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私の彼は、愚弟でした
ラストチャンス
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「抱いて」
女の声が耳元で囁く!
薄暗い部屋の中で呻く男の声が中、軽やかに女の声が不自然に響く。
「・・・・」
男は耳元で囁いた女を憎らしく見上げる。
「反抗的な貴方って好きよ。プローシャ抱いて欲しいの貴方に、ふふふ」
女はうっとりとプローシャを見つめる。
「・・・・ふざけるな!毎回毎回なんで私が抱かないといけない。ここにはラヴィニス様も居るではないか!今度はラヴィニス様に抱いてもらえ!」
堪りかねプローシャは怒鳴りだした。
もうこれ以上は無理、限界がプローシャを追い詰める。
崇拝するラヴィニスが激怒しようが知った事では無い。もうこの状況から抜け出したい。
抜け出したいが、思い通りにならない。
両手を縛られているおかげで逃げ出すことも叶わない。
「ふざけてなんかいないわ本気よ、疑うなんて酷いわ」
プローシャの怒鳴り声など小鳥のさえずりに聞こえるのか女はコロコロと鈴が鳴る様に笑ってプローシャを見下ろしそのまま視線は隣の男に行く。
「そう言っているけど、ラヴィニスはどうする?抱きたい?抱きたくない?」
女の瞳が期待で輝きを増す。
勿論抱いてくれるのでしょ?と。
「・・・一花、こんなプレイどこで覚えたの?・・・それに俺は関係ないはずだよ!てゆうか!無理だ!!もうこれ以上抱けるか!一花!!早く縄を解け」
もうこれ以上は無理だと言わんばかりにラヴィニスは涙目で一花を見上げ最後は怒鳴る。
「無理でも無いし!プローシャはあんたの部下なんだから上司が責任取るのは当たり前でしょ?ラヴィニス?縄は解かないわよ」
一花は鼻で笑いながらラヴィニスを見下した。
「でも一花?流石にこれ以上抱いたら・・・」
目を瞑って何かを耐える。
「死んじゃう?」
一花はニヤリとラヴィニスを試すように見る。
やっと分かってくれたかと一花の言葉にラヴィニスは目を見開いてウンウンと素直に頷く。
「でもダメ!あと、3っつくらいは抱けるよね責め石」
「無理、無理、無理!一花の鬼!!!いい加減にしないと俺の足が千切れる!ジル!!早く何とかしろ」
プローシャとラヴィニスは洗濯板のギザギザの上に正座をして膝の上に重い石を乗せるという『だき石』という拷問をされていた。
ジルを睨むとジルは小指で耳を掃除していた。
「無理ですねー」
主人が苦しんでいるのにボー読みをするジルに殺意が湧くが、ジルに何かすると一花に怒られる。
そのことを知っているジルは主人にとって物凄く態度が悪い。
「ねえジルさんそこの石をプローシャの膝の上に置いて」
「はい一花様喜んで!」
ジルは墓石の様な石をいとも簡単に持ち上げてプローシャの目の前に行くとバーベル上げの様に持ち上げプローシャの膝の上に落とそうしてプローシャの横に石を叩き落とした。
ひび1つ入らない石は落ちた瞬間振動と風圧がプローシャを襲った。
「ひぃぃぃーやめてくれ!話す!あのガキの居場所を話すから許してくれ」
「ふん!最初から素直に言えば良かったのよ!おかげでこんな手間をかけさせて!悠馬はどこ?」
「・・・・」
真っ青のプローシャは震えて言葉が出てこない。
「最後のチャンスよ!悠馬はどこ」
女の声が耳元で囁く!
薄暗い部屋の中で呻く男の声が中、軽やかに女の声が不自然に響く。
「・・・・」
男は耳元で囁いた女を憎らしく見上げる。
「反抗的な貴方って好きよ。プローシャ抱いて欲しいの貴方に、ふふふ」
女はうっとりとプローシャを見つめる。
「・・・・ふざけるな!毎回毎回なんで私が抱かないといけない。ここにはラヴィニス様も居るではないか!今度はラヴィニス様に抱いてもらえ!」
堪りかねプローシャは怒鳴りだした。
もうこれ以上は無理、限界がプローシャを追い詰める。
崇拝するラヴィニスが激怒しようが知った事では無い。もうこの状況から抜け出したい。
抜け出したいが、思い通りにならない。
両手を縛られているおかげで逃げ出すことも叶わない。
「ふざけてなんかいないわ本気よ、疑うなんて酷いわ」
プローシャの怒鳴り声など小鳥のさえずりに聞こえるのか女はコロコロと鈴が鳴る様に笑ってプローシャを見下ろしそのまま視線は隣の男に行く。
「そう言っているけど、ラヴィニスはどうする?抱きたい?抱きたくない?」
女の瞳が期待で輝きを増す。
勿論抱いてくれるのでしょ?と。
「・・・一花、こんなプレイどこで覚えたの?・・・それに俺は関係ないはずだよ!てゆうか!無理だ!!もうこれ以上抱けるか!一花!!早く縄を解け」
もうこれ以上は無理だと言わんばかりにラヴィニスは涙目で一花を見上げ最後は怒鳴る。
「無理でも無いし!プローシャはあんたの部下なんだから上司が責任取るのは当たり前でしょ?ラヴィニス?縄は解かないわよ」
一花は鼻で笑いながらラヴィニスを見下した。
「でも一花?流石にこれ以上抱いたら・・・」
目を瞑って何かを耐える。
「死んじゃう?」
一花はニヤリとラヴィニスを試すように見る。
やっと分かってくれたかと一花の言葉にラヴィニスは目を見開いてウンウンと素直に頷く。
「でもダメ!あと、3っつくらいは抱けるよね責め石」
「無理、無理、無理!一花の鬼!!!いい加減にしないと俺の足が千切れる!ジル!!早く何とかしろ」
プローシャとラヴィニスは洗濯板のギザギザの上に正座をして膝の上に重い石を乗せるという『だき石』という拷問をされていた。
ジルを睨むとジルは小指で耳を掃除していた。
「無理ですねー」
主人が苦しんでいるのにボー読みをするジルに殺意が湧くが、ジルに何かすると一花に怒られる。
そのことを知っているジルは主人にとって物凄く態度が悪い。
「ねえジルさんそこの石をプローシャの膝の上に置いて」
「はい一花様喜んで!」
ジルは墓石の様な石をいとも簡単に持ち上げてプローシャの目の前に行くとバーベル上げの様に持ち上げプローシャの膝の上に落とそうしてプローシャの横に石を叩き落とした。
ひび1つ入らない石は落ちた瞬間振動と風圧がプローシャを襲った。
「ひぃぃぃーやめてくれ!話す!あのガキの居場所を話すから許してくれ」
「ふん!最初から素直に言えば良かったのよ!おかげでこんな手間をかけさせて!悠馬はどこ?」
「・・・・」
真っ青のプローシャは震えて言葉が出てこない。
「最後のチャンスよ!悠馬はどこ」
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