神を従えし者たち

真崎 遥也

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第3章 異世界への一歩

第5話 世界平和会議 後編

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俺は元の格好に戻る。

「まぁということで、俺が頑張って引き受けよう。」

「し、しかし、いいのか?」

「元々俺にやらせるつもりだったんだろ?なら話が早いだろ。」

「僕も同意見です。僕は彼の本・当・の・力・を見た事ありますが、彼なら恐らくこの程度なんら問題ないはずです。」

壮馬は俺の秘密を知っている一人でもある。

「それは置いといて、作戦を考えよう。多分だが異世界の住民は複数の次元の穴から出てくるだろう。」

流石に大人数を一気に移動することは出来ない。だから複数の入口を作りそこから出てくるだろう。

「流石に俺一人だと対処出来ない。だからXランク、SSSランクを動員させて立ち向かおう。Xランク1人で国軍相手に出来るはずだ。それにSSSランクも手を貸し協力することで勝てるはずだ。」

「異世界人はどうする?」

「なるべく殺さないようにしよう。元々の原因は俺達地球人だ。どうしても無理な時はやむを得ないが。」

作戦はこれで決まりだな。

「すまないな。いくら強くても君はまだ子供だ。大人を代表して謝らせてくれ。」

アレキサンダー、基アレクが謝る。

「気にしないでくれ。」

あ、そうだと続け

「ひとつだけお願いがあるんだ。」

「八百万学園と世界各地の学園と提携させてくれないか?」

「うん?それはまたなぜ?」

「うちの学園の生徒を見る限り、他国の生徒とも競い合い経験を積ませた方がいいと考えたんだ。」

「それに、今まで学園交流ってなかっただろ?それを可能にするのがこれだ。それに『イスカリオテ』の事もあるからな。」

「うむ、それはいい考えだが、他のものはどうかね?」

「私は賛成ですな。我が国の学園も国だけには収まらず他国の方とも経験を積ませるのは効率がいいと思います。」

半分以上が賛成だった。

「よし、ではこの件については後々進めるとして、今からの事を話そうか。」

「あ、その事だが、俺が今日来た理由はもう1つある。」

「それは何だ?」

「奴らが宣戦布告として攻撃をしてくる。」

「な、なんだと!?」

みんなパニックになっている。

「安心してくれ、それを止めるためにここに来たんだ。本当はアスカかアレクでも止められるかと思ったんだが今回は俺じゃないと無理らしい。」

そして俺は、これから起こることについて説明する。

「これはあくまで俺の契約聖霊の推測だ。奴らはどうやらもうこの地球に潜伏してるらしい。そして情報を収集して1つの結果を導き出した。それは、地震だ。この星は過去から今現在まで地震に対して抵抗出来なかった。」

これは自然災害の中で最も防ぎようが無かったからである。

「だが奴らは地震の仕組みを知らない。だから直接魔法で地震を起こすはずなんだ。」

普通の地震は断層のずれにより引き起こるものである。

「恐らく音魔法に似た魔法を使ってくるだろう。ここにいるメンバーで俺以外だと防ぎようが無いはずだ。」

アスカとアレクは魔法より武術を好んで使うのであまり魔法の扱いに慣れていない。

「ちなみに後どのくらいで地震は起こる?」

「あと1分もないだろう。」

「どうやって止めるつもりだ?」

「俺の固有魔法の派生?劣化?まぁそれを使う。」

「何をするつもりだ?」

俺はフッと笑い

「この地球の魔法を消滅させるのさ。」

「「「「「「「「はぁ!?」」」」」」」」

「よく揃ったな。」

「それだと我々は戦う術がないじゃない!」

「発動中の魔法のみ消すんだ。」

それを聞き皆安堵する。

「もう時間が無い。始めるぞ。」

「我らが扱う力の源よ。今、根源を消し去り、この世の平和を約束しよう。我は寛大だ。罪を背負いし人よ。もう一度チャンスを与える。次こそ過ちを犯す事なかれ。ならば、我がこの危機を元から消してみせよう。『消滅ラディーレン』」

揺れ始めたが詠唱を終えるとすぐに止まる。

「どうやら成功のようだな。」

みんな揺れ始め焦ってたが落ち着いたようだ。

「俺は気になる事があるので先に帰らせてもらう。壮馬はどうする?」

「僕はもう少しここにいるよ。」

「そうか。アスカじゃあな。また今度。」

「今度はゆっくり話そう。」

「あぁ。」

俺の気になること、それはあの夢に出てきた人物である。あいつは誰だ?のもあいつだ。

「ほんと、誰なんだろうな。」

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