27 / 30
始まりの呪い
第27話:反撃
しおりを挟む
「ルナ!!」
「ルナちゃん!」
俺が叫び、サヤが目を見開いた。
倒れたルナベールは、痛みに顔をしかめながら必死に身体を起こそうとするが、腕が震えて上がらない。
ガルグルスが再び咆哮し、爪を振り上げた。狙いは、動けないルナベール。
「……ッ!!」
俺は即座に飛び出した。
「サヤ!! ルナを助けるぞ」
「分かってる! 行くよ、レイン!」
俺たち二人の足が同時に駆ける。
「レイン! ウチが囮になる!」
「……いけるか?」
「うちらの大切なルナちゃんを傷つけたあいつ、マジで許せない」
「頼んだ、サヤ」
「うん」
風を切る音とともに、サヤの瞳が妖しく深く染まり、彼女は大きく息を吸い込む。
スウゥゥゥゥッ――――
同時に、全身へ黒い靄がふわりとまとわりつく。空気がピリリと張りつめ、風もないのに金髪がふわりと舞い上がった。褐色の肌に、冷たい透明の光が薄く浮かぶ。
そして――
「《幽終の王冠》、ゴーストモード――」
青黒いオーラがサヤの全身からぶわっと吹き上がる。空間が彼女を中心に揺らぎ、空気の流れすら反転する錯覚。金髪は漆黒に、肌は青白く。白装束に三角巾――“幽霊”そのものの姿へ。
重い踏み込みとともに、ガルグルスがサヤへ巨大な爪を振り下ろす。
「華麗に回避……じゃなくて」
ズドォンッ!!
――爪は確かに命中した。だが、サヤの体は霧のようにふわりとすり抜け、何もなかったかのようにそこへ立っている。
「ウチ、物理攻撃無効なんだよねぇ~、残念でした♪」
無数の目がわずかにうごめき、ガルグルスは困惑して爪を引く。だが再び怒りを燃やし、もう一撃――
ドォンッ!!
――そしてまたすり抜ける。
「も~、しつこいってばぁ☆ 当たんないの、理解してくれないかなぁ~?」
宙でくるりとターンして挑発するサヤ。鮮やかな身のこなしと不可思議な存在感に、ガルグルスの意識は完全に彼女へ向いた。
「……あの無茶な性格も、今はありがたい……!」
俺は駆け寄ってルナベールの身体を抱き起こす。驚いたルナがかすかに目を開いた。
「今は何も言うな……!」
サヤの陽動が成功し、爪が通過するたび「ズバァッ!」「ゴォンッ!」と衝撃音が響く。サヤは笑いながらすり抜け続けた。
「……ほらほらぁ、当たんないよ~ん?」
俺はルナを安全な岩陰へ抱え込み、背中で庇いながら息を整える。
岩陰から覗く巨体はさらに怒りを募らせ、一撃ごとに荒々しさを増している。
「あれ? 避けてないでさっさと倒しちゃっていいのか! ハイッ、デスゲ――」
サヤの瞳が殺気を帯び赤く光った瞬間――
ガルグルスは本能で何かを察したらしく、体を激しくねじって視線を逸らした。獣の直感。凶悪な魔物が恐怖に突き動かされた動きだ。
「はあ!? 外れた!?」
サヤが目を剥き、舌打ちする。
「ならもう一発ッ!! こっちを見ろカニィ!!」
怒号とともにもう一度 《呪いの眼差し》。だが――避ける。さらにもう一度――視線をそらす。
「なんなのこのカニッ! まるで分かってるみたいな動きしてる! これじゃ当たんない!!」
「俺がフォローする! 打ち続けてくれ!」
俺は岩陰から身を乗り出し、すぐ構えた。
「カタストロフィアッ!」
地面に淡い紫の光がうねり、足元にヒビが走る。
――それだけ、だった。
「あ、あれ……!?」
「ちょっとちょっとー! 早くなんとかしてよレイン―!」
「わかってる……! 今度こそ!!」
俺は叫び、二度目の《厄災招来》を叩き込む。その直後――
ゴガァンッ!!
ガルグルスが振り上げた爪が天井に激突し、天井がぐらつく。そして――
ドガアァァン!!
さっき俺が作ったひびに狙いすましたみたいに、岩塊が落下。ガルグルスの足場を完全に崩した。
「……きた!!」
バランスを失った巨体が仰向けに倒れ、硬い甲殻が地面に激突。轟音が洞窟に反響する。足をバタつかせるだけで、身動きが取れない。
「サヤッ!! 今だ!!」
「了解! いっちょ決めてくるわッ!」
サヤが一気に跳び出す。青白い霊気をまとった白装束の影が、薄暗い空間を疾駆する。
巨大な敵の目が、ふと動いた。
「はいはーい、注目ぅ! 今度こそ逃がさないからね?」
目が合う。その瞬間、サヤの瞳に光が宿る。
「デスゲイザー!……直☆撃☆」
閃光みたいな殺気が放たれた。
――魔物の視界に“異形”が現れる。
長い黒髪。血の通わない白い肌。
ぐちゃぐちゃの髪の隙間から覗く、“目”。
“それ”は音もなく地を這ってくる。
「ギチ……ギチ……」骨が軋むような音だけを残して、確実に、ゆっくりと。
魔物は本能で悟る。逃げられない、と。
「……ア、……グ……」
ぬめった何かが身体にまとわりつく。影の中から白い腕が何本も伸び、肉を裂き、筋を抉る。
「ギィィィィアアアアッ!!!」
自分の爪で目を潰そうとする。見なければ助かる、と。
だが、“それ”はもう目の前。髪で顔の半分を隠し、コクン、と首を傾げ――
「……ィ……ア"……ア"ア"ア"ア"ア"ァ"」
“口”が開く。音とも言葉ともつかない不快な呻きが耳の奥にめり込み、脳が震え、思考が崩れる。
そして――
ずるり。
白い指が喉の奥を撫でるように滑り込む。
呼吸が塞がれ、肺が破れ、心臓が凍る。
「怖いねぇ……可哀想に……」
サヤの声が届いたとき、魔物の肉体は痙攣し、意識は“死”の底へ沈んでいた。
数秒後、残ったのは巨大な甲殻の残骸と、重たい静寂だけ。
「やったか」
俺は息を呑む。
「ふぅ~……普段中々使えない分、張り切っちゃった!」
サヤが肩へ手を当ててポーズ。口元にはいたずらな笑み。
「けどやっぱレインの運ゲーあってこそだね。ナイスアシスト☆」
「サヤもよく立ち向かった。お疲れ」
ふらふらと起き上がったルナベールが、俺たちのやり取りに苦笑し、そっと呟く。
「お二人のおかげで……助かりました。ありがとう」
「大丈夫か!? さっきの……けっこう痛そうだったぞ……!」
俺は駆け寄り、息を切らしながら声をかける。
「……どこか折れてたりしない?」
サヤも顔を覗き込み、真剣な眼差しで問う。
ルナベールは小さく微笑んで首を横に振った。
「ご心配ありがとうございます……大丈夫、そこまで重くはありません。――持ってきた回復薬が、ちゃんと役に立ちました」
腰のポーチから小瓶を取り出し一口。淡い光が体表に滲み、痛みが和らいでいく。
「っ……ふぅ。これで……帰還には支障ありません。けれど……皆さんがいてくれて、本当に良かった」
「バカ言うな。助けられたのは、こっちもだ」
俺が笑って肩を貸すと、サヤも力強く頷く。
「ルナちゃん、マジで頼りになるって。あんなんウチらだけだったら秒で死んでたし」
ルナベールは手早く装備を整え、ガルグルスの亡骸へ向かう。
「素材の剥ぎ取りを始めます。レア素材があるかもしれません。手分けして周囲も確認を」
俺たちは頷いて動いた。体表からは深海の甲殻、雷耐性の膜、そして中央から鈍く輝く魔核が取れた。
「これ、売ったらめちゃくちゃ高かったりしない?」
「レア素材は魔素税がかかりますが……それでも結構な報酬になるはずです」
素材を袋に詰め終えた俺たちは、崩落の反動で開いた背後の隙間を見つけ、そこから慎重に脱出した。
――そして。
「戻ってきたーっ!!」
夕焼けが差し込む街門をくぐった瞬間、サヤが両手を上げて叫ぶ。
「……もう二度とあんな水びたしのとこ入りたくない……」
俺は馬車の荷台で力なく天を仰いだ。
「でも、無事に帰ってこれてよかったですね」
ルナベールのその一言が、何よりの“初任務成功”の証だった。俺たちはギルドでシェリルへ報告し、正式な報酬とともに初任務の完了を告げられた。
「ルナちゃん!」
俺が叫び、サヤが目を見開いた。
倒れたルナベールは、痛みに顔をしかめながら必死に身体を起こそうとするが、腕が震えて上がらない。
ガルグルスが再び咆哮し、爪を振り上げた。狙いは、動けないルナベール。
「……ッ!!」
俺は即座に飛び出した。
「サヤ!! ルナを助けるぞ」
「分かってる! 行くよ、レイン!」
俺たち二人の足が同時に駆ける。
「レイン! ウチが囮になる!」
「……いけるか?」
「うちらの大切なルナちゃんを傷つけたあいつ、マジで許せない」
「頼んだ、サヤ」
「うん」
風を切る音とともに、サヤの瞳が妖しく深く染まり、彼女は大きく息を吸い込む。
スウゥゥゥゥッ――――
同時に、全身へ黒い靄がふわりとまとわりつく。空気がピリリと張りつめ、風もないのに金髪がふわりと舞い上がった。褐色の肌に、冷たい透明の光が薄く浮かぶ。
そして――
「《幽終の王冠》、ゴーストモード――」
青黒いオーラがサヤの全身からぶわっと吹き上がる。空間が彼女を中心に揺らぎ、空気の流れすら反転する錯覚。金髪は漆黒に、肌は青白く。白装束に三角巾――“幽霊”そのものの姿へ。
重い踏み込みとともに、ガルグルスがサヤへ巨大な爪を振り下ろす。
「華麗に回避……じゃなくて」
ズドォンッ!!
――爪は確かに命中した。だが、サヤの体は霧のようにふわりとすり抜け、何もなかったかのようにそこへ立っている。
「ウチ、物理攻撃無効なんだよねぇ~、残念でした♪」
無数の目がわずかにうごめき、ガルグルスは困惑して爪を引く。だが再び怒りを燃やし、もう一撃――
ドォンッ!!
――そしてまたすり抜ける。
「も~、しつこいってばぁ☆ 当たんないの、理解してくれないかなぁ~?」
宙でくるりとターンして挑発するサヤ。鮮やかな身のこなしと不可思議な存在感に、ガルグルスの意識は完全に彼女へ向いた。
「……あの無茶な性格も、今はありがたい……!」
俺は駆け寄ってルナベールの身体を抱き起こす。驚いたルナがかすかに目を開いた。
「今は何も言うな……!」
サヤの陽動が成功し、爪が通過するたび「ズバァッ!」「ゴォンッ!」と衝撃音が響く。サヤは笑いながらすり抜け続けた。
「……ほらほらぁ、当たんないよ~ん?」
俺はルナを安全な岩陰へ抱え込み、背中で庇いながら息を整える。
岩陰から覗く巨体はさらに怒りを募らせ、一撃ごとに荒々しさを増している。
「あれ? 避けてないでさっさと倒しちゃっていいのか! ハイッ、デスゲ――」
サヤの瞳が殺気を帯び赤く光った瞬間――
ガルグルスは本能で何かを察したらしく、体を激しくねじって視線を逸らした。獣の直感。凶悪な魔物が恐怖に突き動かされた動きだ。
「はあ!? 外れた!?」
サヤが目を剥き、舌打ちする。
「ならもう一発ッ!! こっちを見ろカニィ!!」
怒号とともにもう一度 《呪いの眼差し》。だが――避ける。さらにもう一度――視線をそらす。
「なんなのこのカニッ! まるで分かってるみたいな動きしてる! これじゃ当たんない!!」
「俺がフォローする! 打ち続けてくれ!」
俺は岩陰から身を乗り出し、すぐ構えた。
「カタストロフィアッ!」
地面に淡い紫の光がうねり、足元にヒビが走る。
――それだけ、だった。
「あ、あれ……!?」
「ちょっとちょっとー! 早くなんとかしてよレイン―!」
「わかってる……! 今度こそ!!」
俺は叫び、二度目の《厄災招来》を叩き込む。その直後――
ゴガァンッ!!
ガルグルスが振り上げた爪が天井に激突し、天井がぐらつく。そして――
ドガアァァン!!
さっき俺が作ったひびに狙いすましたみたいに、岩塊が落下。ガルグルスの足場を完全に崩した。
「……きた!!」
バランスを失った巨体が仰向けに倒れ、硬い甲殻が地面に激突。轟音が洞窟に反響する。足をバタつかせるだけで、身動きが取れない。
「サヤッ!! 今だ!!」
「了解! いっちょ決めてくるわッ!」
サヤが一気に跳び出す。青白い霊気をまとった白装束の影が、薄暗い空間を疾駆する。
巨大な敵の目が、ふと動いた。
「はいはーい、注目ぅ! 今度こそ逃がさないからね?」
目が合う。その瞬間、サヤの瞳に光が宿る。
「デスゲイザー!……直☆撃☆」
閃光みたいな殺気が放たれた。
――魔物の視界に“異形”が現れる。
長い黒髪。血の通わない白い肌。
ぐちゃぐちゃの髪の隙間から覗く、“目”。
“それ”は音もなく地を這ってくる。
「ギチ……ギチ……」骨が軋むような音だけを残して、確実に、ゆっくりと。
魔物は本能で悟る。逃げられない、と。
「……ア、……グ……」
ぬめった何かが身体にまとわりつく。影の中から白い腕が何本も伸び、肉を裂き、筋を抉る。
「ギィィィィアアアアッ!!!」
自分の爪で目を潰そうとする。見なければ助かる、と。
だが、“それ”はもう目の前。髪で顔の半分を隠し、コクン、と首を傾げ――
「……ィ……ア"……ア"ア"ア"ア"ア"ァ"」
“口”が開く。音とも言葉ともつかない不快な呻きが耳の奥にめり込み、脳が震え、思考が崩れる。
そして――
ずるり。
白い指が喉の奥を撫でるように滑り込む。
呼吸が塞がれ、肺が破れ、心臓が凍る。
「怖いねぇ……可哀想に……」
サヤの声が届いたとき、魔物の肉体は痙攣し、意識は“死”の底へ沈んでいた。
数秒後、残ったのは巨大な甲殻の残骸と、重たい静寂だけ。
「やったか」
俺は息を呑む。
「ふぅ~……普段中々使えない分、張り切っちゃった!」
サヤが肩へ手を当ててポーズ。口元にはいたずらな笑み。
「けどやっぱレインの運ゲーあってこそだね。ナイスアシスト☆」
「サヤもよく立ち向かった。お疲れ」
ふらふらと起き上がったルナベールが、俺たちのやり取りに苦笑し、そっと呟く。
「お二人のおかげで……助かりました。ありがとう」
「大丈夫か!? さっきの……けっこう痛そうだったぞ……!」
俺は駆け寄り、息を切らしながら声をかける。
「……どこか折れてたりしない?」
サヤも顔を覗き込み、真剣な眼差しで問う。
ルナベールは小さく微笑んで首を横に振った。
「ご心配ありがとうございます……大丈夫、そこまで重くはありません。――持ってきた回復薬が、ちゃんと役に立ちました」
腰のポーチから小瓶を取り出し一口。淡い光が体表に滲み、痛みが和らいでいく。
「っ……ふぅ。これで……帰還には支障ありません。けれど……皆さんがいてくれて、本当に良かった」
「バカ言うな。助けられたのは、こっちもだ」
俺が笑って肩を貸すと、サヤも力強く頷く。
「ルナちゃん、マジで頼りになるって。あんなんウチらだけだったら秒で死んでたし」
ルナベールは手早く装備を整え、ガルグルスの亡骸へ向かう。
「素材の剥ぎ取りを始めます。レア素材があるかもしれません。手分けして周囲も確認を」
俺たちは頷いて動いた。体表からは深海の甲殻、雷耐性の膜、そして中央から鈍く輝く魔核が取れた。
「これ、売ったらめちゃくちゃ高かったりしない?」
「レア素材は魔素税がかかりますが……それでも結構な報酬になるはずです」
素材を袋に詰め終えた俺たちは、崩落の反動で開いた背後の隙間を見つけ、そこから慎重に脱出した。
――そして。
「戻ってきたーっ!!」
夕焼けが差し込む街門をくぐった瞬間、サヤが両手を上げて叫ぶ。
「……もう二度とあんな水びたしのとこ入りたくない……」
俺は馬車の荷台で力なく天を仰いだ。
「でも、無事に帰ってこれてよかったですね」
ルナベールのその一言が、何よりの“初任務成功”の証だった。俺たちはギルドでシェリルへ報告し、正式な報酬とともに初任務の完了を告げられた。
0
あなたにおすすめの小説
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!
たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。
新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。
※※※※※
1億年の試練。
そして、神をもしのぐ力。
それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。
すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。
だが、もはや生きることに飽きていた。
『違う選択肢もあるぞ?』
創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、
その“策略”にまんまと引っかかる。
――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。
確かに神は嘘をついていない。
けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!!
そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、
神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。
記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。
それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。
だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。
くどいようだが、俺の望みはスローライフ。
……のはずだったのに。
呪いのような“女難の相”が炸裂し、
気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。
どうしてこうなった!?
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
異世界複利! 【単行本1巻発売中】 ~日利1%で始める追放生活~
蒼き流星ボトムズ
ファンタジー
クラス転移で異世界に飛ばされた遠市厘(といち りん)が入手したスキルは【複利(日利1%)】だった。
中世レベルの文明度しかない異世界ナーロッパ人からはこのスキルの価値が理解されず、また県内屈指の低偏差値校からの転移であることも幸いして級友にもスキルの正体がバレずに済んでしまう。
役立たずとして追放された厘は、この最強スキルを駆使して異世界無双を開始する。
異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。
久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。
事故は、予想外に起こる。
そして、異世界転移? 転生も。
気がつけば、見たことのない森。
「おーい」
と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。
その時どう行動するのか。
また、その先は……。
初期は、サバイバル。
その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。
有名になって、王都へ。
日本人の常識で突き進む。
そんな感じで、進みます。
ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。
異世界側では、少し非常識かもしれない。
面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。
転生したら『塔』の主になった。ポイントでガチャ回してフロア増やしたら、いつの間にか世界最強のダンジョンになってた
季未
ファンタジー
【書き溜めがなくなるまで高頻度更新!♡٩( 'ω' )و】
気がつくとダンジョンコア(石)になっていた。
手持ちの資源はわずか。迫りくる野生の魔物やコアを狙う冒険者たち。 頼れるのは怪しげな「魔物ガチャ」だけ!?
傷ついた少女・リナを保護したことをきっかけにダンジョンは急速に進化を始める。
罠を張り巡らせた塔を建築し、資源を集め、強力な魔物をガチャで召喚!
人間と魔族、どこの勢力にも属さない独立した「最強のダンジョン」が今、産声を上げる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる