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Episode1
しおりを挟むEpisode1 初のアルバイト
俺の名前は東 浩介、今日からバイトが始まります!。 そのバイト先は、 [せせらや]と言う飲食店だ。
東「今日からよろしくお願いします!」
店長「はいよろしく~」
バイト一同「お願いしやっす」
こんな感じか 人生初のバイト いい感じだな~
店長「あ、ここのバイトリーダーの蝉川さん紹介しとくね。」
蝉川「よろしくお願いします」
東「よろしくお願いします」
あれ?なんかどっかで見たことあるな…まあ気のせいだよな。
店長「蝉川さん色々と教えて上げてね」
蝉川「え」
なんですかその嫌そうな顔と声泣きたくなるですけど~…
東「あ…他の方でも大丈夫ですよ…」
と泣きなくなる声を殺す
蝉川「いや 分かりました」
え~あれOKの合図だったの何この人わかりずらい、あの似てるってのはやっぱ気のせいだな…
だって俺の知ってるあの人は何年も前から見てきてるんだ。
そして作業に移る。
東「こんな感じですか?」
蝉川「……」
と頷く。
なんですかその微妙な表情は、 本当に合ってるか分からないんですけど~
店長「よし今日はもう二人共あがろうか、ありがとね」
東 蝉川「お疲れ様です」
東「ふう~お疲れ様です、蝉川さん」
蝉川「お疲れ」
何だこの人、一言しかしゃべれないんですか?!てか今更だが若?! 歳いくつだよ こんなんで バイトリーダーしてるのかよ?!
店長「失礼、来週のシフトだけどね蝉川さんここ時間まずいからずらしとくよ。」
蝉川「分かりました」
え? まさかだけど…高校生?
東「あの~失礼ですが歳いくつですか?」
店長「ん?32だけど、どしたの?」
あんたのじゃねーよ…と言いたい気持ちを胸にしまい、苦笑いで
東「そうなんですか!? 蝉川さんはお幾つで?」
蝉川「17」
ええまじかよあの人と同じ歳じゃねかよ…いやまさかな…
東「そ…そうなんですね…僕は今年で18です」
とここで会話が途切れ店長は退室
…… 沈黙が辛い
蝉川「じゃそろそろ帰ります」
東「あっ!お疲れ様です!」
…ガシャン
と扉が閉まる音を小さくたて去っていった
東「俺もそろそろ帰るか」
夜道の中考え事をしていた
蝉川さんがどこから見てもあの人にしか見えない、何故だろう… こんなことを考えていたら
あっという間に家に着いた
東「ただいま~」
まっ おかえり~っていうやつもいないけどな
両親は共働きだからなしゃーねー
だからバイトを始めたんだ…
東「はぁ~…寝るか明日は学校だ」
朝起きて飯食って学校に行く途中に昨日みたことある人と出会った…そう 蝉川さんだ
東「あれ?制服がうちの高校と一緒だ…」
東「お…おはようございます」
蝉川「ん?」
とこっちを見た
蝉川「はひゃ?!」
と突然に変な声がした
蝉川「な…なんでわ…私と同じ高校の制服きてるんですか?!」
東「そりゃ 同じ高校に通ってるからだよ」
正論だ
蝉川「………バイト禁止だろ!!」
東 「あんたもだろっ!」
蝉川「はぁ…まさか学校の先輩がバイト先に来るなんてね…驚いたわ」
初めて一言以外で喋ったことに俺は驚いてるよ!
蝉川「この事はお互いに黙っておきましょ」
東 「そうだな」
東「って時間やべーぞ!走るぞ」
と何故か俺は蝉川さんの手を引っ張って走っていた。
続く
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