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6話ココの思い
しおりを挟む俺達は、魔人を救いだしだが
深い傷をおおい、療養することにした。
親方は相変わらず元気に今日も門番のジークと飲みに行くらしい。
俺は親方を無理に治したときのショックで
寝込んでいる。
次元の狭間のじいさんによると
強烈な魔素の枯渇を起こすと起きるらしい
正直俺も遊びに行きたいが
立ち上がると目眩がして、用を足しに行くのも一苦労だ正直この世界に来て初めて死にかけた
このままじゃ帰る前に死ぬ
何処かでもう一度修行しないと俺達死んでしまう。
何とか出来ないものだろうか?
じいさんに聞いても良いがこの状況
じゃおそらく修行はしばらく無理だろう
一体どうすれば!
そんな時に一人の女性が内藤のもとを訪ねてきた。
コンコン!扉を叩く音がする
鍛冶屋のココです内藤さん動けないと聞いたので
中に入っても良いですか?
いいよ!
失礼します。内藤さん大丈夫なんですか?
まあ、なんとか。魔素の使い過ぎだってさ
何日かしたら戻るんだと。
内藤さん無理はダメですよ。内藤さんが直るまで
ココが看病します。
いいよココ!
ココも忙しいだろ店に戻って仕事
した方が良いんじゃないか?
何を言って要るんですか!内藤さんは今動けないぐらい魔素が枯渇しているんですよね。
魔素の枯渇を舐めていると死にますよ!
え!何で?休んでれば元気なるんじゃないの?
内藤さん確かに何日か休めば治りますが
体を動かす度に少しずつ魔素は、消費去れるんですよ。もし本当に魔素がゼロになったらどうなると思います?
分からない!
はぁ~、魔素がゼロになると肉体と精神を削れ始めます。それでも治らないと
肉体全てが魔素として還元されます
つまりは、死です。
マジか!分かったよ、大人しくしておくよ
でもトイレぐらいは行って良いんだろ?
むしろそのぐらいは、自分で行ってください。
なぁココ俺達が助けた魔人の中に親友は、居たのか?
残念ですがいませんでした、死んだのかと思い
死体を確認しましたが居なかったので
もしかしたら他の街に連れて行かれたのかも知れません。
ココは、これからどうするんだ?
私も探しに行きたいですが、もしかしたら
帰って来るかも知れないので私は、この街で
待ってようかと思います。
そっか。
なんですか、残念そうにして
もしかして私が付いていくとでも思ったんですか?
少しだけな。ココが一緒に旅をしてくれたら楽しいだろうなって思っただけだよ。
もう、からかわないで下さい。
ココは、朝食を取ってきます
そういうとココは、顔を赤らめながら部屋を出ていった。
はぁ~動けないって辛い
そう思い少しでも、気晴らしになればと宿の窓から
外を覗き込こむと
親方と門番のジークがこの宿に向かってくるのが見えた。
親方は俺に気付くと何かを言っている
窓を開け親方の声に耳を傾けると、親方は
優しい笑顔で薬を買って来たと言った。
おい内藤、大丈夫なのか?そういえばココが顔を真っ赤にしながら下に居たが。
お前なんか知らない?
え、分からないです。
お前ココに愛の告白でもしたんじゃないのか?
してないですよ、それよりもその小瓶何ですか?
あぁコレ、お前のために滋養強壮に効く薬を買って来たんだよ。ただくそ不味いらしいがな
ほら飲めと親方は、小瓶を俺に手渡すと
俺は、薬を飲んだ。
味は、この世のものと思えないぐらい不味くて
吐きそうになりながらもなんとか飲み干した。
内藤早く治してくれよ、お前が居ないと
魔物とも戦えないからよ。
早く治せよ、それとココにはちゃんと後で御礼
しておけよ。じゃあ俺は、ジークと遊んで来るから
親方!最後で台無しですよ。分かりました
なるべく早く治して俺も遊びに連れていって下さい
アッハハハハハ
治ったらな!
すると親方と入れ違いでココが部屋のなかに
入って来た
内藤朝ごはんだ食べろ!
ありがとう、ココ。
なぁココ。ココは、何で俺の看病なんかしようと思ったんだ?
何となくだ。馬鹿
そういうとココは部屋を飛び出し帰って行った
マジか、俺何か変なこと言ったか?
まあいいや
取り敢えず飯食って寝よう
はぁ旨かったぁー
なんか眠くなってきたし、寝るかな。
すると内藤は深い深い眠りにつくのだった。
その頃一方親方は、ジークと別れ
創成の魔石の情報を探し歩いていた
すると一つ魔石に関する情報が聞けた
この街から東に向かうとティーベルと言う港町がありその街では、大量の魔石を扱っているようだ。
行ってみる価値は、ありそうだと思った親方は
旅の準備をしにココのもとへ向かった。
店に着くとココの店は、閉まっていて誰も居ない
仕方がなく先に他の店を回ることにした
一方その頃ココは、宿を飛び出ると噴水の有る広場で一人で内藤の事を考えていた。
私何で逃げてきたんだろ内藤は、何も悪いことしていないのに。
内藤大丈夫かな?宿に戻ろうかな?
でも今戻ったら
私が内藤の事を好きみたいじゃんか!
私は、あんな奴どうなったって・・・・
あーあぁどうしちゃったんだよ私
塞ぎ込みながら自分の店に戻る途中
品川が道具屋から出てくるのが見えた
声を掛けようか迷っていると、品川は、此方に気付き声を掛けてきた。
おぉ、ココ!こんなところで、何してるんだよ
品川こそ何してるんだよ。
ああ、俺か!俺は内藤が治ったらつきの街に行く準備をしてるんだよ。
食料とか薬とか着替えとか買うものが色々合って
大変なんだよ。
なぁ品川!私も・・・・や、何でもない。
なぁココ、店で少し話をしないか?
何の話だよここで話せば良いだろ!
ココお前も一緒に来るか?
実はさぁ俺達こっちの世界の人間じゃ無いんだ!
ちょっと待ってくれそういう話なら店で聞くから
今開けるから待っててくれ
どうぞ
ココ、この前店の中ぐちゃぐちゃだったけど片付けたんだな。
当然だろ、商売人として一に片付け、二片付け
だって私の親方から教わったからさ。
まぁそれは良いとしてさっきの話しどういうこと!
この世界の人間じゃ無いって。
話し長くなるが良いか?
全部話して。
分かった。
俺達は、向こうの世界で塗装って言っても分からないか。
簡単に言うと家の外壁を綺麗にする仕事を
していたんだ。
ある日仕事のトラブルで俺達は、帰り
倉庫で翌日の準備をしていたんだ
そしたら何処からともなく扉が現れて
俺達は、此方の世界に連れてこられたんだ
そこで魔王を名乗る人物と
元精霊女王リーリディアに助けられ
逃亡する途中で管理者と名乗る
女の子に次元の狭間に連れていかれて
そこで色魔法を教わって
今に至る訳だ。
ねぇ品川話がぶっ飛んでて
よくわからないんだけど。
まぁそれが普通の反応だろうな。
証拠を見せてやるよ
そう言うと、品川はスマホを取り出し
ココに写真を見せてみた。
するとココは、目を輝かせながらコレ綺麗だな
私も行きたいと言ってきた。
俺達も帰りいが創成の魔石を見つけないと
帰れないんだ。
創成の魔石?おとぎ話に出てくる
この世の始まりの魔石じゃないかそんなの
本当に有るのか?
あるみたいなんだよ、ココ
そのおとぎ話し聞かせてくれないかな。
ああ、いいよ
昔、昔この世界を作った神様が居ました
神様は、世界の安寧を願い自分の力のほとんどを
石に込めました。
その石は、次第に形をかえ青みがかった石に変わっていきました。
その石を見ていた他の神々は、その石が欲しくなり
神様から石を奪おうとしました。
でもその石を掴もうとした瞬間、石は、
手から転げ落ちて私達か住む地上に落ちてきた
石は、世界を緑豊かな星に変えました終わり
こんな感じの話だよ、それよりも
この街を出るって本当なの?
ああ本当だよ、ただ内藤が治らないとだけどな
ねえ帰ってくる?
どうだろうか、正直何処に探しに行くか迷ってるぐらいだからもしかしたら
戻って来ないかも知れない。
そっか内藤とお別れなのか。
なにショボくれてんだよ、一緒に来れば良いじゃないか?
私はこの店が有るから無理なんだ。
そうか分かったあと2、3日はこの街に居ること
なりそうだから
内藤に何か言いたいことがあるなら
今のうちに、言っておい他方が良いからな
ココ今日は、ありがとう
じゃあ帰るな
そう言うと親方は、帰路につくのだった
翌日
内藤は、相変わらず動けないでいた。
するとココが昨日と同じ時間に訪ねてきた。
なぁココ今日も看病してくれるのか?
昨日なんか怒らせることしたなら、ごめんな
内藤は何もしてないよ
あとコレ約束の防具と武器内藤は、剣が良いんだろ
素人でも使いやすい用に刀身は、軽くしてあるから
余り固いもの切るなよ。
ありがとう、ココ
そう言うと内藤は、少年のような笑顔で
ココを見つめていた。
すると、ココは、顔を赤らめながら
内藤を見つめていた
内藤も品川と一緒に旅に出るのか?
ああ勿論だよ、元の世界に帰りたいしな
そっか。分かった
そう言うとココは部屋を後にした。
数日後
内藤は、回復し出発の準備をしていた
おい内藤、支度終わったか?
もう少しで終わります親方!
支度終わったらココに御礼言っておけよ
はい!分かりました、俺今から行ってきます
ああ待っててやるから早く行ってこい
そう言うと内藤は、ココの店に走り出した
途中露店で売っているペンダントが目に留まり
ペンダントを買い握りしめると
ココの店に急いだ。
しかしココは店に居なく探しに回るが見つからない
仕方がなく親方のもとへ戻ると
そこにはココがいた。
ココは、寂しそうな目で内藤を見つめると
内藤は露店買った
ペンダントをココにプレゼントし
ココは泣きながら内藤に抱き付いていた
すると内藤は、ありがとうと言うと
馬車に乗り込んだ。
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