甲虫転生〜only oneなんて最硬じゃねぇか!〜

Mr,Queen

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異世界での覚醒

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俺達は鎌切と出会ったその夜に、話し合いを始めた。
『それでどう言う事だ?何故お前達が顔見知りなんだ?』
「確かにぃ、それはぁ、気になりますねぇ」
「はっきりと言ってもらわねばなりませんな。」
「なぁ、かまっちこれって、言って良い物なの?」
「さぁ?俺も隠してたけどな。」
『そこ!ひそひそ話しない!怒らないし拒絶しないから言ってみ。』
「わかったよ。言えば良いんでしょ。」
それで俺たち二匹はウェル達にことの経緯を全て話した。裏切る事はないって言われてるしな。そう言えば、またあいつに会っても良いかもな。
「それでぇ、カンさんとぉ、鎌切さん?は、どう言う関係でぇ?」
「それは、心友だ。それ以上それ以下でもない。」
「かまっち……」
『はぁ、その話。本当なんですね。』
「まさか、カンさんが【天使】で、【異界者】だったとはのう………なるほど、これで能力の説明がつきますのう。」
「え?」
「あなたのその能力は異端過ぎて、その能力の発生源が少し怖かったからのう。しかし、わしの杞憂だったようで何よりだ。」
「なぁ、少し良いか?」
『どうしたんだ?』
「そのスローさん?が言っていた【天使】【異界者】とは何なんだ?」
『それはな。まずは【異界者】から説明する。【異界者】その名の通り、別の世界。異世界からの訪問者の総称だ。そんで、【天使】これは、【天翼種】(エルチェーロ種)のことを言っているのではなく【天啓使い】を略して言っているものだ。分かったか?』
「嗚呼、何となくだが、分かった。」
「それじゃぁ、情報交換といきませんかぁ?」
「情報交換?」
「そうですぅ、カンさんとぉ鎌切さんはぁ異世界のことをぉ。知っていることぜぇんぶ。それでぇ私たちはぁ、この世界の知識を。ぜぇぇんぶ言いますからぁ。」
「そうだな、情報は力だからな。それじゃぁ、さっきも言ったけど俺の情報から。俺の本当の名は【兜宮 境虫】地球の日本という国から来たごく普通の一般的な高校生という人間だ。天啓の名は【装甲】味方と自信を絶対守る能力を持つ物だ。」
「それじゃあ、流れ的に俺だな。俺の名は【鎌切 蟷螂】古武術【鎌切】の第一継承者で、そこのけいちゃんとは心友だ。けいちゃんとは同じ高校で俺も地球の日本という国から来た異界者だ。あ、あと。俺たちがこの世界にいるって事は、残りのクラスメイトもこの世界に存在するって事だ。それで、天啓の名は【断絶】あらゆる物を切る能力だ。理論上時空を切ることも可能だ。」
「しかし、あの神様は名前でなにかと全て決める傾向にあるから、昆虫種になったのはもういない可能性のほうが高いかな。」
「ん?なんだろう、けいちゃんと俺の神様何かが違うような。」
「え?どう言うこと?」
「ま、それは置いといて、あとはそっちの話を聞かせて。」
『仕方ないか。俺は【土地神】と恐れられし、【蚯蚓種】ウェルミス・ティエラである。名前はそもそも存在しない。欲界第六大魔王魔羅の元史上最強の配下でもあった。後は、カンの種族カンタロスを破滅に追い込んだ張本人であるが、それはカンからの許しを得ている。』
「それじゃあ、お次は自分ですかぁ?まぁ、良いですよぉ。俺はプテロンの里生まれの【隠翅種】ですぅ。プテロンの里の中では力の面では最弱ですけどぉ、プテロンの秘技を全て会得してるんでぇ、その気になれば誰も自分の事は探せないし、そもそも自分が相手を倒さずに逃げに徹すればウェルさんにも見つけることかできないんでぇ。倒す事は不可能に近いんですよぅ。まぁ、それしか無いってのも本当なんですけどねぇ。」
『確かに、レーテーが帝国侵略の時に見せたあの能力は俺の探知外の物だったからな。あんな事されれば俺でも確かに見つける事は出来ないだろう。』
「ウェルがそんなに言うなんて……」
「それじゃあ、最後はわしですな。心して聞いてくだされ。わしはこの世界が出来た。その四年後に生まれた、最古の生物の1人であり、《世界名(ワールドネーム)》を持つ者の一人じゃ。我が世界名は【全知者(全てを知る者)】じゃ。」
『まさかスローが《調停者》だったなんて……』
「ほう、ウェルさんは《調停者》の事も知っているのですね。」
『嗚呼、そのぐらいならな。』
「ごめんだけどスロー、その調停者って何?」
「調停者っていうのは、世界から何かしらを授けられた、世界の調停を守る者の総称じゃよ。わしが知る者で、4人。
・《現欲界第六大魔王が一柱・閻魔》世界名【地獄主(地獄の主人)】
・《初代海王・ポセイドン》世界名【星神(惑星の神)】
・《最初の人類にして、最強の人類 ロクス・リリス》世界名【超越者(超越せし者)】
・《裏切りの神・ロキ》世界名【終焉者(終焉に導く者)】
後の3人に関してはよく知らん、わしの能力はそいつの魂の情報を知る能力だからのう、調停者に選ばれているやつには効果は無いんじゃからのう。まぁそれに、ごく稀に調停者は増える事もあるからな。」
「え!?調停者が増える!?」
「嗚呼、調停者なんてものは様は、神に選ばれた存在かつ、世界全体に大きな影響力を持っている者だからな。」
なるほど、と言う事は……!
「もしかして、異界者も調停者になる可能性がある?」
「その通り、異界者とは元々、神々が調停者を増やす目的で連れてきたのが始まりだからのう。」
『何故神々はそのような事を?逆に世界を壊してしまいかねないのに?』
「そうじゃなぁ、わしら調停者は強大な力を持っているが故にたまに暴走してしまうのじゃ。わしのように、知識に偏っていたりした場合は、そのような事は起きないのじゃがな……」
「誰かが暴走してしまったと?」
「そうじゃ、わしには面識がなかったのでのう、世界名も知らんのじゃが、《初代龍王》が暴走したらしく、その時は星神と超越者が手を組んで弱体化させ封印したらしいのう。」
『随分と不確定の要素が多いな……しかし、面識がないと言ってもそんな戦いがあったら気づくものだろ?』
確かに、スローが気づいていてもおかしくない。だって、調停者3人が戦っているのだよな。どうしてだ………?
「その時わしはな、封印されていたのじゃよ。」
「封印!?誰に?」
『調停者を封印するなどそれこそ調停者しかと言う事は……は!?』
「ウェルさんや、おそらくその通りじゃ。そうじゃな、わしもほとんど記憶にはないが本能が叫んでおるんじゃ。《終焉者》の仕業だと。」
「ちょっと、待って。と言う事は、スローは終焉者に狙われていたって事!?」
『いや、狙われていたじゃなくて、狙われている。じゃないのか?』
「その可能性が一番高いじゃろうな。」
「なんでそんな事が言い切れるの?」
「わしがどの調停者よりも厄介だと奴が判断したからじゃろうな。」
『カンもさっき言っただろ?【情報は力だからな】って。』
「なるほど、《全知者》である、スローを倒してしまえば、多くの手間が省けるのか。」
『そう考えるのが妥当だろう。』
「ちょっとぉ、良いですかぁ?」
「ん?どうしたんだ、レーテー?」
「そのぉ、スローさんが調停者である事はぁ分かりましたけどぉ、話が大き過ぎてぇ、頭がお亡くなりになりそうですぅ。」
「そうだな、話は明日にして、今日はもう遅いし寝ることにするか。」
『話はいつでも出来るしな。それに休養は大事なことだ。』
「俺はどっちでも良い。まぁ、話を聞いたところで、けいちゃんぐらいまでしか、理解できないしな。」
「そうですねぇ。そうしましょうか。」
「ではぁ、おやすみですぅ。」

~《ウェル視点》~
➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
対象《蚯蚓種 【地徨王】ウェルミス・ティエラ》の強制存在進化を開始します。
蟲魔獣から蟲魔人への進化を開始します。
成功しました。
進化したことにより、種族が進化します。
成功しました。
種族は【土蚯蚓】から特異種族【天地蚯蚓】(ウェルミス・エーァデヒメル)に進化しました。
続いて、地徨王が所持していた、特殊能力【天地人】が特殊固有能力【天地神】に進化しました。
称号【土地神】から称号【天地之覇者】に変更しました。
※蟲魔獣形態と蟲魔人形態の二つを使い分ける事ができる。
➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
~《レーテー視点》~
➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
対象《隠翅種 【隱徨王】プテロン・レーテー》の強制存在進化を開始します。
蟲魔獣から蟲魔人への進化を開始します。
成功しました。
進化したことにより、種族が進化します。
成功しました。
種族は【隠翅虫】から【隱王翅蟲】(プテロン・レーテー・ヴァスィリャス)に進化しました。
続いて、隱徨王が所持していた、技能能力【隠翅奥義】が特殊技能能力【隱王秘技】に進化しました。
称号【隱王】を新たに獲得しました。
※蟲魔獣形態と蟲魔人形態の二つを使い分ける事ができる。
➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
~《スロー視点》~
➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
対象《聖蟲種 【贒徨王】【全知者】スピリット・ロークスト》の強制存在進化を開始します。
蟲魔獣から蟲魔人への進化を開始します。
成功しました。
進化したことにより、種族が進化します。
成功しました。
種族は【精霊飛蝗】から【聖霊蝗王】(スヴィトーイ・ドゥーフ・レ・ロークスト)に進化しました。
続いて、贒徨王が所持していた、特殊固有能力【魂読み】が特異固有能力【魂魄図書館】に進化しました。
称号【読者】から称号【魂読者】に変更しました。
※蟲魔獣形態と蟲魔人形態の二つを使い分ける事ができる。
➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
~《蟷螂視点》~
➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
対象《蟷螂種 【武徨王】ブラッド・マンティス・アルビノ》の強制存在進化を開始します。
蟲魔獣から蟲魔人への進化を開始します。
成功しました。
進化したことにより、種族が進化します。
成功しました。
種族が【血蟷螂・白変】から【邪血蟷螂・白変】(マレフィクスブラッド・マンティス・アルビノ)に進化しました。
続いて、武徨王が所持していた、変異固有能力【地獄楽・炎氷】から特殊変異固有能力【地獄楽・全】に進化しました。
称号【地獄之断罪者】を新たに獲得しました。
※蟲魔獣形態と蟲魔人形態の二つを使い分ける事ができる。
➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖

~《???》~
「もう少しで場面は整う。やはり、最後の障害は奴等なのか……………面白い!我を倒し、クソどもに近づくのか!それとも、我に倒されて、地に平伏すのか!」
そういって、男から女か、はたまた蟲か、天使か悪魔、刻一刻とその姿を変え、深く深淵の底で笑う。
「さぁ、倒してみよ!我が名は%#<×\|°#。!!」
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