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2章
企み
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ミズキはその場に居た、ジェリド、グレン、ザラとオマケのイオルに少女誘拐を持ちかけた。
流石に一同は無言になっている。
「誰を誘拐すれば良い?」
まず初めに口を開いたのは、ジェリドさんでした。
「ジェリドさん話が早い!1人の女の子の誘拐です」
「場所は ?」
「私が案内します」
「場所だけ教えろ!お前は来るな!」
「嫌です私の指示に従ってもらいます。雇い主の命令は絶対です!ジェリドさん!私の指示に従えなければ、この依頼は無かった事にして下さい」
「・・・・・分かった!だが条件がある。雇い主の護衛は俺がする、文句は無いな!」
「・・・面倒くさいですが、良いでしょう!」
少しだけ悩みましたが、ジェリドさんと行動が出来るのは嬉しい。
ジェリドさんには悪いですが、エマを救出したら、私は姿を消す予定です。コレはまだ誰にも言っていません!決定事項です。
それまで、昔みたいに側に居たい。そんな気持ちがミズキの心を支配する。
「ミズキ、良いのかこんな奴に命を預けられるのか?この男はどう見ても胡散臭い」
グレンが話に割って入ってきた。
「・・・ぷっ!あははははは!胡散臭いですかグレン、ジェリドさん胡散臭いって!ぷぷぷ・・・おっかしい。ヤッパリその髭がいけないんですよ。その髭が!」
ミズキは久しぶりに大声で笑った。
ジェリドの髭を指差して、大笑いをした。
ザラは放心状態、グレンは目が飛び出る位の大きさにデカくなってミズキを見ていた。
「グレン心配してくれるの?でも大丈夫よ、ジェリドさんは信頼できる人よ!私のもう1人のお兄さんみたいな人!でも、胡散臭いって・・おっかしい~~~~!」
「・・・ミズキ笑いすぎだ。良い加減にしろ。」
思いっきり笑った事が気に入らなかったと見える。
「だって、ぴったりなんだもの!ヤッパリ胡散臭!ぷっ!」
「ミズキ」
ジェリドはミズキの頭を掴んだ。
まずい!ジェリドさんの怒りのゲージが振り切れてるかも?
素直に謝りましょう!
「・・・ジェリドさん笑ったりしてごめんなさい。心から反省します」
「それから?」
「・・・それからって!謝罪はこれで終わりですよ。ジェリドさん」
何を言ってるんですか?
「そう言えば、お前の国では、謝罪は土下座って言って無かったっけ?」
ニヤリと笑うジェリドに背筋が凍りつきました。
ジェリドさんめ!根に持っていやがった。
5年前の土下座を覚えていやがった。
自然とミズキの頬がピクピクいってます。
ジェリドさん!どうしてくれよう。
まさか、まさか、このタイミングで、土下座宣言ですか?腸が煮えくり返りそうです。
「・・・どうした?ミズキ?土下座?しないのか?」
「・・・本気で言っているんですか?ジェリドさん?」
「ああ本気だとも、ミズキ!さあ土下座!やってもらおうか!」
「分かりました」
覚えてろ!ジェリドさん!
ミズキはジェリドの前に正座をして土下座をした。
「ごめんなさい」
口惜しや~~!
藁人形にジェリドさんの髭を入れて五寸釘で丑三つ時参りをしてくれる。
おっ覚えてろ~~!
「よし!許してやる!今までの事を許してやる!分かるか?ミズキ!今までの事を許してやる」
土下座したミズキの頭を撫でた。
ジェリドさんは5年前の事を言っている!
5年前の事を!ジェリドは許してくれた。
また側にいて良いと言っている。
ジェリドさんは気付いているのだろうか?ジェリドの顔はとても柔らかい笑顔でミズキの頭を撫でていた。
嬉しくて、涙が出そうだ!
ありがとうジェリドさん。
ありがとう!
嬉しくて涙が一粒溢れた。
「・・・作戦はこうです」
流石に一同は無言になっている。
「誰を誘拐すれば良い?」
まず初めに口を開いたのは、ジェリドさんでした。
「ジェリドさん話が早い!1人の女の子の誘拐です」
「場所は ?」
「私が案内します」
「場所だけ教えろ!お前は来るな!」
「嫌です私の指示に従ってもらいます。雇い主の命令は絶対です!ジェリドさん!私の指示に従えなければ、この依頼は無かった事にして下さい」
「・・・・・分かった!だが条件がある。雇い主の護衛は俺がする、文句は無いな!」
「・・・面倒くさいですが、良いでしょう!」
少しだけ悩みましたが、ジェリドさんと行動が出来るのは嬉しい。
ジェリドさんには悪いですが、エマを救出したら、私は姿を消す予定です。コレはまだ誰にも言っていません!決定事項です。
それまで、昔みたいに側に居たい。そんな気持ちがミズキの心を支配する。
「ミズキ、良いのかこんな奴に命を預けられるのか?この男はどう見ても胡散臭い」
グレンが話に割って入ってきた。
「・・・ぷっ!あははははは!胡散臭いですかグレン、ジェリドさん胡散臭いって!ぷぷぷ・・・おっかしい。ヤッパリその髭がいけないんですよ。その髭が!」
ミズキは久しぶりに大声で笑った。
ジェリドの髭を指差して、大笑いをした。
ザラは放心状態、グレンは目が飛び出る位の大きさにデカくなってミズキを見ていた。
「グレン心配してくれるの?でも大丈夫よ、ジェリドさんは信頼できる人よ!私のもう1人のお兄さんみたいな人!でも、胡散臭いって・・おっかしい~~~~!」
「・・・ミズキ笑いすぎだ。良い加減にしろ。」
思いっきり笑った事が気に入らなかったと見える。
「だって、ぴったりなんだもの!ヤッパリ胡散臭!ぷっ!」
「ミズキ」
ジェリドはミズキの頭を掴んだ。
まずい!ジェリドさんの怒りのゲージが振り切れてるかも?
素直に謝りましょう!
「・・・ジェリドさん笑ったりしてごめんなさい。心から反省します」
「それから?」
「・・・それからって!謝罪はこれで終わりですよ。ジェリドさん」
何を言ってるんですか?
「そう言えば、お前の国では、謝罪は土下座って言って無かったっけ?」
ニヤリと笑うジェリドに背筋が凍りつきました。
ジェリドさんめ!根に持っていやがった。
5年前の土下座を覚えていやがった。
自然とミズキの頬がピクピクいってます。
ジェリドさん!どうしてくれよう。
まさか、まさか、このタイミングで、土下座宣言ですか?腸が煮えくり返りそうです。
「・・・どうした?ミズキ?土下座?しないのか?」
「・・・本気で言っているんですか?ジェリドさん?」
「ああ本気だとも、ミズキ!さあ土下座!やってもらおうか!」
「分かりました」
覚えてろ!ジェリドさん!
ミズキはジェリドの前に正座をして土下座をした。
「ごめんなさい」
口惜しや~~!
藁人形にジェリドさんの髭を入れて五寸釘で丑三つ時参りをしてくれる。
おっ覚えてろ~~!
「よし!許してやる!今までの事を許してやる!分かるか?ミズキ!今までの事を許してやる」
土下座したミズキの頭を撫でた。
ジェリドさんは5年前の事を言っている!
5年前の事を!ジェリドは許してくれた。
また側にいて良いと言っている。
ジェリドさんは気付いているのだろうか?ジェリドの顔はとても柔らかい笑顔でミズキの頭を撫でていた。
嬉しくて、涙が出そうだ!
ありがとうジェリドさん。
ありがとう!
嬉しくて涙が一粒溢れた。
「・・・作戦はこうです」
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