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部活動見学……ダメだこいつら
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まぁ、そんなことがあって、入学式後から田中に目をつけられている。クラスが同じだったことだけでも精神的ダメージをくらっているのに、席が隣なんて。
ふん。まあいい。この前の入学式の復讐をする絶好のチャンスだ。私を怒らせるとどうなるか教えてやる。もちろんあの巨乳教師もだ!
さ、気を取り直して、今日は部活動見学だ。もう入りたい部活は決まっているので、さっと見学してからすぐ帰るか。
そう言えば、今日は好きなアニメがやる日だな。毎週予約しているが容量がなく、録画できない状態だ。だから早く帰らねば。
「……。」
軽音部の部室に着くなり、私は唖然としていた。
『軽音部!!』
そう壁にスプレーで殴り書きしてあったからだ。
これは、知らない人の車にサッカーボールをぶつけて傷をつけて、持ち主にこっぴどく叱られる程のレベルだぞ?!
なのに、先生達は何も言わないのか?
どうなってるんだこの学校は!?
「ん?どうしたんすか?あ、それっすか。今日自分が書いたんすよ。」
扉の前で立ち尽くしていたら、いかにも頭の悪そうなロン毛の男子生徒が現れた。しかもこいつ、今自分で書いたと言っていたぞ。それも今日!そりゃあ先生も気づかないわけだ。納得。
いや、納得している場合じゃない。となるとこいつは軽音部の先輩ということになる。こいつが先輩……。どう見てもそこら辺の不良にしか見えない。
「見学に来たんっすね!そんな所でうんこみたいに突っ立ってないで部室入ったらどうすか?」
例え方!いくらなんでも酷すぎるだろ。確かに髪の毛は若干茶色だが……。初めてあった人をうんこ扱いって。本人は無意識に言っているみたいだか。
「分かりました。」
私は恐る恐るドアを横へとスライドさせて行った。
少し覗いてみる。
中にはツインテールの女の子と、眼鏡をかけたやたら頭の良さそうな男子と、、、田中がいた……。
「やっぱり私もう帰ります……。」
もうやめよう。バンドのメンバーならネットでだって集められる。こんな所にわざわざ入部しなくたっていいんだ。
「んなこと言うなって!さ、入れ入れ。」
後ろにいたロン毛野郎に思いっきり押される。そのせいで教室の教卓までぶっ飛んでしまった。
「痛った!!」
立ち上がってホコリを叩き、ロン毛野郎を睨みつける。
「そんな怒んなって。俺は有村蓮也。2年だ。」
有村の手が私の前に差し出される。それをくるりと背を向けて無視した。
「あっ!善ちゃん!」
もう一人厄介なのがいたな。
こちらに飛びついてこようとする彼を、直前でかわす。
田中は黒板に思いっきりぶつかりするすると倒れた。
「あんちゃん、うんこみたいにひでえやつだな。」
いや、お前がいつも見ているうんこはどうなってんだ。喋りだして悪口でも言うのか?ドアの前で突っ立っているのか?
最後のはありそうだな。たまたま家の玄関前にうんこがあること、人によってはあるからな。
「あんただれぇ?」
高い位置で結ばれたツインテールの女の子が睨んでくる。この部活には女子ひとりだったのか。さぞ逆ハーレムを楽しんでいたのだろう。別に私はお前の逆ハの邪魔をしに来たのではない。ただ、バンドを組んで歌いたいだけだ。勘違いするな。
「入る気ないんだったらさっさと帰ってー。こっちも忙しいんだから。」
今日は部活動見学のはずだよな。こんな風に新入生が追い出されることがあるのか?それに、忙しいとか言いながら、スマホRPGでパーティをくんでいるじゃないか。遊ぶ気満々だなおい。
「まぁ、そんな事言うなよ萌香ちゃん。忙しいのに代わりはないけど。」
お前もかっ。
少し頭良さそうだったと思ったが、お前も遊んでるのか!ギャップ萌えからかなりかけ離れてるぞ。
「とりあえず、軽音部には入らせてください。」
「はぁ?女の子はやだ。」
本音を言うんかい!
「だったら、1曲でもいいんで私の歌聞いてからにしてくれませんか。じゃないとあまりにも卑怯だと思います。」
まあこいつらとバンド組むかは別として、ここなら普通に部活サボれそうだからな。絶対入部してやる。
ふん。まあいい。この前の入学式の復讐をする絶好のチャンスだ。私を怒らせるとどうなるか教えてやる。もちろんあの巨乳教師もだ!
さ、気を取り直して、今日は部活動見学だ。もう入りたい部活は決まっているので、さっと見学してからすぐ帰るか。
そう言えば、今日は好きなアニメがやる日だな。毎週予約しているが容量がなく、録画できない状態だ。だから早く帰らねば。
「……。」
軽音部の部室に着くなり、私は唖然としていた。
『軽音部!!』
そう壁にスプレーで殴り書きしてあったからだ。
これは、知らない人の車にサッカーボールをぶつけて傷をつけて、持ち主にこっぴどく叱られる程のレベルだぞ?!
なのに、先生達は何も言わないのか?
どうなってるんだこの学校は!?
「ん?どうしたんすか?あ、それっすか。今日自分が書いたんすよ。」
扉の前で立ち尽くしていたら、いかにも頭の悪そうなロン毛の男子生徒が現れた。しかもこいつ、今自分で書いたと言っていたぞ。それも今日!そりゃあ先生も気づかないわけだ。納得。
いや、納得している場合じゃない。となるとこいつは軽音部の先輩ということになる。こいつが先輩……。どう見てもそこら辺の不良にしか見えない。
「見学に来たんっすね!そんな所でうんこみたいに突っ立ってないで部室入ったらどうすか?」
例え方!いくらなんでも酷すぎるだろ。確かに髪の毛は若干茶色だが……。初めてあった人をうんこ扱いって。本人は無意識に言っているみたいだか。
「分かりました。」
私は恐る恐るドアを横へとスライドさせて行った。
少し覗いてみる。
中にはツインテールの女の子と、眼鏡をかけたやたら頭の良さそうな男子と、、、田中がいた……。
「やっぱり私もう帰ります……。」
もうやめよう。バンドのメンバーならネットでだって集められる。こんな所にわざわざ入部しなくたっていいんだ。
「んなこと言うなって!さ、入れ入れ。」
後ろにいたロン毛野郎に思いっきり押される。そのせいで教室の教卓までぶっ飛んでしまった。
「痛った!!」
立ち上がってホコリを叩き、ロン毛野郎を睨みつける。
「そんな怒んなって。俺は有村蓮也。2年だ。」
有村の手が私の前に差し出される。それをくるりと背を向けて無視した。
「あっ!善ちゃん!」
もう一人厄介なのがいたな。
こちらに飛びついてこようとする彼を、直前でかわす。
田中は黒板に思いっきりぶつかりするすると倒れた。
「あんちゃん、うんこみたいにひでえやつだな。」
いや、お前がいつも見ているうんこはどうなってんだ。喋りだして悪口でも言うのか?ドアの前で突っ立っているのか?
最後のはありそうだな。たまたま家の玄関前にうんこがあること、人によってはあるからな。
「あんただれぇ?」
高い位置で結ばれたツインテールの女の子が睨んでくる。この部活には女子ひとりだったのか。さぞ逆ハーレムを楽しんでいたのだろう。別に私はお前の逆ハの邪魔をしに来たのではない。ただ、バンドを組んで歌いたいだけだ。勘違いするな。
「入る気ないんだったらさっさと帰ってー。こっちも忙しいんだから。」
今日は部活動見学のはずだよな。こんな風に新入生が追い出されることがあるのか?それに、忙しいとか言いながら、スマホRPGでパーティをくんでいるじゃないか。遊ぶ気満々だなおい。
「まぁ、そんな事言うなよ萌香ちゃん。忙しいのに代わりはないけど。」
お前もかっ。
少し頭良さそうだったと思ったが、お前も遊んでるのか!ギャップ萌えからかなりかけ離れてるぞ。
「とりあえず、軽音部には入らせてください。」
「はぁ?女の子はやだ。」
本音を言うんかい!
「だったら、1曲でもいいんで私の歌聞いてからにしてくれませんか。じゃないとあまりにも卑怯だと思います。」
まあこいつらとバンド組むかは別として、ここなら普通に部活サボれそうだからな。絶対入部してやる。
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