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第4章 エルセニム国のおてんば姫
第4章第012話 夜襲
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第4章第012話 夜襲
・Side:ツキシマ・レイコ
ダーコラ国の港町バトゥーのネイルコード国拠点です。
もう日が暮れる頃ですが。ハルバニ外相とオルモック将軍は、暗くなりつつある道を馬車を走らせ王都に戻っていきました。それができる程度の道の整備はされているようですね。
日が暮れる前に、最初に会ったバトゥー駐在の外交官に生鮮食料の買い付けがしたいと要望を出してました。船に控えている兵達も含めて二千人ほどの食事です。食料は十分な量を持ち込んではいますが、どうしても生鮮品は不足していきますからね。
ダーコラ国で流通しているのは、正教国の貨幣です。しかしそこはエイゼル市より小規模とはいえ港町、ネイルコード国の貨幣も使えるそうで、今回はそちらの金貨や銀貨での支払いになります。
ネイルコード国軍に徴発や略奪をされるのでは?と街の人は内心ビクビクしていたそうです。
「造幣を他国に握られとるとはな…」
と、アイズン伯爵がぼやいています。すでに簡易なこの街の地図を手に入れて、なにやらいろいろ思索しているようですね。脳内シムシティ中です。
ネイルコード国軍側からはきちんと支払いはされると周知されたことで。次の日の朝には近隣の村から噂を聞いた住人達が、野菜や狩ったボア等を売りに来ていました。一般の民は逞しいですね。
毒の心配は無いのかって? 優秀な検知官が居ますからね、うちには。
レッドさんが調理師の人に抱えられて、あちこち連れ回されています。今のところ、根に毒のある香草と、毒のある魚が混じっていましたが。エイゼル市でも間違って食べる事故はある種類だとかで、故意では無いという判断で今回はお咎め無しです。
レッドさん優秀です。
さて。ハルバニ外相とオルモック将軍が去って二日目の夜、明日は回答の日となりますが。
その間、私も遊んでいたわけでは無いですよ。櫓の上で周囲の警戒とか、護衛の仕事はきちんとこなしています。
今夜は月が登るまでの時間が私の当番です。神の玉座は登っていますけどね。レッドさんは、私のフードの中でお休み中。
マーリアちゃんは、証人でもありますし、誼を結びたいエルセニム国のお姫様でもあります。本来ならローザリンテ殿下と同じように警護対象ではあるのですが。今では監視すら付いていませんね。見た目特級の美少女です、若い兵達の噂の対象もあるようですが。流石にまだちょっと幼いと見られているのか、さすがに声かけはしてきませんけどね。もう3歳ほど上だったら、えらいことになっていそうです。
地球で言えば深夜零時を回ったくらいでしょうか。レイコ・レーダーに反応がありました。結構な強さの反応が、北東からやってきます。
急遽、レッドさんにも起きてもらって、羽を展開、精密走査します。翼を広げたレッドさんを初めて見たのか、一緒に見張りしていた兵士さんが驚いています。
…五十人ほどの集団がこちらに向かっているようですね。
櫓を降りて、現在の警備の責任者に連絡します。すぐにラコール騎士隊長に知らされて、ローザリンテ殿下にも起床していただき、もしもに備えて待機してもらいます。
ここまで、大きな音は立てずに静かにです。向かってきているのが敵だとしても、こちらが気がついたことをわざわざ知らせる必要は無いですからね。
アイズン伯爵にダンテ隊長やエカテリンさんも起床して、備えてもらいます。
死守すべきは、当然ローザリンテ殿下。さらに殿下が沖合の船に退避するために必須なカッター船です。
…近くの林の中に隠れるように、集団が布陣しましたね。そのことをラコール騎士隊長知らせると、指示された騎士の人が櫓の上から誰何します。皮で作ったでっかいメガホンみたいなのを使っていますね。
「ここはネイルコード国軍の陣地である。そこの林に隠れている集団は、速やかに姿を見せて所属を明らかにせよ!返答無き場合には、こちらとしても相応の対処をすることになる!」
誰何している騎士さんに、林の中から弓矢が放たれました。ただ、この距離で下からの狙撃です。見事、持っていた小型の盾で弾きました。
その音を合図にしたかのように、一斉に林から集団が飛び出してきました。ただ、拠点の周囲には三メートルほどの柵が巡らされています。どうするんだろう?と思ったら、…普通に飛び越えてきますね、あの人達。ぴょんぴょんと
そこかしこで戦闘が始まります。私も櫓を降りることにしました。
マーリアちゃんとセレブロさんも助太刀してくれるようです。ちなみにマーリアちゃん、あの決闘の後に戦斧の刃を外しちゃったんですよね。代わりに刃を潰した別の斧をウェイトとして付けてもらってます。まぁマーリアちゃんの力なら、剣や盾で防いだどころでダメージは入ります。もうあれは、見た目が戦斧というだけのロングメイスですね。
「マーリアちゃん! 建物の守備を優先で! レッドさんは上空から哨戒を!」
「了解っ!」
「クーッ!」
夜襲に備えてでしょう、襲撃者たちは全員黒い服を着ています。随所に明り取りの松明が焚かれていますが、それでも見辛いですね。
構えている武器は、ショートソードと言ったところでしょうか。乱戦では、短めの方が使いやすいでしょうから。
襲撃者の所属も目的もまだ不明ですので。動けなくなる程度で殺さずで行きたいと思います。マーリアちゃんももとからそのつもりのようですが。…セレブロさんは手加減できるのかな?
騎士団の人達は流石ですね。襲撃者もかなりの腕だと思いますが、騎士団の方が数は勝っていますし、後れを取っていません。
それでも、双方から死者が出るのは不本意ですので、なるだけ早く片しますか。
レイコ・ナックルソードで、剣を叩き折り、弁慶を殴って脚の骨にひびを入れ、鳩尾をこついて気絶させる。これを繰り返していきます。…殴って気絶させるのは難しいですね。失敗してごめんなさい、鳩尾押さえて藻掻いている人。
一〇人ほど相手をした頃でしょうか。
「マーリア! なんでこんな所に!」
「え?」
黒装束で先頭で戦っていた人が叫び、マーリアちゃんのところに駆けつけようとしますが。騎士達に阻まれて近づけません。
「くそ! マーリアまで前線に出して我らと戦わせるとは、貴様らもダーコラと同じか! …致し方ない! 皆一旦引くぞ!」
動ける襲撃者達が、ぴょんぴょんと柵を跳び越えていき、あっという間に撤収していきました。指揮官らしき人は、置いていかざるをえない負傷者にいたたまれない視線を残しつつも、去って行きます。
残されたのは、片足でも立って殿を務めようとする黒装束と、痛みにうめき声を上げている怪我人達。…襲撃者達を追いたくはありますが、まずは救助ですか。抵抗している怪我人は、騎士達が取り押さえてくれました。
襲撃者側には動かせないほどの怪我人はいないので、尋問に引っ張っていこうと騎士の人が頭を覆っていた黒頭巾っぽいかぶり物を取ったところ、出てきたのは銀髪紅眼。全員がエルセニム人でした。
「あなたたち、どうして…」
マーリアちゃんが、縛られている人達に話しかけます。
「マーリア姫、ご無事でなりよりですが。…お助けできなくて無念でございます…」
やはり何やら事情がありそうですね。
この兵力差ではありましたが。騎士と襲撃者の負傷者は同じくらいの人数でした。襲撃者の強さが推し量れます。
一応、消毒用アルコールと縫合用の裁縫セットを医療具として用意してもらっていました。アルコールは、マルタリクの職人さんが頑張ってくれました。今は、飲む用の蒸留酒の量産にハマっているそうです。
急を要する傷はほとんど切り傷ですので。ともかく傷を消毒して縫っていきます。痛いのは我慢してください、治りが違いますから。
エルセニム人の治療には、マーリアちゃんも手伝ってくれます。
「この人達は信用できるから、我慢して治療を受けなさい!」
と、消毒の痛みと縫うという作業に怯えているエルセニム人の人を絆しています。
従軍していた医者と、衛生兵に相当する人達も、興味深そうに見ていますね。とはいえ、傷口を消毒して閉じる。私に出来るのはこの程度ですが。傷口は、塞ぐのが最優先なのです。真似できるのならすぐにやってくださいね。
骨折は…ほとんど私がやったやつですが。特別にすることも無いので、添え木して縛って貰います。
襲撃者達も同様に治療していきます。どうして敵をと、最初は騎士達に止められましたけど、まぁいろいろ訳がありそうですので。
幸い、欠損や致命傷を負った人はいませんでした。騎士達の装備と練度が高かったというのもありますし。双方共に身体強化術が強力だったのも幸いしていたようです。さすがローザリンテ殿下の護衛騎士です。
・Side:ツキシマ・レイコ
ダーコラ国の港町バトゥーのネイルコード国拠点です。
もう日が暮れる頃ですが。ハルバニ外相とオルモック将軍は、暗くなりつつある道を馬車を走らせ王都に戻っていきました。それができる程度の道の整備はされているようですね。
日が暮れる前に、最初に会ったバトゥー駐在の外交官に生鮮食料の買い付けがしたいと要望を出してました。船に控えている兵達も含めて二千人ほどの食事です。食料は十分な量を持ち込んではいますが、どうしても生鮮品は不足していきますからね。
ダーコラ国で流通しているのは、正教国の貨幣です。しかしそこはエイゼル市より小規模とはいえ港町、ネイルコード国の貨幣も使えるそうで、今回はそちらの金貨や銀貨での支払いになります。
ネイルコード国軍に徴発や略奪をされるのでは?と街の人は内心ビクビクしていたそうです。
「造幣を他国に握られとるとはな…」
と、アイズン伯爵がぼやいています。すでに簡易なこの街の地図を手に入れて、なにやらいろいろ思索しているようですね。脳内シムシティ中です。
ネイルコード国軍側からはきちんと支払いはされると周知されたことで。次の日の朝には近隣の村から噂を聞いた住人達が、野菜や狩ったボア等を売りに来ていました。一般の民は逞しいですね。
毒の心配は無いのかって? 優秀な検知官が居ますからね、うちには。
レッドさんが調理師の人に抱えられて、あちこち連れ回されています。今のところ、根に毒のある香草と、毒のある魚が混じっていましたが。エイゼル市でも間違って食べる事故はある種類だとかで、故意では無いという判断で今回はお咎め無しです。
レッドさん優秀です。
さて。ハルバニ外相とオルモック将軍が去って二日目の夜、明日は回答の日となりますが。
その間、私も遊んでいたわけでは無いですよ。櫓の上で周囲の警戒とか、護衛の仕事はきちんとこなしています。
今夜は月が登るまでの時間が私の当番です。神の玉座は登っていますけどね。レッドさんは、私のフードの中でお休み中。
マーリアちゃんは、証人でもありますし、誼を結びたいエルセニム国のお姫様でもあります。本来ならローザリンテ殿下と同じように警護対象ではあるのですが。今では監視すら付いていませんね。見た目特級の美少女です、若い兵達の噂の対象もあるようですが。流石にまだちょっと幼いと見られているのか、さすがに声かけはしてきませんけどね。もう3歳ほど上だったら、えらいことになっていそうです。
地球で言えば深夜零時を回ったくらいでしょうか。レイコ・レーダーに反応がありました。結構な強さの反応が、北東からやってきます。
急遽、レッドさんにも起きてもらって、羽を展開、精密走査します。翼を広げたレッドさんを初めて見たのか、一緒に見張りしていた兵士さんが驚いています。
…五十人ほどの集団がこちらに向かっているようですね。
櫓を降りて、現在の警備の責任者に連絡します。すぐにラコール騎士隊長に知らされて、ローザリンテ殿下にも起床していただき、もしもに備えて待機してもらいます。
ここまで、大きな音は立てずに静かにです。向かってきているのが敵だとしても、こちらが気がついたことをわざわざ知らせる必要は無いですからね。
アイズン伯爵にダンテ隊長やエカテリンさんも起床して、備えてもらいます。
死守すべきは、当然ローザリンテ殿下。さらに殿下が沖合の船に退避するために必須なカッター船です。
…近くの林の中に隠れるように、集団が布陣しましたね。そのことをラコール騎士隊長知らせると、指示された騎士の人が櫓の上から誰何します。皮で作ったでっかいメガホンみたいなのを使っていますね。
「ここはネイルコード国軍の陣地である。そこの林に隠れている集団は、速やかに姿を見せて所属を明らかにせよ!返答無き場合には、こちらとしても相応の対処をすることになる!」
誰何している騎士さんに、林の中から弓矢が放たれました。ただ、この距離で下からの狙撃です。見事、持っていた小型の盾で弾きました。
その音を合図にしたかのように、一斉に林から集団が飛び出してきました。ただ、拠点の周囲には三メートルほどの柵が巡らされています。どうするんだろう?と思ったら、…普通に飛び越えてきますね、あの人達。ぴょんぴょんと
そこかしこで戦闘が始まります。私も櫓を降りることにしました。
マーリアちゃんとセレブロさんも助太刀してくれるようです。ちなみにマーリアちゃん、あの決闘の後に戦斧の刃を外しちゃったんですよね。代わりに刃を潰した別の斧をウェイトとして付けてもらってます。まぁマーリアちゃんの力なら、剣や盾で防いだどころでダメージは入ります。もうあれは、見た目が戦斧というだけのロングメイスですね。
「マーリアちゃん! 建物の守備を優先で! レッドさんは上空から哨戒を!」
「了解っ!」
「クーッ!」
夜襲に備えてでしょう、襲撃者たちは全員黒い服を着ています。随所に明り取りの松明が焚かれていますが、それでも見辛いですね。
構えている武器は、ショートソードと言ったところでしょうか。乱戦では、短めの方が使いやすいでしょうから。
襲撃者の所属も目的もまだ不明ですので。動けなくなる程度で殺さずで行きたいと思います。マーリアちゃんももとからそのつもりのようですが。…セレブロさんは手加減できるのかな?
騎士団の人達は流石ですね。襲撃者もかなりの腕だと思いますが、騎士団の方が数は勝っていますし、後れを取っていません。
それでも、双方から死者が出るのは不本意ですので、なるだけ早く片しますか。
レイコ・ナックルソードで、剣を叩き折り、弁慶を殴って脚の骨にひびを入れ、鳩尾をこついて気絶させる。これを繰り返していきます。…殴って気絶させるのは難しいですね。失敗してごめんなさい、鳩尾押さえて藻掻いている人。
一〇人ほど相手をした頃でしょうか。
「マーリア! なんでこんな所に!」
「え?」
黒装束で先頭で戦っていた人が叫び、マーリアちゃんのところに駆けつけようとしますが。騎士達に阻まれて近づけません。
「くそ! マーリアまで前線に出して我らと戦わせるとは、貴様らもダーコラと同じか! …致し方ない! 皆一旦引くぞ!」
動ける襲撃者達が、ぴょんぴょんと柵を跳び越えていき、あっという間に撤収していきました。指揮官らしき人は、置いていかざるをえない負傷者にいたたまれない視線を残しつつも、去って行きます。
残されたのは、片足でも立って殿を務めようとする黒装束と、痛みにうめき声を上げている怪我人達。…襲撃者達を追いたくはありますが、まずは救助ですか。抵抗している怪我人は、騎士達が取り押さえてくれました。
襲撃者側には動かせないほどの怪我人はいないので、尋問に引っ張っていこうと騎士の人が頭を覆っていた黒頭巾っぽいかぶり物を取ったところ、出てきたのは銀髪紅眼。全員がエルセニム人でした。
「あなたたち、どうして…」
マーリアちゃんが、縛られている人達に話しかけます。
「マーリア姫、ご無事でなりよりですが。…お助けできなくて無念でございます…」
やはり何やら事情がありそうですね。
この兵力差ではありましたが。騎士と襲撃者の負傷者は同じくらいの人数でした。襲撃者の強さが推し量れます。
一応、消毒用アルコールと縫合用の裁縫セットを医療具として用意してもらっていました。アルコールは、マルタリクの職人さんが頑張ってくれました。今は、飲む用の蒸留酒の量産にハマっているそうです。
急を要する傷はほとんど切り傷ですので。ともかく傷を消毒して縫っていきます。痛いのは我慢してください、治りが違いますから。
エルセニム人の治療には、マーリアちゃんも手伝ってくれます。
「この人達は信用できるから、我慢して治療を受けなさい!」
と、消毒の痛みと縫うという作業に怯えているエルセニム人の人を絆しています。
従軍していた医者と、衛生兵に相当する人達も、興味深そうに見ていますね。とはいえ、傷口を消毒して閉じる。私に出来るのはこの程度ですが。傷口は、塞ぐのが最優先なのです。真似できるのならすぐにやってくださいね。
骨折は…ほとんど私がやったやつですが。特別にすることも無いので、添え木して縛って貰います。
襲撃者達も同様に治療していきます。どうして敵をと、最初は騎士達に止められましたけど、まぁいろいろ訳がありそうですので。
幸い、欠損や致命傷を負った人はいませんでした。騎士達の装備と練度が高かったというのもありますし。双方共に身体強化術が強力だったのも幸いしていたようです。さすがローザリンテ殿下の護衛騎士です。
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