3 / 62
第1章 邪龍王の生贄
第2話 両親について
しおりを挟む
俺は先生に呼ばれたので職員室へと向かった。
「おぉ来たか。ちょっとこちらの空き部屋へ来てくれ。」
「分かりました。」
手入れされてないらしく、とても埃が舞っている。
「会いたかったぞ!和葉!」
そう言って先生は抱きついてきた。実は大原先生、基遥ねえは、俺が小学三年生まで近所に住んでいたのだ。その頃
はまだ学生だったのだがその頃からSSランク並に強かったのでよく鍛えてもらったのだ。
「もうもうやめてよ、遥ねえ。」
そう言いながらも俺は嬉しかった。遥ねえは俺が小学四年生に上がる頃に神従士になる試験を受けに行くために引っ越していったのだ。
「この子はもしかして和葉の契約神なの?」
「そうだよ。カグヤって言うんだ。」
「妾の事は気軽にカグヤと呼んでくれなのじゃ!」
「可愛いなカグヤは!ちなみに何神話なんだ?」
「日本神話だよ。まぁ知らないかもしれないけどね。」
「うーん、聞いたことないな・・・まあいいか!」
こういう大雑把のところも相変わらずだな。
「そう言えばおばさんとおじさんは?元気にしてる?」
カグヤはそれを聞き悲しそうな顔をした。
「母さんと父さんは、死んでしまったんだ。3年前事故で・・・」
「それは本当なのか!?公表されてなかったから知らなかった。それは済まなかったな。」
実は父さんと母さんは最高ランクのXランクであるが。Xランクは父さんと母さんがいる頃は8人だったが今では6人だけである。
俺は未だにあの母さん達が事故で死んだなんて信じられなかった。しかし、帰ってこないのだから多分その通りなのだろう。過去に縋り付いても仕方がないな。
「仕方ないよ。最高ランクのXランクが2人もいなくなれば、もしもの時に対応出来なくなるとパニックが起こるかもしれなかったからね。これは秘匿されるようになったんだ。」
「おばさん達は元々自由奔放だったからな。各地を周っている途中に命を落としたのかもな。」
神従士は生身でも戦えるように鍛えてる人と、鍛えていない人がいる。
母さん達は後者だ。なので事故にあって死んだというのも可能性はあったわけである。ちなみに遥ねえと俺は前者だ。
「ならお前がおばさん達の分も強くならないとな!ビシビシ鍛えていくから覚悟しとけ!」
「ゲッ、マジかよー。」
「マジだよ。って言うより本題を話してなかったな。お前今度の神従士試験受けて来い。お前なら行けるだろ。」
「え?うそだろ?」
俺の嫌な予感は当たったのであった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・用語解説
今回より話に出てくる用語を説明していくことにしました。
「魔物」
神話に出てくる異形の存在のことを表す。日本で言う妖怪や物の怪等もこれに含まれる。魔物は存在が発見される前にも存在していた事が既に分かっている。まだ出てきてないが精霊という存在もいるが、それは魔物に含まれない。
魔物には時々、知恵を持ち会話が可能な魔物がいる。
その魔物を人間達は「古代の魔物」と呼ばれている。理由は、魔物は長い年月を過ごす間に自我が芽生えるという研究結果が出ているためである。
「おぉ来たか。ちょっとこちらの空き部屋へ来てくれ。」
「分かりました。」
手入れされてないらしく、とても埃が舞っている。
「会いたかったぞ!和葉!」
そう言って先生は抱きついてきた。実は大原先生、基遥ねえは、俺が小学三年生まで近所に住んでいたのだ。その頃
はまだ学生だったのだがその頃からSSランク並に強かったのでよく鍛えてもらったのだ。
「もうもうやめてよ、遥ねえ。」
そう言いながらも俺は嬉しかった。遥ねえは俺が小学四年生に上がる頃に神従士になる試験を受けに行くために引っ越していったのだ。
「この子はもしかして和葉の契約神なの?」
「そうだよ。カグヤって言うんだ。」
「妾の事は気軽にカグヤと呼んでくれなのじゃ!」
「可愛いなカグヤは!ちなみに何神話なんだ?」
「日本神話だよ。まぁ知らないかもしれないけどね。」
「うーん、聞いたことないな・・・まあいいか!」
こういう大雑把のところも相変わらずだな。
「そう言えばおばさんとおじさんは?元気にしてる?」
カグヤはそれを聞き悲しそうな顔をした。
「母さんと父さんは、死んでしまったんだ。3年前事故で・・・」
「それは本当なのか!?公表されてなかったから知らなかった。それは済まなかったな。」
実は父さんと母さんは最高ランクのXランクであるが。Xランクは父さんと母さんがいる頃は8人だったが今では6人だけである。
俺は未だにあの母さん達が事故で死んだなんて信じられなかった。しかし、帰ってこないのだから多分その通りなのだろう。過去に縋り付いても仕方がないな。
「仕方ないよ。最高ランクのXランクが2人もいなくなれば、もしもの時に対応出来なくなるとパニックが起こるかもしれなかったからね。これは秘匿されるようになったんだ。」
「おばさん達は元々自由奔放だったからな。各地を周っている途中に命を落としたのかもな。」
神従士は生身でも戦えるように鍛えてる人と、鍛えていない人がいる。
母さん達は後者だ。なので事故にあって死んだというのも可能性はあったわけである。ちなみに遥ねえと俺は前者だ。
「ならお前がおばさん達の分も強くならないとな!ビシビシ鍛えていくから覚悟しとけ!」
「ゲッ、マジかよー。」
「マジだよ。って言うより本題を話してなかったな。お前今度の神従士試験受けて来い。お前なら行けるだろ。」
「え?うそだろ?」
俺の嫌な予感は当たったのであった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・用語解説
今回より話に出てくる用語を説明していくことにしました。
「魔物」
神話に出てくる異形の存在のことを表す。日本で言う妖怪や物の怪等もこれに含まれる。魔物は存在が発見される前にも存在していた事が既に分かっている。まだ出てきてないが精霊という存在もいるが、それは魔物に含まれない。
魔物には時々、知恵を持ち会話が可能な魔物がいる。
その魔物を人間達は「古代の魔物」と呼ばれている。理由は、魔物は長い年月を過ごす間に自我が芽生えるという研究結果が出ているためである。
0
あなたにおすすめの小説
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流@3/19書籍発売!
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
神樹の里で暮らす創造魔法使い ~幻獣たちとののんびりライフ~
あきさけ
ファンタジー
貧乏な田舎村を追い出された少年〝シント〟は森の中をあてどなくさまよい一本の新木を発見する。
それは本当に小さな新木だったがかすかな光を帯びた不思議な木。
彼が不思議そうに新木を見つめているとそこから『私に魔法をかけてほしい』という声が聞こえた。
シントが唯一使えたのは〝創造魔法〟といういままでまともに使えた試しのないもの。
それでも森の中でこのまま死ぬよりはまだいいだろうと考え魔法をかける。
すると新木は一気に生長し、天をつくほどの巨木にまで変化しそこから新木に宿っていたという聖霊まで姿を現した。
〝この地はあなたが創造した聖地。あなたがこの地を去らない限りこの地を必要とするもの以外は誰も踏み入れませんよ〟
そんな言葉から始まるシントののんびりとした生活。
同じように行き場を失った少女や幻獣や精霊、妖精たちなど様々な面々が集まり織りなすスローライフの幕開けです。
※この小説はカクヨム様でも連載しています。アルファポリス様とカクヨム様以外の場所では公開しておりません。
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
異世界で貧乏神を守護神に選ぶのは間違っているのだろうか?
石のやっさん
ファンタジー
異世界への転移、僕にはもう祝福を受けた女神様が居ます!
主人公の黒木翼はクラスでは浮いた存在だった。
黒木はある理由から人との関りを最小限に押さえ生活していた。
そんなある日の事、クラス全員が異世界召喚に巻き込まれる。
全員が女神からジョブやチートを貰うなか、黒木はあえて断り、何も貰わずに異世界に行く事にした。
その理由は、彼にはもう『貧乏神』の守護神が居たからだ。
この物語は、貧乏神に恋する少年と少年を愛する貧乏神が異世界で暮す物語。
貧乏神の解釈が独自解釈ですので、その辺りはお許し下さい。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる