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第一章 〜出会い〜
02 あの人との再会
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──一話目の翌日
(ハァ昨日からあの人の事が頭から離れない……ああ! もどかしい! ……あ、そうだ! またあの本屋に行けば、あの人に会えるかもしれない! 行ってみよう!!)
私はすぐにあの本屋に行った。
そして、私は本屋の中で、あの人を探すために回っていた。本棚の裏からそろーりと見渡しながら。
(……なかなか見つかんない……もしかして居ないのかな……?)
「あの……」
「ひゃんっ!?」
私が戻ろうとしたその瞬間! 後ろから肩を叩かれたのだ!
私は驚いて声を上げてしまった。
「あー……ごめん……驚かしちゃったかな……?」
「いえ……大丈夫です……ってええ!?」
叩いた相手が申し訳なさそうに言った。
私が大丈夫だと言おうとしたら、そこにはあの人が居たのだ! 私は驚いて、声を失ってしまった。
「よ……良かった……」
あの人は安心したような表情で、そう言った。
「所でさ、何をしていたの? 本棚の影になんか隠れて」
あの人は不思議そうに小首を傾げながらそう聞いてきた。
「あ……いや……その……あ! た、探偵ごっこをしていたんです……よ?」
苦しまぎれに私は言い訳をした。
「そ……そう……」
「そういうお兄さんは、何をしていたんですか?」
私は不思議に思い、そういった。
「あぁ……俺はゲームを探していたら、昨日会った君を見つけたから来てみたってところかな……」
あの人は、過去のことを思い出しているかのように言った。
「そうだったんですね……。あ……あの……!」
「ん……?」
「お……お兄さんって……」
「うん」
「な……名前って……」
「……うん?」
「な……なな……。何ですかっ!!」
私は、オドオドしながら聞いた。
彼は、不思議そうに相槌をうっていた。
「あ……うん。俺の名前は、たけるだよ。よろしくね」
「は……はい! 私はきよみと言います! こ……こちらこそ、よろしくお願いします!」
たけるさんは、私の質問に朗らかに答えてくれた。その上、手を差し出してくれたのだ!
私は、たけるさんに返事をして、たけるさんの手を握った。
すると、たけるさんは、私の手を握り返してくれたのだ!
私は嬉しくて顔がとろけてしまった...
(よっしゃー!! ついに、ついにあの人の名前を聞くことが出来た。し、しかも手を差し出してくれて、私が握ったら握り返してくれた! 嬉しい!! )
「じゃ、俺はゲーム探しの続きするね。」
「あっ……私、今暇なので探すの手伝いましょうか?」
私はとろけた顔を普通の顔に戻した上で、少し微笑みながら言った。
「あ……いいの?」
「はい!」
「おお! ありがとう!」
たけるは嬉しそうに言った。
そしてきよみたちはたけるの探している、DT7というレースゲームを探し始めた。
「どこあたりにあるんですか?」
「んー……ゲームコーナーだからあそこかな」
たけるはそう言って、本屋の入り口から見て左奥の方を指さした。
「そうなんですね、じゃあ早く行きましょう!」
「うん、そうだね」
きよみ達はすぐにたけるの言っていたところへ向かった。
きよみ達がいた所からはさほど遠くはなかった。
「えっとね……レースゲームだから……そこ辺りかな?」
ゲームコーナーには、長めの本棚が4つあって、沢山のゲームを取り扱っていた。
本屋の入り口から見て、奥から2番目の棚をたけるは指さして、そこへ向かった。
きよみはワンテンポ遅れてたけるに付いて行った。
「うわぁ……いっぱいありますね……」
きよみは驚きの声を上げた。
「うん、この本屋は、ここあたりで2番目に多い1500種類のゲームを取り扱っているんだ。」
「えぇ!! 1500種類も!?」
たけるが少し言いづらそうに言った。
たけるの言葉にきよみは再び驚きの声を上げた。
「そう、1500種類も。ここ辺りで一番多くのゲームを取り扱っているのはここから少し遠い、スーパーゲームスタジオLAMBってところで、そこは2500種類のゲームを取り扱っているんだ」
「えっ……に……に……2500種類も!? そんなにゲームなんてあるんですか……?」
「うん、あるよ。ゲームってね、1960年代から今現在まで、たくさんのゲームが作られてきたんだ。」
たけるは軽やかな口調で言った。
たけるの言ったことに、きよみはまた驚きの声を上げた。
たけるはどんどん説明を深めていった……
──たけるの言ったことを簡単にまとめると。
ゲームは昔から愛されてきていて一番昔のゲームはタリオというゲームだそうだ。タリオを作ったミンテンドー(民天堂)は、今もたくさんのゲームを作り出して、不屈の人気があった。──
「……ところで、ゲーム探しはどうするんですか?」
「……あっ、そうだった! 話に夢中になって忘れてた!」
きよみはそう言えば、とゲーム探しを思い出し、たけるに問う。するとたけるは、はっとして叫んだ
「えっとね……あ、あった! こんなに近くにあったんだ……」
「まさか、目の前にあるなんて……思いもしなかったですね……」
意外にもDT7はきよみたちの近くにあった。
「じゃあ、レジに行って会計してくるね」
「はい! ……じゃあ私は、入り口のとこで待ってますね!」
そして、たけるが会計しに行くのと同時にきよみは本屋の入り口へ向かった。
すぐ終わったようで、たけるはすぐ出てきた。
「お待たせ」
「おかえりなさい、あの……この後って時間、ありますか?」
「あー……うん。あるよ」
きよみは恐る恐る聞いてみた。
すると良い返事が返ってきた!
「じゃあ、少し話しませんか?」
「あぁ、いいよ」
それから私達はお互いのこと……私は学年をたけるさんは年齢を……と思ったら、驚くことにたけるさん、私と同じ高校1年生だった!
私、たけるさん成人してると思っていたが……まぁ良いとして、話を戻してお互いのこと……私たちは学年、高校、好き・嫌いな食べ物、趣味、普段家で何をしているかなどの話をした。
きよみがここで分かったこと。
たけるがきよみと同じ学年、しかも同じ高校……しかも同じクラスだったことが判明!
彼女はたけるのことを見る目が変わってしまったようだ。
その中でお互いの将来の話もした。きよみはアイドルになりたいこと、しかし音痴でダンスが下手なこと、たけるはゲームが好きなことを生かし、ゲーミングプログラマーになりたいという話をしていた。
(今日は、とても良い日になったなぁ……)
きよみはたけると色々な話をしながら、そう考えていた。
(今日は、たけるさんの色々な事を知れて、とても嬉しい!)
それから二人は、自分の家の話をした。
たけるはきよみの家の近くに住んでることがわかった。
家の話が終わる頃にはもう日が暮れていた。
きよみが近くの時計を見たら「17時30分」と表示されていた。
「なんか……長く話しちゃいましたね」
きよみは、苦笑しながら言った。
「そうだね……なんかごめんね?」
たけるは申し訳なさそうに言った。
「いいえ、とても楽しかったですから。それに時間が遅くなったことは別に気にしてませんから、安心してください。」
きよみは、たけるを安心させるように笑顔で返した。
「なら良かった……」
たけるは安心したように息をついてそういった。
「もうそろそろ暗くなりそうですから、帰りましょう?」
「そうだね、じゃあね」
「はーい、さようならー!!」
そうしてきよみたちは各々の家に帰ったのだった。
──それから、きよみの家では……
(はぁ……良かったぁ……)
きよみが今日の出来事を振り返っていた。
まさか後ろから話しかけられるとは思いもしなかったなぁ。
私に気付かれることなく、近付いてくるとは……たけるさんヤバし!
きよみは、たけるのステルス能力を心底称えていた。
そして、その後にたけると一瞬に話したことも振り返っていた。
きよみにとって、たけると言う存在は徐々に大きくなっていた。
──この後、2人がどうなってしまうのか、それは今は誰も知らない。
しかしきよみにとっていい方向に進むと今は願っていよう。
(ハァ昨日からあの人の事が頭から離れない……ああ! もどかしい! ……あ、そうだ! またあの本屋に行けば、あの人に会えるかもしれない! 行ってみよう!!)
私はすぐにあの本屋に行った。
そして、私は本屋の中で、あの人を探すために回っていた。本棚の裏からそろーりと見渡しながら。
(……なかなか見つかんない……もしかして居ないのかな……?)
「あの……」
「ひゃんっ!?」
私が戻ろうとしたその瞬間! 後ろから肩を叩かれたのだ!
私は驚いて声を上げてしまった。
「あー……ごめん……驚かしちゃったかな……?」
「いえ……大丈夫です……ってええ!?」
叩いた相手が申し訳なさそうに言った。
私が大丈夫だと言おうとしたら、そこにはあの人が居たのだ! 私は驚いて、声を失ってしまった。
「よ……良かった……」
あの人は安心したような表情で、そう言った。
「所でさ、何をしていたの? 本棚の影になんか隠れて」
あの人は不思議そうに小首を傾げながらそう聞いてきた。
「あ……いや……その……あ! た、探偵ごっこをしていたんです……よ?」
苦しまぎれに私は言い訳をした。
「そ……そう……」
「そういうお兄さんは、何をしていたんですか?」
私は不思議に思い、そういった。
「あぁ……俺はゲームを探していたら、昨日会った君を見つけたから来てみたってところかな……」
あの人は、過去のことを思い出しているかのように言った。
「そうだったんですね……。あ……あの……!」
「ん……?」
「お……お兄さんって……」
「うん」
「な……名前って……」
「……うん?」
「な……なな……。何ですかっ!!」
私は、オドオドしながら聞いた。
彼は、不思議そうに相槌をうっていた。
「あ……うん。俺の名前は、たけるだよ。よろしくね」
「は……はい! 私はきよみと言います! こ……こちらこそ、よろしくお願いします!」
たけるさんは、私の質問に朗らかに答えてくれた。その上、手を差し出してくれたのだ!
私は、たけるさんに返事をして、たけるさんの手を握った。
すると、たけるさんは、私の手を握り返してくれたのだ!
私は嬉しくて顔がとろけてしまった...
(よっしゃー!! ついに、ついにあの人の名前を聞くことが出来た。し、しかも手を差し出してくれて、私が握ったら握り返してくれた! 嬉しい!! )
「じゃ、俺はゲーム探しの続きするね。」
「あっ……私、今暇なので探すの手伝いましょうか?」
私はとろけた顔を普通の顔に戻した上で、少し微笑みながら言った。
「あ……いいの?」
「はい!」
「おお! ありがとう!」
たけるは嬉しそうに言った。
そしてきよみたちはたけるの探している、DT7というレースゲームを探し始めた。
「どこあたりにあるんですか?」
「んー……ゲームコーナーだからあそこかな」
たけるはそう言って、本屋の入り口から見て左奥の方を指さした。
「そうなんですね、じゃあ早く行きましょう!」
「うん、そうだね」
きよみ達はすぐにたけるの言っていたところへ向かった。
きよみ達がいた所からはさほど遠くはなかった。
「えっとね……レースゲームだから……そこ辺りかな?」
ゲームコーナーには、長めの本棚が4つあって、沢山のゲームを取り扱っていた。
本屋の入り口から見て、奥から2番目の棚をたけるは指さして、そこへ向かった。
きよみはワンテンポ遅れてたけるに付いて行った。
「うわぁ……いっぱいありますね……」
きよみは驚きの声を上げた。
「うん、この本屋は、ここあたりで2番目に多い1500種類のゲームを取り扱っているんだ。」
「えぇ!! 1500種類も!?」
たけるが少し言いづらそうに言った。
たけるの言葉にきよみは再び驚きの声を上げた。
「そう、1500種類も。ここ辺りで一番多くのゲームを取り扱っているのはここから少し遠い、スーパーゲームスタジオLAMBってところで、そこは2500種類のゲームを取り扱っているんだ」
「えっ……に……に……2500種類も!? そんなにゲームなんてあるんですか……?」
「うん、あるよ。ゲームってね、1960年代から今現在まで、たくさんのゲームが作られてきたんだ。」
たけるは軽やかな口調で言った。
たけるの言ったことに、きよみはまた驚きの声を上げた。
たけるはどんどん説明を深めていった……
──たけるの言ったことを簡単にまとめると。
ゲームは昔から愛されてきていて一番昔のゲームはタリオというゲームだそうだ。タリオを作ったミンテンドー(民天堂)は、今もたくさんのゲームを作り出して、不屈の人気があった。──
「……ところで、ゲーム探しはどうするんですか?」
「……あっ、そうだった! 話に夢中になって忘れてた!」
きよみはそう言えば、とゲーム探しを思い出し、たけるに問う。するとたけるは、はっとして叫んだ
「えっとね……あ、あった! こんなに近くにあったんだ……」
「まさか、目の前にあるなんて……思いもしなかったですね……」
意外にもDT7はきよみたちの近くにあった。
「じゃあ、レジに行って会計してくるね」
「はい! ……じゃあ私は、入り口のとこで待ってますね!」
そして、たけるが会計しに行くのと同時にきよみは本屋の入り口へ向かった。
すぐ終わったようで、たけるはすぐ出てきた。
「お待たせ」
「おかえりなさい、あの……この後って時間、ありますか?」
「あー……うん。あるよ」
きよみは恐る恐る聞いてみた。
すると良い返事が返ってきた!
「じゃあ、少し話しませんか?」
「あぁ、いいよ」
それから私達はお互いのこと……私は学年をたけるさんは年齢を……と思ったら、驚くことにたけるさん、私と同じ高校1年生だった!
私、たけるさん成人してると思っていたが……まぁ良いとして、話を戻してお互いのこと……私たちは学年、高校、好き・嫌いな食べ物、趣味、普段家で何をしているかなどの話をした。
きよみがここで分かったこと。
たけるがきよみと同じ学年、しかも同じ高校……しかも同じクラスだったことが判明!
彼女はたけるのことを見る目が変わってしまったようだ。
その中でお互いの将来の話もした。きよみはアイドルになりたいこと、しかし音痴でダンスが下手なこと、たけるはゲームが好きなことを生かし、ゲーミングプログラマーになりたいという話をしていた。
(今日は、とても良い日になったなぁ……)
きよみはたけると色々な話をしながら、そう考えていた。
(今日は、たけるさんの色々な事を知れて、とても嬉しい!)
それから二人は、自分の家の話をした。
たけるはきよみの家の近くに住んでることがわかった。
家の話が終わる頃にはもう日が暮れていた。
きよみが近くの時計を見たら「17時30分」と表示されていた。
「なんか……長く話しちゃいましたね」
きよみは、苦笑しながら言った。
「そうだね……なんかごめんね?」
たけるは申し訳なさそうに言った。
「いいえ、とても楽しかったですから。それに時間が遅くなったことは別に気にしてませんから、安心してください。」
きよみは、たけるを安心させるように笑顔で返した。
「なら良かった……」
たけるは安心したように息をついてそういった。
「もうそろそろ暗くなりそうですから、帰りましょう?」
「そうだね、じゃあね」
「はーい、さようならー!!」
そうしてきよみたちは各々の家に帰ったのだった。
──それから、きよみの家では……
(はぁ……良かったぁ……)
きよみが今日の出来事を振り返っていた。
まさか後ろから話しかけられるとは思いもしなかったなぁ。
私に気付かれることなく、近付いてくるとは……たけるさんヤバし!
きよみは、たけるのステルス能力を心底称えていた。
そして、その後にたけると一瞬に話したことも振り返っていた。
きよみにとって、たけると言う存在は徐々に大きくなっていた。
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