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私の彼は、愚弟でした
一花の逃亡日記
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歩けど、歩けど、森!森!森!何時まで歩かせるんですかジョルジュ!
かれこれ2時間ですよ?森に入って2時間!2時間きっちり歩いています。
それにしても、ジョルジュ!結構な体力をお持ちで!汗をかかないどころか息も乱れていません、爺とバカにしてごめんなさい。
そう言う私は、汗をガッチリかき、肩で息をする始末です。
「おお~ここじゃぁ~」と言っていつの間にか石造りの門が100m先に見えてきました。
遠い!門まで本当に遠かった。
何が隣だ!
隣は隣でも、森を挟んでの隣じゃないか!
森の中を2時間も歩く隣って・・・・。
でもいいです。やっと着いたから良しとします。
そして鬱蒼とした森の中に、厳粛に佇むかのように立つ重厚な門、ジョルジュの後を付いて行った一花は見上げるように門の中に入っていきます。
今日からここに住むのですね!
胸は高鳴りませんがドキドキです。
ジョルジュの後を付いて行く私の背には、すやすやと、よだれを垂らして寝ている悠馬がいます。ヨダレを垂らして寝ている姿もなんとも言えず可愛い事。悠馬!この子の為にも、早く元の世界に帰らないと。
ふっふっふっ!
そうです。私!ラヴィニスの所から逃げ出してきました。ジョルジュ!から貰った紫色のペンダントを付けて!
このペンダントは、ラヴィニスから逃げ切るために必要なアイテム出そうです。
そして今日から、少年騎士団の寮の寮母です。
少年騎士団の管理責任者兼寮長のダグラスさんに挨拶を済ませると、早速部屋に案内されました。この段階でジョルジュは面倒事から解放されたと言って、出て行ってしまいました。
最後にジョルジュは、召喚魔法の準備が出来次第連絡するまで身元がばれない様にしろと、念を押しました。
アディオス!ジョルジュ!!早く連絡をよこせ!!
大した荷物が無いので、直ぐに仕事にかかります。
部屋の隣は台所で、これはとても便利です。
早速、夕食を食べの準備に取り掛かりました。
この寮には、この国の平民の中から8歳から15歳までの選ばれた少年達が、国の歴史や学問から騎士道精神まで基本から応用までを叩き込まれ!成績が良ければそのまま聖騎士になれる事になっていた。
残りの少年達は悪くても、宮殿の警護になれるシステムになっている。
言わば、この国の精鋭騎士のたまご達である。
ダグラスさんは、私に注意事項として一言「森の中には絶対に入ってはいけません」と言ってきました。
私は何故?と聞きましたが、ダグラスさんはニヤリと笑うだけでした。
私は、その笑顔がとても末恐ろしくそれ以上は聞くことが出来ませんでした。
ダグラスさん、マジ怖いです。
かれこれ2時間ですよ?森に入って2時間!2時間きっちり歩いています。
それにしても、ジョルジュ!結構な体力をお持ちで!汗をかかないどころか息も乱れていません、爺とバカにしてごめんなさい。
そう言う私は、汗をガッチリかき、肩で息をする始末です。
「おお~ここじゃぁ~」と言っていつの間にか石造りの門が100m先に見えてきました。
遠い!門まで本当に遠かった。
何が隣だ!
隣は隣でも、森を挟んでの隣じゃないか!
森の中を2時間も歩く隣って・・・・。
でもいいです。やっと着いたから良しとします。
そして鬱蒼とした森の中に、厳粛に佇むかのように立つ重厚な門、ジョルジュの後を付いて行った一花は見上げるように門の中に入っていきます。
今日からここに住むのですね!
胸は高鳴りませんがドキドキです。
ジョルジュの後を付いて行く私の背には、すやすやと、よだれを垂らして寝ている悠馬がいます。ヨダレを垂らして寝ている姿もなんとも言えず可愛い事。悠馬!この子の為にも、早く元の世界に帰らないと。
ふっふっふっ!
そうです。私!ラヴィニスの所から逃げ出してきました。ジョルジュ!から貰った紫色のペンダントを付けて!
このペンダントは、ラヴィニスから逃げ切るために必要なアイテム出そうです。
そして今日から、少年騎士団の寮の寮母です。
少年騎士団の管理責任者兼寮長のダグラスさんに挨拶を済ませると、早速部屋に案内されました。この段階でジョルジュは面倒事から解放されたと言って、出て行ってしまいました。
最後にジョルジュは、召喚魔法の準備が出来次第連絡するまで身元がばれない様にしろと、念を押しました。
アディオス!ジョルジュ!!早く連絡をよこせ!!
大した荷物が無いので、直ぐに仕事にかかります。
部屋の隣は台所で、これはとても便利です。
早速、夕食を食べの準備に取り掛かりました。
この寮には、この国の平民の中から8歳から15歳までの選ばれた少年達が、国の歴史や学問から騎士道精神まで基本から応用までを叩き込まれ!成績が良ければそのまま聖騎士になれる事になっていた。
残りの少年達は悪くても、宮殿の警護になれるシステムになっている。
言わば、この国の精鋭騎士のたまご達である。
ダグラスさんは、私に注意事項として一言「森の中には絶対に入ってはいけません」と言ってきました。
私は何故?と聞きましたが、ダグラスさんはニヤリと笑うだけでした。
私は、その笑顔がとても末恐ろしくそれ以上は聞くことが出来ませんでした。
ダグラスさん、マジ怖いです。
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