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その2:男女の友情

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ここで男女の友情について
私なりの持論を語っておこう。



『ある程度大人になれば成立する』



学生時代とかは性欲旺盛だったり
するから、どちらかが
下心を持ってしまい、
友情関係が崩れてしまう。



だがしかし、私の場合は
結婚していて旦那好き好きで、
アラサーという肩書きもある。



単純に仲良くしたいってゆー
気持ちしかないので
私は下谷くんと友達になれる…
気がする。うん。




そんな事を考えてたら
あっという間にご飯行く当日になった。






--------ファミレスにて--------





「ゆうき攻めのかっちゃん受け!」


「それ、私も一緒になんだけど!!!」



カップリング論争になるかと
思いきやとまさかの意気投合。



多分、ファミレスで話しては
いけないような過激なBLの会話を
してたと思う。



「まみちゃんもしかして、
ニコ動とかも好きだったりする??」



「え、めっちゃ好きだよ!
中学生の時に沼にハマったまま
抜け出せず今に至る感じなんよ!!」



「ならガッツリ知ってるネタ
一緒だと思う!!」




久しぶりにリアルでこんなに
ヲタ話に花が咲いて、
そのノリでカラオケに行くことに。




--------カラオケにて--------



お互い知ってる限りの
アニソンやボカロ曲を
しこたま歌いまくった。


3時間経過したくらいに、


「まみちゃん歌上手いよね!
歌ってるだけじゃつまらないし、
採点バトルでもやってみる?」



「おーやるか!負けたら何する?‪w」



「あー、んー、何か1つ誰も知らない
自分の秘密暴露とか?‪w」



「何それ重くね?‪w
だがしかしのった!3本勝負でいこ!!」



結果は2勝1敗で私の勝利。



「はっはっはっ、それじゃー何か
秘密でも暴露してもらおうかな‪w‪w」



「自分から言っておいてなんだけど…
別の罰ゲームじゃダメ…?」



「え?なに?逃げるの?(真顔)」



「あ、はい、じゃあ…言います…」




沈黙。




1分くらい。





「実はBL好きってのもあって、
まー、恋愛対象女だけど、
たまーに、ホントにたまーに
男の人も好きになったりすること
あります…」




「何それ俺得すぎん?(真顔)」





そんな暴露の後、退室し、
私は旦那のお迎えがある事を
伝えて一緒に待つことに。



「まみちゃんの旦那さんって
どんな人なの?」


「んー、普通にいい人やと思うよ、
ご近所のおば様方からは
かっこいいってよく言われとる。
あとすこぶる私の事好きだから
下手したら下谷くんのこと
敵視するかもしれん…」



「敵視ってなんやねんそれ‪w
別にやましい事なんてなくね?」



そんな会話をしてたら旦那登場。



「君が下谷くんだね、
うちの嫁がお世話になってます。」



「……いえ、あの、はい、
下谷です、よろしくお願いいたします。
まみちゃ…林さんとはいつも楽しく
働かせていただいてます…。」



ん?何か様子がおかしい…



「嫁と趣味が合うらしいね、
また話聞いてあげて欲しいな。」



「はいっぜひ!!!!
よろしかったら旦那さんも一緒に!!!」



「いや、俺は大丈夫だよ(ニッコリ)
それじゃあ失礼するね。」









そーいえば腐女子友達から
聞いた事がある。






私の旦那、そっち系の人から
モテる顔してるって。





確かに旦那も下谷くんと同様
犬みたいな可愛い顔立ちしてる。



でもふとした瞬間の真剣な表情の
ギャップがほんとにすごい。
あと車運転する時だけメガネかけてる。
そのメガネ姿はただのドS。




腐ってる方々からしたら
いいネタにしかならんよなーこれ。






--------下谷くんとのLINEにて--------




「おつおつ、今日はありがとね!
採点バトル、次は負けないからな!!」



「おつー!こちらこそありがとね!
色々話せて楽しかった(*´ω`*)

そーいえば旦那来た時すごく
緊張してたみたいだけど、
そんなに人見知りだったっけ?」




「あー、あれね、

予想以上に旦那さんかっこよくて
びっくりしただけだよ、
あと純粋に仲良くなりたいって
思ったった」




「…純粋に?」





「うむ、でも敵視されてるってのは
すごくわかったから友達ルートを
攻略していきたいと思います」





「考え方がヲタクそのものなんだよなー」




「あと俺の事敵視する必要
ないと思うんだよなー」




「なぜ?男の人もいけるから??」




「んーそれもあるけど、


いい大人なんだし
まみちゃんは結婚してるし
俺ヲタクな腐女子は女として
絶対見ることないし…
男女の友情は成立する!!」




「それはある。どっちもフリーなら
成立しない可能性大だけど、
私も下谷くんのこと、
何だかんだで弟的な感じでみてるし」




「確かにその説あるね。
まみちゃん兄弟いるの?」



「弟1人おるからお姉ちゃんだよ。
下谷くんは?」



「上に姉1人兄1人と下に弟1人の
4人兄弟の3男坊やってます。」



「じゃー、もー、私の弟でよくね?」



「いや、まみちゃんが姉なのは
何か嫌だ( ˇωˇ )」
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