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第4章 一通の手紙と令嬢の定め
定めだ
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片方の肩を砕き、胴体を斜めに両断し吹き飛ばされてもなお、怪物は蘇る。
離れた胴体はぐちゃぐちゃと溶け繋がりながらくっついていく。凍って砕けた右肩の断面からは二本の触手が伸びる。
「ありがとうございます、ロロノちゃん」
「どういたしましてなのです!」
触手によるティナへの不意打ち、その攻撃を割り込む形で防いだロロノに対してティナが感謝を述べる。
確実に倒したと思った瞬間の油断をついた一撃であり、獣人の勘で反応したロロノがいなければ、必死とはいかなくてもかなりのダメージがあった事は確実であった。
「ーーーーーー!!」
怪物が体を起き上がらせて吠える。ズレたように不恰好に結合した胴体部は未だ再生が続いているようである。
顔面は崩壊し発する声ももはや耳障りな音でしかない。
ビュッ
「速っ!?」
瞬間、怪物が消える。そしてその姿は隆人の目の前にあった。
その速度は「神速」を発動した隆人にすら比肩する。その速度にティナが驚きの声を上げる。
「ーーーーー!」
「っ!」
亜音速で振り抜かれる左の拳、常人であれば視認することすらままならず、一撃でミンチにでもなりそうな攻撃であるが、隆人の目はその動きをその拳をしっかりと捉える。
拳にセロを合わせ受け止める。そして衝撃をうけ流そうとするが、それでもなおズシンという衝撃が隆人の右腕を襲う。
咄嗟に背後に飛ぶ事でその勢いを逃がす。
そして受け身を取り地面を転がる。ドスドスとその通った後に遅れて触手が突き刺さる。
「鉄壁……はまだ無理か。くぅっ!」
そしてもう一つの触手が起き上がった隆人を貫かんとする。
隆人は一度、身体強化派生の一つ鉄壁を発動させようとするがすぐに諦める。
身体強化の派生技能には一つ制限がある。それは連続使用ができないという点である。派生スキルを発動すると再使用までに一定時間のクールタイムが存在する。
身体強化のレベルが上昇するとそのクールタイムも短くなるのだが、それでも1分は派生スキルが使えない。
先程隆人は「剛力」を使用したばかりであり、そのせいで未だクールタイムの最中なのである。
鉄壁での防御を諦め、無理やり回避を選択する隆人であるが既に体勢を崩していた隆人に高速の触手を回避しきる事はできず、肩を軽くかする。
豪速の触手は槍に近しく、かすっただけで隆人の強靭な防御力を貫通し隆人の肌を切る。鮮血が滲む。
「っ!もう一度凍れ『氷河の剣』!」
鮮血が散る中、その傷をチラリと一瞥した隆人はそれが戦闘に影響するものではないと判断し意識の外から放り出す。
そして触手が地面から抜ける間を縫って、隆人が踏み込む。
そして、切りつけ。怪物が血を流す。その色は紫にまで変色しており、酸でも含まれているのか飛び散った辺りの木々が溶ける。
そしてその血を交わし、水色の短剣を突き刺す。そして今度は先程右肩を凍らせた時の比ではない魔力が注ぎ込まれる。しかしーー
パキンッ
「ーーーー」
「なっ!」
突き刺した場所から凍りつく、と思ったが現実はそういかない。凍りの侵食が進む前に怪物自らが傷口を切り落とす。
理性なき獣のごとく行動に流石の隆人も驚きの声を上げる。
そして、切りつけた腹部?らしき部分も再生する。どころかそこからも腕がもう一本生えてくる。怪物の生命力が暴走し始めているのか。
「流石にこれ以上の長期戦はきついね。解除ーー『身体強化・Ⅶ』っ!」
ブワッと隆人の身体から膨大な青白いオーラが吹き出す。一合の打ち合いで怪物の危険を悟った隆人は身体強化の段階を一気に引き上げた。
身体強化・Ⅶ。あの竜種達の群れとそして巨飛竜と戦った時よりも更に上の段階である。
隆人/人間族 LV. 279 job 戦士
HP 1131/1446 MP 519/739 (95)
STR 741(759)
MND 672
VIT 699(716)
AGI 721(739)
魔法適正 風
スキル
ユニークスキル 身体強化 LV.10☆
〈神速〉〈剛力〉〈鉄壁〉〈転魔〉〈霊装〉
パッシブスキル 危機回避 LV.3
状態異常耐性 LV.5☆
各種属性耐性 LV.4
習得スキル 天駆 LV.3☆
ストレージ LV.4
HP回復 LV.4
〈ヒール〉〈ハイヒール〉〈メガヒール〉
換装 LV.3
ユニークスキル「身体強化」はスキルレベルと発動深度によって上昇値が変化する。身体強化を完全に熟練した隆人はⅦまで発動した時、そのステータスが2倍の大台を超える。
たがもちろんその反動も同様に大きくなる。そしてその反動は加速度的に大きくなる。
Ⅴのように連続使用での継戦などできるものではない。
隆人は怪物の持つ力と長期戦の危険性を理解し、短期決戦を選択したのだ。
それ故の身体強化・Ⅶである。
そしてもう一つ。変容し続けた怪物は流石に気持ち悪く、もうこれ以上戦い続けるのが耐え難くなったのだ……。
タンッ
「魔力剣」
「ーーー!?」
怪物の目の前に隆人が現れる。まるで先程の意趣返しのようである。そして隆人の剣には魔力が込められ、その量密度共にこれまで以上である。
そして爆発、隆人の剣が怪物の体を走るたびに迸る魔力が衝撃波と爆風を生み出す。
そしてその剣戟はまるで嵐のように飛び交う。一つ一つが爆発のような攻撃力が込められた剣は一撃ごとに怪物の肉体を削っていく。
「ーーーー!」
怪物の反撃、肉片が飛び散りながら触手と腕を目の前の隆人に向け振り回す。そして更に隆人の魔力剣で削られた部分達が脈動しそこから腕が生えてくる。
拳の雨、超至近距離から繰り出させる攻撃はその全てが必殺の威力であり、地面に無数のクレーターが生み出される。
完全に予想外であろう猛打。クレーターの中には拳達をもろに食らった隆人がーーいない。
「なんとか間に合った。『神速』」
隆人のすがたは怪物の背後にあった。胴体部から繰り出させる拳が降り注ぐ直前、派生の制限時間が終了し、即座に神速を使用。
Ⅶ状態の神速による超速移動で攻撃の隙間を駆け抜け、背後に回り込んだのだ。
「知ってるかな?」
ズシャッ
背後からの切りつけ、極限の集中はこれまでで最も鋭い斬撃を生み出す。怪物もその人外の反射で隆人の存在を察知、一番太い左腕を背後に向けて振り抜く。
だが既にそこにはいない。代わりに左腕がはね飛ぶ。
拳が振り抜かれるその瞬間、青い線が左腕を駆け抜けたのだ。
「怪物ってのはいつの世もね」
そしてその青い線は次の瞬間には怪物の全身に走る。無数の腕と拳はその全てが細切れになる。紫の液体が辺りを染める。
「人によって倒される定めなんだよ」
声が怪物の正面から聞こえる。隆人のすがたは再び怪物の目の前にあった。
隆人は剣を振り抜いた姿勢であり、その姿に釣られるように怪物の体が無数の斬撃によって崩れ落ちた。
「もう終わりだ。魔力剣・天轟破断」
そして光が収束。隆人のセロが輝きを増す。
隆人は上段にゆっくりと構え直し輝く剣を振り下ろした。
(大晦日での更新ですが特別篇とかはないです汗 来年もよろしくお願いします!)
離れた胴体はぐちゃぐちゃと溶け繋がりながらくっついていく。凍って砕けた右肩の断面からは二本の触手が伸びる。
「ありがとうございます、ロロノちゃん」
「どういたしましてなのです!」
触手によるティナへの不意打ち、その攻撃を割り込む形で防いだロロノに対してティナが感謝を述べる。
確実に倒したと思った瞬間の油断をついた一撃であり、獣人の勘で反応したロロノがいなければ、必死とはいかなくてもかなりのダメージがあった事は確実であった。
「ーーーーーー!!」
怪物が体を起き上がらせて吠える。ズレたように不恰好に結合した胴体部は未だ再生が続いているようである。
顔面は崩壊し発する声ももはや耳障りな音でしかない。
ビュッ
「速っ!?」
瞬間、怪物が消える。そしてその姿は隆人の目の前にあった。
その速度は「神速」を発動した隆人にすら比肩する。その速度にティナが驚きの声を上げる。
「ーーーーー!」
「っ!」
亜音速で振り抜かれる左の拳、常人であれば視認することすらままならず、一撃でミンチにでもなりそうな攻撃であるが、隆人の目はその動きをその拳をしっかりと捉える。
拳にセロを合わせ受け止める。そして衝撃をうけ流そうとするが、それでもなおズシンという衝撃が隆人の右腕を襲う。
咄嗟に背後に飛ぶ事でその勢いを逃がす。
そして受け身を取り地面を転がる。ドスドスとその通った後に遅れて触手が突き刺さる。
「鉄壁……はまだ無理か。くぅっ!」
そしてもう一つの触手が起き上がった隆人を貫かんとする。
隆人は一度、身体強化派生の一つ鉄壁を発動させようとするがすぐに諦める。
身体強化の派生技能には一つ制限がある。それは連続使用ができないという点である。派生スキルを発動すると再使用までに一定時間のクールタイムが存在する。
身体強化のレベルが上昇するとそのクールタイムも短くなるのだが、それでも1分は派生スキルが使えない。
先程隆人は「剛力」を使用したばかりであり、そのせいで未だクールタイムの最中なのである。
鉄壁での防御を諦め、無理やり回避を選択する隆人であるが既に体勢を崩していた隆人に高速の触手を回避しきる事はできず、肩を軽くかする。
豪速の触手は槍に近しく、かすっただけで隆人の強靭な防御力を貫通し隆人の肌を切る。鮮血が滲む。
「っ!もう一度凍れ『氷河の剣』!」
鮮血が散る中、その傷をチラリと一瞥した隆人はそれが戦闘に影響するものではないと判断し意識の外から放り出す。
そして触手が地面から抜ける間を縫って、隆人が踏み込む。
そして、切りつけ。怪物が血を流す。その色は紫にまで変色しており、酸でも含まれているのか飛び散った辺りの木々が溶ける。
そしてその血を交わし、水色の短剣を突き刺す。そして今度は先程右肩を凍らせた時の比ではない魔力が注ぎ込まれる。しかしーー
パキンッ
「ーーーー」
「なっ!」
突き刺した場所から凍りつく、と思ったが現実はそういかない。凍りの侵食が進む前に怪物自らが傷口を切り落とす。
理性なき獣のごとく行動に流石の隆人も驚きの声を上げる。
そして、切りつけた腹部?らしき部分も再生する。どころかそこからも腕がもう一本生えてくる。怪物の生命力が暴走し始めているのか。
「流石にこれ以上の長期戦はきついね。解除ーー『身体強化・Ⅶ』っ!」
ブワッと隆人の身体から膨大な青白いオーラが吹き出す。一合の打ち合いで怪物の危険を悟った隆人は身体強化の段階を一気に引き上げた。
身体強化・Ⅶ。あの竜種達の群れとそして巨飛竜と戦った時よりも更に上の段階である。
隆人/人間族 LV. 279 job 戦士
HP 1131/1446 MP 519/739 (95)
STR 741(759)
MND 672
VIT 699(716)
AGI 721(739)
魔法適正 風
スキル
ユニークスキル 身体強化 LV.10☆
〈神速〉〈剛力〉〈鉄壁〉〈転魔〉〈霊装〉
パッシブスキル 危機回避 LV.3
状態異常耐性 LV.5☆
各種属性耐性 LV.4
習得スキル 天駆 LV.3☆
ストレージ LV.4
HP回復 LV.4
〈ヒール〉〈ハイヒール〉〈メガヒール〉
換装 LV.3
ユニークスキル「身体強化」はスキルレベルと発動深度によって上昇値が変化する。身体強化を完全に熟練した隆人はⅦまで発動した時、そのステータスが2倍の大台を超える。
たがもちろんその反動も同様に大きくなる。そしてその反動は加速度的に大きくなる。
Ⅴのように連続使用での継戦などできるものではない。
隆人は怪物の持つ力と長期戦の危険性を理解し、短期決戦を選択したのだ。
それ故の身体強化・Ⅶである。
そしてもう一つ。変容し続けた怪物は流石に気持ち悪く、もうこれ以上戦い続けるのが耐え難くなったのだ……。
タンッ
「魔力剣」
「ーーー!?」
怪物の目の前に隆人が現れる。まるで先程の意趣返しのようである。そして隆人の剣には魔力が込められ、その量密度共にこれまで以上である。
そして爆発、隆人の剣が怪物の体を走るたびに迸る魔力が衝撃波と爆風を生み出す。
そしてその剣戟はまるで嵐のように飛び交う。一つ一つが爆発のような攻撃力が込められた剣は一撃ごとに怪物の肉体を削っていく。
「ーーーー!」
怪物の反撃、肉片が飛び散りながら触手と腕を目の前の隆人に向け振り回す。そして更に隆人の魔力剣で削られた部分達が脈動しそこから腕が生えてくる。
拳の雨、超至近距離から繰り出させる攻撃はその全てが必殺の威力であり、地面に無数のクレーターが生み出される。
完全に予想外であろう猛打。クレーターの中には拳達をもろに食らった隆人がーーいない。
「なんとか間に合った。『神速』」
隆人のすがたは怪物の背後にあった。胴体部から繰り出させる拳が降り注ぐ直前、派生の制限時間が終了し、即座に神速を使用。
Ⅶ状態の神速による超速移動で攻撃の隙間を駆け抜け、背後に回り込んだのだ。
「知ってるかな?」
ズシャッ
背後からの切りつけ、極限の集中はこれまでで最も鋭い斬撃を生み出す。怪物もその人外の反射で隆人の存在を察知、一番太い左腕を背後に向けて振り抜く。
だが既にそこにはいない。代わりに左腕がはね飛ぶ。
拳が振り抜かれるその瞬間、青い線が左腕を駆け抜けたのだ。
「怪物ってのはいつの世もね」
そしてその青い線は次の瞬間には怪物の全身に走る。無数の腕と拳はその全てが細切れになる。紫の液体が辺りを染める。
「人によって倒される定めなんだよ」
声が怪物の正面から聞こえる。隆人のすがたは再び怪物の目の前にあった。
隆人は剣を振り抜いた姿勢であり、その姿に釣られるように怪物の体が無数の斬撃によって崩れ落ちた。
「もう終わりだ。魔力剣・天轟破断」
そして光が収束。隆人のセロが輝きを増す。
隆人は上段にゆっくりと構え直し輝く剣を振り下ろした。
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