異世界転生の王道を行く

パヴィア

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能力試験

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とまあ、なんやかんやで当日になってしまった!

朝のルーティーンをやる暇もなく、朝早くに起こされて、なんかオシャレさせられて、馬車に押し込まれて出発…

お父様もお母様も付いてきてるから結構大事なイベントなんだろうね…



少し脱線するけど…今日のファッションは

目の色とお揃いの藤色のドレス。今流行ってるらしい幾何学模様が裾の方に銀色の糸で刺繍されてる。

銀色だから動くたびにキラキラしてて美しい! 

袖と裾にはレースがあしらってあって、繊細な雰囲気を醸し出している。

ウエストには銀色のリボンが巻いてあって、背中の方で結ばれている。靴は銀色で、靴下は真っ白なシルク。

お母様が貴重そうな箱から取り出してきてつけてくれたネックレスは、小粒のダイヤでできていて、光を浴びて輝く。

私の自慢のw黒髪は、三つ編みにした後結い上げられて、これまた銀の髪飾りでとめてある。

自分で言うのもなんだけど、超絶美少女だ。私が男の子だったら一目惚れどころの話じゃない。
多分何が何でも手に入れて監禁するか、もしくはホルマリン漬けにして飾るかなんかする気がする。


監禁とか幽閉とかについて妄想してたら結構あっという間に目的地についてしまった。

執事さんの手を取って馬車から出て周りを見渡す。

すげー。やばい。え、なにこれすげー。え。え。やばすぎ。え。すごくない?え、やば。まじかよ…





語彙力の喪失とはまさにこれw

建物が美しすぎて声が出なかった。大理石か何かでできているのだろうか。真っ白に光り輝く巨大な建物が目の前にある。来る途中で通った門が美しかったのと、噴水やら庭園やらが豪華だったから、本館自体も相当なものだとは思ったけど…まさかここまでとは。

しかも、なんか私の家の馬車以外にもたくさんの馬車がきてる!私の家の馬は真冬の空みたいに真っ黒だけれども、隣にいた馬車の馬は可愛い栗色。その隣は真っ白。もちろん黒もいるけど私の子たちが1番ね!

豪華すぎて歩くのも遠慮しそうな階段を上って行くと、私ぐらいの年齢の子たちが大勢一列になって並んでいた。

呆気にとられてお父様とお母様に聞いたら、「だってこの国の貴族はみんな同じ日が誕生日じゃないの。なに言ってるの?」と聞き返されてしまった…

やべー。授業中寝てて聞いてなかったかも

ってことは、ここで能力試験やんの!大勢の前で?なにも起こんないといいけど。

列の前の方には水晶玉があって、鑑定士さんが術語を唱えている間にそれに手を置くと自分のステータスが見えるらしい。そのときに神から魔術を使う能力がもらえるんだとか。

どんどん列が進んで、とうとう私の番になった。

心臓の鼓動が聞こえる。ゆっくりと水晶に手を乗せると、ミシッと嫌な音がしてヒビが入った。

鑑定士さんの顔が歪む。そのまま手を置いてたらバリッと音がして水晶玉が弾け飛んでしまった!
周りの人たちが驚いた表情になる。壁の方にいた騎士と見受ける人たちが駆け寄ってきて支えてくれる。いやー、やっちまったな。これは。

とりあえず水晶玉は新しいのを設置して、他の子たちの鑑定を続けるっぽい。私はなんか違う部屋に通されて、もっと大きい水晶玉に手をかざすよう言われた。今度はハプニングなしでできた。よかった…

「ブォン」と音がしてステータス画面が表示される。


アイシャ・ベリア・メイ・ド・ルニージアン

年齢:10

HP:500000
MP:∞

物理攻撃力:10000/15500
物理防御力:10000/15500
魔術攻撃力:12000/20000
魔術防御力:12000/20000
知力:10000/18000
速さ:10000/12000
基本的運動能力:8000/10000
運:10000

称号
・転生した者
・主神アリステイルの加護(時空の神)
・ソフィーナの加護(知識と想像の神)
・メルカヒネスの加護(戦いと破壊の神)
・タンドイゼンの加護(運と賭博の神)
・アイネフローテの加護(愛と美の神)
・ジャンヌメイアの加護(勇気と挑戦の神)
・魔術無制限者
・優しき者
・愛されし者
・努力しすぎた者
・信心深き者
・最強者
・ルニージアン伯爵家の次女


うん。なんかやばいのはわかる。
だってさ?他の子達が話してるの聞いたけど、みんな私の1/50とかだよ?子供だとしても?おかしいよね?
最初もらったポイントが10倍だったのになんでかなーとか思ったけど、そりゃーこんなに加護があればね。


瞑想とかお祈りとか色々してよかったー!もちろん剣術とかも練習してたからね。満足満足。
とりあえず猛特訓して最強になろうかな。あ、もう「最強者」のステータスもらってる…気にしない気にしない














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