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第三章
隊長職拝命、そして
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けれど一周まわって、ルツィエは転生を悪くない出来事として捉えた。
もし普通の幼児のように毎日の出来事を絵日記にする習慣があったとすれば、イェーガーと過ごす師弟の時間はいきいきと描写されたことだろう。ときにひりつくような緊張感と、それにたいするご褒美のような充実感を得て、ルツィエは逞しく成長した。
もちろん、一度根を張った警戒心は心の裏面に隠し通されたが、春という芽吹きの時期を特訓につぐ特訓についやし、やがて鉄兜団に編成された鉄道敷設調査隊を率いる立場に選ばれた。
そのことを報告した日は、待ちわびたお忍びが予定されていた。同行にイェーガーを連れ、ルツィエはこっそり王統府にほど近い宮殿を抜け出した。
「行きたいところがあるの」
彼女の向かった先は王都でも指折りの人気を誇るパン屋であった。はじめてそこを訪れたとき、まだ洟垂れ小僧のルツィエが行列を乱して大目玉をくうところだったという逸話はあまりに有名で、引き継ぎしたイェーガーも小耳には挟んでいた。
やんちゃをしたら縛りあげてやろうか。
高慢に育った彼女を知ればこそ、手ぐすねひいたイェーガーだが、驚くことにそれは杞憂に終わった。
「どう、ちゃんと並べたでしょ?」
行列の最後尾に立ったルツィエは一〇〇クロナ貨幣を掌に握り締めながら、優雅なしぐさで後ろを振り向いた。
魔法の授業のときとは異なり、普段のルツィエはどこをどう見ても暗い顔をした生意気盛りの少女だ。けれどそんな少女が社会のルールに従ってみせたのには、自分の成長を認めてほしいという思いがあったに違いない。そして大人びた仮面の下に滾るような野心を隠す意図も。
「ご立派ですな、姫殿下。いつもその調子で頼みますぞ」
「当たり前じゃない」
ルツィエからすれば、自分の欠点を見通していたかのような態度。高みから見下ろされるのは不快だが、それでもどこかイェーガーが憎めない。
師匠はできるだけ対等の立場から彼女に握手を求めた。そっけなく応えるルツィエだが、もうひとりの父のような将軍が頼もしくて、仄かに暖かかった。
そして鉄道敷設調査隊の出発をいよいよ明朝に控えた日の夜、その出来事は起きた。
湯浴みを終えた彼女が寝間着に着替え、窓際の椅子に座り夜空を眺めているとき、月の光の瞬きと同時、聞き覚えのある声がしたのだ。
「ルツィエ、我が輩だ、グレアムだ」
その声は虚空より聞こえ、彼女を驚かし、いますぐ依り代になるものを用意せよと薮から棒にも無茶を言ってきた。
しかも宝飾品がよいという。指輪、イヤリング、ペンダント。質が良ければなおよいと。
「これでいいかしら?」
ルツィエが差し出したのは両親にお守りとして貰った高価なペンダント型の〈増幅器〉である。それは月明かりを反射し、星座のような光を宝石の表面に散りばめていた。
「ルビーの〈増幅器〉とはガキのくせに良いものを身につけている。とはいえ久しぶりと挨拶すべきかな、ルツィエ・スターリン・バロシュよ」
男女の区別もなく、年齢さえわからない声が愛用のペンダントから聞こえてくる。その独特な口調は彼女を過去に連れ戻し、転生の管理者である悪魔を思い起こさせた。
「九年ぶりかしら。だしぬけに何の用?」
「もうそんなに経つのか。我が輩にはつい昨日の出来事に思えるのであるが、見たところ立派に成長したようだな。それでこそ、我が輩が訪ねた甲斐があったというもの」
感情の薄っぺらいグレアムのしゃべり方だが、落ち着きのなかにわずかな興奮が感じとれた。ルツィエは訝りながら、来訪の目的を尋ねた。
「ところで妾にどんな用なの?」
「これは失敬。ついに一人前の魔導師になったと知り、罷り越したのだ。我が輩は貴様の管理者として困難があればときに助け、達成があればときに褒めるべき立場。とりわけ貴様にはいずれ〈力〉を授けると約束してあったからな。その資格の有無をこの目で確かめねばならん。しばらく常駐させて貰うぞ」
「常駐って、このペンダントに?」
「そういうことになる。なに、こっちはこっちで多忙をきわめている。必要があれば呼び出すがよい。我が輩も用事があるときしか、わざわざこの世界へ浮上することはない」
決して監視をするわけではないのだから安心しろ、とグレアムは笑いながら言った。前世で盗聴マニアだったスターリンを暗に揶揄しているようにも聞こえたが、彼女はその程度で動じるタマではない。
「考えてみれば、今夜ほど貴方と会うのにうってつけの時はないかもしれないわね。ご存知と思うけど、妾はこの世界で一流の魔導師の証であるデーシュトに認められ、鉄兜団という組織の隊長職にも選ばれた。明日はその初任務に就くわ。一人前どころの成長ではないと思うのだけど」
「ほう、それは自慢か?」
「違うわよ。ご褒美をくれるのでしょう。早くよこしないさいよ」
「フヒハハハ、そう急くでない」
じゃじゃ馬を飼い馴らすようになだめ、グレアムは詳細を説明しはじめた。
「貴様は確かに能力は十分高めたといえよう。だが魔法とは、実地で使ってはじめてその真価を発揮する。剣に喩えれば、飾りでは意味がないのだ。一度血を吸って魂を斬り伏せた状態でなければ、それは本物の剣とは呼べない。魔法も同じ理屈である。おおかた貴様の相手は、訓練用に師匠がつくり出したゴーレムとかだったのだろう」
「いいえ、師匠本人よ」
「それとて手加減をしてくれた可能性が大だ。本物の敵を倒せ。その力が本物であることを実戦で示してみせよ。その時こそ、褒美を授けるに値する」
説明の意味はよくわかった。ルツィエも馬鹿ではない。
「いいでしょう。今回の任務中に成果をあげ、貴方を納得させてあげるわ」
「うむ、よい返事だ。我がままに育ったかと思いきや、よい教育も受けたとみえる」
感心したグレアムは暗に師匠を褒めた。
「なかなか察しがいいじゃない。もしかして転生後の妾を見守っていてくれたの?」
「いや、先ほど言ったとおり監視はしていない。なぜならものになるやつは放っておいても成長するし、ゴミは自然とゴミになる。テーブルに転がしたサイコロのようなものだ。一が出るか六が出るか。貴様は六が出たから管理を続けるまでのはなしよ」
何ともドライな心構えだが、それが天界の常識的な考えなのだろう。
「人を試しておいて陰険な悪魔ね。任務について早々、びっくりするような成果をあげてみせるから覚悟しておきなさい」
***
翌日、全ての身内に別れを告げ、ルツィエは作戦部隊と合流した。
本当の敵を選べ、とイェーガーは教えてくれた。力を示せ、とグレアムは求めていた。それらをなす機会はそう多くはあるまい。自分以外のメンバーは手練揃いだが、臆しては成果を取り逃がす。
初めての実地に参加した彼女は一〇名を上まわる隊員と一緒に中央大陸を南下していった。鉄道敷設に関する調査は王都を離れるほど過酷になった。気候は厳しく、遭遇する魔獣は手強さを増した。出発から七日間が経ち、次の一週間が瞬く間に過ぎていく。
最初は勝ち気にはやり、集団行動の呼吸を読み誤ることもあったルツィエだが、辺境州に入った頃から徐々に隊員たちの輪に溶け込んでいった。なれ合うことは苦手でも、仕事で結果を出せば認めてくれる。そんな実力主義の環境も彼女には幸いした。
調査は派手さを嫌ったルツィエの指導により、拙速を避け、隊員の体調管理にも気を配りながら着実に進んでいった。
二週めも半ばに入った頃にはついに大陸の最高峰を擁するカーフクルズ山脈を越え、チェイカを操作し、〈死の森〉と呼ばれる汚染地帯を通り過ぎる。鉄道の敷設ルートを地図に書き込みながら、実直に仕事をこなす達成感を得ていたとき、ルツィエはようやく、彼女の師が説いた本当の敵なるものを目の当たりにした。
配下の隊員が放ったクラスBの〈爆縮〉魔法。その内側に崩壊していく火球から現れたのは巨大にして凶悪なウィザード・ドラゴン〈ルアーガ〉だった。
見つけた。敵であり獲物だ。
これまで出会った雑魚とは段違いの敵。心の中でルツィエは叫んだ。
――自分に狩らせてほしい!
角の形状からそのルアーガは雄であった。もしこれが雌で、しかも子連れなら、おそらく大変なことになるところだった。なにせ子連れの雌は、温厚な性格で知られる〈空飛ぶヒトデ〉でさえ凶暴に猛り狂うことで有名だった。
それは裏を返すと、鉄兜団が刺激しなければ、ルアーガは攻撃をしかけてこなかったことを意味するが、開拓地の拡大は人間と魔獣の争いの歴史だ。彼らの生活圏に踏み入れば、衝突は避けられない。
それに、とルツィエは思う。いまはこのめぐりあわせを逃す手はないだろう。
鉄兜団以外にも空域には隊商とおぼしき連中が点在していた。積極的に挑まねば、せっかく得た機会を逃してしまうだろう。戦闘の主導権をだれが握るか。答えは次の発言に掛かっていると言っても過言ではなかった。
彼女の願望は、臣従する配下に向けた声となる。
「妾がルアーガを仕留める。貴方たちは補佐しなさい」
偶然にも同じ空域に宿敵がいたことなど、このときのルツィエの眼中にはなかった。
もし普通の幼児のように毎日の出来事を絵日記にする習慣があったとすれば、イェーガーと過ごす師弟の時間はいきいきと描写されたことだろう。ときにひりつくような緊張感と、それにたいするご褒美のような充実感を得て、ルツィエは逞しく成長した。
もちろん、一度根を張った警戒心は心の裏面に隠し通されたが、春という芽吹きの時期を特訓につぐ特訓についやし、やがて鉄兜団に編成された鉄道敷設調査隊を率いる立場に選ばれた。
そのことを報告した日は、待ちわびたお忍びが予定されていた。同行にイェーガーを連れ、ルツィエはこっそり王統府にほど近い宮殿を抜け出した。
「行きたいところがあるの」
彼女の向かった先は王都でも指折りの人気を誇るパン屋であった。はじめてそこを訪れたとき、まだ洟垂れ小僧のルツィエが行列を乱して大目玉をくうところだったという逸話はあまりに有名で、引き継ぎしたイェーガーも小耳には挟んでいた。
やんちゃをしたら縛りあげてやろうか。
高慢に育った彼女を知ればこそ、手ぐすねひいたイェーガーだが、驚くことにそれは杞憂に終わった。
「どう、ちゃんと並べたでしょ?」
行列の最後尾に立ったルツィエは一〇〇クロナ貨幣を掌に握り締めながら、優雅なしぐさで後ろを振り向いた。
魔法の授業のときとは異なり、普段のルツィエはどこをどう見ても暗い顔をした生意気盛りの少女だ。けれどそんな少女が社会のルールに従ってみせたのには、自分の成長を認めてほしいという思いがあったに違いない。そして大人びた仮面の下に滾るような野心を隠す意図も。
「ご立派ですな、姫殿下。いつもその調子で頼みますぞ」
「当たり前じゃない」
ルツィエからすれば、自分の欠点を見通していたかのような態度。高みから見下ろされるのは不快だが、それでもどこかイェーガーが憎めない。
師匠はできるだけ対等の立場から彼女に握手を求めた。そっけなく応えるルツィエだが、もうひとりの父のような将軍が頼もしくて、仄かに暖かかった。
そして鉄道敷設調査隊の出発をいよいよ明朝に控えた日の夜、その出来事は起きた。
湯浴みを終えた彼女が寝間着に着替え、窓際の椅子に座り夜空を眺めているとき、月の光の瞬きと同時、聞き覚えのある声がしたのだ。
「ルツィエ、我が輩だ、グレアムだ」
その声は虚空より聞こえ、彼女を驚かし、いますぐ依り代になるものを用意せよと薮から棒にも無茶を言ってきた。
しかも宝飾品がよいという。指輪、イヤリング、ペンダント。質が良ければなおよいと。
「これでいいかしら?」
ルツィエが差し出したのは両親にお守りとして貰った高価なペンダント型の〈増幅器〉である。それは月明かりを反射し、星座のような光を宝石の表面に散りばめていた。
「ルビーの〈増幅器〉とはガキのくせに良いものを身につけている。とはいえ久しぶりと挨拶すべきかな、ルツィエ・スターリン・バロシュよ」
男女の区別もなく、年齢さえわからない声が愛用のペンダントから聞こえてくる。その独特な口調は彼女を過去に連れ戻し、転生の管理者である悪魔を思い起こさせた。
「九年ぶりかしら。だしぬけに何の用?」
「もうそんなに経つのか。我が輩にはつい昨日の出来事に思えるのであるが、見たところ立派に成長したようだな。それでこそ、我が輩が訪ねた甲斐があったというもの」
感情の薄っぺらいグレアムのしゃべり方だが、落ち着きのなかにわずかな興奮が感じとれた。ルツィエは訝りながら、来訪の目的を尋ねた。
「ところで妾にどんな用なの?」
「これは失敬。ついに一人前の魔導師になったと知り、罷り越したのだ。我が輩は貴様の管理者として困難があればときに助け、達成があればときに褒めるべき立場。とりわけ貴様にはいずれ〈力〉を授けると約束してあったからな。その資格の有無をこの目で確かめねばならん。しばらく常駐させて貰うぞ」
「常駐って、このペンダントに?」
「そういうことになる。なに、こっちはこっちで多忙をきわめている。必要があれば呼び出すがよい。我が輩も用事があるときしか、わざわざこの世界へ浮上することはない」
決して監視をするわけではないのだから安心しろ、とグレアムは笑いながら言った。前世で盗聴マニアだったスターリンを暗に揶揄しているようにも聞こえたが、彼女はその程度で動じるタマではない。
「考えてみれば、今夜ほど貴方と会うのにうってつけの時はないかもしれないわね。ご存知と思うけど、妾はこの世界で一流の魔導師の証であるデーシュトに認められ、鉄兜団という組織の隊長職にも選ばれた。明日はその初任務に就くわ。一人前どころの成長ではないと思うのだけど」
「ほう、それは自慢か?」
「違うわよ。ご褒美をくれるのでしょう。早くよこしないさいよ」
「フヒハハハ、そう急くでない」
じゃじゃ馬を飼い馴らすようになだめ、グレアムは詳細を説明しはじめた。
「貴様は確かに能力は十分高めたといえよう。だが魔法とは、実地で使ってはじめてその真価を発揮する。剣に喩えれば、飾りでは意味がないのだ。一度血を吸って魂を斬り伏せた状態でなければ、それは本物の剣とは呼べない。魔法も同じ理屈である。おおかた貴様の相手は、訓練用に師匠がつくり出したゴーレムとかだったのだろう」
「いいえ、師匠本人よ」
「それとて手加減をしてくれた可能性が大だ。本物の敵を倒せ。その力が本物であることを実戦で示してみせよ。その時こそ、褒美を授けるに値する」
説明の意味はよくわかった。ルツィエも馬鹿ではない。
「いいでしょう。今回の任務中に成果をあげ、貴方を納得させてあげるわ」
「うむ、よい返事だ。我がままに育ったかと思いきや、よい教育も受けたとみえる」
感心したグレアムは暗に師匠を褒めた。
「なかなか察しがいいじゃない。もしかして転生後の妾を見守っていてくれたの?」
「いや、先ほど言ったとおり監視はしていない。なぜならものになるやつは放っておいても成長するし、ゴミは自然とゴミになる。テーブルに転がしたサイコロのようなものだ。一が出るか六が出るか。貴様は六が出たから管理を続けるまでのはなしよ」
何ともドライな心構えだが、それが天界の常識的な考えなのだろう。
「人を試しておいて陰険な悪魔ね。任務について早々、びっくりするような成果をあげてみせるから覚悟しておきなさい」
***
翌日、全ての身内に別れを告げ、ルツィエは作戦部隊と合流した。
本当の敵を選べ、とイェーガーは教えてくれた。力を示せ、とグレアムは求めていた。それらをなす機会はそう多くはあるまい。自分以外のメンバーは手練揃いだが、臆しては成果を取り逃がす。
初めての実地に参加した彼女は一〇名を上まわる隊員と一緒に中央大陸を南下していった。鉄道敷設に関する調査は王都を離れるほど過酷になった。気候は厳しく、遭遇する魔獣は手強さを増した。出発から七日間が経ち、次の一週間が瞬く間に過ぎていく。
最初は勝ち気にはやり、集団行動の呼吸を読み誤ることもあったルツィエだが、辺境州に入った頃から徐々に隊員たちの輪に溶け込んでいった。なれ合うことは苦手でも、仕事で結果を出せば認めてくれる。そんな実力主義の環境も彼女には幸いした。
調査は派手さを嫌ったルツィエの指導により、拙速を避け、隊員の体調管理にも気を配りながら着実に進んでいった。
二週めも半ばに入った頃にはついに大陸の最高峰を擁するカーフクルズ山脈を越え、チェイカを操作し、〈死の森〉と呼ばれる汚染地帯を通り過ぎる。鉄道の敷設ルートを地図に書き込みながら、実直に仕事をこなす達成感を得ていたとき、ルツィエはようやく、彼女の師が説いた本当の敵なるものを目の当たりにした。
配下の隊員が放ったクラスBの〈爆縮〉魔法。その内側に崩壊していく火球から現れたのは巨大にして凶悪なウィザード・ドラゴン〈ルアーガ〉だった。
見つけた。敵であり獲物だ。
これまで出会った雑魚とは段違いの敵。心の中でルツィエは叫んだ。
――自分に狩らせてほしい!
角の形状からそのルアーガは雄であった。もしこれが雌で、しかも子連れなら、おそらく大変なことになるところだった。なにせ子連れの雌は、温厚な性格で知られる〈空飛ぶヒトデ〉でさえ凶暴に猛り狂うことで有名だった。
それは裏を返すと、鉄兜団が刺激しなければ、ルアーガは攻撃をしかけてこなかったことを意味するが、開拓地の拡大は人間と魔獣の争いの歴史だ。彼らの生活圏に踏み入れば、衝突は避けられない。
それに、とルツィエは思う。いまはこのめぐりあわせを逃す手はないだろう。
鉄兜団以外にも空域には隊商とおぼしき連中が点在していた。積極的に挑まねば、せっかく得た機会を逃してしまうだろう。戦闘の主導権をだれが握るか。答えは次の発言に掛かっていると言っても過言ではなかった。
彼女の願望は、臣従する配下に向けた声となる。
「妾がルアーガを仕留める。貴方たちは補佐しなさい」
偶然にも同じ空域に宿敵がいたことなど、このときのルツィエの眼中にはなかった。
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