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第5章 クラーレスカ正教国の聖女
第5章第042話 ネイルコード国への帰国
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第5章第042話 ネイルコード国への帰国
・Side:ツキシマ・レイコ
さて。いろいろ嫌なこともありましたが。正教国の改革も進みそうですし。とりあえず満足行く解決には至れたかなと言うことで。そろそろネイルコード国に帰ります。帰れます。うん。
マーリアちゃんは退院の後、ネイルコード国からの護衛騎士の皆さんや聖騎士団の方々と、さっそく訓練にも参加しています。
寝ていて体重は逆に増えた…なんて言っていますが、成長期の子が体重気にしちゃだめですよ? でも、マナで身体強化して動いている分には、体重減らないので注意。
トゥーラさんがちょっと大変でした。セレブロさんやアライさんと別れがたいようで、離れられません。
ネイルコードに来ますか? なんてことも言ってみましたが。件の実家の領地の内紛の黒幕がサラダーン祭司長だという証拠が出てきまして、晴れて汚名返上となりますが。それの後始末と、このまま教都に留まって騎士としてリシャーフさんを支える誓いを立てております。
タルーサさん、実家の奴隷として買われていたエルセニム人が連れてこられましたが。こちらもちょっと一悶着です。
タルーサさんのお子さんが、エルセニム人家族と別れることを知ってギャン泣きしまして。エルセニム人のご家族も別れ難くなったとか。教都で暮らしている分には、聖騎士団の騎士の家人だというゴルゲットを身につけていればさほど無体な自体は起きなかったそうで。奴隷の身分からは解放された上でこのまま家人として教都に留まり、さらにリシャーフさん付き護衛騎士のお付きのエルセニム人文官として奴隷解放に関しての業務を手伝うことになったそうです。エルセニム人奴隷はまだまだたくさん居るようですからね。
まぁそれでも、一度はエルセニムに里帰りはするそうです。
教都を立つ前日、サラダーン元祭司長が亡くなったとの知らせが届きました。死因は、介護していたカリッシュによる殺害です。
急性放射線症による内臓出血で苦しんでいたサラダーンを慮ってのことか。同じような神の怒りが自分にも"伝染る"ことを恐れてのことか。それとも神に変わって天罰でも下したつもりなのか。この辺はもう分かりません。カリッシュ自身も直後に自殺したそうですから。
バッセンベル領と同じような感じになりましたね。結局私が直接殺したことにはならなかったけど、私が原因で死んだことには変わりない。それが悪人だとしても、やはり命のやり取りとなってしまうことには胸に砂が詰まったような気分です。
…別に悪人を倒すことが楽しいわけではないのです。私が好きなのは、悪人を倒せる主人公チートではなく、悪人なんていない世界なのですから。物語を読むのとその世界に住むのとでは大違いです。
…教都を出るときにセレモニーを断るのが大変でした。
下手したら、教都から港町のセネバルまで、大名行列でしたよ。…リシャーフさん、勿体ないって顔をしないでください。
「レイコ殿…教義や政治は抜きにして、またクラーレスカに来ていただけますか?」
リシャーフさんとお別れの挨拶です。
ちなみにクラーレスカ正教国は、政教分離が整った時点でクラーレスカと国名を改めることが決まっています。
「今度は観光とかの遊びに来たいですね。歴史ある建物とか好きなんで、今度来たときにはいろいろ案内してください」
「その折りには、歓迎いたします」
にっこり笑うリシャーフさん、まさに聖女の微笑みです。
短い間でしたが。一皮二皮剥けた感じですね。良い政を行えるよう祈っています。
教都の南東にある港町セネバル。あれに見えるは快速帆船クイーン・ローザリンテ号!
なんだかんだで正教国最大の港だけあって、たくさんの船が帰港しているようです。港の規模だけならエイゼル市よりでかいかも?
それでも、その白く船体が一番目立って美しいように感じるのは、身びいきでしょうか。
季節的にはもうすぐ七月ってところでしょうが、この辺は梅雨はないので、からっとした良い天気です。
「またあの船乗れるんだ! 私あの船大好き!」
「キュックルクー」
マーリアちゃんとアライさんも喜んでます。
「帰ったら、その獣人についてもいろいろ対応せねばならないな…獣人と呼んでいいのか?」
うーん。定義的には"人間"、すなわちコミュニケーションが取れる知性を持つ生命体…なら人間でも良いんだけど。
獣人は、ミオンさんのような北方民族に対する蔑視語でもあります。
「"ラクーン人"はどうでしょう?」
"アライグマ"では、こちらの人には発音が難しいですし。ラクーンならなんか語呂も悪くないですからね。
『ラクーン、良いです』
アライグマ呼ばわりは失礼じゃないかな?とも思ったけど。ラクーンなんて単語、私とレッドさんくらいしか知らないですし。アライさんも特に問題無いようです。
「承知した。…まずは、ドウム商会に依頼して、各国に同様のラクーン人が居ないか探してもらわねばなるまいな。"赤竜神の巫女様が保護に乗り出している。"保護にかかった費用は補償する"。…ってところか?」
…あまり考えたくないですが。捕まっている子がいるとすると、見世物や愛玩動物的な商品として扱われている可能性は高いです。ただ、"売れる"とか"捕獲したら賞金"なんて認識をされると、さらに余計なトラブルを招きそうです。
巫女名義は使いたくないですが、私が保護したがっていることは明言した方がいいんでしょうね。
「将来的にこの子を故郷に帰したいけど。…そもそもどこにそれがあるのか、ちょっと見当も付かないですね」
ずっと海の東の先に"帝国の魔女"の大陸があるというのは知られていますし。正教国から大陸の西端までを描いたおおざっぱな世界地図みたいなのはあるのですが。地球で言えば15世紀くらいの雰囲気の地図しかありません。レッドさん、世界地図はくれないんですよね。 そんなものがあったら侵略戦争を誘発する?
「海図で一番進んでいるのは東方諸島だろうな。帝国で培った航海術が伝わっているんだ。帝国の持っていたもっと精密な地図なんかもあるとか噂で聞いている。そこでならラクーン人についても、なにか情報があるかもしれんが。…まぁ年単位の調査が必要だろうな」
アインコール殿下も、世界地図となるとあまり詳しくないそうです。
磁石を使った羅針盤は、すでに使われています。東方諸島でで扱っている商品だそうです。ただ、肝心の地図の精度がもう一つ二つ…
アライさんは、レッドさんやマーリアちゃんと一緒に見張り台に上っていきました。出港時には絶景のポイントだそうです。
アライさんのあの手、結構握力があるようで、ロープを掴んでつつつっと登っていきましたよ。見張り台の船員さんがびっくりしているのが見えます。
見張り台からの光景に、アライさんのヒャーヒャーと喜んでいる声がここからも聞こえます。
一本のマスト毎に一枚の帆が展開され低速状態、クイーン・ローザリンテ号が滑るように動き出します。湾の外に出たところで全部の帆を展開。いつぞやのダーコラ国との行き来の時には三分の二程度の帆しか使っていませんでしたが、今回は全開です。
全速を出すとここまで速度が出るんですね、この船。
海からの南風が絶好調だそうで、エイゼル市へは明後日到着予定ですが。途中ダーコラ国の港町バトゥーに寄ります。
正教国から即帰国を願ったエルセニム人の元奴隷達を帰すのもありますが。
魔人と化して亡くなった三人の他にも、正教国の探求院で保管されていた遺体やら埋められていた遺体が発見されまして、これらはまとめて正教国で荼毘に付されました。 探求院で犠牲となったエルセニム人の詳細についてはまだ調査中ですが。マーリアちゃんは、とりあえず遺骨を持って一旦エルセニム国に戻ります。
・Side:ツキシマ・レイコ
さて。いろいろ嫌なこともありましたが。正教国の改革も進みそうですし。とりあえず満足行く解決には至れたかなと言うことで。そろそろネイルコード国に帰ります。帰れます。うん。
マーリアちゃんは退院の後、ネイルコード国からの護衛騎士の皆さんや聖騎士団の方々と、さっそく訓練にも参加しています。
寝ていて体重は逆に増えた…なんて言っていますが、成長期の子が体重気にしちゃだめですよ? でも、マナで身体強化して動いている分には、体重減らないので注意。
トゥーラさんがちょっと大変でした。セレブロさんやアライさんと別れがたいようで、離れられません。
ネイルコードに来ますか? なんてことも言ってみましたが。件の実家の領地の内紛の黒幕がサラダーン祭司長だという証拠が出てきまして、晴れて汚名返上となりますが。それの後始末と、このまま教都に留まって騎士としてリシャーフさんを支える誓いを立てております。
タルーサさん、実家の奴隷として買われていたエルセニム人が連れてこられましたが。こちらもちょっと一悶着です。
タルーサさんのお子さんが、エルセニム人家族と別れることを知ってギャン泣きしまして。エルセニム人のご家族も別れ難くなったとか。教都で暮らしている分には、聖騎士団の騎士の家人だというゴルゲットを身につけていればさほど無体な自体は起きなかったそうで。奴隷の身分からは解放された上でこのまま家人として教都に留まり、さらにリシャーフさん付き護衛騎士のお付きのエルセニム人文官として奴隷解放に関しての業務を手伝うことになったそうです。エルセニム人奴隷はまだまだたくさん居るようですからね。
まぁそれでも、一度はエルセニムに里帰りはするそうです。
教都を立つ前日、サラダーン元祭司長が亡くなったとの知らせが届きました。死因は、介護していたカリッシュによる殺害です。
急性放射線症による内臓出血で苦しんでいたサラダーンを慮ってのことか。同じような神の怒りが自分にも"伝染る"ことを恐れてのことか。それとも神に変わって天罰でも下したつもりなのか。この辺はもう分かりません。カリッシュ自身も直後に自殺したそうですから。
バッセンベル領と同じような感じになりましたね。結局私が直接殺したことにはならなかったけど、私が原因で死んだことには変わりない。それが悪人だとしても、やはり命のやり取りとなってしまうことには胸に砂が詰まったような気分です。
…別に悪人を倒すことが楽しいわけではないのです。私が好きなのは、悪人を倒せる主人公チートではなく、悪人なんていない世界なのですから。物語を読むのとその世界に住むのとでは大違いです。
…教都を出るときにセレモニーを断るのが大変でした。
下手したら、教都から港町のセネバルまで、大名行列でしたよ。…リシャーフさん、勿体ないって顔をしないでください。
「レイコ殿…教義や政治は抜きにして、またクラーレスカに来ていただけますか?」
リシャーフさんとお別れの挨拶です。
ちなみにクラーレスカ正教国は、政教分離が整った時点でクラーレスカと国名を改めることが決まっています。
「今度は観光とかの遊びに来たいですね。歴史ある建物とか好きなんで、今度来たときにはいろいろ案内してください」
「その折りには、歓迎いたします」
にっこり笑うリシャーフさん、まさに聖女の微笑みです。
短い間でしたが。一皮二皮剥けた感じですね。良い政を行えるよう祈っています。
教都の南東にある港町セネバル。あれに見えるは快速帆船クイーン・ローザリンテ号!
なんだかんだで正教国最大の港だけあって、たくさんの船が帰港しているようです。港の規模だけならエイゼル市よりでかいかも?
それでも、その白く船体が一番目立って美しいように感じるのは、身びいきでしょうか。
季節的にはもうすぐ七月ってところでしょうが、この辺は梅雨はないので、からっとした良い天気です。
「またあの船乗れるんだ! 私あの船大好き!」
「キュックルクー」
マーリアちゃんとアライさんも喜んでます。
「帰ったら、その獣人についてもいろいろ対応せねばならないな…獣人と呼んでいいのか?」
うーん。定義的には"人間"、すなわちコミュニケーションが取れる知性を持つ生命体…なら人間でも良いんだけど。
獣人は、ミオンさんのような北方民族に対する蔑視語でもあります。
「"ラクーン人"はどうでしょう?」
"アライグマ"では、こちらの人には発音が難しいですし。ラクーンならなんか語呂も悪くないですからね。
『ラクーン、良いです』
アライグマ呼ばわりは失礼じゃないかな?とも思ったけど。ラクーンなんて単語、私とレッドさんくらいしか知らないですし。アライさんも特に問題無いようです。
「承知した。…まずは、ドウム商会に依頼して、各国に同様のラクーン人が居ないか探してもらわねばなるまいな。"赤竜神の巫女様が保護に乗り出している。"保護にかかった費用は補償する"。…ってところか?」
…あまり考えたくないですが。捕まっている子がいるとすると、見世物や愛玩動物的な商品として扱われている可能性は高いです。ただ、"売れる"とか"捕獲したら賞金"なんて認識をされると、さらに余計なトラブルを招きそうです。
巫女名義は使いたくないですが、私が保護したがっていることは明言した方がいいんでしょうね。
「将来的にこの子を故郷に帰したいけど。…そもそもどこにそれがあるのか、ちょっと見当も付かないですね」
ずっと海の東の先に"帝国の魔女"の大陸があるというのは知られていますし。正教国から大陸の西端までを描いたおおざっぱな世界地図みたいなのはあるのですが。地球で言えば15世紀くらいの雰囲気の地図しかありません。レッドさん、世界地図はくれないんですよね。 そんなものがあったら侵略戦争を誘発する?
「海図で一番進んでいるのは東方諸島だろうな。帝国で培った航海術が伝わっているんだ。帝国の持っていたもっと精密な地図なんかもあるとか噂で聞いている。そこでならラクーン人についても、なにか情報があるかもしれんが。…まぁ年単位の調査が必要だろうな」
アインコール殿下も、世界地図となるとあまり詳しくないそうです。
磁石を使った羅針盤は、すでに使われています。東方諸島でで扱っている商品だそうです。ただ、肝心の地図の精度がもう一つ二つ…
アライさんは、レッドさんやマーリアちゃんと一緒に見張り台に上っていきました。出港時には絶景のポイントだそうです。
アライさんのあの手、結構握力があるようで、ロープを掴んでつつつっと登っていきましたよ。見張り台の船員さんがびっくりしているのが見えます。
見張り台からの光景に、アライさんのヒャーヒャーと喜んでいる声がここからも聞こえます。
一本のマスト毎に一枚の帆が展開され低速状態、クイーン・ローザリンテ号が滑るように動き出します。湾の外に出たところで全部の帆を展開。いつぞやのダーコラ国との行き来の時には三分の二程度の帆しか使っていませんでしたが、今回は全開です。
全速を出すとここまで速度が出るんですね、この船。
海からの南風が絶好調だそうで、エイゼル市へは明後日到着予定ですが。途中ダーコラ国の港町バトゥーに寄ります。
正教国から即帰国を願ったエルセニム人の元奴隷達を帰すのもありますが。
魔人と化して亡くなった三人の他にも、正教国の探求院で保管されていた遺体やら埋められていた遺体が発見されまして、これらはまとめて正教国で荼毘に付されました。 探求院で犠牲となったエルセニム人の詳細についてはまだ調査中ですが。マーリアちゃんは、とりあえず遺骨を持って一旦エルセニム国に戻ります。
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