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第7章 Welcome to the world
第7章第002話 王宮からの性別鑑定依頼
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第7章第002話 王宮からの性別鑑定依頼
・Side:ツキシマ・レイコ
レッドさんによる赤ちゃん検査の能力!。あやうくアイリさんのお腹の赤ちゃんの性別がネタバレになりそうでしたが。そこは直前で回避できました。
男の子女の子どちらが良いという話は散々していたそうですが。夫婦揃ってどちらでも待ち遠しい我が子ということで納得しているそうです。待ち遠しいですね。
あと後日、王都の方から正式に鑑定依頼がありました。ネイルコード国第二王子にして軍相カステラード殿下の奥様アーメリア様がご懐妊ということで。事務方やら贈り物の注文が殺到する職人達を救済すべく、赤ちゃんの性別鑑定の依頼です。
一応、護衛ギルド経由での依頼ですよ。
こんなことまで護衛ギルドから回されるとは思いませんでした。こんな依頼はギルドでも初めて…って当たり前ですよね。
それでも報酬が絡む案件なら、ギルドを通しておいた方が良い…というのは、アイリさんからのアドバイスです。私に依頼されたお仕事の類いは、収入の管理や税金の計算に預金管理まで含めて、護衛ギルドに丸投げしているのです。
こちらの税金の計算は単純ですので。入出金時に計算してくれさえすればそれで済みますし。計算はギルドの方で保証してくれますので、後から難癖つけられることもありません。楽ちんです。
赤ちゃんの診断くらい無報酬でもいいと思ったのですが。そうすると依頼が殺到しそうだというのと…気に入らない性別なら堕胎なんてことになったら、私ぶち切れますよ?
まだ生活が厳しかった昔は、農村の働き手として男の子の方が望まれ、女の子は口減らし…なんてこともあったそうです。今のネイルコードでは女の子でも働き口は沢山ありますが、それでも家を継ぐとなるとやはり男の子が…という考えはそこそこあるようです。 ってことで。診断報酬とそれに伴う依頼主の事前調査が必須となりました。ローザリンテ殿下からのご指示でそこそこの依頼料が必要となります。
ただ私としては、さすがにこれを収入にするのには抵抗あるので。適切な治療院の方に全額寄付しましょう。
出張当日です。アイズン伯爵と一緒に馬車に乗って王都に上がりました。
着いたところは王宮…ってよりは、王城の敷地内の第二王子邸ですね、そちらに招かれました。
応接室には、カステラード殿下、奥様のアーメリア様が並んで座られています。ブロンドの髪を後ろで一本編みに。ドレスはシンプルですね。畏まった場では無いということか、比較的シンプルな出で立ちです。
アーメリア様、日本人の感覚だと清楚でおしとやかという雰囲気で。私としては高評価です。
「初めましてですね、赤竜神の巫女様、小竜神様。カステラードの妻、アーメリアと申します」
すたっと立ち上がって膝をついての敬礼をします。あーやーめーてーっ!
「身重の人が無理しないでくださいっ! 普通に接していただければ十分ですっ! レイコって呼んでくださいっ!」
カステラードさまは、ダンディーというにはもうちょっとかな?というお歳ですが。アーメリア様はけっこうお若いですね。二十歳前くらいに見えます。
「うふふ。テラから伺っていた通りの為人のようですね。それでは私もレイコ殿って呼ばせていただきます」
「はい。よろしくお願いいたします」
レッドさんの呼び方は小竜神様のままです。まぁ見た目まんまドラゴンですからね。家の中では"レッドちゃん"呼びが定着しつつありますが。そこ以外では、名前呼びはさすがに勘弁してくれという人が多いのです。
出されたお茶とお菓子をいただくレッドさんにいろいろ和んでいると。
「国王陛下、王妃殿下、カルタスト王子にクリステーナ王女が参られました」
扉が開いて、クライスファー陛下にローザリンテ殿下、さらにカルタスト様にクリステーナ様まで来られました。
「レイコ様! もっと頻繁に遊びに来て下さいませ!」
「そうですよ。アイズン伯が来られるときにでも一緒に来ていただけばっ!」
クリステーナ様が抱きついてきます。もう10歳ですからね、私と同じくらいの身長ですよ。カルタスト殿下は12歳、うん、美少年に成長してます。
様付けをなかなか取ってくれないお二人ですが。"お姉様の方が良いですか?" と言われて、私が折れました。
「クリスティーナ様…さすがに平民には、王城は遊びに来るには敷居が高いのです」
「巫女様なのですから! ええっとなんて言いましたっけ、そうです顔パスですよ顔パス!」
「しかしそれだと。王家と特別な何かあるのか?と勘ぐる人がでてきそうで。…ねぇ陛下」
ニコニコとお孫達を見ていたクライスファー陛下ですが。
「ん~。もしレイコ殿がこの国のトップに立ちたいというのなら、喜んで王の座を渡すぞ?」
私がうへぇという顔をすると。
「うふふふ。御兄様らの弔報が届いて継承権第一位が回ってきたと知らされてきたときの陛下と同じ顔をされるのですね。赤竜神の巫女様というお立場、その見識とご人格。周囲が神輿にしなくても王として立派に立てると思いますよ?」
ローザリンテ殿下は、陛下がエイゼル市で文官をされていたときに結婚されて。王太子アインコール殿下もエイゼル市生まれです。
「レイコ殿は権力にはまったく興味を持たれないのだな。レイコ殿がいた世界ではそういう人間ばかりなのかね?」
「お金とか楽な生活が欲しいという人はいっぱいいましたけど。権力には責務が伴うって知っている人も多かったですからね」
権力だけ求めるのなら、国のお偉いさんよりは大会社のトップとかの方が現実的ですが。
「うむ。玉座に憧れる物は確かに多いが、実体を知らん者がほとんどじゃ。正直、有能な人間に無難に明け渡せるのならと思うことも多いぞ。エイゼル市で文官していた頃が懐かしい」
ちょっと物騒な台詞ではありますが。王様辞めたい々々とぼやくのもクライスファー陛下の持ち芸みたいなもんだそうで。城勤めの人は皆が一度は聞いているそうです。
「そうですわっ! カルタストお兄様がレイコ様と結婚なされば…」
おおっとそう来ましたか。けどねクリステーナ様…
「クリスティーナ様。始めてお会いしてから2年ほどですけど、クリスティーナ様も背が伸びましたね。最初の頃は私より低かったですけど」
「そうよっ! 今ではレイコ様と同じくらい…ってあれ? レイコ様の背は?」
はい。そういうことです。ファルリード亭のモーラちゃんなんか私より高くなりましたからね。
成長しないし、子供も作れません。歳もとらないです。まぁその辺はとっくに割り切っていますので私は平気なのですが。
ああクリスティーナ様、別に悪いことじゃないんですから、そんな顔しないで下さい。私は今十分に幸福ですよ?
「クリス、あまり無理を言ってはいけないよ。レイコ殿、今日は無理を聞いて貰ってすまないな」
「いえ、これくらいなら。あっそうだ忘れてた。アーメリア様、ご懐妊おめでとうございます」
「クークルルッ」
敬礼のせいで言祝ぎをすっかり忘れてました。
「ありがとうございます。小竜神様もありがとうございます」
にっこり微笑むアーメリア様。これまた美人さんです。
さて。みんなで応接室に収まります。
「ではさっそく…なのですが、先に確認をしておきたいのですが。皆さん、本当に赤ちゃんの性別が今分かっても良いんですね? 当たり前ですが、希望と違うからって赤ちゃんを変えたり無かったことには出来ませんよ?」
「もちろんですわレイコちゃん。男の子でも女の子でも、私達の孫、新しい家族には違いありません。」
「うむ、その通りだ。まぁ男女バランス良くという希望が無いわけではないが。そこは何人でもたくさん産めば良かろう。孫はいくらいても可愛い」
「義父さまったら…」
うん。なんか和やかな雰囲気ですね。これなら問題はなさそうですか。
「ただな。王子か姫かでいろいろ周囲の仕度が違ってきてな。準備に半年得られるってのは、けっこう大きいのだ…」
…なんか疲れような遠い目を… 新しい王族の誕生ともなれば、いろいろお仕事が増えるようです。
・Side:ツキシマ・レイコ
レッドさんによる赤ちゃん検査の能力!。あやうくアイリさんのお腹の赤ちゃんの性別がネタバレになりそうでしたが。そこは直前で回避できました。
男の子女の子どちらが良いという話は散々していたそうですが。夫婦揃ってどちらでも待ち遠しい我が子ということで納得しているそうです。待ち遠しいですね。
あと後日、王都の方から正式に鑑定依頼がありました。ネイルコード国第二王子にして軍相カステラード殿下の奥様アーメリア様がご懐妊ということで。事務方やら贈り物の注文が殺到する職人達を救済すべく、赤ちゃんの性別鑑定の依頼です。
一応、護衛ギルド経由での依頼ですよ。
こんなことまで護衛ギルドから回されるとは思いませんでした。こんな依頼はギルドでも初めて…って当たり前ですよね。
それでも報酬が絡む案件なら、ギルドを通しておいた方が良い…というのは、アイリさんからのアドバイスです。私に依頼されたお仕事の類いは、収入の管理や税金の計算に預金管理まで含めて、護衛ギルドに丸投げしているのです。
こちらの税金の計算は単純ですので。入出金時に計算してくれさえすればそれで済みますし。計算はギルドの方で保証してくれますので、後から難癖つけられることもありません。楽ちんです。
赤ちゃんの診断くらい無報酬でもいいと思ったのですが。そうすると依頼が殺到しそうだというのと…気に入らない性別なら堕胎なんてことになったら、私ぶち切れますよ?
まだ生活が厳しかった昔は、農村の働き手として男の子の方が望まれ、女の子は口減らし…なんてこともあったそうです。今のネイルコードでは女の子でも働き口は沢山ありますが、それでも家を継ぐとなるとやはり男の子が…という考えはそこそこあるようです。 ってことで。診断報酬とそれに伴う依頼主の事前調査が必須となりました。ローザリンテ殿下からのご指示でそこそこの依頼料が必要となります。
ただ私としては、さすがにこれを収入にするのには抵抗あるので。適切な治療院の方に全額寄付しましょう。
出張当日です。アイズン伯爵と一緒に馬車に乗って王都に上がりました。
着いたところは王宮…ってよりは、王城の敷地内の第二王子邸ですね、そちらに招かれました。
応接室には、カステラード殿下、奥様のアーメリア様が並んで座られています。ブロンドの髪を後ろで一本編みに。ドレスはシンプルですね。畏まった場では無いということか、比較的シンプルな出で立ちです。
アーメリア様、日本人の感覚だと清楚でおしとやかという雰囲気で。私としては高評価です。
「初めましてですね、赤竜神の巫女様、小竜神様。カステラードの妻、アーメリアと申します」
すたっと立ち上がって膝をついての敬礼をします。あーやーめーてーっ!
「身重の人が無理しないでくださいっ! 普通に接していただければ十分ですっ! レイコって呼んでくださいっ!」
カステラードさまは、ダンディーというにはもうちょっとかな?というお歳ですが。アーメリア様はけっこうお若いですね。二十歳前くらいに見えます。
「うふふ。テラから伺っていた通りの為人のようですね。それでは私もレイコ殿って呼ばせていただきます」
「はい。よろしくお願いいたします」
レッドさんの呼び方は小竜神様のままです。まぁ見た目まんまドラゴンですからね。家の中では"レッドちゃん"呼びが定着しつつありますが。そこ以外では、名前呼びはさすがに勘弁してくれという人が多いのです。
出されたお茶とお菓子をいただくレッドさんにいろいろ和んでいると。
「国王陛下、王妃殿下、カルタスト王子にクリステーナ王女が参られました」
扉が開いて、クライスファー陛下にローザリンテ殿下、さらにカルタスト様にクリステーナ様まで来られました。
「レイコ様! もっと頻繁に遊びに来て下さいませ!」
「そうですよ。アイズン伯が来られるときにでも一緒に来ていただけばっ!」
クリステーナ様が抱きついてきます。もう10歳ですからね、私と同じくらいの身長ですよ。カルタスト殿下は12歳、うん、美少年に成長してます。
様付けをなかなか取ってくれないお二人ですが。"お姉様の方が良いですか?" と言われて、私が折れました。
「クリスティーナ様…さすがに平民には、王城は遊びに来るには敷居が高いのです」
「巫女様なのですから! ええっとなんて言いましたっけ、そうです顔パスですよ顔パス!」
「しかしそれだと。王家と特別な何かあるのか?と勘ぐる人がでてきそうで。…ねぇ陛下」
ニコニコとお孫達を見ていたクライスファー陛下ですが。
「ん~。もしレイコ殿がこの国のトップに立ちたいというのなら、喜んで王の座を渡すぞ?」
私がうへぇという顔をすると。
「うふふふ。御兄様らの弔報が届いて継承権第一位が回ってきたと知らされてきたときの陛下と同じ顔をされるのですね。赤竜神の巫女様というお立場、その見識とご人格。周囲が神輿にしなくても王として立派に立てると思いますよ?」
ローザリンテ殿下は、陛下がエイゼル市で文官をされていたときに結婚されて。王太子アインコール殿下もエイゼル市生まれです。
「レイコ殿は権力にはまったく興味を持たれないのだな。レイコ殿がいた世界ではそういう人間ばかりなのかね?」
「お金とか楽な生活が欲しいという人はいっぱいいましたけど。権力には責務が伴うって知っている人も多かったですからね」
権力だけ求めるのなら、国のお偉いさんよりは大会社のトップとかの方が現実的ですが。
「うむ。玉座に憧れる物は確かに多いが、実体を知らん者がほとんどじゃ。正直、有能な人間に無難に明け渡せるのならと思うことも多いぞ。エイゼル市で文官していた頃が懐かしい」
ちょっと物騒な台詞ではありますが。王様辞めたい々々とぼやくのもクライスファー陛下の持ち芸みたいなもんだそうで。城勤めの人は皆が一度は聞いているそうです。
「そうですわっ! カルタストお兄様がレイコ様と結婚なされば…」
おおっとそう来ましたか。けどねクリステーナ様…
「クリスティーナ様。始めてお会いしてから2年ほどですけど、クリスティーナ様も背が伸びましたね。最初の頃は私より低かったですけど」
「そうよっ! 今ではレイコ様と同じくらい…ってあれ? レイコ様の背は?」
はい。そういうことです。ファルリード亭のモーラちゃんなんか私より高くなりましたからね。
成長しないし、子供も作れません。歳もとらないです。まぁその辺はとっくに割り切っていますので私は平気なのですが。
ああクリスティーナ様、別に悪いことじゃないんですから、そんな顔しないで下さい。私は今十分に幸福ですよ?
「クリス、あまり無理を言ってはいけないよ。レイコ殿、今日は無理を聞いて貰ってすまないな」
「いえ、これくらいなら。あっそうだ忘れてた。アーメリア様、ご懐妊おめでとうございます」
「クークルルッ」
敬礼のせいで言祝ぎをすっかり忘れてました。
「ありがとうございます。小竜神様もありがとうございます」
にっこり微笑むアーメリア様。これまた美人さんです。
さて。みんなで応接室に収まります。
「ではさっそく…なのですが、先に確認をしておきたいのですが。皆さん、本当に赤ちゃんの性別が今分かっても良いんですね? 当たり前ですが、希望と違うからって赤ちゃんを変えたり無かったことには出来ませんよ?」
「もちろんですわレイコちゃん。男の子でも女の子でも、私達の孫、新しい家族には違いありません。」
「うむ、その通りだ。まぁ男女バランス良くという希望が無いわけではないが。そこは何人でもたくさん産めば良かろう。孫はいくらいても可愛い」
「義父さまったら…」
うん。なんか和やかな雰囲気ですね。これなら問題はなさそうですか。
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