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第六章
用語集6
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〈地名〉
・カサブランカ
イェドノタ連邦の南端、南部州の州都である港町。南方大陸に面した〈開拓〉の前線基地で、多くの冒険者たちが滞在している。現在は南方大陸でとれた鉱物資源(魔法石など)をここで出荷し、船舶によって各地に輸送している。
・北リベレツ州
王都ヴァリを含む連邦国家でもっとも栄えた区域で、燃料に相当する魔法石の量が限られていたことから、コヴィエタである鉄道はここでのみ運行している。
〈人名〉
・オットー・ヴァインベルガー
ビュクシの行政官であり、評議会の議員でもある(もちろん魔人族である)。王族への忠誠心が厚く、利権に手を汚したりしない清廉な人物。軍人ではなく文官なので、魔法の素養はないが、これ自体は珍しいことではない。
・ローゼ・ヴァインベルガー
オットーの娘で、彼の副官を務めている。目が細く、糸目が特徴。父親同様、魔法の素養はないが、行政府の金の動きに明るいため、アドルフに利用される。
〈魔法関連〉
・〈代理の杖〉
悪魔の代わりに悪魔を使役することを許す宝呪。悪魔を呼ぶ召喚魔法を唱えるときに使う。
なお宝呪とは天界の住人が与える特別なアイテムのことだが、同時にそれはセクリタナにおいて山のような金貨であっても代え難いほどのアイテムを指す。つまり天上と地上で同じ概念が通じている。
・〈空飛ぶヒトデ〉
アドルフたちがビュクシ攻略のために利用することにした魔獣のこと。空中を浮遊して移動し、海に棲むヒトデに形が酷似していることからその名がついた。魔獣としてはかなり大型の部類で、戦闘力も高い。
〈その他〉
・鉄道敷設計画
長引く不況を改善するために実施される一大公共事業。王都ヴァリとカサブランカをつなぎ、最終的には北端にある軍都まで延長する予定。
これらの移動は従来、船舶によっておこなわれていたが、飛空艇が就航していない理由は、魔獣との遭遇確率が高く、危険が大きいため。
貧困・失業対策と同時に〈開拓〉を進める意図もあるが、さらにいえば、ヒト族のスパイ事件をきっかけに復権を目論む《魔王》とその支持者を牽制するという評議会議長アラン殿下の意図も隠されている。
なお計画が日の目を見たのは、鉄道の動力を支える大量の魔法石が南方大陸で発見されたため。
・オフラーナ
イェドノタ連邦の秘密警察。聖隷教会のネットワークを利用する形で独自の情報網を有している。《魔王》の直轄機関であり、評議会の権力が及ばない組織。長官を務めているのは《魔王》の子女にあたる王族の一人。
・カサブランカ
イェドノタ連邦の南端、南部州の州都である港町。南方大陸に面した〈開拓〉の前線基地で、多くの冒険者たちが滞在している。現在は南方大陸でとれた鉱物資源(魔法石など)をここで出荷し、船舶によって各地に輸送している。
・北リベレツ州
王都ヴァリを含む連邦国家でもっとも栄えた区域で、燃料に相当する魔法石の量が限られていたことから、コヴィエタである鉄道はここでのみ運行している。
〈人名〉
・オットー・ヴァインベルガー
ビュクシの行政官であり、評議会の議員でもある(もちろん魔人族である)。王族への忠誠心が厚く、利権に手を汚したりしない清廉な人物。軍人ではなく文官なので、魔法の素養はないが、これ自体は珍しいことではない。
・ローゼ・ヴァインベルガー
オットーの娘で、彼の副官を務めている。目が細く、糸目が特徴。父親同様、魔法の素養はないが、行政府の金の動きに明るいため、アドルフに利用される。
〈魔法関連〉
・〈代理の杖〉
悪魔の代わりに悪魔を使役することを許す宝呪。悪魔を呼ぶ召喚魔法を唱えるときに使う。
なお宝呪とは天界の住人が与える特別なアイテムのことだが、同時にそれはセクリタナにおいて山のような金貨であっても代え難いほどのアイテムを指す。つまり天上と地上で同じ概念が通じている。
・〈空飛ぶヒトデ〉
アドルフたちがビュクシ攻略のために利用することにした魔獣のこと。空中を浮遊して移動し、海に棲むヒトデに形が酷似していることからその名がついた。魔獣としてはかなり大型の部類で、戦闘力も高い。
〈その他〉
・鉄道敷設計画
長引く不況を改善するために実施される一大公共事業。王都ヴァリとカサブランカをつなぎ、最終的には北端にある軍都まで延長する予定。
これらの移動は従来、船舶によっておこなわれていたが、飛空艇が就航していない理由は、魔獣との遭遇確率が高く、危険が大きいため。
貧困・失業対策と同時に〈開拓〉を進める意図もあるが、さらにいえば、ヒト族のスパイ事件をきっかけに復権を目論む《魔王》とその支持者を牽制するという評議会議長アラン殿下の意図も隠されている。
なお計画が日の目を見たのは、鉄道の動力を支える大量の魔法石が南方大陸で発見されたため。
・オフラーナ
イェドノタ連邦の秘密警察。聖隷教会のネットワークを利用する形で独自の情報網を有している。《魔王》の直轄機関であり、評議会の権力が及ばない組織。長官を務めているのは《魔王》の子女にあたる王族の一人。
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