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第三章
悪魔の転生4
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「スターリンよ、ありていにいえば、貴様はヒトラーを正義の使徒たる《勇者》へと導くために選ばれたチェスの駒だ。互いに切磋琢磨し、貴様が絶対的な悪であり続けた結果、ヒトラーが真の《勇者》になりおおせれば、《主》の願望は果たされる。ゆえに貴様にはどこまでも悪を貫くことが求められている。そうすることでヒトラーは必然、善なる方向へ押し出されるのだからな。《主》は貴様たち二人に互いに引かれ合う天空の星々のような役柄を与えられたわけだ」
ひと息に語り終え、グレアムは仮面の下からスターリンを覗き見る。するとその表情にはいくらか不満の色が見てとれた。
「だいたいわかったけど、その裁定とやらは拒めるの? チェスの駒とか、正直小馬鹿にされた気分だわ」
ふて腐れたように言って、彼は胡乱な目で見上げてくる。しかし口にした文句ほど抵抗の度合いは強くない。
スターリンにとってヒトラーとの戦いは、当時のヨーロッパ最強国を打ち負かし、人生最高の瞬間をもたらした二度とあじわえぬ出来事であろう。しかしそんな彼でも、いや彼だからこそ、喜びの絶頂を邪魔する不名誉な汚点に目を向けざるをえなかったとグレアムは思っている。
一九四五年春、ベルリン陥落のとき、ヒトラーは自殺を遂げた。スターリンにとってその死は、永遠に輝き続けるべき勝利に泥を塗る行為と等しかったはずだ。
ヒトラーという比類なき独裁者に敬意を払えばこそ、牢屋に放った百匹の狼に八つ裂きにさせ、それを再び縫い合わせるといった残忍きわまりない処刑を思い描いておきながら、彼はその相手を逮捕する寸前で取り逃がしてしまった。
宿敵を嬲り尽すように屈服させたかった未練と、大事な人を剥製にしてでも保護しておきたかった愛着。そうした自己矛盾は、おそらくスターリンを終生とらえたはずだ。
本来当事者にしかわからない込み入った感情を熟知すればこそ、グレアムは蠱惑的な声をわざと室内に響かせる。
「むろん、我が輩の申し出を拒むこと自体は可能である。しかしその場合、貴様の犯した三つめの罪、過酷な戦争指導によって多くの人命を浪費し、三〇〇〇万人に迫る死者を生み出した罪をあがなって貰う。我が輩がひとつ指図すれば、いまここに果てしなき煉獄を生み、貴様を閉じ込めることさえ可能なのだ。どうせ心残りがあるならその思いを認め、転生を受け入れよ」
無神論者のスターリンに《主》の意志と関わらせることは最初から困難で、おまけに彼は自分の罪を受け入れようとしない。よって悪魔は姑息にも退路を断つ術に出た。すると、不遜な感情を幼女の顔に浮かべるスターリンは、脅しに怯むことなく堂々と前に踏み込んできた。
「ソビエトという国家を防衛するためだった、といっても聞く耳をお持ちでないようね」
「そういう貴様こそ《主》の意志を拒絶する気はないように見えるが?」
「よくわかってるじゃない。慧眼な悪魔は嫌いじゃないわ」
スターリンは本音ともつかないことをうそぶき、少々だらしないしぐさで足を組んだ。その瞬間、品格を漂わせる幼女の姿にわずかな粗暴さが混ざり、グルジアの貧民を出自にもつ彼の本性がより露となる。
だから唐突に高圧的な要求をしたとしても、少しもおかしなことはないのだった。
「ねぇ、転生を受け入れてあげるかわりに何かご褒美をはずみなさいよ」
「ご褒美?」
「そう。《主》とやらに近い貴方なら、いろんなことができるはずでしょ」
露骨な取引をもちかけられ、グレアムは数秒ほど考える時間をおいた。元々スターリンの転生に関する限り、ヒトラーに対抗させる目的に即して相当有利な条件が用意されていた。
グレアムは手の内を明かすことを承知で、その一部を教えてやる腹づもりを固めた。
「スターリンよ、実は貴様の転生先は実に特殊な世界である。全く馴染みがないどころか、物理法則からして異なっている。具体的にいうとその世界には魔法という概念があり、ありとあらゆる神秘が実在している」
「なによそれ?」
「言葉どおりの意味である。貴様には空想としか思えぬことが当たり前の世界に転生して貰うということだ」
グレアムはくすくすと忍び笑いを洩らし、熱のこもらない声で交換条件を告げた。
「魔法が常識となった世界で、貴様は間違いなく有能な魔導師に成長するだろう。そういう恵まれた初期状態と社会的地位を与えられるはずだ。しかも今回は、特別なおまけまでついてくる。貴様が一流の魔導師にふさわしい経験値を満たしたとき、ひとつ常識外れな力を我が輩が授けてやるつもりだ」
グレアムが言い終えると、スターリンも得意気な顔になる。
「随分大盤振る舞いじゃない。まあ、与えられる力がどんなものかさっぱり想像つかないけど」
「誤解をするな。能力とは代償をともなう。力が強いほど、危険な目に遭うリスクは増える。貴様の政治的なライバルたちが粛清されたのは、最高指導者に逆らうだけの権力をもっていたからだろう。弱ければ、助かった命もあったはずだ。こうした摂理は転生世界においても不動のものである」
「そういうことならご心配なく。粛清される側に立たず、する側にまわれるよう振舞うだけだから」
グレアムの警告をスターリンは受け流し、涼しげな目つきで笑んだ。
権力者が頂点に立てた理由はいくつかにパターン分けされるが、スターリンの場合、最高指導者だったレーニンが病死したことを除けば、運任せというより実力による。ゆえにもう一度権力闘争を勝ち抜ける自信は余人に勝るほどあった。
したがって人生をやり直すにあたり気になったのは、最終的にたったひとりの宿敵に関することだ。
「それでヒトラーとはいつ会えるの?」
問われたグレアムは、勝ち気にはやるスターリンを諫めるように言った。
「我らが《主》の意志にもとづくということしか、答えられぬ」
「ふうん、でもいいわ。せいぜい転生先での生活を満喫させて貰うから。もちろんヒトラーに会ったら取っ捕まえて、派手にぶっ殺すけど。貴方たちの思惑と違う結果になってもべつにいいのよね?」
スターリンはどうやら、チェスの駒と言われたことをまだ根に持っているらしい。《主》の裁定という思惑がヒトラー中心に設定されていることも気に入らないようだ。
けれど実情は、もっとフェアにできている。グレアムは誤解をとくように言った。
「貴様には特別な力を授けると約束したし、依怙贔屓は存在せぬ。勝利の結果何をしようと我が輩は一切咎めはせぬ。また確かにヒトラーは《主》に選ばれた存在だが、やつが敗北の結果貴様に殺されようと、それもまた《主》の裁定がもたらす必然に過ぎぬ」
指折り数えて説明するグレアムだが、最後に悪魔は少しだけ嫌みを口にした。
「ただし、次の転生候補が現れるまで何千年かかるか分からぬ以上、凡戦は願い下げであるぞ」
後から考えると、余計なひと言だった。その証拠に目の前の幼女は、露骨に声色と目つきを変貌させ、乱暴に吐き捨てたのだ。
「悪魔ごときが偉そうに。冷めた肉でも食らって妾の活躍を見物してなさい」
肘掛けに頬杖をついた〈鋼鉄の人〉は赤い舌を伸ばし、唇をひと舐めした。生命感の乏しいガラス細工のような瞳はグレアムを眺めまわし、異様な光を湛えている。
その光は数千万もの命をのみ込んだ混濁の輝き。悪魔の威圧的な尋問を受けた後でさえ、わずかな衰えも見られぬどころか、賢しらな理解を拒むように輝きを増している。
非凡な悪魔のひとりであるグレアムも、その光に直視されることを生理的に嫌った。
おのずと顔を背け、仮面の下から慎重に覗き見る。しかしその視線の先で、幼女の姿をまとう独裁者は天井を見上げ、ぼんやりしはじめた。一瞬目を逸らした隙に、何が起きたというのだろう。
しばらくするとカナリアのような泣き声が、その小さな唇からこぼれ出た。
「七四年間もの長きにわたり生きてきたけど、全てを失いゼロからやり直すなんて憂鬱以外の何ものでもないわ。けれど妾はこの満ち足りない気持ちのまま死にたくない。二度めの人生こそ、完全無欠の勝利で終わらせてみせる。どうか妾を迎える明日が、真夏のヴォルガ河に湧く霧のように涼しい南風で晴れ渡りますように」
孤独なつぶやきは鏡張りの部屋に反響し、どこか原風景に似た感情を辺りに漂わせる。
悪魔にすら手を焼かせるこの人の子にも、実に人間らしい心根が備わっているようだ。そんな常人には受け入れがたい真実を、グレアムはスターリンの浮かべる恍惚とした表情と、頬を伝う数滴の涙にかろうじて見てとった。
ひと息に語り終え、グレアムは仮面の下からスターリンを覗き見る。するとその表情にはいくらか不満の色が見てとれた。
「だいたいわかったけど、その裁定とやらは拒めるの? チェスの駒とか、正直小馬鹿にされた気分だわ」
ふて腐れたように言って、彼は胡乱な目で見上げてくる。しかし口にした文句ほど抵抗の度合いは強くない。
スターリンにとってヒトラーとの戦いは、当時のヨーロッパ最強国を打ち負かし、人生最高の瞬間をもたらした二度とあじわえぬ出来事であろう。しかしそんな彼でも、いや彼だからこそ、喜びの絶頂を邪魔する不名誉な汚点に目を向けざるをえなかったとグレアムは思っている。
一九四五年春、ベルリン陥落のとき、ヒトラーは自殺を遂げた。スターリンにとってその死は、永遠に輝き続けるべき勝利に泥を塗る行為と等しかったはずだ。
ヒトラーという比類なき独裁者に敬意を払えばこそ、牢屋に放った百匹の狼に八つ裂きにさせ、それを再び縫い合わせるといった残忍きわまりない処刑を思い描いておきながら、彼はその相手を逮捕する寸前で取り逃がしてしまった。
宿敵を嬲り尽すように屈服させたかった未練と、大事な人を剥製にしてでも保護しておきたかった愛着。そうした自己矛盾は、おそらくスターリンを終生とらえたはずだ。
本来当事者にしかわからない込み入った感情を熟知すればこそ、グレアムは蠱惑的な声をわざと室内に響かせる。
「むろん、我が輩の申し出を拒むこと自体は可能である。しかしその場合、貴様の犯した三つめの罪、過酷な戦争指導によって多くの人命を浪費し、三〇〇〇万人に迫る死者を生み出した罪をあがなって貰う。我が輩がひとつ指図すれば、いまここに果てしなき煉獄を生み、貴様を閉じ込めることさえ可能なのだ。どうせ心残りがあるならその思いを認め、転生を受け入れよ」
無神論者のスターリンに《主》の意志と関わらせることは最初から困難で、おまけに彼は自分の罪を受け入れようとしない。よって悪魔は姑息にも退路を断つ術に出た。すると、不遜な感情を幼女の顔に浮かべるスターリンは、脅しに怯むことなく堂々と前に踏み込んできた。
「ソビエトという国家を防衛するためだった、といっても聞く耳をお持ちでないようね」
「そういう貴様こそ《主》の意志を拒絶する気はないように見えるが?」
「よくわかってるじゃない。慧眼な悪魔は嫌いじゃないわ」
スターリンは本音ともつかないことをうそぶき、少々だらしないしぐさで足を組んだ。その瞬間、品格を漂わせる幼女の姿にわずかな粗暴さが混ざり、グルジアの貧民を出自にもつ彼の本性がより露となる。
だから唐突に高圧的な要求をしたとしても、少しもおかしなことはないのだった。
「ねぇ、転生を受け入れてあげるかわりに何かご褒美をはずみなさいよ」
「ご褒美?」
「そう。《主》とやらに近い貴方なら、いろんなことができるはずでしょ」
露骨な取引をもちかけられ、グレアムは数秒ほど考える時間をおいた。元々スターリンの転生に関する限り、ヒトラーに対抗させる目的に即して相当有利な条件が用意されていた。
グレアムは手の内を明かすことを承知で、その一部を教えてやる腹づもりを固めた。
「スターリンよ、実は貴様の転生先は実に特殊な世界である。全く馴染みがないどころか、物理法則からして異なっている。具体的にいうとその世界には魔法という概念があり、ありとあらゆる神秘が実在している」
「なによそれ?」
「言葉どおりの意味である。貴様には空想としか思えぬことが当たり前の世界に転生して貰うということだ」
グレアムはくすくすと忍び笑いを洩らし、熱のこもらない声で交換条件を告げた。
「魔法が常識となった世界で、貴様は間違いなく有能な魔導師に成長するだろう。そういう恵まれた初期状態と社会的地位を与えられるはずだ。しかも今回は、特別なおまけまでついてくる。貴様が一流の魔導師にふさわしい経験値を満たしたとき、ひとつ常識外れな力を我が輩が授けてやるつもりだ」
グレアムが言い終えると、スターリンも得意気な顔になる。
「随分大盤振る舞いじゃない。まあ、与えられる力がどんなものかさっぱり想像つかないけど」
「誤解をするな。能力とは代償をともなう。力が強いほど、危険な目に遭うリスクは増える。貴様の政治的なライバルたちが粛清されたのは、最高指導者に逆らうだけの権力をもっていたからだろう。弱ければ、助かった命もあったはずだ。こうした摂理は転生世界においても不動のものである」
「そういうことならご心配なく。粛清される側に立たず、する側にまわれるよう振舞うだけだから」
グレアムの警告をスターリンは受け流し、涼しげな目つきで笑んだ。
権力者が頂点に立てた理由はいくつかにパターン分けされるが、スターリンの場合、最高指導者だったレーニンが病死したことを除けば、運任せというより実力による。ゆえにもう一度権力闘争を勝ち抜ける自信は余人に勝るほどあった。
したがって人生をやり直すにあたり気になったのは、最終的にたったひとりの宿敵に関することだ。
「それでヒトラーとはいつ会えるの?」
問われたグレアムは、勝ち気にはやるスターリンを諫めるように言った。
「我らが《主》の意志にもとづくということしか、答えられぬ」
「ふうん、でもいいわ。せいぜい転生先での生活を満喫させて貰うから。もちろんヒトラーに会ったら取っ捕まえて、派手にぶっ殺すけど。貴方たちの思惑と違う結果になってもべつにいいのよね?」
スターリンはどうやら、チェスの駒と言われたことをまだ根に持っているらしい。《主》の裁定という思惑がヒトラー中心に設定されていることも気に入らないようだ。
けれど実情は、もっとフェアにできている。グレアムは誤解をとくように言った。
「貴様には特別な力を授けると約束したし、依怙贔屓は存在せぬ。勝利の結果何をしようと我が輩は一切咎めはせぬ。また確かにヒトラーは《主》に選ばれた存在だが、やつが敗北の結果貴様に殺されようと、それもまた《主》の裁定がもたらす必然に過ぎぬ」
指折り数えて説明するグレアムだが、最後に悪魔は少しだけ嫌みを口にした。
「ただし、次の転生候補が現れるまで何千年かかるか分からぬ以上、凡戦は願い下げであるぞ」
後から考えると、余計なひと言だった。その証拠に目の前の幼女は、露骨に声色と目つきを変貌させ、乱暴に吐き捨てたのだ。
「悪魔ごときが偉そうに。冷めた肉でも食らって妾の活躍を見物してなさい」
肘掛けに頬杖をついた〈鋼鉄の人〉は赤い舌を伸ばし、唇をひと舐めした。生命感の乏しいガラス細工のような瞳はグレアムを眺めまわし、異様な光を湛えている。
その光は数千万もの命をのみ込んだ混濁の輝き。悪魔の威圧的な尋問を受けた後でさえ、わずかな衰えも見られぬどころか、賢しらな理解を拒むように輝きを増している。
非凡な悪魔のひとりであるグレアムも、その光に直視されることを生理的に嫌った。
おのずと顔を背け、仮面の下から慎重に覗き見る。しかしその視線の先で、幼女の姿をまとう独裁者は天井を見上げ、ぼんやりしはじめた。一瞬目を逸らした隙に、何が起きたというのだろう。
しばらくするとカナリアのような泣き声が、その小さな唇からこぼれ出た。
「七四年間もの長きにわたり生きてきたけど、全てを失いゼロからやり直すなんて憂鬱以外の何ものでもないわ。けれど妾はこの満ち足りない気持ちのまま死にたくない。二度めの人生こそ、完全無欠の勝利で終わらせてみせる。どうか妾を迎える明日が、真夏のヴォルガ河に湧く霧のように涼しい南風で晴れ渡りますように」
孤独なつぶやきは鏡張りの部屋に反響し、どこか原風景に似た感情を辺りに漂わせる。
悪魔にすら手を焼かせるこの人の子にも、実に人間らしい心根が備わっているようだ。そんな常人には受け入れがたい真実を、グレアムはスターリンの浮かべる恍惚とした表情と、頬を伝う数滴の涙にかろうじて見てとった。
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