勇者さまは私の愚弟です。

ホタル

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私の彼は、愚弟でした

勘違いとカン違い

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「一花、もっと足を広げて、そう良い子だよ、一花のここは相変わらず綺麗だね」
ラヴィニスは一花のクリトリスをペロリと舐めてその下にある蜜壺の入り口から流れる蜜をチュウチュウと、ワザと音を立てて吸うのが、最近のお気に入りです。


「ラヴィニス・・あん・・ひゃん・・・恥ずかしい・・・そんなに・・・音を立てて吸わないでぇ・・・いやん」


「一花は、恥ずかしがり屋さんだね、でも、こんなにも一花の蜜が溢れているんだよ、綺麗にしてあげなくちゃね。だから気にしなくても、大丈夫だよ」
ラヴィニスは私の足の間から顔をを出してニンマリと笑って、また、足の付け根に顔を付けてまた、音を立てて吸い出した。
「ラヴィニスのバカぁ~・・・いやん」
ラヴィニスが、クリトリスにフーっと息を吹きかけて、腰が跳ねる一花の反応を見る。


「ひゃぁぁぁん」

「一花、ズルいよ。1人で逝っちゃうなんて、悪い子だね、お仕置きをしないと、一花、お仕置きのポーズは、どうするんだっけ?」
「ラヴィニス、やだぁ~、いや、いや、お願い、許してお願い、もう先に逝かないから、お願い」

「一花は嘘つきだね、さっきも同じ事、言ったじゃないか?」

「でも、ラヴィニスはさっきも許してくれなかったじゃない?」

「そうだったかな?」
「そうよ、だからお願い、あの格好は嫌。」

泣きながら懇願する一花の姿に欲情しない男がいたら、そいつはインポか阿呆だけだ。

一花は天性の娼婦か?男の煽り方をどこで学んだんだ。
下半身が痛いほど膨れていく。早く一花の中で果てたい。

「一花は嘘つきだね、ここは、よだれを垂れ流しているよ、淫乱一花、早くお仕置きのポーズを取って」
ラヴィニスは一花の蜜壺をかき回しながらお仕置きのポーズを強要してきた。

ラヴィニスは一花のお尻を叩くと、逆らえない一花は、四つ這いなりお尻をラヴィニスに向かって高く突き出した。

お尻を高く持ち上げていう言葉があった。

「一花は悪い子です。お仕置きをして下さい。」
その言葉を聞くと、ラヴィニスは、一花に馬のように覆い被さり、息も絶え絶えな一花の蜜壺にラヴィニスの杭を一気に打ち込んだ。もう何度も抱かれたいる一花は、痛みよりも快感で、蜜壺はラヴィニスの杭を吐精するまで締め付けるように蠢いている。
その一花の締め付けに翻弄されるラヴィニスは荒々しく腰を打ち付け、一花の中に吐精する。






ーーーーーーそんな夢だった。



虚しい。


あの一夜から、何日が経っただろうか?


あれ以来、一花は側に、居てくれるが、俺が一花を欲しくなると、俺の想いを察知して、ジルやセドリックの所に行ってしまう!

一花もあんなに、喜んでくれたじゃないか!・・・・体が・・・。

「はぁぁぁぁ」
ため息が盛大に俺の口から、出て行った。

一花の心が手に入った俺は、浮かれすぎていたのかも知れない。

いや、実際浮かれてた。

あぁあ、認めるさ!!

あの満点の星々の中で、俺の首にすがって来る一花の可愛い事、いやらしい事。
あんなことされたら、俺の理性なんて、紙屑同然で・・・火を付けたら、あっという間に炭になる。

そして、もう一度と彼女に触れたいと思ってしまうのは、至極当然だ。

だから、俺は悪く無い。

悪くない!!

どうしてなんだ一花・・・。

やっぱり、俺が悪いのか?


※※



ラヴィニスと一度の過ちから一週間、私の心は益々、ラヴィニスを好きになっています。
然も、もの凄いスピードで、きっと、この気持ちを知ったら、ラヴィニスは気持ち悪がります。

ラヴィニスには私以外、見て欲しくありません。あの微笑も、柔らかい笑顔も、誰にも渡したくありません。

もし、ほかの女と、一緒に話でもしていたのを見たら・・・・ラヴィニス・・・どうしてくれましょう。

遊びでも許しません。
物凄い独占欲です。
そして、私!怖い女です。


そんな私でも、好きになった相手に嫌われるのは嫌です。


自分でも驚いています。


どうして、そんな考えになったか?ですって?

だってそうじゃありませんか?


たった一度、肌を重ねただけで、ラヴィニスを束縛する女。ラヴィニスは、きっとドン引きします。


それから・・・・お恥ずかしい話、あの突かれる痛みを、思い出すだけで、身震いするほど怖いです。
たまに、ラヴィニスが私を求めて来るのが分りますが、一歩が踏み出せずに、ジルさんやセドリックさんの所まで、逃げる始末、その時のジルさんや、セドリックさんの困った顔は、本当に申し訳ないと思っております。


これが、原因で、ラヴィニスに愛想を付かれても・・・・・。

・・・・・やっぱり、私が悪いんですよね!

紅蓮にでも、相談しようかしら?


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