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結社編 三章:神の兵士
魔人の真価
しおりを挟む赤鬼エリクは飛び突くように神兵ランヴァルディアへ向かう。
それを迎撃する為にランヴァルディアは両手でオーラの収束砲を放ち、それを浴びたエリクは光に飲まれた。
しかし赤い肌が焼け焦げながらもエリクは突破し、ランヴァルディアに右拳を浴びせる。
それをオーラと魔力を混ぜ合わせた防壁を両手で作り出して防ぐランヴァルディアは、エリクの右拳と衝突した。
赤い魔力とオーラが衝突して凄まじい衝撃を生み出すと、エリクの右拳が先に血を噴き出して弾かれる。
それを好機と踏んだランヴァルディアは、逆にオーラを纏わせた右拳をエリクの腹部へ突き込み吹き飛ばした。
「グ、ガァァアッ!!」
「……硬いッ」
迎撃に成功しながらも、エリクの腹筋は先程のように破壊されずに耐え切る。
幾らかの距離を後退りながらも右手の傷を瞬く間に治癒させたエリクは、再びランヴァルディアに襲い掛かった。
単調ながらも豪速と強力で振るうエリクの攻撃を、ランヴァルディアは全力の防御で対応する。
その攻防で発生する衝撃は地面を引き裂き、地形を変えるほどの戦いなっていた。
それを間近で見るのは、自身の治癒を終えようとしているマギルス。
起き上がり大鎌を構えながら、僅かに腕を震わせて二人の戦いを笑いながら見ていた。
「――……やっぱり、エリクおじさんのアレは凄いや。……でも……」
二人の戦いをマギルスなりに観察し、その経過を見て結果を察する。
あのゴズヴァールでさえ捌き受け流すだけで精一杯だった赤鬼エリクの殴打を、ランヴァルディアは全て流さず肉体や防壁で受けている。
それはランヴァルディア自身が武術の心得を持たず、神兵の心臓で得られた反射神経で対応し、オーラと魔力で強化された肉体とそれ等で作り出す防壁があるからこそ実行する事が出来ている。
更に何発かエリクの攻撃が直撃しているにも関わらず、ランヴァルディアの傷も瞬く間に修復していた。
互いに驚異の回復能力と打撃の応酬となり、目に見える消耗戦となっているのがマギルスには理解できると、その勝負の決着がどのような形になるかも見えてしまう。
「……あのままじゃ、エリクおじさんが負けちゃうな……」
二人の応酬が続く中で、僅かな差が見え始めている。
赤鬼エリクの再生能力が以前より遅れ、ランヴァルディアの再生能力は衰えない。
それもそのはず。
二人が肉体に内在させている魔力には大きな差があり、例えればエリクは湖の水に値する巨大な魔力を有しているが攻撃と回復を繰り返す度にその貯蔵魔力が消耗され、対するランヴァルディアは海より深く広大なオーラと魔力を身に蓄え攻防を繰り広げながらも衰える様子が見えない。
肉体に宿す魔力とオーラが互いに大きな違いがあるにも関わらず、エリクが拮抗しているのは赤鬼の肉体が強靭だからこそだったが、ランヴァルディアはそれを埋め合わせられる魔力とオーラを纏い、余裕の防御と攻撃を繰り返している。
更にランヴァルディアの被弾より、攻撃回数が多いはずのエリクが防壁に阻まれ肉体に受ける損傷が遥かに多いのも致命的だった。
この戦いは、回復能力が衰え魔力が尽きる方が先に負ける。
それを察したマギルスは、エリクの敗北が必至だと確信した。
「……しょうがないなぁ。あんまりなりたくないんだけど……」
マギルスは鼻で溜息を吐き出し、二人の戦いを見据えながら立ち上がる。
そして自身の魔力を高めながら、青い魔力を全身に纏い始めた。
その魔力が変質し、マギルスの姿を変える。
幼い肉体を覆う魔力が青黒い鎧へ変化し、その鎧が膨れ上がり二メートル前後の高さと骨格を有し始めた。
その背には魔力で形成した青い外套を羽織り、大鎌をと見合うサイズの姿となる。
少年マギルスは子供の体が大人に成長し、その身に青い甲冑を纏う騎士の姿となった。
しかし頭は存在せず、鎧の中は漆黒の闇に包まれて見えない。
第五席の闘士テクラノスとの戦いで見せた首無騎士が姿を現し、その姿となったマギルスの傍には青馬が魔力を帯びて出現する。
青馬の姿もマギルスの変化と連動し、首の無い青馬へとなっていた。
「――……じゃあ、行こうか」
青馬は主人に付き従い、魔力を帯びて全長三メートル前後の馬から四メールの体格へ変化する。
それにマギルスは跨り大鎌を右手に持つと、二人が戦う場所へと参じた。
それに気付くランヴァルディアは、駆けて来る青馬とマギルスに向けて左手でオーラの収束砲を放つ。
それを意に介さず大鎌の刃で薙ぎ払い収束砲を弾き飛ばしたマギルスは騎乗したまま駆け抜け、ランヴァルディアの左腕を斬り飛ばした。
「……!?」
「やっぱりね」
オーラと魔力で強化したはずの肉体が斬り飛ばされた事に、ランヴァルディアは驚きを浮かべる。
そこにエリクの強打が浴びせられ、ランヴァルディアは大きく仰け反った。
それとは対照的にマギルスは含み笑い声を浮かべ、駆け抜けた先で振り返る。
「僕の鎌は、少年の姿だと普通の鎌と変わらない。でも首無騎士の姿になると、どんな命でも刈り取れるんだよ。不思議でしょ?」
「……なるほど。活けるモノを切断できる鎌か。だが不死性を得た神兵の能力には――……」
「言ったでしょ? 命があるモノだったら何でも斬れるよ。……気付かない?」
「……!」
ランヴァルディアはエリクに殴打された傷を修復させる中で、大鎌に斬り飛ばされた左腕の肘から先が修復されていない事に気付く。
そしてランヴァルディアは咄嗟に自分の左肩をオーラで纏った右手で切り落とした。
次の瞬間には左腕が修復するのを確認し、エリクの傍から飛び退きながら微笑む声のマギルスに顔を向ける。
「……これは……?」
「僕の鎌で刈り取られた命は繋がらなくなる。それはおじさんの体でも同じみたいだね」
「……なるほど、命脈を切り裂く鎌か。……だが、首を切り取れば君達の勝ちだったろうに……」
「えー、そんな事したら遊べずに終わるでしょ? だから僕、この姿になるのが嫌なんだよね。それに格好悪いし。だからさ、ちゃんと僕の鎌が危険だって知ってから遊ぼうよ。その方が危険を楽しめるよ?」
「……私も狂っていると思っていたが、君も中々に狂っているね」
ランヴァルディアは戦い続けていた少年だった者の正体を改めて知る。
自分と相手が戦闘を楽しむ事しか考えない戦闘狂の気質は、ランヴァルディアには理解できないものだった。
しかしマギルスの大鎌が脅威であると認識すると、ランヴァルディアは大鎌を警戒する。
そこにエリクが飛び突くように襲撃し、ランヴァルディアを蹴り飛ばした。
「ッ」
「ガァアアアッ!!」
「じゃあ、次は首を取るからねー!」
エリクの襲撃に合わせるマギルスは、そう告げながら青馬を駆けさせて吹き飛ばされたランヴァルディアに向かう。
豪速で迫る青馬と騎乗するマギルスの大鎌がランヴァルディアを襲い、態勢を崩したランヴァルディアの右腕を斬り飛ばした。
それが駆け抜けるとすぐに赤鬼エリクが襲い掛かり、防御できないランヴァルディアの右胴体に左拳を抉り込む。
「ウッ!!」
「ガ、ァアッ!!」
エリクの豪腕が右胴体部分を破壊し、ランヴァルディアの肉体を空中へ放り出す。
修復できない右腕をランヴァルディアは左手で切り落とそうとする瞬間、騎乗し駆け抜けたはずのマギルスが跳躍して襲い掛かってきた。
「もーらいっ!」
「ッ」
ランヴァルディアはそれに気付き、右肩を斬り飛ばす為に溜めていた左手のオーラを虚空へ向けて収束砲として放つ。
その勢いでランヴァルディアの体は逆方向へ加速しながら移動し、マギルスの大鎌から逃れた。
しかし、そこには別の脅威が待っていた。
「ガァッ!!」
「!?」
まるでそこに来るのが分かっていたかのように、赤鬼エリクが待機し右腕を振るう。
それがランヴァルディアの顔面に直撃し、頭蓋骨と首の骨を砕きながら肉体を地面へ叩き付けて吹き飛ばした。
思わぬ連携攻撃に仕掛けたマギルス自身も驚き、吹き飛ばされるランヴァルディアを見送る。
そして青馬へ飛び乗ると、赤鬼と化しているエリクを見て呟いた。
「……エリクおじさん、まさか……」
「ガァア……」
「まさか、意識を保ってる……?」
マギルスが思考に過ぎったのは、暴走し赤鬼化したはずのエリクが自我と意識を保ちながら力を駆使しているという可能性。
参戦した自分に襲い掛からず、ランヴァルディアのみに襲い掛かる時点で違和感を持っていたマギルスは、エリクが魔人化の能力を使い慣れてきているのではと察した。
エリクはその返事として、マギルスの方へ顔を向けて小さく頷いて見せる。
それにマギルスは驚き、喜びにも似た戦慄を抱いてエリクに呼び掛けた。
「……ははっ! 本当に凄いや、エリクおじさん。一度か二度の魔人化で、もう自我を保ててるなんて!」
「ガァア……」
「エリクおじさんなら、少し慣れれば普通に喋れるようになるよと思うよ? 今度、僕と遊ぶ時にやってみようか!」
「……ガァ……」
喜ぶマギルスを他所に、エリクは前方に視線を戻す。
マギルスもそちらに身体を向けると、斬り飛ばされた右腕を肩まで切り落とし折れ曲がる顔と首を修復するランヴァルディアが、歩きながら向かっていた。
「――……なるほど、大鬼と首無騎士の魔人化か。予想を超えた力だ。しかもその二つが連携してくるとなれば、流石に対応が難しくなる」
「……ガァアア……」
「まさか、降参する?」
「……いや、降参はしないさ。最後まで、どちらかが死ぬまで戦おう」
「そう来なくっちゃね」
降参して遊ぶ事が中断されるのを嫌うマギルスは、ランヴァルディアの言葉を聞いて安心して全身に魔力を滾らせる。
エリクもそれに合わせて呼応し構え、全身に魔力を漲らせた。
そんな二名と相対するランヴァルディアは、全ての傷を修復させて首を鳴らす。
そして両腕を垂らすように下げると、口元を微笑ませながら両手を握りオーラと魔力を再び混ぜ合わせた。
「君達が本気で私を殺してくれるつもりで嬉しいよ。……私も安心して、君達に本気を出せる」
「!」
「!?」
「神兵の能力を、存分に味わってくれ」
そう話し終えた瞬間、ランヴァルディアの握られた両手からオーラと魔力を帯びた赤い血が流れ始める。
それが大地へと滴り吸収されると、その場に地響きが起きた。
ランヴァルディアを中心に地面が隆起し、巨大な土塊が盛り上がる。
エリクとマギルスは後方へ大きく飛び退き、盛り上がる地面が意思を宿したように合わさり全く別の姿へと変貌していく光景を見上げていた。
数十秒後。
その場の出現したのは、全長五十メートルを超える土や石が凝縮し固められ土塊人形。
そして樹木が神経や血管のように土塊の内外を流動し、胸の中心に嵌め込まれた赤い石の内部にはランヴァルディアが埋め込まれ、心臓部となっていた。
「これは……!」
『――……これは、神兵の血で形成した土塊人形。私の鎧のような物だ』
「!」
『君の鎌は厄介なのでね。手足の代わりにさせてもらおう』
「そう来たかぁ。でも、それって――……」
「ガァアッ!!」
マギルスが何かを話そうとした瞬間、エリクが飛び出て巨大な土塊人形に飛び掛かる。
そして赤い石が嵌め込まれた場所まで跳躍して右拳で叩き割ろうとした瞬間、エリクが空中で巨大な質量に押し退けられて吹き飛ばされた。
「ガ……ッ!?」
「な……!?」
『――……こう言いたかったのかな? この土塊人形は大き過ぎて動きが遅くなるだろうと。安心して欲しい、動きは元の私と変わらないよ』
「!」
エリクを吹き飛ばしたのは、土塊人形の右拳。
巨大な拳が豪速でエリクを襲い、マギルスの数百メートル後方まで吹き飛ばされた。
それは通常の慣性と物理法則を超越し、神兵の能力で成り立たせている超性能のゴーレム。
巨大な質量に反比例した素早さを兼ね備えた敵を見上げるマギルスは、大鎌を握り声を弾ませた。
「いいね、面白くなって来た!」
『喜んで貰えたようで何よりだ。……どうやら、向こうの彼も無事なようだね』
「――……ガァアッ!!」
吹き飛ばされていたエリクが復帰し、凄まじい速度で駆けながら再び挑む。
マギルスも青馬と共に駆け、目の前に広がる巨大な土塊人形を目指した。
三名の戦いは進化し、魔人化した赤鬼と首無騎士は神兵に立ち向かう。
それは五百年前の天変地異で起きた、神兵と魔人の戦いを再現したようなものだった。
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