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第一章『蝶の誕生』
『蝶の誕生』3
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一方、ウルス村の中央広場では、様々な怪物たちの骸の中心にマルコフが佇んでいた。
そして、骸は一斉に灰になって朽ちると、風と共に消えていった。
「助かりました!」
「ありがとう、マルコフ様!」
生き残った村人たちは、マルコフに向かって歓声を上げていた。
襲撃の相手に歯応えがあるやつが居なかったな。
マルコフは妙な手応えに、何か閃くと槍を掲げた。
「皆んな、行ってくる!」
オルガナたちと合流するため、槍の上に黄色の魔法陣が浮き出ると強く握って、再び空を飛んだ。
何だ?この嫌な予感は……。オルの方から微かに闇の魔術の気配を感じる。
マルコフは険しい表情を浮かべた。
無事で居てくれよ……。
ナルバは再びオルガナに向かって豪速の突進をした。
オルガナは跳び箱のように跳んで避けると、体を捻って背中を斬りつける。
——カンッ!
直剣の刃は弾かれて、ナルバには傷一つ付かなった。
それどころか甲羅のように筋肉で守られた体に直剣が当たった衝撃で、オルガナの体は後方へ吹っ飛んだ。
ナルバは振り向いて、倒れ込むオルガナを満足そうな顔で眺めた。
「ハハハ! 俺の体は鉄より固い!」
「チッ……」
脇腹を抑えると、オルガナから発せられている白い光が弱まる。
あんまり時間が無い。
「このままじっくり痛めつけてやる」
光が弱まって、オルガナを見下ろすナルバの顔は、勝利を確信して笑みを浮かべていた。
——ガチャッ。
オルガナが義手の手首をねじって外す。
すると、義手の二の腕からレバーが出てきた。オルガナは義手を地面に向けて、レバーを引く。
手首からは灰色の球体が発射されて、地面に着弾すると同時に辺りを覆う様に煙幕が出てきた。
たちまち辺りの景色は、濃い煙で灰色に染まった。
「畜生! 見えねぇ!」
ナルバは辺りを見回すが、視界には一寸先も遮断する濃い灰色の煙以外は見えなかった。
——グシュ!
肉をえぐる音が聞こえて、カタスト将軍は音の方を見た。
「ぐぁぁぁぁぁ!」
野太いナルバの悲鳴にも似た叫び声が響き渡った。
咄嗟にカタスト将軍は、風を掴むように手を横に大きく振った。
——ビュゥゥゥゥゥ!
突風が吹いて、煙幕が晴れるとナルバの両目がえぐり取られていた。
「何処に居やがるぅぅッ!」
「ここだ」
ナルバの後ろで宙を浮いているオルガナはそう囁くと、耳の穴から直剣を刺す。
——ブッチャァァァァァ!
ナルバは顔のあらゆる場所から血を吹き出して倒れた。
オルガナは着地すると、血みどろの直剣を引き抜く。
「次はお前だ」
直剣を右手で持って、カタスト将軍に向けて突き出す。
「生きの良い小娘だ。まぁ、いつまでその減らず口を叩けるかな?」
カタスト将軍は両手を横に広げると、手のひらが禍々しい紫色に発光し始めた。
「この先、世を支配するのは闇だ」
両手をオルガナに向けると、紫色の光は魔法陣に変わって、そこから蠍のような虫が大量に出てきた。
「!?」
虫がオルガナへ一斉に飛びかかると、カタスト将軍は不敵な笑みを浮かべた。
「お前の能力の制限時間はもうすぐ限界であろう。では時間切れまで待つまでだ!」
× × ×
オルガナはボロボロな姿で倒れ込んでいる。
そして、それを囲むように大量の虫の骸があった。
「ようやく大人しくなったか」
カタスト将軍は手のひらをオルガナに向けた。
——バインッ!
オルガナに向かって、四つの紫色に光る輪っかを発射した。
輪っかがオルガナの手足に飛んでいくと、くっついて手錠と足枷のように拘束した。
カタスト将軍は、オルガナに近寄ると髪を引っ張って持ち上げた。
オルガナは自身の力の未熟さから来る苛立ちと、ゼノを失った時に感じた自分の未熟さを思い出して、悔しさが滲んだ表情でカタスト将軍を睨みつける。
カタスト将軍は不気味な笑みを浮かべると、オルガナの額に手を向けた。
——カサカサカサ。
不気味な足音を立てながら袖から蠍のような虫が一匹出てきて、カタスト将軍の手の甲に登ると、ヨダレに塗れた横に広がる口器をパクパクとさせた。
「では、お前も人形になってもらおう」
「ちくしょう……」
オルガナが今にも消えそうな声で言ったその時だった。
強烈な光の矢がカタスト将軍の胴体めがけて飛んできた。
——ズシャンッ!
状態を逸らして何とか避けるが、矢は左肩を貫いた。
カタスト将軍は矢が飛んできた方向を見ると、そこには宙に浮いたマルコフが居た。
「チッ……もう戻ってきたのか」
マルコフは槍から複数の光の矢を出して、再びカタスト将軍に向けて放った。
——ブシャァ。
手の甲にいた虫は矢に当たると、血を噴き出しながら破裂して粉々になった。
カタスト将軍は矢を手で弾きながら、自身も宙に浮いてマルコフの方へ向かった。
「ぬぅあ!」
右手から紫色に光る球体型のエネルギー波を、マルコフの顔面にむかって放った。
——グゥワンッ!
マルコフがエネルギー波を槍で真っ二つにすると、後方で大爆発が起きた。
「人質を取るとは卑怯な」
ボロボロのオルガナをマルコフは見つめた。
そして、辺りにある大量の虫の死骸とイスルの死体を眺めた。
なるほど。魔法では無く虫を脳神経に繋ぎ命令していたから気付かなかったのか……。
マルコフはボロボロのオルガナを見て、悔しそうな表情を浮かべた。
「大切な弟子を返してもらうぞ」
カタスト将軍はマルコフを睨むと、両手を合わせて広げた。
——ギュイッ!
両手の間から巨大な漆黒の鎌が出現して、紫色の炎を纏った。
槍を構えるマルコフの額には、汗が流れていた。
「闇の力、とくと味わうがいい!」
カタスト将軍は電光石火如く、マルコフに向かって斬りかかった。
——バァギィィン!
マルコフは槍で鎌を受け止めるが、衝撃波と共に吹き飛ばされた。
よろめきながらも体制を整えて、槍をカタスト将軍に向けた。
——ブワァァァン!
まるで稲妻のように鋭く、激しい黄色い光線を地響きと共に発射した。
「ハァ!」
カタスト将軍は大きく振りかぶると、フルスイングで黄色い光線に向かって鎌を振った。
鎌の擦れる音と共に、光線は紫の炎に飲まれて消滅した。
「カァァァ!」
すかさず鎌を大きく振ると、炎で出来た斬撃波がマルコフに向かって飛んでいった。
それに対して、マルコフは槍を前方で回転させて黄色のバリアを張って、斬撃波を防いだ。
「切り刻んでやる!」
連続で飛んでくる斬撃波をバリアが受け止めると、マルコフの顔が段々と歪んでいった。
——ピキピキッ。
バリアには段々と紫色の罅が入った。
『ボァァッ!』
罅から入った紫炎がマルコフの腕に引火した。
「うっ……」
——バリィィンッ!
マルコフが怯んだ途端、バリアが割れて斬撃波が襲った。
槍を使って防御するも手足に当たり、被弾箇所を炎が更に蝕んだ。
「この炎は痛かろう! 俺が死ぬか貴様が死ぬまで炎は消えない!」
マルコフは凛とした表情を浮かべると、再び槍を回転させた。
すると、矢尻の先端に光のエネルギーが球体状になって蓄積されていった。
「終わりだ!」
カタスト将軍は大きく仰け反りながら振りかぶり、斬撃波をマルコフに目掛けて放つ。
≪閃光矢!≫
斬撃波に合わせてマルコフは、蓄積されたエネルギーを巨大な矢にして放った。
——バシュュュュンッ!
矢は斬撃波を打ち消して、カタスト将軍の左肩から脇腹までを吹き飛ばした。
「うがぁぁぁぁ!」
カタスト将軍は痛みで震える顔で、吹き飛ばされた自分の体を見た。
「そんなバカなッ……」
「これで終わりだ!」
マルコフは光の矢を、慌てるカタスト将軍に向けた。
すると、カタスト将軍は目を見開いて、不敵な笑みを浮かべた。
「それはどうかな?」
オルガナに向かって右手から魔法陣を出して、カタスト将軍は虫たちを飛ばした。
死を覚悟したオルガナは、目を見開くと脳内で走馬灯が流れる。
マルコフは急いでオルガナに槍を向けて、矢のエネルギーを変化させると、黄色のバリアを張った。
虫はバリアに当たって、跡形もなく消滅した。
「よそ見したな?」
斬撃波がマルコフの胴体をとらえて、傷口から炎が噴き出した。
「マルコフぅぅぅ!」
オルガナの悲鳴が辺りに木霊する。
「これで貴様も終わりだ!」
マルコフは光の矢で反撃するが、紫色のバリアでガードされた。
カタスト将軍は鎌を振りかぶると、マルコフに急接近した。
「くたばりやがれぇぇぇ!」
「止めろぉッ!」
オルガナの顔から絶望感が滲む。
——グシュァッ!
マルコフの腹は、鎌でえぐられていた。
——ニタァ。
マルコフの腹部から溢れ出る血を見ると、カタスト将軍は満面の笑みを浮かべた。
「マルコフ!」
To Be Continued…
そして、骸は一斉に灰になって朽ちると、風と共に消えていった。
「助かりました!」
「ありがとう、マルコフ様!」
生き残った村人たちは、マルコフに向かって歓声を上げていた。
襲撃の相手に歯応えがあるやつが居なかったな。
マルコフは妙な手応えに、何か閃くと槍を掲げた。
「皆んな、行ってくる!」
オルガナたちと合流するため、槍の上に黄色の魔法陣が浮き出ると強く握って、再び空を飛んだ。
何だ?この嫌な予感は……。オルの方から微かに闇の魔術の気配を感じる。
マルコフは険しい表情を浮かべた。
無事で居てくれよ……。
ナルバは再びオルガナに向かって豪速の突進をした。
オルガナは跳び箱のように跳んで避けると、体を捻って背中を斬りつける。
——カンッ!
直剣の刃は弾かれて、ナルバには傷一つ付かなった。
それどころか甲羅のように筋肉で守られた体に直剣が当たった衝撃で、オルガナの体は後方へ吹っ飛んだ。
ナルバは振り向いて、倒れ込むオルガナを満足そうな顔で眺めた。
「ハハハ! 俺の体は鉄より固い!」
「チッ……」
脇腹を抑えると、オルガナから発せられている白い光が弱まる。
あんまり時間が無い。
「このままじっくり痛めつけてやる」
光が弱まって、オルガナを見下ろすナルバの顔は、勝利を確信して笑みを浮かべていた。
——ガチャッ。
オルガナが義手の手首をねじって外す。
すると、義手の二の腕からレバーが出てきた。オルガナは義手を地面に向けて、レバーを引く。
手首からは灰色の球体が発射されて、地面に着弾すると同時に辺りを覆う様に煙幕が出てきた。
たちまち辺りの景色は、濃い煙で灰色に染まった。
「畜生! 見えねぇ!」
ナルバは辺りを見回すが、視界には一寸先も遮断する濃い灰色の煙以外は見えなかった。
——グシュ!
肉をえぐる音が聞こえて、カタスト将軍は音の方を見た。
「ぐぁぁぁぁぁ!」
野太いナルバの悲鳴にも似た叫び声が響き渡った。
咄嗟にカタスト将軍は、風を掴むように手を横に大きく振った。
——ビュゥゥゥゥゥ!
突風が吹いて、煙幕が晴れるとナルバの両目がえぐり取られていた。
「何処に居やがるぅぅッ!」
「ここだ」
ナルバの後ろで宙を浮いているオルガナはそう囁くと、耳の穴から直剣を刺す。
——ブッチャァァァァァ!
ナルバは顔のあらゆる場所から血を吹き出して倒れた。
オルガナは着地すると、血みどろの直剣を引き抜く。
「次はお前だ」
直剣を右手で持って、カタスト将軍に向けて突き出す。
「生きの良い小娘だ。まぁ、いつまでその減らず口を叩けるかな?」
カタスト将軍は両手を横に広げると、手のひらが禍々しい紫色に発光し始めた。
「この先、世を支配するのは闇だ」
両手をオルガナに向けると、紫色の光は魔法陣に変わって、そこから蠍のような虫が大量に出てきた。
「!?」
虫がオルガナへ一斉に飛びかかると、カタスト将軍は不敵な笑みを浮かべた。
「お前の能力の制限時間はもうすぐ限界であろう。では時間切れまで待つまでだ!」
× × ×
オルガナはボロボロな姿で倒れ込んでいる。
そして、それを囲むように大量の虫の骸があった。
「ようやく大人しくなったか」
カタスト将軍は手のひらをオルガナに向けた。
——バインッ!
オルガナに向かって、四つの紫色に光る輪っかを発射した。
輪っかがオルガナの手足に飛んでいくと、くっついて手錠と足枷のように拘束した。
カタスト将軍は、オルガナに近寄ると髪を引っ張って持ち上げた。
オルガナは自身の力の未熟さから来る苛立ちと、ゼノを失った時に感じた自分の未熟さを思い出して、悔しさが滲んだ表情でカタスト将軍を睨みつける。
カタスト将軍は不気味な笑みを浮かべると、オルガナの額に手を向けた。
——カサカサカサ。
不気味な足音を立てながら袖から蠍のような虫が一匹出てきて、カタスト将軍の手の甲に登ると、ヨダレに塗れた横に広がる口器をパクパクとさせた。
「では、お前も人形になってもらおう」
「ちくしょう……」
オルガナが今にも消えそうな声で言ったその時だった。
強烈な光の矢がカタスト将軍の胴体めがけて飛んできた。
——ズシャンッ!
状態を逸らして何とか避けるが、矢は左肩を貫いた。
カタスト将軍は矢が飛んできた方向を見ると、そこには宙に浮いたマルコフが居た。
「チッ……もう戻ってきたのか」
マルコフは槍から複数の光の矢を出して、再びカタスト将軍に向けて放った。
——ブシャァ。
手の甲にいた虫は矢に当たると、血を噴き出しながら破裂して粉々になった。
カタスト将軍は矢を手で弾きながら、自身も宙に浮いてマルコフの方へ向かった。
「ぬぅあ!」
右手から紫色に光る球体型のエネルギー波を、マルコフの顔面にむかって放った。
——グゥワンッ!
マルコフがエネルギー波を槍で真っ二つにすると、後方で大爆発が起きた。
「人質を取るとは卑怯な」
ボロボロのオルガナをマルコフは見つめた。
そして、辺りにある大量の虫の死骸とイスルの死体を眺めた。
なるほど。魔法では無く虫を脳神経に繋ぎ命令していたから気付かなかったのか……。
マルコフはボロボロのオルガナを見て、悔しそうな表情を浮かべた。
「大切な弟子を返してもらうぞ」
カタスト将軍はマルコフを睨むと、両手を合わせて広げた。
——ギュイッ!
両手の間から巨大な漆黒の鎌が出現して、紫色の炎を纏った。
槍を構えるマルコフの額には、汗が流れていた。
「闇の力、とくと味わうがいい!」
カタスト将軍は電光石火如く、マルコフに向かって斬りかかった。
——バァギィィン!
マルコフは槍で鎌を受け止めるが、衝撃波と共に吹き飛ばされた。
よろめきながらも体制を整えて、槍をカタスト将軍に向けた。
——ブワァァァン!
まるで稲妻のように鋭く、激しい黄色い光線を地響きと共に発射した。
「ハァ!」
カタスト将軍は大きく振りかぶると、フルスイングで黄色い光線に向かって鎌を振った。
鎌の擦れる音と共に、光線は紫の炎に飲まれて消滅した。
「カァァァ!」
すかさず鎌を大きく振ると、炎で出来た斬撃波がマルコフに向かって飛んでいった。
それに対して、マルコフは槍を前方で回転させて黄色のバリアを張って、斬撃波を防いだ。
「切り刻んでやる!」
連続で飛んでくる斬撃波をバリアが受け止めると、マルコフの顔が段々と歪んでいった。
——ピキピキッ。
バリアには段々と紫色の罅が入った。
『ボァァッ!』
罅から入った紫炎がマルコフの腕に引火した。
「うっ……」
——バリィィンッ!
マルコフが怯んだ途端、バリアが割れて斬撃波が襲った。
槍を使って防御するも手足に当たり、被弾箇所を炎が更に蝕んだ。
「この炎は痛かろう! 俺が死ぬか貴様が死ぬまで炎は消えない!」
マルコフは凛とした表情を浮かべると、再び槍を回転させた。
すると、矢尻の先端に光のエネルギーが球体状になって蓄積されていった。
「終わりだ!」
カタスト将軍は大きく仰け反りながら振りかぶり、斬撃波をマルコフに目掛けて放つ。
≪閃光矢!≫
斬撃波に合わせてマルコフは、蓄積されたエネルギーを巨大な矢にして放った。
——バシュュュュンッ!
矢は斬撃波を打ち消して、カタスト将軍の左肩から脇腹までを吹き飛ばした。
「うがぁぁぁぁ!」
カタスト将軍は痛みで震える顔で、吹き飛ばされた自分の体を見た。
「そんなバカなッ……」
「これで終わりだ!」
マルコフは光の矢を、慌てるカタスト将軍に向けた。
すると、カタスト将軍は目を見開いて、不敵な笑みを浮かべた。
「それはどうかな?」
オルガナに向かって右手から魔法陣を出して、カタスト将軍は虫たちを飛ばした。
死を覚悟したオルガナは、目を見開くと脳内で走馬灯が流れる。
マルコフは急いでオルガナに槍を向けて、矢のエネルギーを変化させると、黄色のバリアを張った。
虫はバリアに当たって、跡形もなく消滅した。
「よそ見したな?」
斬撃波がマルコフの胴体をとらえて、傷口から炎が噴き出した。
「マルコフぅぅぅ!」
オルガナの悲鳴が辺りに木霊する。
「これで貴様も終わりだ!」
マルコフは光の矢で反撃するが、紫色のバリアでガードされた。
カタスト将軍は鎌を振りかぶると、マルコフに急接近した。
「くたばりやがれぇぇぇ!」
「止めろぉッ!」
オルガナの顔から絶望感が滲む。
——グシュァッ!
マルコフの腹は、鎌でえぐられていた。
——ニタァ。
マルコフの腹部から溢れ出る血を見ると、カタスト将軍は満面の笑みを浮かべた。
「マルコフ!」
To Be Continued…
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