緋黒の焔〜ヒトラー異世界戦記〜

影山ろここ

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第七章

用語集7

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〈魔法関連〉

・〈旋風〉
あらゆるクラスで使用可能な、風属性の魔法のうち、もっともポピュラーなもの。風圧で攻撃するタイプの魔法であり、全体攻撃に向いている。なお風属性の魔法の最上位版に〈台風〉というものがあるが、これはAクラス以上の魔導師にしか使えない。

・〈洪水〉
〈放水〉の上位版で、Cクラス以上の魔導師にしか使えない。魔導師のクラスによってダメージの規模が格段に変わり、またコントロールも繊細になる。リッドはCクラスだがそれでも部屋ひとつを破壊し尽くせたわけで、より上位の魔導師ではさらに大規模な破壊を起こせる。

・〈施錠〉
支援魔法のひとつで、ドアなどの仕組みに干渉し、容易に開けられなくするもの。実際に施錠したわけではないため、鍵を使っても開けることはできない。よって力づくで開けられない場合は、〈解錠〉という魔法を使わねばならない。

・〈凍結〉
〈氷結〉の上位版で、Cクラス以上の魔導師にしか使えない。単独でも高い効果を発揮できるが、集団で用いれば広いエリアを文字どおり凍土と化すことができる。〈氷結〉だと〈火焔〉魔法のような熱に弱いが、〈凍結〉はより大規模な爆発を起こさないと溶かすことができない。

・ハンニバル・バルカ
歴史上屈指の戦術家として名高く、後の最強国ローマを滅亡寸前まで追いつめたカルタゴの将軍。
その戦術でもっとも有名なのが、人類初のアルプス越えという奇策である。不可能であるがゆえにだれもその戦術を予想しなかったが、ハンニバルはそれを半数近い将兵を失いながら可能にした。
そんな彼が最終的に勝利を手に入れられなかったのは、カンネーの戦いという大勝利の後、兵站が続かないとわかっていてもローマを攻め落とす蛮勇がなかったためであり、敗北したローマ人の指導者が心を折らなかったからでもある。
それでも彼の侵略がヨーロッパ人に与えた影響は大きく、現代でも恐怖の代名詞として通じ、ホラー映画の主人公、ハンニバル・レクターの由来はこの大衆化した恐怖にある。
なお名前の「バルカ」は雷光を意味している。

〈その他〉

・ポーランド侵攻
ヒトラーは政権を握った当初、ポーランドと不可侵条約を結び、友好政策をとった。しかし英仏がドイツ宥和政策をとったことで強硬姿勢に転じ、第一次大戦の敗北で失った領土(ポーランド回廊)の奪還をめざすようになった。ヒトラーは、1939年の初頭には軍事力による解決を指示する秘密命令を下し、交渉こそ続けたが着々と侵攻準備を進め、ポーランド回廊の割譲を要求する最後通牒を突きつけた末に侵攻を開始した。

・モロトフ
本名はヴャチェスラフ・モロトフ。スターリンの片腕としてソ連外交を主導したが、建国当初からスターリン派としてトロツキーなどの政敵の排除に寄与した。スターリンを革命家時代のあだ名で呼ぶ唯一の人物で、その頑固さから独裁者となった後のスターリンにすら平然とノーを突きつける間柄だったが、第二次大戦後は関係が悪化し、スターリンの死が一年遅ければ粛清されていた可能性が高い。

・リッベントロップ
本名はヨアヒム・フォン・リッベントロップ。ヒトラー率いるナチスドイツで外務大臣を務めた政治家。モロトフとの交渉の末、独ソ不可侵条約を結んだ功績者。ナチス党幹部のなかでは新参者にあたったため、古参幹部から嫌がらせを受け、ますますナチズムの信奉者へとなりはてた。その代償としてヒトラーの寵愛を得て、大戦後処刑される直前までヒトラーへの忠誠心を見せ続けた。
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