10 / 43
第一部
とても美味しいです。
しおりを挟む
俺は両脇を玉崎と鳥飼に抱えられ砂利道に正座させられる。牛田が一段高い岩の上に立って見下ろした。まるでテレビで見た時代劇のお白洲のようだ。
「お奉行様、罪人をここにひっ捕らえてございます。」
「うむ、ご苦労。この者の犯した罪はいかに。」
「青年団で決めた『掟』を破りました。みんなで誓い合った約束を。」
掟。それはこのまま一生独身ではないかと焦った青年団の男たちが定めたもので内容はこうだ。
『①俺達はともに助け合う。
②俺達はともに分かち合う。
③1人だけ勝ち組にならない。
※仕事もプライベートも!!』
「黒崎、俺達は店であったことを牛田から聞いて心配して来たんだぞ。」
「満田の野郎本当に頭にくるよな。俺らもやられてるから気持ちはよくわかるよ。でも、それなのに。」
「・・・逆にお前に苦しめられるとは思わなかったよ!プリムちゃんは遠い親戚って言ったな。じゃあ、今一緒にいる2人の女の子は何なんだ。ええ?」
まずい。半端なく怒っている。リリーナたちとの関係をうまく説明できないと、俺は掟破りとして処刑されてしまうだろう。
「あ、あの!ちょっと落ち着いてください。」
どう話をしようか迷っていると、リリーナが間に割って入って来た。彼女は近くに来ると牛田たちの顔を1人1人見て、ニコッと笑顔を送る。それを見たやつらは「は、はい・・・。」と平常心を少し取り戻していた。
だが、俺の心には不安しかなかった。
「聞いてください。やましいところはなにもありません。私たちは雄太さんの所で居候として、一緒に暮らしているだけです。」
「いいい、居候!?」 「一緒に暮らして!?」 「雄太『さん』!?」
火に油だった。
あぁ、もう!そんな『正直に言ったのに何で?』みたいな顔をしないでください。わかってやっていますよね。絶対、自分が面白くなりそうだから事態を悪化させるような言い方をしましたよね!?
「証言が得られた。」
「「掟破りには罰を!」」
3人の男たちは友達に出していいものとは思えないパンチやキックを繰り出してくる。
「お、お奉行様!待ってください。俺は被害者です。こいつらが勝手にやって来て、無理やり住み着いたんだ。約束を裏切るようなことは一切していない!!」
俺も殺されないため必死だ。
「なに?・・・そんな、うらやま、じゃなかった都合のいいことが起きるか!」
「お、起きたんだよ!」
「嘘つけ!!」
「お前の言うことは信用できない。か、彼女に聞く。・・・あ、あの、この男が言っていることは本当でしょうか?
牛田はリリーナに話しかけるがその目をまともに見ることはできない。うぶな奴だ。
「それは・・・本当です。私たちに予期せぬ事態が起き、ここへやって来てしまいました。右も左もわからない私たちのお世話を雄太さんとお婆様はしてくれたのです。」
それを聞いてヒソヒソ話しを始める牛田たち。
「どういうことだ?」
「わからん。女の子たちがここに来たってどこから来たんだ。」
「詳しい話を聞いてみるしかないんじゃないか?」
一応何かの結論が出たのだろう、頷き合っている。そして、牛田は言った。
「黒崎、何がどうなっているのか説明しろ。掟破りかどうかはそれから考えてやる。」
ホッ、どうやら話し合う機会はもらえたようだ。まったく、こうなることも予想できたからリリーナ達と会わせたくなかったのに。
「とりあえず、中に入ってから話そう。もう暗くなってるし。お前らも飯食べてけば?」
「そうだな。あ、お前を励まそうと思って持って来たものがあったんだ。なぁ2人とも。」
牛田は車のトランクを開けて、玉崎と鳥飼が大きめの発泡スチロールを持つ。
「酒でも飲みながら美味い物食べれば元気が出ると思ってさ。食べながらでいいからちゃんと話せよ。」
女が絡まなければいい奴らなんだよなぁ。俺は自分から掟を破ったつもりはない。そこをわかってもらわないと。
―――――
「これは・・・、なかなかのお肉ですね。」
屋敷に入るとテーブルの上に3種類の肉が並べられる。クラウスはそれを見て唸っていた。
「これは和牛のモモ肉、それもメスのもの。あえて3等級の格付けを選んだ。赤身の中に脂身がほどよく入っているから。くどくなくて食べやすいよ。」
牛田に玉崎も続く。
「俺は豚のバラ肉だ。1頭分持ってきたから10kgはあるぜ。」
「おいおい、メインディッシュはこの鶏肉だろ。1羽丸ごとだ。うちのはエサをしっかり食わせて太らせてるからボリューム満点さ。」
「どれもこれも最上の一品とお見受けします。私も全力で調理させてもらいますので。」
そう言ってクラウスは礼儀正しく頭を下げた。ミートリオの3人はそれを不思議そうに見る。
「この人、誰だっけ?黒崎のじいちゃん?」
そうか、こいつらクラウスさんに会うのは初めてだっけ。・・・と言うよりみんなの紹介もしてなかった。
「違う違う。爺ちゃんは大分前に死んじゃったよ。この人はクラウスさん。家事を何でもこなすスーパー執事。紹介が遅れたけどこのピンクの髪の子がリリーナさん。このちっこいのがプリム。ちょっと離れたところに立っている金色の髪の子がユイさんだ。」
それぞれの名前を教えるとミートリオはそれぞれ「どうも。」とか「よ、よろしく。」とかぎこちなく挨拶をした。やはり女性に対する免疫が少ないらしい。
牛田が耳元に手を当てながらボソボソと聞いてくる。
「な、なあ。この女の子たちさ、俺らより年下だよな?」
息がかかって気持ち悪い。お願い、普通に喋って。
「そうだよ。リリーナさんが16で、ユイさんが21。プリムは12だ。」
「なんでお前、『さん』付けなの?それよりも、俺達のことも早く紹介しろよ。」
「うるさいな。まったく。あー、みんな。この牛のように体がでかいのが牛田。こっち豚みたいな鼻をした玉崎、背が高くて頭がトサカ (モヒカン)なのは鳥飼。」
「おい、なんだか適当過ぎないか?」
「気のせいだろ。」
的確な表現だと俺は思うがね。
「オジさんたち、よろしく!」
プリムは元気よく手を振る。男たちはそれを見てデレッとなった。
「姫様、お話は食事の時にでも。私が用意をしている間に。」
「ではクラウスお任せします。すみませんみなさん、お話は後ほど。少し席を外させてもらいます。」
「ど、どこか行かれるのですか?」
牛・豚・鶏の男たちは寂しそうだ。
「風呂に決まっているだろ。こちとら畑から帰ってそのまんまなんだよ。」
『風呂!?』
彼らの目が一斉に光ってこちらを見る。
「ままま、まさか黒崎、普段一緒に入っているとか言わないだろうな!?」
「ば、馬鹿!そんなわけないだろ。俺はここでお前らと一緒にいるよ。」
そんなことしたら殺されてしまうだろ、ユイに。
・・・うっかり入っちゃったことはあるけど。あれは事故だった。うん。
ふと彼女を見るとこちらを睨みつけていた。
さっきからずっとあんな感じなんだよなぁ。まったく会話に入って来ないし、距離取ってるし。やっぱり男が増えて怒っているんだろうなぁ。後が怖い。
「では一旦失礼します。」
「「「ごゆっくり~。」」」
男たちはだらしない目つきで女性陣を見送った。
―――――
牛モモ肉のローストビーフから出るジューシーな香りが部屋に充満する。豚バラはトロトロになるまで煮込んで鶏肉は香草と一緒に丸焼きにしてあった。
畑で採れた野菜が水洗いして切っただけで置かれている。素材のままの味を楽しんでもらおうとドレッシングはかかっていない。
そして、山盛りとなったウニの刺身が中央に置かれ、ウニを使用したクリームパスタ、グラタンが1人1人に配られた。
「美味しそう!早く、早く食べよう!」
プリムがヨダレを垂らす。婆ちゃんがそれを嬉しそうに見ながら「いただきます。」と言うと、みんなも続けて言った。
『いただきま~す。』
男たちとビールで乾杯して、ウニを箸でつかめるだけつかむ。それに醤油をちょんとつけると一気に頬張った。
「んん!?うまい!」
身が口の中に入った瞬間溶けて甘みが溢れ出す。
「ああ、なんと素晴らしい味でしょう。あちらの世界で食べたどんな料理よりも美味しいです。そう思いませんか?ユイ。」
「・・・はい。とても美味しいです。」
ユイも満足気だ。しかし、普段よりも男が多いためか少し緊張しているようにも見える。
「このお肉も美味しいよ!」
プリムは口を大きく開けてステーキにかぶりつく。それを見たミートリオはこれ以上ないくらいに喜んだ。
「クラウスさんの調理方法がいいんだろ。」
カカッ。
俺の目の前にナイフとフォークが計6本突き刺さる。危ないな、ケガするじゃないか。
「おいおい、黒崎さんよぉ。そろそろリリーナさんたちがここに居候することになった『事情』ってやつを教えろよ。」
「お前が『掟』を破ってないか判断しないといけないしな。」
「納得できなかったら明日の朝一で農場に連れて行くからな。」
こいつらの目、本気だ。落ち着け、落ち着いて説明したら大丈夫だ。
「わかった。じゃあ、食べながらでいいから聞いてくれ。あれは、先月のこと・・・。」
「私たちはいつものように1日の執務を終えようとしていました。」
って、リリーナさん!?どうしてあなたが喋り出すの?
彼女は俺の話を遮ってあの日のことを語り始めた。
「お奉行様、罪人をここにひっ捕らえてございます。」
「うむ、ご苦労。この者の犯した罪はいかに。」
「青年団で決めた『掟』を破りました。みんなで誓い合った約束を。」
掟。それはこのまま一生独身ではないかと焦った青年団の男たちが定めたもので内容はこうだ。
『①俺達はともに助け合う。
②俺達はともに分かち合う。
③1人だけ勝ち組にならない。
※仕事もプライベートも!!』
「黒崎、俺達は店であったことを牛田から聞いて心配して来たんだぞ。」
「満田の野郎本当に頭にくるよな。俺らもやられてるから気持ちはよくわかるよ。でも、それなのに。」
「・・・逆にお前に苦しめられるとは思わなかったよ!プリムちゃんは遠い親戚って言ったな。じゃあ、今一緒にいる2人の女の子は何なんだ。ええ?」
まずい。半端なく怒っている。リリーナたちとの関係をうまく説明できないと、俺は掟破りとして処刑されてしまうだろう。
「あ、あの!ちょっと落ち着いてください。」
どう話をしようか迷っていると、リリーナが間に割って入って来た。彼女は近くに来ると牛田たちの顔を1人1人見て、ニコッと笑顔を送る。それを見たやつらは「は、はい・・・。」と平常心を少し取り戻していた。
だが、俺の心には不安しかなかった。
「聞いてください。やましいところはなにもありません。私たちは雄太さんの所で居候として、一緒に暮らしているだけです。」
「いいい、居候!?」 「一緒に暮らして!?」 「雄太『さん』!?」
火に油だった。
あぁ、もう!そんな『正直に言ったのに何で?』みたいな顔をしないでください。わかってやっていますよね。絶対、自分が面白くなりそうだから事態を悪化させるような言い方をしましたよね!?
「証言が得られた。」
「「掟破りには罰を!」」
3人の男たちは友達に出していいものとは思えないパンチやキックを繰り出してくる。
「お、お奉行様!待ってください。俺は被害者です。こいつらが勝手にやって来て、無理やり住み着いたんだ。約束を裏切るようなことは一切していない!!」
俺も殺されないため必死だ。
「なに?・・・そんな、うらやま、じゃなかった都合のいいことが起きるか!」
「お、起きたんだよ!」
「嘘つけ!!」
「お前の言うことは信用できない。か、彼女に聞く。・・・あ、あの、この男が言っていることは本当でしょうか?
牛田はリリーナに話しかけるがその目をまともに見ることはできない。うぶな奴だ。
「それは・・・本当です。私たちに予期せぬ事態が起き、ここへやって来てしまいました。右も左もわからない私たちのお世話を雄太さんとお婆様はしてくれたのです。」
それを聞いてヒソヒソ話しを始める牛田たち。
「どういうことだ?」
「わからん。女の子たちがここに来たってどこから来たんだ。」
「詳しい話を聞いてみるしかないんじゃないか?」
一応何かの結論が出たのだろう、頷き合っている。そして、牛田は言った。
「黒崎、何がどうなっているのか説明しろ。掟破りかどうかはそれから考えてやる。」
ホッ、どうやら話し合う機会はもらえたようだ。まったく、こうなることも予想できたからリリーナ達と会わせたくなかったのに。
「とりあえず、中に入ってから話そう。もう暗くなってるし。お前らも飯食べてけば?」
「そうだな。あ、お前を励まそうと思って持って来たものがあったんだ。なぁ2人とも。」
牛田は車のトランクを開けて、玉崎と鳥飼が大きめの発泡スチロールを持つ。
「酒でも飲みながら美味い物食べれば元気が出ると思ってさ。食べながらでいいからちゃんと話せよ。」
女が絡まなければいい奴らなんだよなぁ。俺は自分から掟を破ったつもりはない。そこをわかってもらわないと。
―――――
「これは・・・、なかなかのお肉ですね。」
屋敷に入るとテーブルの上に3種類の肉が並べられる。クラウスはそれを見て唸っていた。
「これは和牛のモモ肉、それもメスのもの。あえて3等級の格付けを選んだ。赤身の中に脂身がほどよく入っているから。くどくなくて食べやすいよ。」
牛田に玉崎も続く。
「俺は豚のバラ肉だ。1頭分持ってきたから10kgはあるぜ。」
「おいおい、メインディッシュはこの鶏肉だろ。1羽丸ごとだ。うちのはエサをしっかり食わせて太らせてるからボリューム満点さ。」
「どれもこれも最上の一品とお見受けします。私も全力で調理させてもらいますので。」
そう言ってクラウスは礼儀正しく頭を下げた。ミートリオの3人はそれを不思議そうに見る。
「この人、誰だっけ?黒崎のじいちゃん?」
そうか、こいつらクラウスさんに会うのは初めてだっけ。・・・と言うよりみんなの紹介もしてなかった。
「違う違う。爺ちゃんは大分前に死んじゃったよ。この人はクラウスさん。家事を何でもこなすスーパー執事。紹介が遅れたけどこのピンクの髪の子がリリーナさん。このちっこいのがプリム。ちょっと離れたところに立っている金色の髪の子がユイさんだ。」
それぞれの名前を教えるとミートリオはそれぞれ「どうも。」とか「よ、よろしく。」とかぎこちなく挨拶をした。やはり女性に対する免疫が少ないらしい。
牛田が耳元に手を当てながらボソボソと聞いてくる。
「な、なあ。この女の子たちさ、俺らより年下だよな?」
息がかかって気持ち悪い。お願い、普通に喋って。
「そうだよ。リリーナさんが16で、ユイさんが21。プリムは12だ。」
「なんでお前、『さん』付けなの?それよりも、俺達のことも早く紹介しろよ。」
「うるさいな。まったく。あー、みんな。この牛のように体がでかいのが牛田。こっち豚みたいな鼻をした玉崎、背が高くて頭がトサカ (モヒカン)なのは鳥飼。」
「おい、なんだか適当過ぎないか?」
「気のせいだろ。」
的確な表現だと俺は思うがね。
「オジさんたち、よろしく!」
プリムは元気よく手を振る。男たちはそれを見てデレッとなった。
「姫様、お話は食事の時にでも。私が用意をしている間に。」
「ではクラウスお任せします。すみませんみなさん、お話は後ほど。少し席を外させてもらいます。」
「ど、どこか行かれるのですか?」
牛・豚・鶏の男たちは寂しそうだ。
「風呂に決まっているだろ。こちとら畑から帰ってそのまんまなんだよ。」
『風呂!?』
彼らの目が一斉に光ってこちらを見る。
「ままま、まさか黒崎、普段一緒に入っているとか言わないだろうな!?」
「ば、馬鹿!そんなわけないだろ。俺はここでお前らと一緒にいるよ。」
そんなことしたら殺されてしまうだろ、ユイに。
・・・うっかり入っちゃったことはあるけど。あれは事故だった。うん。
ふと彼女を見るとこちらを睨みつけていた。
さっきからずっとあんな感じなんだよなぁ。まったく会話に入って来ないし、距離取ってるし。やっぱり男が増えて怒っているんだろうなぁ。後が怖い。
「では一旦失礼します。」
「「「ごゆっくり~。」」」
男たちはだらしない目つきで女性陣を見送った。
―――――
牛モモ肉のローストビーフから出るジューシーな香りが部屋に充満する。豚バラはトロトロになるまで煮込んで鶏肉は香草と一緒に丸焼きにしてあった。
畑で採れた野菜が水洗いして切っただけで置かれている。素材のままの味を楽しんでもらおうとドレッシングはかかっていない。
そして、山盛りとなったウニの刺身が中央に置かれ、ウニを使用したクリームパスタ、グラタンが1人1人に配られた。
「美味しそう!早く、早く食べよう!」
プリムがヨダレを垂らす。婆ちゃんがそれを嬉しそうに見ながら「いただきます。」と言うと、みんなも続けて言った。
『いただきま~す。』
男たちとビールで乾杯して、ウニを箸でつかめるだけつかむ。それに醤油をちょんとつけると一気に頬張った。
「んん!?うまい!」
身が口の中に入った瞬間溶けて甘みが溢れ出す。
「ああ、なんと素晴らしい味でしょう。あちらの世界で食べたどんな料理よりも美味しいです。そう思いませんか?ユイ。」
「・・・はい。とても美味しいです。」
ユイも満足気だ。しかし、普段よりも男が多いためか少し緊張しているようにも見える。
「このお肉も美味しいよ!」
プリムは口を大きく開けてステーキにかぶりつく。それを見たミートリオはこれ以上ないくらいに喜んだ。
「クラウスさんの調理方法がいいんだろ。」
カカッ。
俺の目の前にナイフとフォークが計6本突き刺さる。危ないな、ケガするじゃないか。
「おいおい、黒崎さんよぉ。そろそろリリーナさんたちがここに居候することになった『事情』ってやつを教えろよ。」
「お前が『掟』を破ってないか判断しないといけないしな。」
「納得できなかったら明日の朝一で農場に連れて行くからな。」
こいつらの目、本気だ。落ち着け、落ち着いて説明したら大丈夫だ。
「わかった。じゃあ、食べながらでいいから聞いてくれ。あれは、先月のこと・・・。」
「私たちはいつものように1日の執務を終えようとしていました。」
って、リリーナさん!?どうしてあなたが喋り出すの?
彼女は俺の話を遮ってあの日のことを語り始めた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
『辺境伯一家の領地繁栄記』序章:【動物スキル?】を持った辺境伯長男の場合
鈴白理人
ファンタジー
北の辺境で雨漏りと格闘中のアーサーは、貧乏領主の長男にして未来の次期辺境伯。
国民には【スキルツリー】という加護があるけれど、鑑定料は銀貨五枚。そんな贅沢、うちには無理。
でも最近──猫が雨漏りポイントを教えてくれたり、鳥やミミズとも会話が成立してる気がする。
これってもしかして【動物スキル?】
笑って働く貧乏大家族と一緒に、雨漏り屋敷から始まる、のんびりほのぼの領地改革物語!
無魔力の令嬢、婚約者に裏切られた瞬間、契約竜が激怒して王宮を吹き飛ばしたんですが……
タマ マコト
ファンタジー
王宮の祝賀会で、無魔力と蔑まれてきた伯爵令嬢エリーナは、王太子アレクシオンから突然「婚約破棄」を宣告される。侍女上がりの聖女セレスが“新たな妃”として選ばれ、貴族たちの嘲笑がエリーナを包む。絶望に胸が沈んだ瞬間、彼女の奥底で眠っていた“竜との契約”が目を覚まし、空から白銀竜アークヴァンが降臨。彼はエリーナの涙に激怒し、王宮を半壊させるほどの力で彼女を守る。王国は震え、エリーナは自分が竜の真の主であるという運命に巻き込まれていく。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
僕のギフトは規格外!?〜大好きなもふもふたちと異世界で品質開拓を始めます〜
犬社護
ファンタジー
5歳の誕生日、アキトは不思議な夢を見た。舞台は日本、自分は小学生6年生の子供、様々なシーンが走馬灯のように進んでいき、突然の交通事故で終幕となり、そこでの経験と知識の一部を引き継いだまま目を覚ます。それが前世の記憶で、自分が異世界へと転生していることに気付かないまま日常生活を送るある日、父親の職場見学のため、街中にある遺跡へと出かけ、そこで出会った貴族の幼女と話し合っている時に誘拐されてしまい、大ピンチ! 目隠しされ不安の中でどうしようかと思案していると、小さなもふもふ精霊-白虎が救いの手を差し伸べて、アキトの秘めたる力が解放される。
この小さき白虎との出会いにより、アキトの運命が思わぬ方向へと動き出す。
これは、アキトと訳ありモフモフたちの起こす品質開拓物語。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる