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第10章 レイコさんは自重しない
第10章第010話 モーラちゃんの夢
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第10章第010話 モーラちゃんの夢
Side:ツキシマ・レイコ
「お帰りなさいっ!、レイコちゃん! マーリアちゃんっ! レッドさん! セレブロさん! …レイコ…さん?」
「モーラちゃん、ここは伯爵邸ですよ。もっとお行儀良く。皆さん、お久しぶりです、なっ?。…レイコ殿…でよろしいので?」
次の日、アイズン伯爵の王都邸にて。
応接室に飛び込んできたのは、モーラちゃんです。それにタロウさんのお父さんで、ランドゥーク商会の会頭のケーンさん。
あれ? 私の成長のことは聞いていなかった?特に隠してもいないんだけど。
「レイコちゃんが成長して帰ってきたって話は聞いたけど…予想を上回っていたわ。…背丈も私が追い越したと思っていたのに」
「いやいや驚きましたな。ともあれ無事のご帰還、何よりです」
「ただいま。モーラちゃんなら、あとまた数年で追いつかれるわよ。ケーンさんもお久しぶりです。」
エイゼル市への帰りに、ランドゥーク商会にいるモーラちゃんに会いに寄ろうと思っていたところ、アイズン伯爵邸の方で気を利かせてくれました。
モーラちゃん達も、丁度今日エイゼル市に行く…休みの帰省みたいなものですか、予定だったので。同行するついでにここで合流です。
「マーリアちゃんも日に焼けた?」
「ずっと海の上、空の下だったからね。」
エルセニムの人はあまり日焼けしないという印象がありますが、さすがに船上では多少は日に焼けます。それでも普段会ってる人ならともかく、襟首めくらないと日に焼けたかは分からないでしょうね。
「セレブロさんは変わらないねぇ。くんくん、潮の香りが…するかも? …レッドさんは…あれ?太った?」
「クゥッ!?」
いやいや、一回り大きくなったけど。…見た目のバランスには変化ないよね?
「あはははごめんなさい。でもまだ抱っこには困らないか。ウマニ達やハルカちゃんなんか、この半年でまた大きくなったから。それに比べれば…ね?」
「クゥ…」
うん。レッドさんが大きくなったことは、余り指摘されなかったものですが。まぁたしかに子供に比べれば…ですか。
「そうだ、モーラちゃん。…カーラさんのお墓参り、行ってきたよ。…ごめんね、大変なときに遠くに行ってしまっていて…」
「…ううん、ありがとうレイコちゃん。おばぁちゃん、レイコちゃん達の旅を心配していたからね。皆が無事かえって来れて、多分ホッとしているよ。…エイゼル市に戻ったら。一緒にお墓参りに行ってくれる?」
「もちろん。私も、モーラちゃんが元気そうで何よりだよ。お土産の方は、エイゼル市の家の方においてきちゃったけど」
「わぁ。帰ったら見せてね。旅のお話も聞きたいし」
「詳しい話はモーラちゃんが帰ってきて皆が揃ってからって、カイヤさんに言われていたしね」
「レイコには…けっこう色々あったわよね。」
「ふふ。楽しみ」
ちょっと空元気なモーラちゃんですが。…まぁ空元気も元気です。
私も経験ありますからね。
「モーラちゃん。ミオンさんから聞いたわよ。ファルリード亭の支店を出すために勉強しに来ているって」
「うん。お店を大きくしたいっても、あそこだけだと限界があるからね。だったら店を増やすのが良い…と考えていたら、タロウさんが相談に乗ってくれて…」
「この娘がやろうとしていることは、宿屋や食堂というより商会の経営だからね。ランドゥーク商会として協力すると共に、モーラちゃんの教育に私が一肌脱いだってわけさ。」
商売の基本を学ぶのなら、たしかに現役の商会に入るのが最適でしょう。ビジネス学校なんてありませんからね。
タロウさんが、王都の本店で学んだ方が良いと推してくれたそうです。
「モーラちゃん。なんか私に手伝えることある?」
「あ。私も出来ることがあるのなら協力するよ?」
モーラちゃんの夢は分かりました。巫女として積極的に手を出すわけにも行きませんが。何か出来るのなら手伝いたいところ。
「うーん。まだ私に出来ること出来ないこと、勉強している最中だからなぁ。今回の計画も、言ってしまえばレイコちゃんが鉄道を引いてくれたおかげだし。もう十分やってもらっている感じ?」
「モーラちゃんは優秀だよ。ネイルコード縦断鉄道が通る頃には、テオーガルに支店を出すのは夢じゃないだろうね。タロウがまだ独り身なら、嫁に来て欲しいくらいだ。っとこれはアイリさんには内緒だよ。」
嫡男差し置いて、他の子供を教育するのに問題は出ないのか?と思ったのですが。
「ランドゥーク商会はもともと紡績と衣類で大きくなったけど、そちらも半分はアイリさんが仕切りつつあるし。タロウはタロウで、レイコ殿の奉納関係もやっているからね。これで息子がもう何人かいれば良かったんだけど。残念ながら子供はタロウだけ。各部門の後継者と言うことで、どのみち人を入れる必要はあったんだよ。…宿と飲食業にまで手を出すことになるとは思わなかったけど」
「覚えることがたくさんあって大変だけど。うん、おもしろいと思うよ」
「はは。リマは娘を欲しがっていたからね、喜んでいるよ。今の商会とは畑違いの分野だから、商会内の軋轢も特にないさ」
すでに孫のハルカちゃん、ターダ君。そして今お腹の中の子がいますからね。そちらに期待もしているようです。このあたりからランドゥーク商会の次の跡取りを決めたいところでしょうか。ちょっと気の早い話ですが。
ケーンさんとリマさん。エイゼル市に来たときにはファルリード亭か家を定宿にしてましたが。ウマニちゃんやベール君も分け隔てなく孫のようにかわいがってくれています。
「もちろん孫達に直接商会を継がせたいという気持ちはあるが。ここまで手を広げると、ランドゥーク商会の何を継がせるのか?という話になってくる。二十年後くらいか。継いでも良いし、やりたいことやっても良いし。大陸もいろいろ変わってくるだろうから、おいおい考えるさ」
モーラちゃんの教育を引き受けたのもその一環さと笑うケーンさん。一族経営からの脱却…より適した人材の模索。アイズン伯爵に関わりのある人って、一癖二癖ある人が多いですね。
「テオーガルの温泉街の話は、もともと家とは関係なく進んでいる話だからね。早めに土地だけは確保したんだけど。あそこの温泉が保養地になるって計画、レイコちゃんが領主様に奨めたんだって?」
そういえば、テオーガルの領主バルドラさんとアイズン伯爵も交えて話したときにそんなことも。
スキー場も合わせて計画しましたね。
「ケーンさん、スキーはご存じですか?」
「スキー…スキー …ユルガルムで使われている雪原を進む為の装備でしたか。扱いとしては武具の方になると思いましたが…」
スキーは元々雪原の移動手段ですしね。わざわざスポーツとして楽しむという考えはないですか。
「あれで斜面を滑るってのが地球では娯楽として定着していて。雪が多い地方の観光資源になっていたんですよ」
「…私もお風呂は好きですが、冬にわざわざ寒いところにまで行って温泉に浸かる需要があるのか少し不安だったのですが。なるほど、冬の温泉街にさらなる付加価値という話ですな」
「さすが話が早いですねケーンさん。まだ先ですけど、雪の季節になったあたりでそのスキーを試してみませんか?」
牧場の多いテオーガルです。雪さえ降れば、とりあえず滑れるところは多いでしょう。登りが大変ですけどね。
温泉と酪農と酒造、夏は避暑地、冬はスキー。もうこれは軽井沢ですね。
動力が作れたのなら、スキーリフトも作れるかもしれません。
スキーの道具にスキーウェア。サングラスも必要ですね。…医療施設も必要ですか、骨折する人は必ず出るでしょうし。
ちょっと考え込むようなケーンさん。
「スキーか… 先ほどレイコ殿とマーリアさんに協力していただけるってことだけど。…お二人がスキーを楽しんだともなれば…凄く良い宣伝になるんじゃないかな?」
「あ」
その手がありますか。
協力と言っても、労力や資金やそっち方向の協力しか考えていませんでしたけど。確かにマーリアちゃんがスキー…これは絵になりますね。
私?黒髪だと雪とのコントラストがきつくて目立たなそう?
「ケーンさん。お二人にスキーしてもらうのは良いんだけど。それをどうお客様に周知してもらうか…の方が大変そうです」
「あ」
メディアの乏しいこの時代、宣伝の伝手が限られます。
確かに、私達が行ったというだけでは、話題性に乏しいですね。
「うーん。アイリさんの発表会に、スキー装備一式を出してもらう。スキー装備とスタイリッシュな防寒服。さらに、お二人がスキーをしているところを見てもらう為に、見学会を開いて参加者を募る…か」
「…私はともかく、マーリアちゃん目当てに碌でもないところが集まりそうなんだけど」
「温泉招待を餌に人を集めて。当日のサプライズとして後で話題にしてもらうとか…。年末までには準備しないと」
なんか盛り上がってきましたけど。
そろそろ移動の時間です。
この日は。モーラちゃんとタロウさんのご両親も一緒で、列車でエイゼル市に帰ります。
列車の中で、地球のいろんな観光産業について話が盛り上がりました。以前は、ファルリード亭がベースに、旅館が流行る場所は?という支店でしたが。観光産業を作り上げるという、領政に関わるような視点でモーラちゃんは考え始めています。
これは早めに、テオーガルの領主バルドラ伯爵に紹介したいですね。
Side:ツキシマ・レイコ
「お帰りなさいっ!、レイコちゃん! マーリアちゃんっ! レッドさん! セレブロさん! …レイコ…さん?」
「モーラちゃん、ここは伯爵邸ですよ。もっとお行儀良く。皆さん、お久しぶりです、なっ?。…レイコ殿…でよろしいので?」
次の日、アイズン伯爵の王都邸にて。
応接室に飛び込んできたのは、モーラちゃんです。それにタロウさんのお父さんで、ランドゥーク商会の会頭のケーンさん。
あれ? 私の成長のことは聞いていなかった?特に隠してもいないんだけど。
「レイコちゃんが成長して帰ってきたって話は聞いたけど…予想を上回っていたわ。…背丈も私が追い越したと思っていたのに」
「いやいや驚きましたな。ともあれ無事のご帰還、何よりです」
「ただいま。モーラちゃんなら、あとまた数年で追いつかれるわよ。ケーンさんもお久しぶりです。」
エイゼル市への帰りに、ランドゥーク商会にいるモーラちゃんに会いに寄ろうと思っていたところ、アイズン伯爵邸の方で気を利かせてくれました。
モーラちゃん達も、丁度今日エイゼル市に行く…休みの帰省みたいなものですか、予定だったので。同行するついでにここで合流です。
「マーリアちゃんも日に焼けた?」
「ずっと海の上、空の下だったからね。」
エルセニムの人はあまり日焼けしないという印象がありますが、さすがに船上では多少は日に焼けます。それでも普段会ってる人ならともかく、襟首めくらないと日に焼けたかは分からないでしょうね。
「セレブロさんは変わらないねぇ。くんくん、潮の香りが…するかも? …レッドさんは…あれ?太った?」
「クゥッ!?」
いやいや、一回り大きくなったけど。…見た目のバランスには変化ないよね?
「あはははごめんなさい。でもまだ抱っこには困らないか。ウマニ達やハルカちゃんなんか、この半年でまた大きくなったから。それに比べれば…ね?」
「クゥ…」
うん。レッドさんが大きくなったことは、余り指摘されなかったものですが。まぁたしかに子供に比べれば…ですか。
「そうだ、モーラちゃん。…カーラさんのお墓参り、行ってきたよ。…ごめんね、大変なときに遠くに行ってしまっていて…」
「…ううん、ありがとうレイコちゃん。おばぁちゃん、レイコちゃん達の旅を心配していたからね。皆が無事かえって来れて、多分ホッとしているよ。…エイゼル市に戻ったら。一緒にお墓参りに行ってくれる?」
「もちろん。私も、モーラちゃんが元気そうで何よりだよ。お土産の方は、エイゼル市の家の方においてきちゃったけど」
「わぁ。帰ったら見せてね。旅のお話も聞きたいし」
「詳しい話はモーラちゃんが帰ってきて皆が揃ってからって、カイヤさんに言われていたしね」
「レイコには…けっこう色々あったわよね。」
「ふふ。楽しみ」
ちょっと空元気なモーラちゃんですが。…まぁ空元気も元気です。
私も経験ありますからね。
「モーラちゃん。ミオンさんから聞いたわよ。ファルリード亭の支店を出すために勉強しに来ているって」
「うん。お店を大きくしたいっても、あそこだけだと限界があるからね。だったら店を増やすのが良い…と考えていたら、タロウさんが相談に乗ってくれて…」
「この娘がやろうとしていることは、宿屋や食堂というより商会の経営だからね。ランドゥーク商会として協力すると共に、モーラちゃんの教育に私が一肌脱いだってわけさ。」
商売の基本を学ぶのなら、たしかに現役の商会に入るのが最適でしょう。ビジネス学校なんてありませんからね。
タロウさんが、王都の本店で学んだ方が良いと推してくれたそうです。
「モーラちゃん。なんか私に手伝えることある?」
「あ。私も出来ることがあるのなら協力するよ?」
モーラちゃんの夢は分かりました。巫女として積極的に手を出すわけにも行きませんが。何か出来るのなら手伝いたいところ。
「うーん。まだ私に出来ること出来ないこと、勉強している最中だからなぁ。今回の計画も、言ってしまえばレイコちゃんが鉄道を引いてくれたおかげだし。もう十分やってもらっている感じ?」
「モーラちゃんは優秀だよ。ネイルコード縦断鉄道が通る頃には、テオーガルに支店を出すのは夢じゃないだろうね。タロウがまだ独り身なら、嫁に来て欲しいくらいだ。っとこれはアイリさんには内緒だよ。」
嫡男差し置いて、他の子供を教育するのに問題は出ないのか?と思ったのですが。
「ランドゥーク商会はもともと紡績と衣類で大きくなったけど、そちらも半分はアイリさんが仕切りつつあるし。タロウはタロウで、レイコ殿の奉納関係もやっているからね。これで息子がもう何人かいれば良かったんだけど。残念ながら子供はタロウだけ。各部門の後継者と言うことで、どのみち人を入れる必要はあったんだよ。…宿と飲食業にまで手を出すことになるとは思わなかったけど」
「覚えることがたくさんあって大変だけど。うん、おもしろいと思うよ」
「はは。リマは娘を欲しがっていたからね、喜んでいるよ。今の商会とは畑違いの分野だから、商会内の軋轢も特にないさ」
すでに孫のハルカちゃん、ターダ君。そして今お腹の中の子がいますからね。そちらに期待もしているようです。このあたりからランドゥーク商会の次の跡取りを決めたいところでしょうか。ちょっと気の早い話ですが。
ケーンさんとリマさん。エイゼル市に来たときにはファルリード亭か家を定宿にしてましたが。ウマニちゃんやベール君も分け隔てなく孫のようにかわいがってくれています。
「もちろん孫達に直接商会を継がせたいという気持ちはあるが。ここまで手を広げると、ランドゥーク商会の何を継がせるのか?という話になってくる。二十年後くらいか。継いでも良いし、やりたいことやっても良いし。大陸もいろいろ変わってくるだろうから、おいおい考えるさ」
モーラちゃんの教育を引き受けたのもその一環さと笑うケーンさん。一族経営からの脱却…より適した人材の模索。アイズン伯爵に関わりのある人って、一癖二癖ある人が多いですね。
「テオーガルの温泉街の話は、もともと家とは関係なく進んでいる話だからね。早めに土地だけは確保したんだけど。あそこの温泉が保養地になるって計画、レイコちゃんが領主様に奨めたんだって?」
そういえば、テオーガルの領主バルドラさんとアイズン伯爵も交えて話したときにそんなことも。
スキー場も合わせて計画しましたね。
「ケーンさん、スキーはご存じですか?」
「スキー…スキー …ユルガルムで使われている雪原を進む為の装備でしたか。扱いとしては武具の方になると思いましたが…」
スキーは元々雪原の移動手段ですしね。わざわざスポーツとして楽しむという考えはないですか。
「あれで斜面を滑るってのが地球では娯楽として定着していて。雪が多い地方の観光資源になっていたんですよ」
「…私もお風呂は好きですが、冬にわざわざ寒いところにまで行って温泉に浸かる需要があるのか少し不安だったのですが。なるほど、冬の温泉街にさらなる付加価値という話ですな」
「さすが話が早いですねケーンさん。まだ先ですけど、雪の季節になったあたりでそのスキーを試してみませんか?」
牧場の多いテオーガルです。雪さえ降れば、とりあえず滑れるところは多いでしょう。登りが大変ですけどね。
温泉と酪農と酒造、夏は避暑地、冬はスキー。もうこれは軽井沢ですね。
動力が作れたのなら、スキーリフトも作れるかもしれません。
スキーの道具にスキーウェア。サングラスも必要ですね。…医療施設も必要ですか、骨折する人は必ず出るでしょうし。
ちょっと考え込むようなケーンさん。
「スキーか… 先ほどレイコ殿とマーリアさんに協力していただけるってことだけど。…お二人がスキーを楽しんだともなれば…凄く良い宣伝になるんじゃないかな?」
「あ」
その手がありますか。
協力と言っても、労力や資金やそっち方向の協力しか考えていませんでしたけど。確かにマーリアちゃんがスキー…これは絵になりますね。
私?黒髪だと雪とのコントラストがきつくて目立たなそう?
「ケーンさん。お二人にスキーしてもらうのは良いんだけど。それをどうお客様に周知してもらうか…の方が大変そうです」
「あ」
メディアの乏しいこの時代、宣伝の伝手が限られます。
確かに、私達が行ったというだけでは、話題性に乏しいですね。
「うーん。アイリさんの発表会に、スキー装備一式を出してもらう。スキー装備とスタイリッシュな防寒服。さらに、お二人がスキーをしているところを見てもらう為に、見学会を開いて参加者を募る…か」
「…私はともかく、マーリアちゃん目当てに碌でもないところが集まりそうなんだけど」
「温泉招待を餌に人を集めて。当日のサプライズとして後で話題にしてもらうとか…。年末までには準備しないと」
なんか盛り上がってきましたけど。
そろそろ移動の時間です。
この日は。モーラちゃんとタロウさんのご両親も一緒で、列車でエイゼル市に帰ります。
列車の中で、地球のいろんな観光産業について話が盛り上がりました。以前は、ファルリード亭がベースに、旅館が流行る場所は?という支店でしたが。観光産業を作り上げるという、領政に関わるような視点でモーラちゃんは考え始めています。
これは早めに、テオーガルの領主バルドラ伯爵に紹介したいですね。
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