が消え、イセリアの腕を掴んだまま息絶える。
「やられたな……。まさか魂ごと精霊の力を譲ることが出来るとは」
イセリアが腕からウィルの手を剥がして剣を抜こうとした次の瞬間、ウィルの身体が凍りつく。
そしてウィルの体を伝ってイセリアの剣もパキパキと音ならして凍り始める。
異変を察知したイセリアは剣を抜くのを諦めて後ろに下がる。
「これが姉の体であるということを忘れたのか?」
イセリアはディアナにそう問い掛ける。
「お前は姉ではない。いや……むしろお前を殺すことこそが、姉とウィルに対するせめてもの手向けとなるだろう」
ディアナは剣を握りしめてイセリアを見据える。
イセリアは勝てないと判断したのか、箱を開けてオーブを眺めているオルビルトに声を掛ける。
「魂は欲しかったがこれ以上は無理なようだ。そろそろ引き上げるぞ」
「そうだね。オーブは本物のようだし、目的は達成した。ありがとうアークの諸君! おかげで集める手間が省けたよ!」
「貴様! そのオーブを何に使うつもりだ!」
「これには精霊の力がこもっていてね。言わば精霊達が残した過去の遺産だ。これがあれば僕は次の段階に進めるのさ」
そう言って指をパチンと鳴らす。
すると、オルビルトとイセリアの背後に不思議な空間が広がっている渦が出現する。
「またそれを使って逃げる気か!」
「僕だって逃げたくはないが、今君達と戦うのは得策ではないからね。また今度会いに来るとしよう」
「逃がすかよ!」
俺とディアナ、それにみんなも一斉攻撃を仕掛けにいく。
しかし、それよりも早く二人は渦の中に逃げ込む。
「そうそう、僕はもう帰るけど、君達にもう一つサプライズを用意しておいた。では、また会おう諸君」
閉じていく渦の中で、オルビルトがそれだけを言い残してこの場から消える。
「あの女性がイセリアだって!? でも、魂を抜き取られて死んでるはずじゃないのか!?」
「いや、彼女は本物のイセリア君だよ。中身は少々違うがね」
オルビルトは楽しそうにそう語り、話を続ける。
「後でベルナデッド君に紹介しよう思ったんだが、君達が今にでも斬り掛かってきそうだから先に紹介しておくよ。うっかり仲間の身体に傷なんて付けたくないだろう?」
「汚い真似をしやがって! どこまで腐ってやがる!」
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「気を付けろファクル! そっちに行くぞ!」
この技を知っている俺はオーブの近くにいるファクルに注意をして走り出す。
その直後、オーブがある地面から水が吹き出してその中からオルビルトが現れる。
ファクルは突然目の前に現れたオルビルトに一瞬狼狽えるが、すぐに剣を抜いて攻撃をする。
「ふふっ、精霊の力を手に入れた僕はこんなことも出来るようになったんだよ? 【蛟】」
オルビルトの手のひらから水の蛇が出現し、オーブの近くにいたファクルや他のアークの軍勢に向かって突っ込んでいく。
水の蛇は口から紫色の霧を吐きながら、ファクルとアークの人間を次々と体当たりして吹き飛ばしていく。
霧を吸ったファクル達はその場に倒れて顔がみるみるうちに青ざめていく。
オルビルトは満足そうにその様子を眺め、オーブが入った箱を手に取る。
「どうだい毒霧の味は? 久しぶりに使ってみたけど悪くなさそうだ」
「【斎戒沐浴】!」
プリム杖を振り上げて叫ぶ。
すると、辺り一面に広がった紫の霧が晴れていき、倒れた人達の顔に赤みが差していく。
「【砂上楼】」
キニングが手のひら同士をパンっと叩くと、オルビルトの立っている地面が砂になり、その中に吸い込まれていく。
「でかしたじいさん! 【蒼月】!」
砂に足を取られて動けないオルビルトに蒼い炎の斬撃を放つ。
「やるねえ……【白糸】」
オルビルトがそう呟いた次の瞬間、地面から水が打ちあがり、俺の放った炎の斬撃をかき消す。
オルビルトは膝まで地面に埋まりながらも、そこから抜け出そうとすることはなく、余裕な素振りをして喋り出す。
「先程戦った君にまだそんな余力が残っていたとは少々驚いたよ。しかし人々の精霊に対する信仰心が無くなり、半分以下の力しか出せない君達に以前程の脅威は感じないね」
「くそっ! いくら精霊の力を手に入れたとはいえ俺達と対等に戦えるはずはない! 何者なんだ貴様!」
「精霊の力だけじゃなくて、元々ある僕の力を忘れてもらっては困るよ」
「まだよ!」
空から声が聞こえ、見るとリネットが背中に翼を広げて空中に停滞している。
そして、空から彗星のごとく光を放ちながらオルビルト目掛けて墜ちてくる。
「無駄だよ……リネット君」
オルビルトの手から光の粒子が放たれ、頭上に鉄の壁が出来る。
墜ちてくるリネットはその壁に激突してしまい、その反動で宙に投げ出される。
「リネット!」
俺はすぐさまリネットに駆け寄り安否を確認する。
「ははっ、今のは痛かっただろう。大丈夫かいリネット君?」
リネットはなんとか起き上がってオルビルトを睨み付ける。
「うるさい! そんなことより父さんと義兄さんの敵を取らせてもらうわ!」
「そんなに怖い顔をしないでくれたまえ。まっ、流石の僕もこれだけの人数を相手にするのはまだ難しいから、逃げさせてもらうがね」
「ボヤージュ・ドゥ・ラ・モール!」
サーシャの声が聞こえたのと同時に、辺りが暗闇と静寂に包まれる。そしてオルビルトが立っていた場所に二つの光が点滅する。
その直後、空間を切り裂くように暗闇が半分に割れていって本来の景色を取り戻す。
「やったか……?」
戻った視界で地面に埋まったオルビルトの方を見る。
しかし……オルビルトは卵の殻のような形をした透明な防御膜を張っていて、目立った外傷などは無いように見える。
オルビルトは張っていたバリアを光の粒子に戻し、不気味な笑みを浮かべながらサーシャに語りかける。
「危ない危ない! 精霊の力とバレンティス君の話がなかったら死んでいたかもしれないよサーシャ君」
「そ、そんな……無傷なの……?」
大鎌を持ったサーシャがその場に佇むオルビルトを見て驚愕する。
「いやいや、予想通りの力だったさ。しかし今の僕には通用しない……」
オルビルトが砂の中から浮き上がってきて、四つの箱に入ったオーブを回収する。
「おや? どうやらこの箱に厳重な封印を施してあるようだ」
「そう簡単には開けられると思うな!」
「構わないよ。プレゼントというのはリボンを開けるときがもっとも楽しからね」
箱を開けようとするオルビルトにディアナが襲い掛かっていく。
すると、ディアナが動き出すのを待ってたかのようにイセリアも動きだす。
イセリアは一瞬でディアナの後ろを取り、背後から剣で突き刺そうとする。
「お前が私に背を向けるのを待っていたぞ。お前の魂……貰っていく!」
「いつの間に!」
気付くのが遅れたディアナはすぐに振り向くが、剣を避けることが間に合わない。
そのとき、ウィルが二人の間に割って入りディアナを庇う。
イセリアの剣はウィルの腹部を貫通し、服の上から大量の血が滲みだす。
「身を挺して庇ったか……。まあいい、お前が持つ精霊の力と魂を貰い受けるとしよう」
ウィルはその言葉を鼻で笑いイセリアの腕を掴む。
「フッ、貴様達にくれてやるくらいなら、あいつにくれてやった方がマシだ!」
ウィルの全身が光輝き、それと同時に俺の体も輝き始める。
「受け取れロイ! そしてお前に一度だけ頼み事をする! こいつ等を……みんなの敵を打ってくれ」
「待てウィル! お前とはまだ話すことがあるんだ!」
「……すまない……ディアナ……私はお前を……」
虚ろな目で最後にそう呟いた後、首から力が抜ける。
ウィルの体から光が消え、イセリアの腕を掴んだまま息絶える。
「やられたな……。まさか魂ごと精霊の力を譲ることが出来るとは」
イセリアが腕からウィルの手を剥がして剣を抜こうとした次の瞬間、ウィルの身体が凍りつく。
そしてウィルの体を伝ってイセリアの剣もパキパキと音ならして凍り始める。
異変を察知したイセリアは剣を抜くのを諦めて後ろに下がる。
「これが姉の体であるということを忘れたのか?」
イセリアはディアナにそう問い掛ける。
「お前は姉ではない。いや……むしろお前を殺すことこそが、姉とウィルに対するせめてもの手向けとなるだろう」
ディアナは剣を握りしめてイセリアを見据える。
イセリアは勝てないと判断したのか、箱を開けてオーブを眺めているオルビルトに声を掛ける。
「魂は欲しかったがこれ以上は無理なようだ。そろそろ引き上げるぞ」
「そうだね。オーブは本物のようだし、目的は達成した。ありがとうアークの諸君! おかげで集める手間が省けたよ!」
「貴様! そのオーブを何に使うつもりだ!」
「これには精霊の力がこもっていてね。言わば精霊達が残した過去の遺産だ。これがあれば僕は次の段階に進めるのさ」
そう言って指をパチンと鳴らす。
すると、オルビルトとイセリアの背後に不思議な空間が広がっている渦が出現する。
「またそれを使って逃げる気か!」
「僕だって逃げたくはないが、今君達と戦うのは得策ではないからね。また今度会いに来るとしよう」
「逃がすかよ!」
俺とディアナ、それにみんなも一斉攻撃を仕掛けにいく。
しかし、それよりも早く二人は渦の中に逃げ込む。
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