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私の彼は、愚弟でした
一花の逃亡日記2
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私が任された少年騎士団の寮は、20人とこじんまりしていて、一番小さい8歳~10歳の最年少の寮です。
「お腹すいた~」
「何だ?この匂い?」
「いい匂いだなぁ~」
少年達は、食堂の入り口からお腹をさすりながら入って来る子とか、友達とおしゃべりしながら入ってくる子とか、まちまちで、入ってきた順にトレーをもって食事を運んでテーブル各々食事をしています。
今日の夕飯は、寮母初日ですので、簡単な物で、カレーを作りました。
スープカレーにサラダの簡単な料理です。
ここの寮には香辛料が沢山あり、その中にあった中でカレーに使えそうな物があったのはラッキーでした。
おかげで、皆月家のスープカレーの出来上がりです。
スパイスをいちから調合して作る。お父さん譲りのスープカレーは思い出のカレーです。
コレならパンにも合い!栄養満点です。
さぁ!食べるがいい。
「たぁ~んと、おあがりぃ~!」真っ暗な厨房から声をかけると少年たちはギョッとして厨房を覗き込んできました。
「初めまして、今日からお世話になる、皆月一花です。よろしくね」
私が、ニッコリ笑うと、少年たちはホッとしたように、トレーをもってテーブルに着いて、少年達はおそるおそるスープカレーを啜る!
ふふふ初めて食べたのでしょう?
「・・・・・・・・」
「辛い!・・・でも・・・うまい!」
「辛いの?僕・・・辛いの苦手なんだけど・・・」
「でも、辛さの後にじんわりと甘さが来て、癖になる辛さだよ!」
「えっ・・・本当?本当に辛さの後に甘くなるの?」
「あーあ本当にうまいよ!おかわりあるのかなぁ~」
「あるよ!腹一杯食べな!!!!」
悠馬を背負って白い割烹着におタマを持つ私はどこから見ても賄いのお姉ちゃん!!
どうだ!!私の姿を見て崇めるがいい!!
少年達は一瞬ポカンとして、一花の言っている事を理解したのか?一斉に声を揃えて!
「「「おばちゃん!おかわり」」」
ええ、そりゃぁ~一斉に!18歳の私に『おばちゃん』コールですよ!
ッチ!!
・・・・どして・・・こうなった?
ここは、お姉ちゃんでしょう?
見る見る、不機嫌オーラが私から漂ってきます。
子供は敏感ですね !直ぐに『オネーさん』と訂正しました。
さすがは、少年騎士団!飲み込みが早い!
よしよし!いい子達だ!
「お腹すいた~」
「何だ?この匂い?」
「いい匂いだなぁ~」
少年達は、食堂の入り口からお腹をさすりながら入って来る子とか、友達とおしゃべりしながら入ってくる子とか、まちまちで、入ってきた順にトレーをもって食事を運んでテーブル各々食事をしています。
今日の夕飯は、寮母初日ですので、簡単な物で、カレーを作りました。
スープカレーにサラダの簡単な料理です。
ここの寮には香辛料が沢山あり、その中にあった中でカレーに使えそうな物があったのはラッキーでした。
おかげで、皆月家のスープカレーの出来上がりです。
スパイスをいちから調合して作る。お父さん譲りのスープカレーは思い出のカレーです。
コレならパンにも合い!栄養満点です。
さぁ!食べるがいい。
「たぁ~んと、おあがりぃ~!」真っ暗な厨房から声をかけると少年たちはギョッとして厨房を覗き込んできました。
「初めまして、今日からお世話になる、皆月一花です。よろしくね」
私が、ニッコリ笑うと、少年たちはホッとしたように、トレーをもってテーブルに着いて、少年達はおそるおそるスープカレーを啜る!
ふふふ初めて食べたのでしょう?
「・・・・・・・・」
「辛い!・・・でも・・・うまい!」
「辛いの?僕・・・辛いの苦手なんだけど・・・」
「でも、辛さの後にじんわりと甘さが来て、癖になる辛さだよ!」
「えっ・・・本当?本当に辛さの後に甘くなるの?」
「あーあ本当にうまいよ!おかわりあるのかなぁ~」
「あるよ!腹一杯食べな!!!!」
悠馬を背負って白い割烹着におタマを持つ私はどこから見ても賄いのお姉ちゃん!!
どうだ!!私の姿を見て崇めるがいい!!
少年達は一瞬ポカンとして、一花の言っている事を理解したのか?一斉に声を揃えて!
「「「おばちゃん!おかわり」」」
ええ、そりゃぁ~一斉に!18歳の私に『おばちゃん』コールですよ!
ッチ!!
・・・・どして・・・こうなった?
ここは、お姉ちゃんでしょう?
見る見る、不機嫌オーラが私から漂ってきます。
子供は敏感ですね !直ぐに『オネーさん』と訂正しました。
さすがは、少年騎士団!飲み込みが早い!
よしよし!いい子達だ!
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