異世界に飛ばされそうになりながらもハロワに

峰はぁと

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ハロワ転生

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「最近仕事の件数が確実に減ってますね、ええ、この不況でしょう?」

「!?」

「就労ご案内をしたくともねえ、まわって来ないというのが内情なんですよ、地方ならあるんですけど…行きたくないでしょう?」


ザワつく平日のハローワーク。

「そんなあ!早く仕事見つけないと家計がピンチなんです」



「んーそうだそうだ一件ありますよ。異世界勇者求人」


異世界?


「異世界の勇者になって世界救うと年俸1000万」


「救うだけでいいんですか?」



飛びつきそうになる。


「下手したら死にますけどいいんですな?イケメン騎士と恋ができるチャンスもありますが…」


「何ですって!?」


ますます食いつく私。





決めた。異世界に転生するわ。
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