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いやな役に選ばれたものだ。ノーリ・エヌマーティッド氏は自嘲する。
本来、「補助キャラー助言(対象:主人公)」としての役割を全うし、主人公が幸せになることを補助するのが使命であった。だが、システムバグ「メインヒーローのヤンデレ化」により、「主人公と似た年回りの少女」がそのフラグを折る必要が生じた。それに選ばれたのが、いっかいの補助キャラ、システムメンテナンス程度しかできないノーリだったわけである。さすが乙女ゲーム仕様というわけか、一応名前が与えられているキャラであるノーリの顔はそれなりに可愛い。それに、数々の三択恋愛を制してきた(と記憶にプログラムされている)ノーリなら、きっと大丈夫。
それに、元々の設定において、「攻略対象:ウィリアムの幼馴染ノーリ」としてプログラムされているのですから。
もうあと少しで、検証が、演算が、考察が始まる。あたえられた演算補助用アイテム「攻略本」を開き、中身を確認した。
ウィリアム・アップルヴァーン
属性 :魔導士団団長格(大隊隊長)・接触進行型・ツンデレ気質
【深刻なバグが発生しました、すぐに修正してください】
監禁系18禁方面修正ヤンデレ・非接触自動進行型・ネガティブ
特技1 :天使化
天使化することで一時的な身体能力の向上・脳内演算速度の急上昇など大きな力を使う事ができるようになる
なおこの時のアップルヴァーン氏は国最強と呼ばれた弟を一瞬で壁とおともだちにできる
特技2 :魔術
パラメーター【精神状態】の急激な悪化により発現 たぶんこの一瞬だけ世界一強くなれる
ただし持続性に欠ける
嫌味で皮肉屋、息を吸って吐くように陰口をたたく。いや陰口ではないかもしれない。なんせジョークと皮肉をまじえて本人の目の前で叩くのだ。
自分の正確な年齢と誕生日は忘れた。なぜなら、もう何度も転生し生まれ変わっているからである。懐古主義で保守的だけど結構新しいものも好き。
長い永い時間を生きている中で、自分の気持ちを相手に伝えるすべを忘れてしまったアップルヴァーン氏は、端的に言えばすごいツンデレこじらせた。「別にお前のためじゃないんだからな」とか普通に言っちゃう。
【深刻なバグが発生しました、すぐに修正してください】
永遠に近い時間を生きる中で、たったひとり、できたかできていないかもわからない友達への感情が歪な恋慕に変わっていくのにそう時間を必要としなかった。
否定され、壊されていくほど妄想と現実と記憶をまぜていくすごく面倒な性格をしている
ヤンデレフラグ回避の難易度は極上。
ありとあらゆる恋愛(ゲーム)をクリアしてきた(とされている)ノーリ氏にも芳しき結果を出せるかは不明である。
ヴィンフリート・ヒューヴェンタール
属性 :国で最強の剣士・接触進行型・ポジティブ・子供気質
【深刻なバグが発生しました、すぐに修正してください】
DV型バイオレンスヤンデレ・接触自動進行型・無邪気
特技1 :物理的地上最強
たぶんこいつに物理で勝てるやつはいない 何者も屈服させる意志と力量を併せ持つ
ただ単純な脳内筋肉バカであることにはかわりない
特技2 :ポジティブ
ありとあらゆる物事を自分が都合いいように解釈してしまう 前向きにもほどがある思考回路
自分幸せ 周りは大迷惑
地上最強レベルのすさまじい力を持つ剣士。とても無邪気で、子供をそのままひっぱって大人にしたような人である。とっても自由主義。
無償の愛を信じているし、それは当然自分に与えられていると思っているし求めている。
ウィリアムとは腹違いの弟で、ごっちは嫡子(王子格)むこうは私生児(愛人の子)である。とにかく子供のようでいて、地味にやり手なところもある。
自称「みんなのヒーローヴィンフリート」だがウィリアム含む全員からの認識は「おこさまランチが似合う5歳児」。自由主義だが自由を阻むものは決して許さない。
【深刻なバグが発生しました、すぐに修正してください】
友情だと思っていたその感情は、たぶん最初から恋情だった。自分も友達だと思い込んでいた。だけど、兄の介入、バグ、etsによりゆがんでいってしまった。
手に凶器を持ちながら愛をささやくがゆえに否定されてくる。だがそれすら特技で緩和されてきた。信じてもらえないなら信じてもらえるまで剣を突きつければいい、という思考回路。
ヤンデレフラグ回避の難易度は上級。
所詮子供なのでうまい感じにいじくりまわせばすぐにフラグを折ることができると考えられる。
そんなことをしているうちに、「検証開始」の文字がうかびあがった。
そう、これから始まるのは物語。
「主人公」が攻略する前の、バグだらけの世界の前日談__
本来、「補助キャラー助言(対象:主人公)」としての役割を全うし、主人公が幸せになることを補助するのが使命であった。だが、システムバグ「メインヒーローのヤンデレ化」により、「主人公と似た年回りの少女」がそのフラグを折る必要が生じた。それに選ばれたのが、いっかいの補助キャラ、システムメンテナンス程度しかできないノーリだったわけである。さすが乙女ゲーム仕様というわけか、一応名前が与えられているキャラであるノーリの顔はそれなりに可愛い。それに、数々の三択恋愛を制してきた(と記憶にプログラムされている)ノーリなら、きっと大丈夫。
それに、元々の設定において、「攻略対象:ウィリアムの幼馴染ノーリ」としてプログラムされているのですから。
もうあと少しで、検証が、演算が、考察が始まる。あたえられた演算補助用アイテム「攻略本」を開き、中身を確認した。
ウィリアム・アップルヴァーン
属性 :魔導士団団長格(大隊隊長)・接触進行型・ツンデレ気質
【深刻なバグが発生しました、すぐに修正してください】
監禁系18禁方面修正ヤンデレ・非接触自動進行型・ネガティブ
特技1 :天使化
天使化することで一時的な身体能力の向上・脳内演算速度の急上昇など大きな力を使う事ができるようになる
なおこの時のアップルヴァーン氏は国最強と呼ばれた弟を一瞬で壁とおともだちにできる
特技2 :魔術
パラメーター【精神状態】の急激な悪化により発現 たぶんこの一瞬だけ世界一強くなれる
ただし持続性に欠ける
嫌味で皮肉屋、息を吸って吐くように陰口をたたく。いや陰口ではないかもしれない。なんせジョークと皮肉をまじえて本人の目の前で叩くのだ。
自分の正確な年齢と誕生日は忘れた。なぜなら、もう何度も転生し生まれ変わっているからである。懐古主義で保守的だけど結構新しいものも好き。
長い永い時間を生きている中で、自分の気持ちを相手に伝えるすべを忘れてしまったアップルヴァーン氏は、端的に言えばすごいツンデレこじらせた。「別にお前のためじゃないんだからな」とか普通に言っちゃう。
【深刻なバグが発生しました、すぐに修正してください】
永遠に近い時間を生きる中で、たったひとり、できたかできていないかもわからない友達への感情が歪な恋慕に変わっていくのにそう時間を必要としなかった。
否定され、壊されていくほど妄想と現実と記憶をまぜていくすごく面倒な性格をしている
ヤンデレフラグ回避の難易度は極上。
ありとあらゆる恋愛(ゲーム)をクリアしてきた(とされている)ノーリ氏にも芳しき結果を出せるかは不明である。
ヴィンフリート・ヒューヴェンタール
属性 :国で最強の剣士・接触進行型・ポジティブ・子供気質
【深刻なバグが発生しました、すぐに修正してください】
DV型バイオレンスヤンデレ・接触自動進行型・無邪気
特技1 :物理的地上最強
たぶんこいつに物理で勝てるやつはいない 何者も屈服させる意志と力量を併せ持つ
ただ単純な脳内筋肉バカであることにはかわりない
特技2 :ポジティブ
ありとあらゆる物事を自分が都合いいように解釈してしまう 前向きにもほどがある思考回路
自分幸せ 周りは大迷惑
地上最強レベルのすさまじい力を持つ剣士。とても無邪気で、子供をそのままひっぱって大人にしたような人である。とっても自由主義。
無償の愛を信じているし、それは当然自分に与えられていると思っているし求めている。
ウィリアムとは腹違いの弟で、ごっちは嫡子(王子格)むこうは私生児(愛人の子)である。とにかく子供のようでいて、地味にやり手なところもある。
自称「みんなのヒーローヴィンフリート」だがウィリアム含む全員からの認識は「おこさまランチが似合う5歳児」。自由主義だが自由を阻むものは決して許さない。
【深刻なバグが発生しました、すぐに修正してください】
友情だと思っていたその感情は、たぶん最初から恋情だった。自分も友達だと思い込んでいた。だけど、兄の介入、バグ、etsによりゆがんでいってしまった。
手に凶器を持ちながら愛をささやくがゆえに否定されてくる。だがそれすら特技で緩和されてきた。信じてもらえないなら信じてもらえるまで剣を突きつければいい、という思考回路。
ヤンデレフラグ回避の難易度は上級。
所詮子供なのでうまい感じにいじくりまわせばすぐにフラグを折ることができると考えられる。
そんなことをしているうちに、「検証開始」の文字がうかびあがった。
そう、これから始まるのは物語。
「主人公」が攻略する前の、バグだらけの世界の前日談__
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