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神々の頂
親子の再会
次の瞬間、その青年が目の前にいた。
その速さは、ヒサメを想起させるほどだった。
攻撃される、そう思って後ろに下がれば青年は目を丸くした。
「この速さに対応できるとは思わなかった。人間か?」
「れっきとした人間です。」
シグレの特訓で傷だらけになりながらも、反射神経は相当鍛えられている。
結局最後までシグレの攻撃は完全には避けきれなかったが。
ソラは慌てているようだが、隣の目つきの悪いドラゴンは平然としていた。
落ちた悪魔の身体能力の高さというのは一貫しているのだろうか。
「ドウシュさん、ですよね。」
「そうだが、以前どこかで会ったか?」
青年は横たわる大きなドラゴンの方へと戻って行く。
「会うのは初めてです。私はヒバリさんたちから、あなたの話を聞いていました。あなたが以前住んでいた港の街にいた子供、ヴィントさんからもあなたの話を聞いています。ヴィントさんとエルデさんは今、太陽の国で元気に暮らしています。」
さきほど一瞬で目の前に来たというのに、彼はふらふらとしながら歩いていく。
「なるほど、懐かしい名前ばかりだ。それであんたはこんなところに何の用だ?この山を登れるということは、毒を無効にできる魔法持ち、ということだろ?」
青年はドラゴンの傍らに座ると、その大きなドラゴンの横腹に薬を塗り始める。
その横腹は変色して、本来ブルームーンドラゴンの水色の肌ではなく紫色になっている。
「体内に入れた物の効果付与、それから特殊言語でドラゴンと話せます。長と会話してもいいですか。」
「・・・人間にしては欲張りな能力だな。彼女が望むならすればいい。」
ドウシュにそう言われ、私とソラは長の顔に近づいた。
「初めましてリビです。あなたのこどもを保護した者です。」
「キュキュウ?」
ソラの声に気づいたのか、長のドラゴンはゆっくりと目を開けた。
『このような場所まで連れてきて頂き、ありがとうございます。本当に大きくなりましたね。』
長の声は柔らかく心地の良い響きだった。
けれど弱っていることも分かる、そんな弱い声だった。
ドウシュは少しだけ驚いた顔をして、また無表情に戻る。
おそらく、長の声が彼にも聞こえているからだろう。
「堕ちた悪魔との戦闘で傷ついたのでしょう?私にできることはありませんか?どんな効果も食べれば付与できます。負の魔力を取り除くことも可能です。」
『私は元々弱っていたのです。それゆえに堕ちた悪魔との戦闘で無理をして致命的な怪我を負ってしまった。今、彼がしてくれているのは延命のため最低限の手当てのみ。そもそも私の命はもう長くありません。神とは違い寿命がありますから。』
長のドラゴンは微笑んでソラを見た。
『長くないと知っていたから、私は己の魔力でドラゴンを生成しました。本来、ドラゴンは生殖できる体の作りではないのです。神は子供を産めないのと同じです。私の魔力で生成されたその子は、成長すれば私と同じか、それ以上の魔力を持つことになるでしょう。』
「キュ?」
ソラは不安そうに長の顔を見つめている。
『この下界において強いブルームーンドラゴンの存在は必要不可欠です。ですが、何かを託そうだとか、この世界の守り神になって欲しいとか、そんなことは考えていません。あなたは、あなたの思うように生きていけば良いのです。とは言っても、説得力がないでしょうね。堕ちた悪魔に命を狙われたり、国があなたを欲しがったり、きっと大変なこともあったでしょう。けれど、山に閉じこもって他の種族との交流を断ち、ただ時が過ぎるのを待つだけだった私とは、違う生き方をして欲しかったのです。さまざまな国に行き、さまざまな人や生物に出会い、好きなことや楽しいことを見つけることが出来るという自由を、私の代わりに味わって欲しい。そんな身勝手なエゴのために、あなたを作り出してしまったことを謝ります。』
そうして長が頭を下げようとすると、ソラがその顔に抱き着いた。
「キュキュキュ!!」
『優しい子に育っていて嬉しいです。謝りたい気持ちはずっとありましたが、後悔はしていません。だって、あなたはきっとたくさん楽しいこともあったでしょうから。お顔を見れば分かります、出会えた人々が素敵なことだって分かるんですよ。』
震えるその声に慈愛が混じる。
その青い瞳から落ちる涙がとても美しく思えた。
私は抱き着くソラをそのままに、ドウシュの近くに移動する。
「延命というのは、あとどれくらいなのでしょうか。私が手伝えることはないですか?」
ドウシュは顔を上げると、薬草を私に手渡した。
「約1年、良くなる兆しはない。僕がしていたのは化膿や腐蝕するのを防ぐことだ。痛みを抑えられるなら、やってあげて欲しい。もう普通の痛み止めでは効かないんだ。」
私は受け取った薬草を口に入れ、それから魔力増幅の毒草を口に入れて飲み込んだ。
効果を最大限引き上げて、長のドラゴンに痛み止めを付与する。
黒い光は、大きなドラゴンを包めるほどまばゆい明るさを放っている。
すると、長のドラゴンは体を起こしてソラを両手で抱きしめた。
『こんなに体が動かせるのは久しぶりのことです。本当にありがとうございます、リビさん。』
ソラが長のドラゴンをギュっとしているのを見ると私も涙が落ちてくる。
ようやく会えたのに、長く一緒にいることは叶わないんだ。
親子でいられることが一番に決まっているのに、それは夢でしかない。
私が泣いていると後ろの方で鼻をすする音がした。
振り向けば、目つきの悪いドラゴンが両手で顔を覆って泣いている。
むしろ、誰よりも泣いているので気になった。
「大丈夫ですか。」
『・・・長はずっと心配してたんだよ、チビすけのこと。噂のおかげで生きていることは知ってたが、会いに行けるはずもない。自分の命が残り僅かだと分かっているから余計に苦しくて、堕ちた悪魔がチビすけを殺さないように祈ることしか出来ない。何も出来ないっていうのは、本当に歯がゆいよな。』
大きな瞳から落ちるその涙の色は、人間の私と同じだ。
「ええ、だからこそ私は何もできないでいる自分は捨てました。動くことを選び、どんなに弱くても救う手段を探してきた。救えなかったらどうしようと考える前に、覚悟が足りないのではと怖気づく前に、私の迷いが大切な人を殺すなら、その迷いさえ必要ない。あなたが言った冷酷は、ソラも、大事な人も守るために得た手段です。」
ドラゴンは涙を拭うと、その大きな手の爪先で私の頬の涙を弾いた。
『根に持ってたのか?確かに、チビすけを守ってきたお前のことを考えていない言葉だったかもな。長に施した魔法の威力を見れば、魔獣を皆殺しにするって言ったのは方便ではないらしい。魔獣が減りすぎれば、環境のバランスが崩れるのは目に見えている。殺さずに済む方が人間も魔獣もメリットがあるだろう。それなら俺は、お前に利用されてやってもいい。ただし、条件を飲んでもらう。』
「なんですか?」
ドラゴンの鋭い眼差しが私を見下ろしている。
『一方的な血の契約をしてもらう。俺が死ぬようなことがあればお前も道連れだ。その逆に、お前が死んでも俺が死ぬことはない。命を狙われる俺を連れ出すんだ、このくらいのことはして貰わなくては・・・』
「分かりました。血の契約をしましょう。」
『馬鹿か?少しは考えてから回答しろ。交渉するとか条件の確認とかすることあるだろ。』
そんなことをドラゴンに諭されて納得がいかない。
「私の目的は保護、それに付随して魔獣の鎮静化です。魔獣は動きを止められても殺す以外手段がない可能性がある。だから、ここに来た目的はブルームーンドラゴンをこれ以上殺させないというのが大きいんです。だから、あなたが死んだら私の目的は未達成になる。そうならないように動くことが前提です。私は、堕ちた悪魔を封印するまで死ねないので。」
私が答えれば、正気か?という顔を向けるドラゴン。
本当に納得がいかない。
『分かった。それなら他のブルームーンドラゴンを連れてくる。比較的若い連中だ。魔獣を鎮静化するのも、堕ちた悪魔の囮になるのも、年老いたドラゴンには酷な話だ。せいぜい見つからない場所にいた方が生存率も上がるだろ。』
「ええ、お願いします。」
私とドラゴンのやり取りを見ていたドウシュは無表情ながらも何か思うところがあるようだ。
薬を調合しながら、私の方を何度も見る。
「どうかしましたか。」
そう問いかければドウシュは私の顔を見た。
「堕ちた悪魔の封印、本当にできるのか?」
「そのために私たちは動いています。ドウシュさんも奴らを止めたいということでいいんですよね?」
ドウシュは手を止めると息を吐く。
「奴らが堕ちたのは僕のせい、だからな。責任をとらなければならない。」
その速さは、ヒサメを想起させるほどだった。
攻撃される、そう思って後ろに下がれば青年は目を丸くした。
「この速さに対応できるとは思わなかった。人間か?」
「れっきとした人間です。」
シグレの特訓で傷だらけになりながらも、反射神経は相当鍛えられている。
結局最後までシグレの攻撃は完全には避けきれなかったが。
ソラは慌てているようだが、隣の目つきの悪いドラゴンは平然としていた。
落ちた悪魔の身体能力の高さというのは一貫しているのだろうか。
「ドウシュさん、ですよね。」
「そうだが、以前どこかで会ったか?」
青年は横たわる大きなドラゴンの方へと戻って行く。
「会うのは初めてです。私はヒバリさんたちから、あなたの話を聞いていました。あなたが以前住んでいた港の街にいた子供、ヴィントさんからもあなたの話を聞いています。ヴィントさんとエルデさんは今、太陽の国で元気に暮らしています。」
さきほど一瞬で目の前に来たというのに、彼はふらふらとしながら歩いていく。
「なるほど、懐かしい名前ばかりだ。それであんたはこんなところに何の用だ?この山を登れるということは、毒を無効にできる魔法持ち、ということだろ?」
青年はドラゴンの傍らに座ると、その大きなドラゴンの横腹に薬を塗り始める。
その横腹は変色して、本来ブルームーンドラゴンの水色の肌ではなく紫色になっている。
「体内に入れた物の効果付与、それから特殊言語でドラゴンと話せます。長と会話してもいいですか。」
「・・・人間にしては欲張りな能力だな。彼女が望むならすればいい。」
ドウシュにそう言われ、私とソラは長の顔に近づいた。
「初めましてリビです。あなたのこどもを保護した者です。」
「キュキュウ?」
ソラの声に気づいたのか、長のドラゴンはゆっくりと目を開けた。
『このような場所まで連れてきて頂き、ありがとうございます。本当に大きくなりましたね。』
長の声は柔らかく心地の良い響きだった。
けれど弱っていることも分かる、そんな弱い声だった。
ドウシュは少しだけ驚いた顔をして、また無表情に戻る。
おそらく、長の声が彼にも聞こえているからだろう。
「堕ちた悪魔との戦闘で傷ついたのでしょう?私にできることはありませんか?どんな効果も食べれば付与できます。負の魔力を取り除くことも可能です。」
『私は元々弱っていたのです。それゆえに堕ちた悪魔との戦闘で無理をして致命的な怪我を負ってしまった。今、彼がしてくれているのは延命のため最低限の手当てのみ。そもそも私の命はもう長くありません。神とは違い寿命がありますから。』
長のドラゴンは微笑んでソラを見た。
『長くないと知っていたから、私は己の魔力でドラゴンを生成しました。本来、ドラゴンは生殖できる体の作りではないのです。神は子供を産めないのと同じです。私の魔力で生成されたその子は、成長すれば私と同じか、それ以上の魔力を持つことになるでしょう。』
「キュ?」
ソラは不安そうに長の顔を見つめている。
『この下界において強いブルームーンドラゴンの存在は必要不可欠です。ですが、何かを託そうだとか、この世界の守り神になって欲しいとか、そんなことは考えていません。あなたは、あなたの思うように生きていけば良いのです。とは言っても、説得力がないでしょうね。堕ちた悪魔に命を狙われたり、国があなたを欲しがったり、きっと大変なこともあったでしょう。けれど、山に閉じこもって他の種族との交流を断ち、ただ時が過ぎるのを待つだけだった私とは、違う生き方をして欲しかったのです。さまざまな国に行き、さまざまな人や生物に出会い、好きなことや楽しいことを見つけることが出来るという自由を、私の代わりに味わって欲しい。そんな身勝手なエゴのために、あなたを作り出してしまったことを謝ります。』
そうして長が頭を下げようとすると、ソラがその顔に抱き着いた。
「キュキュキュ!!」
『優しい子に育っていて嬉しいです。謝りたい気持ちはずっとありましたが、後悔はしていません。だって、あなたはきっとたくさん楽しいこともあったでしょうから。お顔を見れば分かります、出会えた人々が素敵なことだって分かるんですよ。』
震えるその声に慈愛が混じる。
その青い瞳から落ちる涙がとても美しく思えた。
私は抱き着くソラをそのままに、ドウシュの近くに移動する。
「延命というのは、あとどれくらいなのでしょうか。私が手伝えることはないですか?」
ドウシュは顔を上げると、薬草を私に手渡した。
「約1年、良くなる兆しはない。僕がしていたのは化膿や腐蝕するのを防ぐことだ。痛みを抑えられるなら、やってあげて欲しい。もう普通の痛み止めでは効かないんだ。」
私は受け取った薬草を口に入れ、それから魔力増幅の毒草を口に入れて飲み込んだ。
効果を最大限引き上げて、長のドラゴンに痛み止めを付与する。
黒い光は、大きなドラゴンを包めるほどまばゆい明るさを放っている。
すると、長のドラゴンは体を起こしてソラを両手で抱きしめた。
『こんなに体が動かせるのは久しぶりのことです。本当にありがとうございます、リビさん。』
ソラが長のドラゴンをギュっとしているのを見ると私も涙が落ちてくる。
ようやく会えたのに、長く一緒にいることは叶わないんだ。
親子でいられることが一番に決まっているのに、それは夢でしかない。
私が泣いていると後ろの方で鼻をすする音がした。
振り向けば、目つきの悪いドラゴンが両手で顔を覆って泣いている。
むしろ、誰よりも泣いているので気になった。
「大丈夫ですか。」
『・・・長はずっと心配してたんだよ、チビすけのこと。噂のおかげで生きていることは知ってたが、会いに行けるはずもない。自分の命が残り僅かだと分かっているから余計に苦しくて、堕ちた悪魔がチビすけを殺さないように祈ることしか出来ない。何も出来ないっていうのは、本当に歯がゆいよな。』
大きな瞳から落ちるその涙の色は、人間の私と同じだ。
「ええ、だからこそ私は何もできないでいる自分は捨てました。動くことを選び、どんなに弱くても救う手段を探してきた。救えなかったらどうしようと考える前に、覚悟が足りないのではと怖気づく前に、私の迷いが大切な人を殺すなら、その迷いさえ必要ない。あなたが言った冷酷は、ソラも、大事な人も守るために得た手段です。」
ドラゴンは涙を拭うと、その大きな手の爪先で私の頬の涙を弾いた。
『根に持ってたのか?確かに、チビすけを守ってきたお前のことを考えていない言葉だったかもな。長に施した魔法の威力を見れば、魔獣を皆殺しにするって言ったのは方便ではないらしい。魔獣が減りすぎれば、環境のバランスが崩れるのは目に見えている。殺さずに済む方が人間も魔獣もメリットがあるだろう。それなら俺は、お前に利用されてやってもいい。ただし、条件を飲んでもらう。』
「なんですか?」
ドラゴンの鋭い眼差しが私を見下ろしている。
『一方的な血の契約をしてもらう。俺が死ぬようなことがあればお前も道連れだ。その逆に、お前が死んでも俺が死ぬことはない。命を狙われる俺を連れ出すんだ、このくらいのことはして貰わなくては・・・』
「分かりました。血の契約をしましょう。」
『馬鹿か?少しは考えてから回答しろ。交渉するとか条件の確認とかすることあるだろ。』
そんなことをドラゴンに諭されて納得がいかない。
「私の目的は保護、それに付随して魔獣の鎮静化です。魔獣は動きを止められても殺す以外手段がない可能性がある。だから、ここに来た目的はブルームーンドラゴンをこれ以上殺させないというのが大きいんです。だから、あなたが死んだら私の目的は未達成になる。そうならないように動くことが前提です。私は、堕ちた悪魔を封印するまで死ねないので。」
私が答えれば、正気か?という顔を向けるドラゴン。
本当に納得がいかない。
『分かった。それなら他のブルームーンドラゴンを連れてくる。比較的若い連中だ。魔獣を鎮静化するのも、堕ちた悪魔の囮になるのも、年老いたドラゴンには酷な話だ。せいぜい見つからない場所にいた方が生存率も上がるだろ。』
「ええ、お願いします。」
私とドラゴンのやり取りを見ていたドウシュは無表情ながらも何か思うところがあるようだ。
薬を調合しながら、私の方を何度も見る。
「どうかしましたか。」
そう問いかければドウシュは私の顔を見た。
「堕ちた悪魔の封印、本当にできるのか?」
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